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1748 story

ひまわり、もう限界です! 46

ストーリー by Oliver
故郷に帰っておいで 部門より

kensama 曰く、 "朝日新聞の記事によると、前々から限界が近いと言われていた気象衛星ひまわりは、ついに引退への花道が用意される模様だ。待望の正当後継者はまだ打ち上げられないが、気象庁は米国の予備衛星「GOES」を中継ぎとしてレンタルする交渉に入るらしい。GOESをひまわりの位置まで移動させるには約3ヶ月かかるらしいので、交渉をモタモタしてると予報精度が落ちてしまうぞ。がんばれ気象庁!"

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  • これって、要はちょっと前まで後継機が遅れて、しょうがなく借りなきゃいけなくなったわけで。H2Aが上がってわーわー騒いでたけど、ここ一番にはやっぱり弱いのね。「あなたには功夫がたないわっ。」とか言われそう(謎)

  • とりあえず (スコア:2, 参考になる)

    by deleted user (953) on 2001年12月06日 17時48分 (#44373) 日記
    記事を見る限りでは、
    >03年夏には赤道上から南北に2度ずつずれる計算だ。
    >最悪の場合には送信画像が劣化し、国内外の59の民間気象会社
    >などに送っている映像に、データの空白を示す白いラインが入る
    >恐れもあるという。
    ということで、2003年(平成15年)までは使えるということなん
    でしょうか。
    ともかく、気象状況が把握できないような状態にはならないよう
    交渉を進めてほしいものですね。
    もし台風時期に気象衛星からの情報がなかったら進路予測とかが
    どうなるかが非常に不安です。
    (気象レーダーである程度は把握できるのかな?)
  • 天気予報はできないんですかね。やっぱり地球は丸いから、別の地域の情報を取ってこないと、日本の天気予報が成り立たないのかなー。
     でも、ここのDOPPLERレーダー [dwp.co.jp]を使った予報のほうがテレビのバラエティ化した天気予報より、役に立つような気がする。
    • 当日、翌日ぐらいの短期予報だとアメダスやドップラーレーダーで何とかなるかもしれませんが、長期予報(特に台風関連とか)や、西側に陸地の無い沖縄、九州西岸の天気予報には、やっぱり衛星があった方が良いでしょうね。

      いっそ太陽イケス [srad.jp]に観測機器載せて太平洋上に分散配置すると衛星いらなくなる....とか(^^;

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  • いけっ! (スコア:1, おもしろおかしい)

    by Anonymous Coward on 2001年12月06日 17時52分 (#44377)
    鉄腕アトム!!
    君の出番だ!!
  • by Pooh (4850) on 2001年12月06日 18時39分 (#44393)
    日本の政府は、「一発必中、必勝を期す」な計画が好きですよね。 あの根拠のない自信ってどこから出てくるのでしょう?
    • お金がないんじゃないでしょうか?
      太平洋戦争以来の伝統として。
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      • by slime (4698) on 2001年12月06日 23時08分 (#44456) ホームページ
        太平洋戦争以来の伝統として。
        日本の兵隊さんは、訓練の弾はなくても、事においては一発必中を要求されるのが伝統、と、自嘲気味に後藤隊長が言ってましたっけ。
        リスク管理という発想ができないのは、責任の所在があいまいで、事がおきたときでも下っ端に責任押し付けて、尻尾切りで終わらせられるから?

        そういえばy2k問題の後に、「全然問題がなかったじゃないか。y2k対策のためにいくらかかったと思っているのだ。騒いだ奴は責任をとれ。」と、ニュース解説者がテレビ朝日で言ってましたっけ(わらい
        一番騒いだのは誰じゃーーー
        対策なしで何かあったら、それこそあんた責任とれるんかーーーー
        とTVにツッコミを入れた、y2kの正月の穏やかだったことよ。

        もうあれから2年になるのか。
        年末年始もなく対策に追われた、世界中の名もなきSEさん、管理者さんたちの努力に感謝。
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      • by nekopon (1483) on 2001年12月06日 18時56分 (#44400) 日記

        お金がない→限られた予算で目一杯仕事する→えらい人が「費用対効果が上がった」という→成果は一定でいいから予算が減る→お金がない→以下ループ

        ……てな話をNHKだかどこだかでやってましたなあ。

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        • お上の仕事に資本主義の常識はありません。
          いかに少ない仕事を多く見せるか、去年と同じ見積もりを通させるかが鍵です。
          未だに戦前から同じ手法で作業してる業種なんて、うちだけじゃなかろうか。
    • by G7 (3009) on 2001年12月07日 1時13分 (#44496)
      そしてそれ(のうち成功したものだけ)を、
      ProjectXというTV番組で煽るのも、日本人はだいすきです。

      どんなに「そんな危なっかしい手段を採るなよ!」と思っても、
      「すでに成果をあげてるんだから文句いうな」という無言の圧力が
      ひしひしと伝わってきます。

