レコード会社に著作権濫用の疑い 4
ストーリー by Oliver
銀板製造会社保護権 部門より
銀板製造会社保護権 部門より
brake-handle曰く、"CNET Japanの報道によると、アメリカの連邦裁判官Marilyn Hall Patelが大手レコード会社に対し、著作権濫用の疑いがあるとして調査を行うことを明らかにした。これは、大手レコード会社がInternet上での楽曲流通のために設立した合弁企業「ミュージックネット」が、競合する楽曲流通企業「プレスプレイ」とNapsterの間の契約を妨害したことに対するものである。Patel裁判官は昨年10月にこの件に関して反トラスト法違反の疑いがあるとしている。今回の動きは、レコード会社に対して反トラスト法違反以外に別の違法性を立証することを狙いとしている。
これで慌てたのがレコード会社側。自らの違法性が確定すれば、Napsterに対する訴訟は間違いなく無効となる。何としても賠償金をとりたいのか、発表の翌日にはNapsterに対する審理を1ヶ月間停止し、和解の席につくと言い出した。RIAAはNapsterの支払能力を和解の理由としているが、こんな立ち回りは見苦しい限り。"
恐れていることは (スコア:1)
著作権濫用=著作権消失 (スコア:0)
著作権を必要以上に濫用すると、権利を消失しますので。
Re:著作権濫用=著作権消失 (スコア:1)
少なくとも、日本法制には「著作権の消滅」規定はなかったと思われます。
これが布石になってくれるといいのだが (スコア:1)
今までの状況が異常すぎたのです。
それを考えると、これが著作権をめぐる状況が正常になる布石になってくれるといいのですが…もちろん、日本にも波及してほしい。