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さくらインターネットのデータセンター、リアルに炎上してサーバダウン」記事へのコメント

  • by Anonymous Coward
    データセンターなら電源は絶対問題ないと言われていた都市伝説が・・・

    自動終了できない機器とかがかなりヤバイことになってるのではないでしょうか?
    • by Anonymous Coward
      最近の消火設備なら、不活性ガスが噴出して延焼は免れるけど
      排気されるまで人間が入れない(窒息する)ので復旧に時間が
      かかるのかも。
      • by Anonymous Coward on 2008年12月19日 19時18分 (#1476905)
        ついでに便乗させてもらうと、ガス消火設備の特徴は
        • 非常にクリーンである(水分や毒の粉をまき散らさない
        • 早期に消化(というか酸化の抑制)が可能
        • 設備が高く、扱いに正しい知識が必要(何でもかんでもぶっかけりゃ良いってものではない)
        • 設置基準が厳しい
        という特徴があり、データセンター(含む図書館)や、クリーンルーム等も含む、汚損による損害が非常に懸念されるところや、駐車場や燃料など非常に燃えやすいものを扱う場所で多く使用されれます。

        で、それにも二種類あり
        • ハロンガス消火設備
        • 二酸化炭素消火設備
        の二種類があります。実はこれは微妙に扱いが異なります。
        ハロン式の特徴は
        • 基本的に人体に無害
        • 臭いがあり、温度が高いとすごく臭い。
        • 温度が常温であるため、冷却作用はないが、結露もない。冷却効果がほぼないため、酸素が流入すると、再燃の可能性が高い。
        • オゾン層を破壊する物質であるため(広い意味でフロンの仲間)現在製造はほとんど行われていない。(厳密には規制対象ではないが、作ってないらしい)
        二酸化炭素式の特徴は
        • 人体に有害。
        • 無味無臭
        • 噴射温度が低いため、冷却効果があり、比較的再燃の可能性を抑える
        • 入手が非常に簡単。(産業廃棄物)そのため、新規設備はこちらの方が多い?らしい
        という感じで、結構違います。

        ということで、ガス施設の場合は、元AC氏の指摘の通りガスの排気の他、ガスは燃焼を止めるだけなので、再燃の可能性高く、普通の水等で消した場合に比べて検証を慎重にしなければならないため、実際には鎮火宣言が出されるのが長かったりして、復旧には時間がかかる傾向があります。

        ただまぁ、水をぶっかけるとか、粉をぶっかけるとかするよりは早いのでしょうが……。

        #書いたはいいものの、おふとぴ気味なのでAC
        親コメント
        • by Anonymous Coward on 2008年12月19日 19時41分 (#1476916)
          データセンターは精密機器類の電気火災を想定してると思うので
          ハロンガス、窒素ガス、アルゴナイトあたりが主流だと思いますよ。
          親コメント
        • by eureca (13651) on 2008年12月19日 20時14分 (#1476931) 日記
          どことはいいませんが、自分が見学したデータセンターは、火災反応があると、
          ドアが全部閉まって、窒素が天井から噴出して満たされるという説明でしたよ。

          閉じ込められた人は「窒素が、窒素が!!!」
          といいながら息絶えるんだろうなーなんて想像してましたが。
          親コメント
          • by Anonymous Coward on 2008年12月20日 9時30分 (#1477130)
            窒素消火の場合、酸素濃度13%を目安にしており生命に(あまり)影響はないです
            酸素濃度10%以下になると危険になりますが、そこまでリッチな施主を見たことがありません

             イナージェンやハロンも同様です。CO2がやばいのは酸素濃度以上に、CO2の毒性による
            ものだったかと思います。確か濃度4%超えるとやばいのに、消火必要濃度が4%以上だったよ
            うな・・・

             とはいえ、採用してる消火システムって表に出ないし気にもされないから同じ認識されてるん
            ですよね。
            親コメント
            • by Anonymous Coward
              >とはいえ、採用してる消火システムって表に出ないし気にもされないから同じ認識されてるんですよね。

