次世代型無人宇宙実験システム(USERS)もうすぐ帰還 27
ストーリー by Oliver
母なる地上へ 部門より
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yosuke 曰く、 "経済産業省は、H-IIA 3号機で打ち上げられた次世代型無人宇宙実験システム(USERS)の帰還と回収について、5/26に行うことを発表しました。USERSは5/16に位相回帰軌道に移行されており、既に回収船も出発しています。
USERSは、微小重力下での高温超伝導材料の結晶成長実験と、民生技術・部品の軌道上での検証を目的としていました。個人的には、材料実験にはあまり期待していないのですが、民生技術・部品の検証については、帰還・回収されることは大きな意味を持つと思います。なんにせよ、回収がうまくいくといいですね。"
技術振興目的なら (スコア:2, 興味深い)
目的ならぜひまいど1号 [srad.jp]にも支援をして欲しいです。
#にしてもこれ [usef.or.jp]の文言を見ると、なんかガガガを連想しちゃったり…。
And now for something completely different...
もうそんな時期だったか… (スコア:1)
更にソレを民生部品でドコまでやれるか、楽しみです。
#ッてもまあ、民生品の質が低いってコトもないのでそんなに心配するまでもないのですが。
##それでも、実際にやって実績を積めたことは非常に有意義ですね。
で、USERSを使った実験って、このあとは何か予定されているんでしょうか?
今回の結果にもよるのでしょうが、コレって民間や海外からの受託による事業化とかも目指しているんですかね?
#当方、宇宙機や打ち上げシステムそのものには興味はあっても、その周辺のことをほとんど気にしないヘタレモノなり(笑)
-+- 想像力を超え「創造力」をも凌駕する、それが『妄想力』!! -+-
Re:もうそんな時期だったか… (スコア:2, 興味深い)
けど、集積度が上がるにつれ民生でも放射線耐性が要求されるようになるとかいう話 [isas.ac.jp]もあるようで、将来が楽しみです。
Re:もうそんな時期だったか… (スコア:2, 興味深い)
自動車の場合は熱と言っても大気による放熱、対流がある事を前提とした「高温環境」しか想定していませんし、振動も常時(長時間に渡って)ある程度の振動に晒される事が前提ですので、ロケット発射時にガーンとバカでかいGがかかるようなのとは、左斜め上45度ぐらい方向性が違うような気がします。
まぁ、それらを全く考慮していないようなものよりはうんとマシでしょうが。
>集積度が上がるにつれ民生でも放射線耐性が要求されるようになるとかいう話もあるようで
こちらはかなり桁の違う話のような・・・
そこで使われる技術は流用可能でしょうけど、製品となったモノ自体はあまり流用できそうにないカモ
Re:もうそんな時期だったか… (スコア:1)
車体にどのように配置するかにも依りますけど、 事故が起きても動いてなきゃいけないよな装置
(シートベルトプリテンショナーやエアバッグのコントロールユニットなど)
はロケット発射に耐え得る程度のG耐性を持ってるのではないでしょうか?Re:もうそんな時期だったか… (スコア:0)
今はどうか知らないが、10年ぐらい前のやつは火薬使ってましたね。
破壊的なGが加わる前に、導
発射時のG? (スコア:1)
ロケット発射の時のGって、そんなに高いんですかねぇ?
この辺り [ednjapan.com]を見ると、自動車の部品でも場合によっては10Gくらいは平気でかかるみたいなんですが(でなきゃ30Gまで対応の部品が開発される訳がないと思う)。
# ただし、振動加速度ですけど。
それに、ロケットエンジンが燃焼時に振動しないということはないと思うんで、その辺りも車と同等以上の能力が求められると思います。
まぁ、まるっきり違う方を向いている訳ではないけど、要求されるハードルの高さは段違い、てなところではないかと。
Re:もうそんな時期だったか… (スコア:2, 参考になる)
他にも民生品で(ほとんど)要求されていない条件としては, 高真空どぶ漬けで動作させるってこともありますね. 何でも普通では考えられないような低電圧で絶縁破壊が起こるので, 初期の衛星の開発では苦労したとか聞いたことがあります.