      ああいうのを、権威主義っていうんだろうな。
      悲しいです。いろいろと。
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    • by Pooh (4850) on 2001年12月07日 11時44分 (#44598)
      日本って逆に一度こけると穢れ物扱いというか、再起のチャンスがないですよね。ロケットでも、キャリアでも、ベンチャー企業でも。企業の倒産でも、Chapter**も**も(忘れた)みーんな「倒産」のひとくくりだし。大手以外で民事再生法による再起ってあるのですか?
      親コメント
    • by Anonymous Coward
      政府というより国民性ではないかと. 日本の教育水準はそこそこ高いから,みんなそこそこ計画を立て ようとしますよね. そこへいくとUSなんか"Plan B"っていう言葉もあるくらい, 最初の計画が潰れたときに次はどうするか,という局面に慣れ ているんじゃないでしょうか.
      • いつまでも、ひきずっているのが 日本の国民性ではないのかな。 さっさと切り替えるのが一番なのに、前例がないとか 上の目を気にしてる。 どうしょうもなくなって、責任転換するのよね。 銀行もそう。
  • 物のありがたみは殆どの人には理解されませんからね. 無くなったことによる経済損失が具体的になれば, 日本が宇宙開発にかけて良い/かけるべき金額が明確になりますから, かえって災い転じて福となるかもしれません.

    ただ, すでに台風観測の主役であった富士山レーダーは無くなっていますから, 残りは航空機と極軌道衛星のみ. 年間数千億円程度の損失ですめば良いのですが...

    • by seldon (5637) on 2001年12月07日 0時29分 (#44477)
      無くなったことによる経済損失が具体的になれば
      関係各所の努力で何とかしてしまうと「なんだ、結局無くても良かったんぢゃん」という結論が得られてしまう虞も...(^^;
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    • おぼろげな記憶によると他にも
      延命してる衛星があった気がします。
      通信衛星なんかでは一度引退したのを
      またひっぱってきて使ったこともあったような。
      だから、本当にアメリカにも断られて
      「宇宙からの気象データが全然無い!」
      って状況にならんと懲りないと思いますよ。

      しかし、衛星は飛ばないわ、カミオカは壊れるわで、
      泣ける話ばっかりですね。>某科学技術立国
      --
      Kiyotan
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      • そういえば、

        おぼろげな記憶によると他にも
        延命してる衛星があった気がします。
        通信衛星なんかでは一度引退したのを
        またひっぱってきて使ったこともあったような。
        で思い出したんですけど、笹本祐一の「星のパイロット」で民間の会社が、静止軌道上の人工衛星に燃料を入れて延命処置をするミッションの話があったような気がします。

        NASA なんかでは、スペースシャトルでハッブルの燃料を入れ替えたり光学系の調整したりってことやってますけど、そういうのって頼めないんでしょうかねぇ?
        #まぁ今からじゃぁ、スペースシャトルはスケジュールが混んでるし無理なんだろうけど。

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        • by hatano (124) on 2001年12月07日 2時38分 (#44520)
          もしスケジュールが空いていたとしても、シャトルって静止軌道まであがれるんでしたっけ?
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          • 追記:

            日本のSFU(Space Flyer Unit) [isas.ac.jp]を回収したというミッションはあったようです。

            もしスケジュールが空いていたとしても、シャトルって静止軌道まであがれるんでしたっけ?
            調べきれなかったのですが、大きめのブースターをかませば静止軌道(36000km)まで載せられなくはないと思いますが、静止軌道に突入するためには数倍の燃料が必要らしいので、基本的に低軌道(200~1000km)を回ることを前提に作られたスペースシャトルでは(コスト・技術面などで)現実的ではないです(^^;;。失礼しました。

            スペースシャトルから、静止軌道に人工衛星を載せたミッションはたくさんあるみたいですけどね(^^;

            親コメント
            • 自動修理機能をそなえた<ロボット>を
              周回軌道の衛星から投入するアイデアもあるのでは?

                  人間を投入するのは危険だから<やらずにすむ>
              のなら、現実味がある。
              • 自動修理機能をそなえた<ロボット>を 周回軌道の衛星から投入するアイデアもあるのでは?
                むしろ、空中給油機ならぬ燃料補給衛星があるといいかも。
                衛星自体の機能は正しく動いてるのに燃料無くなったって事多いし、故障修理となると症状によってやらなきゃいけない作業が多岐に渡って、どれでもこなせるぐらいのロボット作るぐらいなら、もう一度打ち上げなおした方が安く上がるかもしれない。
                宇宙空間で燃料を補給できるという前提があれば、打ち上げ時に積載する燃料が少なくて済むので、その重量分他の機器を搭載する事もできるor機能は同じでも軽くなるので打ち上げコストが下がる(=失敗した時のコスト面でのダメージが少ない)
                燃料補給衛星自体は、静止軌道とスペースシャトルなどが飛べる低軌道の間を回るようにしておけば、スペースシャトルを使って燃料の注ぎ足しもできるし。

                って実はもう計画されてたりする?>誰か

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              • NASDAの技術試験衛星7型 おりひめ、ひこぼし
                http://oss1.tksc.nasda.go.jp/ets-7/

                ロボット実験衛星です

                ・衛星同士のランデブドッキング
                ・ロボットアームでの浮遊物(別の衛星)の把持
                ・燃料の補給実験
                ・タスクボード操作(トラス構造の組み立て等)
    • いよいよ天気予報も有料の時代になるのか…。

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にわかな奴ほど語りたがる -- あるハッカー

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