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日本

yasuokaの日記: 文字情報基盤DBにおける人名用漢字 1

日記 by yasuoka

文字情報基盤DBで人名用漢字を検索していたところ、妙なことに気づいた。MJ010780「巫」が人名用漢字になっていないのだ。もしやと思って、MJ030124の方の「龍」を検索してみたところ、これも人名用漢字になっていなくて、代わりに間違ってMJ030123が人名用漢字になってしまっている。他にはMJ007987MJ011113MJ012371MJ013077MJ013620MJ014230MJ014511MJ016277MJ016837MJ028015なんかが人名用漢字になっておらず、法務省の戸籍統一文字との間で、見解の相違があるようだ。うーん、こういうの、誰に言えばいいのかしら。

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日記

yasuokaの日記: 表面分析法の標準化におけるQWERTY配列

日記 by yasuoka

ネットサーフィンしていたところ、吉原一紘の『標準化の軌跡』(Journal of Surface Analysis, Vol.22, No.1 (2015年7月), pp.2-10)という論文に行き当たった。表面分析法の標準化の歴史について述べた論文だが、どうやら橋本毅彦に騙されたらしい。問題の部分を引用してみよう。

タイプライターは19世紀後半にScholesにより考案された.当時のタイプライターは長いバーの先に活字 を取り付け,キーを叩いて印字するタイプであった.この方式だと連続する文字のバーが近くにあると,ぶつかり合ってうまく打てなくなる.そのため,連続する頻度の高い文字のキーはできるだけ〈離れて〉配置するようにした.これが現在,一般に使われている「QWERTY」配列である.しかし,この考え方は,作業効率という観点からは正反対で,タイピングの効率を考えれば,連続する頻度の高い文字のキーはできるだけ〈近接して〉配置すべきである.

「Scholes」がChristopher Latham Sholesのことを指しているのだとすると、この文章は全くのガセネタだ。英語において、連続する頻度が最も高い2文字はthだが、tとhはQWERTY配列で近接して配置されている。その次がerだが、やはり隣り合っている。「できるだけ〈離れて〉」などいない。

しかし,タイピストたちは慣れ親しんだ「QWERTY」配列から離れようとはせず,現在でも「QWERTY」配列が標準となっている.これは「de facto standard」と呼ばれる.

19世紀末の話ならば、確かにQWERTY配列は「de facto standard」だったろうが、現在においてはANSI INCITS 154やJIS X 6002になっているのだから、もはや「de jure standard」だろう。というか、そういう「de facto standard」が「de jure standard」になっていくスッタモンダを、『キーボード配列 QWERTYの謎』の終章に書いたのだが、表面分析研究会の方々には届かなかったのかしら…。

12930917 journal
政府

yasuokaの日記: 韓国の子の名における「贇별ちゃん法案」の影響

日記 by yasuoka

『韓国の人名用漢字は違憲か合憲か』第2回において、私(安岡孝一)は以下のように書いた。

また、漢字とハングルを交ぜた名は許されていないので、この場合、名の残りの漢字も全てハングルに置き換えられることになります。

これに対し、2016年8月19日に「家族関係の登録等に関する法律」改正案(議案番号2001709)が韓国の国会に提出されたので、そのうち、漢字とハングルを交ぜた名前が許されるようになるのではないか、という御指摘をいただいた。

正直、難しいと思う。実は「家族関係の登録等に関する法律」に対しては、もういくつもの議員提案による改正案が出されているが、本会議まで漕ぎ着けた例を、私個人はほとんど知らないのだ。子の名づけに関しては、たとえば、4年前の2012年8月23日にも、子の名を最長5文字から最長10文字に伸ばす改正案(議案番号1901285)が提出されているが、審議未了で廃案になっている。今回の「贇별ちゃん法案」に関しても、MBNなどの報道はあったものの、その後まったく音沙汰がなく、このまま廃案になる可能性が高い。

もちろん、この問題に対し、漢字とハングルを交ぜるべきだ、という人が大多数になれば、あるいは本会議まで漕ぎ着けるかもしれない。ただ、そういう動きが、現状では全く見られない以上、このまま廃案になる可能性が非常に高いと思う。