Re:もうそんな時期だったか… (スコア:0)
可動部があると油が蒸発して、、って話も聞いたことがあります
Re:もうそんな時期だったか… (スコア:2, 参考になる)
真空中での軸受などの潤滑には例えばグラファイト系の固体潤滑材や磁性流体 [sigma-hc.co.jp]を使ったりしていますね.
ちなみに最近ハードディスクで使われている流体軸受にも, この磁性流体が使われているそうです. 昔はディスク表面への影響があるため軸受けとしての性能が良くても液体の潤滑材が使えなかったのですが, こんな方法で流体軸受を実現しているとは私も調べるまで知りませんでした.
Re:もうそんな時期だったか… (スコア:0)
つっても、民生品におけるそれはあくまでも地上における放射線耐性でしかないと思う。
Re:もうそんな時期だったか… (スコア:1)
USERSで回収されるのは、材料実験を行った電気炉の載っているREMのみであり、民生技術・部品の検証を行っているSEMの方は軌道上に残されたままでした。
というわけで、
>>民生技術・部品の検証については、帰還・回収されることは大きな意味を持つと思います。
というのは、思いっきり的外れな意見でした。
#REMにも民生品が少しは載っているのかもしれませんが。
> で、USERSを使った実験って、このあとは何か予定されているんでしょうか?
そのSEMは、打ち上げ時の予定では、あと1年半ほど軌道上での運用を続けるつもりだったようです。どちらにせよUSERSは2004年度までのプロジェクトのようですが。
また、USERSに限らなければ、USEFではもう少し民生転用に絞ったプロジェクトであるSERVIS [usef.or.jp]の1号機を今年度中に上げるはずです。
いずれも、現在のところではどうなっているのかはわかりませんが。
#などと相変わらず深く調べずにコメントしてみたり。
なんだぁ・・・ (スコア:0)
スペースシップが宇宙空間で回収して戻ってくるのかとおもつたよ。
若潮丸っての見てガクシ!
しかし、日本で打ち上げる有人宇宙船の名前は、xxx丸にして欲しいなとか突然おもったりした。
Re:なんだぁ・・・ (スコア:1)
お気持ちは分かりますが、今回のは実験機材・成果(?)を無人で行って来いさせるのがキモですからね。
スペースシャトルやISSの様な大仰、かつ、人が介在するしかないシステムでなく、小規模、かつ、実験そのものは機械化・無人化出来るのだけども、十分な期間微少重力下におかなくてはならないような事例に対応出来るシステムを、というのが狙いで、その実験の結果の方が自分から降りてくるってのが燃えどころです。
#燃えちゃマズいか?
まずは無事な帰還を願いましょう。
>日本で打ち上げる有人宇宙船の名前は、xxx丸にして欲しいなとか
私は○○号とかでも良いです。
#轟天号とか(笑)
-+- 想像力を超え「創造力」をも凌駕する、それが『妄想力』!! -+-
提案済み。 (スコア:1)
そいえば「ふじ [nasda.go.jp]」って名前に決める前、名前どうしようかと言ってた頃に提案したんですが、そんな自転車のような名前は駄目だと野田さんが……
Re:提案済み。 (スコア:1)
Re:提案済み。 (スコア:1)
ところで、「自転車のような」とはあ~るのアレのことでしょうか?
アレの更に元になった方の轟天号までいけば、三次元機動可能なとんでもない船までたどり着けるのですけどねぇ…
そういえば、ふじって「ふじ号」とかって呼んじゃダメなんスかね?
いや、何となく…
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Re:提案済み。 (スコア:1)
「トライXで万全!」な人です。ハイ。
Re:提案済み。 (スコア:0)
ふじ丸でもいいような気が…
Re:提案済み。 (スコア:0)
「ふじ5号」とか。
# だからなんだ>漏
Re:なんだぁ・・・ (スコア:1)
翔鯨丸…(ぉ
And now for something completely different...
遭難しそうなんです (スコア:0)
Re:これで極東情勢がうごきますね (スコア:0)
Re:これでICBMができる (スコア:0)
OREXで実証できたんじゃないの?
Re:これでICBMができる (スコア:0)
ISASのM-Vや途中で放棄されたJ-1は固体だけど、あまり目を掛けて
貰えてないようで残念(いや、ICBMにしたいわけじゃないけれど)。