Robert L. Forward博士死去 16
ストーリー by Oliver
新たなる世界へ 部門より
新たなる世界へ 部門より
yosuke 曰く、 "重力波に関する研究のパイオニアの一人であり、高度宇宙推進の第一人者であり、SF作家でもあったRobert L. Forward博士が、2002年9月21日に脳腫瘍のため亡くなりました。享年70歳。
/.Jを読んでいる人の中には、氏のノンフィクションの代表作の一つである「SFはどこまで実現するか」(FUTURE MAGIC)を読まれた方も多いかと思います。しかし、氏自身はこの本の中で描いた"未来の魔法"のほとんどを見ないまま逝ってしまうこととなってしまいました。ただただ残念です。氏の描いた未来が、一つでも多く近いうちに実現することを願います。"
超能力 (スコア:2, 興味深い)
元長恐るべし(笑)。
著作を挙げていこう (スコア:1)
大好きでした…
うじゃうじゃ
Re:著作を挙げていこう (スコア:1)
チーラもので、もう一冊くらい書いて欲しかったかも。
Re:著作を挙げていこう (スコア:1)
レーザー推進やテザー、はては特異点を飼い慣らした時間旅行など、
SFにおけるテクノロジーの未来が一番輝いていた時期に、その牽引力となったお方ですよね。
最近はこの手の壮大な話が少ないような気が。
Re:著作を挙げていこう (スコア:1)
スタートレック・ヴォイジャーにも似たような設定 [usskyushu.com]の話があったなー。ネクストジェネレーションにもあったような。
Re:著作を挙げていこう (スコア:0)
作品を残してくれました。
あと10冊くらいは書いてほしかったなあ。
Re:著作を挙げていこう (スコア:0)
の TIMEMASTER、木星の生物の話など、訳されてないのは結構あります。
翻訳されていた山高昭さんもちょっと前に亡くなってしまった のだったような。
(記憶違いだったら失礼)
フォワー
Re:著作を挙げていこう (スコア:1)
しかし緻密な考証に基づいたハードSFの本流として常に念頭に有った存在です。
ご冥福をお祈りします。
##そろそろホーガンとベアの新作が読みたい
〜後悔先に立たず・後悔役に立たず・後悔後を絶たず〜
ロシュ限界を超えて (スコア:1)
もっとも、まだ未訳の作品があるようですから、英語で小説を楽しむことができないヘタレな私としては、それらが早く翻訳されることを切に希望する次第ですが…。
(『ロシュワールド』続編とか読みたいなぁ)
# 最近、海外SFの翻訳ペースがひどく遅いですよね。
# 読みたい作品はいっぱいあるのに…。
ところで、私は『ロシュワールド』の後書きに書かれていた、チャールズ・シェフィールド氏版双子惑星の話 [asahi-net.or.jp]がずっと気にかかってます。
これってどんなお話だったのかな?
Re:ロシュ限界を超えて (スコア:1, 参考になる)
> チャールズ・シェフィールド氏版双子惑星の話が
> ずっと気にかかってます。
> これってどんなお話だったのかな?
http://www.sff.net/people/sheffield/bio/bio006.htm
のページの一番下に書いてありますが、
SUMMERTIDE
がそれです。
Re:ロシュ限界を超えて (スコア:1, 参考になる)
SUMMERTIDE の概要は以下に。
http://www.sff.net/people/sheffield/books/converg1/pro.htm
Re:ロシュ限界を超えて (スコア:0)
だって、文学的なひねりが少なく、ほとんど学術論文ですから(笑)
理系の方なら、普段読み慣れたペーパーののりで意外とハイペースで読めることに驚かれるはず。
Re:ロシュ限界を超えて (スコア:1)
中身がさっぱりわからなくても(笑)、どこかで見たような図版や最後の参考文献リスト(特に4!)だけでも眺める価値があります。
「SFはどこまで実現するか」持っています (スコア:1)
とにかく、アイディアの宝庫みたいな作品を描くお方だったので、好きだったんですが、もう亡くなってしまわれたんですねぇ....
ここ数年、有名作家が結構亡くなっているんで、寂しいですね
(_ _)ZZZZzzzzz...... I'm sleepy
フォワードを継ぐ者? (スコア:1)
フォワードと言えば何と言っても「竜の卵」ですね。中性子星の描写や探査機の設定など、純粋なハードSFとしての面白さもさることながら、ラストではまさにSFならではの忘れがたい高揚感を味あわせてもらいました。
「竜の卵」はよく「80年代版『重力の使命』(クレメント)」だと言われますが、同じようにバクスターの「フラックス」は「90年代版『竜の卵』」だと言われますね。フォワードを読んでいるような人はバクスターも読んでいるような気もしますが、もし未読の人がいたらお勧めしておきます。バクスターの作品には、スケールの大きなハードSFという他にも、いまいち作中に色気が足りないという共通点もあります……。^^;
# バクスターは「フラックス」の前に「虚空のリング」とか読んでた方が分かりやすい気もしますが。一応独立して読めるはず……。
ぱくスター (Re:フォワードを継ぐ者?) (スコア:2, 興味深い)
>われますが、同じようにバクス ターの「フラックス」は「90年代
>版『竜の卵』」だと言われますね。フォワードを読んでいるよう
『竜の卵』、『重力の使命』はオールタイムベストの傑作ですが、
『フラックス』はどうでもいい忘れられた作品でしょう。「90年代
版『竜の卵』」だなんてのは、単なる宣伝文句では?
# だいいち、どちらかというと、ニーヴンの『インテグラルツリー』
# の方が近いし。
>な人はバクスターも読んでいるような気もしますが、もし未読の人
>がいたらお勧めしておき ます。バクスターの作品には、スケールの
>大きなハードSFという他にも、いまいち作中に色 気が足りないとい
>う共通点もあります……。^^;
バクスターの特徴というのは、本来スケールが大きいはずのものを、
人間サイズまで縮小してしまうところにあると思うのですが。あと
肉の塊へのフェティッシュな偏愛、そしてパクリ。数多くのパクリ。
よくある「人間の意識を宇宙規模に拡大」の逆で、「宇宙を人間
の意識規模に縮小」をやっているわけで、それなりに貴重な特徴を
もつ作家だと思うのだけど、その側面がまるで無視されているのが
残念。
ま、要するに、バクスターは、まったく正統派とは言えない、
クセのある、特徴的、個性的な作風を持つ人のだから、「フォ
ワードを継ぐ者」などという風に呼称して、ケイレツの中に
組み込まないでほしいな思うものなり。
IN EARTH AND SKIE AND SEA STRANGE THYNGES THER BE.