12922337 journal
プログラミング

yasuokaの日記: ふるさと納税とマイナンバー 3

日記 by yasuoka

私(安岡孝一)の2015年10月5日の日記の読者から、大島七々三の『「ふるさと納税」の足引っ張るマイナンバー制』(JBPress、2016年9月13日)を読んでほしい、との御連絡をいただいた。読んでみたのだが、マイナンバー法における問題点と、システム屋がサボってるための問題点が、ゴチャゴチャに論じられていて、よく理解できなかった。特に以下の部分。

この特例制度によって、寄付を希望する人にとって、「ふるさと納税」はさらに手軽なものになっだのだが、マイナンバー制度が施行されたことにより、ふるさと納税の申請書にマイナンバーを付記することが義務づけられたのだ。ところが、マイナンバーは電子データでやりとりすることが法令上禁止されているため、ポータルサイトがシステム化することが現状ではできないのである。

「電子データでやりとりすることが法令上禁止」って、どこに禁止されてるんだろう。その「ポータルサイト」とやらを個人番号関係事務実施者として位置付ければ、マイナンバー法の第19条第2号を通せば良くなるので、あとは「システム化」の作り込みの問題なのだけど。それがなぜ「現状ではできない」のか、正直さっぱり分からない。

それとも、マイナンバーの話じゃなくて、本人確認の話なのかしら? でも、今までちゃんと「ポータルサイト」が「ふるさと納税」を受け付けてきたのなら、本人確認もちゃんと出来てるはずなのだけど?

12919611 journal
日本

yasuokaの日記: Re: 新たに日本国籍を取得した際の氏名に使える漢字 2

日記 by yasuoka

私(安岡孝一)の2010年6月9日の日記の読者(らしき人物)から、金田麻有の『蓮舫「生まれたときから日本人」主張も本当は超法規的措置が働いていた?』(Asagei+、2016年9月10日)という記事を読んでほしい、との連絡をもらった。読んでみたのだが、人名用漢字の運用に関して調べておらず、記事として全く話にならない。たとえば、この部分。

最近の報道によると、蓮舫議員は18歳で日本国籍を取得したと主張している。だが中国など漢字文化圏からの帰化に際しては、日本名に使えない漢字の変更が義務付けられているのだが、彼女の場合はどうだったのだろうか。

「日本名に使えない漢字の変更が義務付けられている」って、それは端的には「正しい日本文字としての漢字」(現在では戸籍統一文字の範囲)にしなきゃいけないっていう話だ。少なくとも「蓮」も「舫」も戸籍統一文字に含まれてるのだけど、じゃあ、どの文字が問題なの?

蓮舫議員は帰化ではなく、届出による日本国籍の即時取得という制度を使ったのです。これは1984年の国籍法改正に伴い、母親が日本人である人を対象に3年間限定で実施された時限措置。この場合でも戸籍法の制限を受けることに変わりはないので、本来なら『蓮舫』という名前は使えないはずです。もし彼女の戸籍名が『蓮舫』なのであれば、なんらかの超法規的措置が働いたことになります

「戸籍法の制限」って、当時も今も戸籍法における漢字制限は、あくまで「子の名」(第50条)に関するものであって、つまりは出生届によって制限される。それ以外の場合の「名」については、戸籍法は一般には漢字制限をしていなくて、行政と本人の間でモメた場合には家庭裁判所の審判にしたがうことになる(第107~121条)し、モメなかった場合は戸籍に登載された時点で有効となる。「なんらかの超法規的措置」でも何でもなく、そもそも戸籍法がそう定めているのだ。

しかし蓮舫議員は、本来なら名前に使えないはずの漢字を堂々と名乗り、しかも大臣としてその名前を使っていたのだ。

馬鹿馬鹿しい。2014年12月16日の日記にも書いたように、「国籍取得者が国籍取得前に本国においてその氏名を漢字で表記するものであった場合において、相当の年齢に達しており、卒業証書、免許証、保険証書等により日本の社会に広く通用していることを証明することができる名を用いるときは、正しい日本文字としての漢字を用いるときに限り、制限外の文字を用いて差し支えない」(昭和59年11月1日民二第5500号通達)っていうのが、法務省の示す原則だ。この金田麻有とかいう記者が蓮舫を叩きたいのはわかるが、だったら人名用漢字の運用に関して、ちゃんと調べてウラを取ってから記事にすべきだろう。

12903720 journal
日記

yasuokaの日記: 韓国憲法裁判所による「戸籍法違憲」決定

日記 by yasuoka

今日付けの『韓国の人名用漢字は違憲か合憲か』(第2回)で、私(安岡孝一)は以下のように書いた。

ちなみに韓国の戸籍は、2007年12月31日をもって廃止されており、代わりに家族関係登録簿が用いられています。

さらっと一文で書いたのだが、この背後には、実は、韓国の憲法裁判所による違憲決定[事件番号2001헌가9~15・2004헌가5]がある。当該事件は、離婚した元夫の戸籍に残された子供の転籍や、戸籍における無戸主(男女平等)を、足かけ4年に渡って争ったものだが、これらの事件に対して、韓国の憲法裁判所は、戸籍における戸主制度そのものが違憲である、という判断を下した(2005年2月3日)。これにより、韓国の「戸籍法」は違憲となってしまったのだが、いきなり違憲になると大変なので、「戸籍法」が改正されるまでは憲法不合致である、という決定を下したのである。これに呼応して、韓国の国会は「民法」の改正を2005年3月2日に可決、その施行期日を2008年1月1日として、2008年1月1日までに「戸籍法」を改正することとした。

その後、韓国の国会では「戸籍法」の改正をめぐって、3つの法案が文字通り三つ巴の争いとなり、かなり泥沼化したが、結局、2007年4月27日に「家族関係の登録等に関する法律」を可決した。この法律は、各個人ごとに「家族関係登録簿」を編成し、それらの間の家族関係をいわば「双方向リンク」として相互に繋ぎあうものである。ある意味、コンピュータ時代の賜物と言える「家族関係の登録等に関する法律」は、2007年5月17日に官報告示され、2008年1月1日に施行、同時に「戸籍法」は廃止された。ただ、そこまで大きな変化だったにもかかわらず、人名用漢字に関しては変更されなかった、というのも面白い話である。

なお、このあたりの、韓国における「戸籍法」の廃止と、「家族関係の登録等に関する法律」の制定については、以下の論文が日本語で書かれていて詳しい。この日記の読者も、よければ参考にされたい。

  • 高翔龍: 韓国家族法の大改革, ジュリスト, No.1294 (2005年7月15日), pp.84-91.
  • 申榮鎬: 2005年韓国民法改正の主要内容, 戸籍時報, No.589 (2005年10月), pp.2-30.
  • 趙慶済: 2005年2月3日戸主制憲法不合致決定に関して, 立命館法学, 第302号 (2006年1月), pp.36-95.
  • 趙慶済: 韓国の新しい身分登録法, ジュリスト, No.1340 (2007年9月1日), pp.86-94.
  • 高翔龍: 韓国法における「家」制度, 大東ロージャーナル, 第5号 (2009年3月), pp.7-28.
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ネットワーク

yasuokaの日記: 番号法における「行政機関の長等」

日記 by yasuoka

『自治研究』の最新号(2016年9月号)が届いたので、ざっと読んでいたところ、金井恵里可の論文「情報提供ネットワークシステムを通じた自治体間の情報連携における自治と人権」(pp.74-95)が目に止まった。情報提供ネットワークシステムに対する金井の懸念(暴走する自治体を止めきれない)については、まあ、気持ちは分からなくもないが、番号法に対する金井の理解が不足していて、はっきり言ってワケのわからない論文になっている。特に、番号法第28条[現、第27条]に関する注6(p.91)があまりにひどかったので、この日記に晒しておくことにする。

番号法二八条二項による承認は国の行政機関個人情報保護法の対象になる行政機関の評価書に限られ、特定個人情報保護評価に関する規則(平成二六年特定個人情報保護委員会規則第一号)にも地方公共団体の評価書に対する承認の規定はなく、

そんなことはない。番号法第28条の「行政機関の長等」というのは、第2条にもある通り「行政機関の長、地方公共団体の機関、独立行政法人等、地方独立行政法人及び地方公共団体情報システム機構」を含んでいる。これは、第28条がまだ第27条だった時代から「地方公共団体」を含んでおり、したがって特定個人情報保護評価に関する規則も同様である。そこが理解できていないと、自治体の暴走に関して、あらぬ妄想を抱く結果に至りかねない。

また、番号法に第29条の3[現、第28条の3]が新設されたので、個人情報保護委員会による検査とまでは行かないものの、地方公共団体に対して報告を求めることができるようになった。なので、金井が懸念している「特定個人情報からマイナンバーをひっぺがして個人情報にしてしまう」抜け穴については、ある程度の抑止力がかかるだろうと私(安岡孝一)個人は予想している。ただ、このあたりは、もちろん情報提供ネットワークシステムの本運用が始まってみないと分からないのだが、そもそも運用開始が遅れそうなんだよなぁ…。

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バグ

yasuokaの日記: 「物理学者オズワルド」とは誰なのか 7

日記 by yasuoka

ネットサーフィンしていたところ、『【意外と古い歴史】用紙サイズ「A4とB4」の違いは?そもそもAとBって何?』(しらべぇ、2015年3月28日)という記事に行き当たった。

A判は物理学者オズワルド氏によって提案されたドイツの規格で、そのサイズを日本や各国が採用したもの。面積が1㎡の長方形をA0とし、現在では国際規格サイズとなっています。

以前、「A判の起源」にも書いたとおり、A判を考案したのはFriedrich Wilhelm Ostwaldではない、…と書きかけて、ハタと妙なことに気づいた。この記事にある「物理学者オズワルド」って誰なんだ? Ostwaldは「オストワルト触媒法」や「オストワルト表色系」で有名だけど、「オズワルド」と呼ばれることは無いし、そもそも「物理学者」というよりは「化学者」だぞ。

そう思って、「物理学者オズワルド」をgoogle検索してみたところ、出るわ、出るわ、これとかこれとかこれとかこれとかこれとかこれとか…。ただ、どれもこれも、いわゆる「コピペ臭」満載なので、ネタ元がどこかにある気がして少し探してみたのだが、私(安岡孝一)には見つけきれなかった。「物理学者オズワルド」の初出を見つけた方は、ぜひ、私までお教えいただきたい。

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アニメ・マンガ

yasuokaの日記: アニメ『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』のタイプライター

日記 by yasuoka

5月27日の日記の読者から、『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』宣伝CM冒頭のタイプライターはUnderwood Portableか、という趣旨の御質問をいただいた。違うと思う。確かにキーボードやタイプバスケットやプラテンノブ、あるいは印字アクションは「Underwood Standard Portable Typewriter」の4バンク・モデルそのものなのだが、私(安岡孝一)の見る限り、印字されている文字が違う。Underwood Portableのilはもっと幅広で、willという単語だともう少し横に長くなるはずだ。

ただ、京都アニメーションは、そんなことは百も承知で、あえて、プラテン上の文字をプロポーショナル風にしているのだろう。黒赤ではなく、あえて、黒一色のインクリボンを付けているのも、それがこの『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』の世界観なのだろう。原作もまだ途中なのだが、アニメも公開が楽しみだ。

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ハードウェアハック

yasuokaの日記: WILLCOM 03の充電ケーブル 3

日記 by yasuoka

Panasonic Let's NoteのUSBからWILLCOM 03へ充電するのに、これまではPlanex PL-AC5VX-CBLとMiyabix HAWS020SHEIの組み合わせを愛用してきたのだが、少し古くなってきたので買い換えを考えた。ところが、ざっと調べた限りでは、もうMiyabix HAWS020SHEIは手に入らないようだ。そこで、microUSBの4・5ピンがショートするような、他の組み合わせを考えてみることにした。

いくつか試した結果、Sanwa KU-RAA2AD-USB18の組み合わせで、とりあえずは充電できることがわかった。ただ、これだと信号が気になるので、あいだにSSA SUAM-KSAFを挟み、充電側に切り換えておくことで、より安心して充電できる(ように思える)。あるいは、Sanwa KU-RAA2とSSA SMCF-UAFとCRAM UMB010HLという、ちょっとアレゲな組み合わせでも充電できた。この場合も、SSA SUAM-KSAFを挟んだ方が、より安心かもしれない。

ただし、これらはあくまで、私(安岡孝一)の手持ちのLet's Note CF-RZ5で試した結果である。もうWILLCOM 03のユーザは、ほとんどいないように思えるのだが、もし、この日記の読者で充電を試した人がいたら、うまくいったかどうか、ぜひコメントに書いてほしい。

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物事のやり方は一つではない -- Perlな人

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