              以前その手の設備(CO2)を使ってたところは大っぴらに注意表示が有りましたし、
              押せば開く脱出用のドアも装備されてました。(でかい消化扉の一区画に普通のドアが有る)
          • by Anonymous Coward
            ふつーは、放送設備でカウントダウンが入る。
            後、緊急停止ボタンも有るので、酸欠で死亡はあり得んと思う
            • by i_i (22332) on 2008年12月20日 1時27分 (#1477077) 日記
              某所のデータセンターで作業をしていた時にちょうど消防設備の点検に遭遇したのですが、
              ラックの間で作業をしている時には、サーバ群の轟音で避難放送が全然聞き取れませんでした。あれじゃ死にます。

              #本番のときはラックへの電源供給を断つから問題ないのかな?
              親コメント
            • by Anonymous Coward
              >ふつーは、放送設備でカウントダウンが入る。
              >後、緊急停止ボタンも有るので、酸欠で死亡はあり得んと思う
              完璧にうろ覚えで間違いかもしれないけれど、

              「深夜一人で残業していて帰ろうとした女性が、(立体?)駐車場の出口が閉まって
              いるので開けようとして誤って緊急消火装置のスイッチを押し、そのまま酸欠で死亡
              した。この時はそこにあることさえ知らないままに作動させて、完全にパニックに
              なってしまったらしい。」

              みたいな事故を20年~30年前に聞いたような気がする。
              ぐぐってみても片鱗さえ見つからないので記憶違いかもしれない。

              たとえ本当でも、およそあり得ないような例外中の例外的事件であるのは同意。
              • by meta (7332) on 2008年12月20日 4時22分 (#1477101) 日記
                特命リサーチ200Xだったかで見た覚えがあります。

                女性はシャッターのすぐそばに倒れたため、シャッターの下の隙間から
                わずかに呼吸でき奇跡的に助かったものの、(助けを呼んで?)駆けつけた警備員は
                シャッターから遠い出入口付近で酸欠で倒れたため助からなかった。

                という話だったような。同じくうろ覚えですが。
                親コメント
              • by Anonymous Coward
                私も記憶にあります。
                立体ではなく地下駐車場で、停電か操作ミスか何かで真っ暗になり、手探りで押したスイッチが消化設備だったという話だったと思います。
                metaさんがコメントされている件とはおそらく別で、女性はお亡くなりになりました。
        • ハロン式の特徴は (中略) オゾン層を破壊する物質であるため(広い意味でフロンの仲間)現在製造はほとんど行われていない。(厳密には規制対象ではないが、作ってないらしい)
          これ自体が都市伝説じゃん……。ハロン消火剤そのものの製造はもはや行われていませんが、ハロン消火設備は今でも新設されています。というか、回収・貯蔵しているハロンが余っているため、必要な用途についてはむしろ積極的に利用してほしいようです。関連: 「クリティカルユース(必要不可欠用途)におけるリサイクル ハロン活用ガイド」の送付及び活用について [fdma.go.jp] (消防庁, H15.12.05)
          親コメント
        • > 二酸化炭素式の特徴は
          > * 噴射温度が低いため、冷却効果があり、比較的再燃の可能性を抑える


          火災にCO2とは!温暖化しちゃうじゃないですか!
          --
          [udon]
          親コメント
        • by Anonymous Coward
          窒素ガス消火設備も忘れないで下さい。
        • by Anonymous Coward
          >データセンター(含む図書館)や、クリーンルーム等も含む、汚損による損害が非常に懸念されるところや、駐車場や燃料など非常に燃えやすいものを扱う場所で多く使用されれます。
          うちの学校、「端末室」(名前はただの名残です)がハロンでしたが。
          …どこが「汚損による損害が非常に懸念される」のかと!
          おいてあるのは、ただのディスクレスパソコンでした。

          ご丁寧に、専用の換気扇ユニットがどっかに保管されてて、それをはめる窓がありました。アナウンスが入ると自動的にハロンガスが噴射されますので逃げてねって書いてありました。
          • by wildcard (416) on 2008年12月20日 16時28分 (#1477321)
            >うちの学校、「端末室」(名前はただの名残です)がハロンでしたが。
            >…どこが「汚損による損害が非常に懸念される」のかと!
            >おいてあるのは、ただのディスクレスパソコンでした。

            80年代以前のメインフレーム・ベクトル計算機時代には
            周辺入出力装置としてのミニコンや、ラインプリンター、オープンリールテープドライブなどが
            おいてあった部屋なのでしょう。
            今では不要になったので模様替えをしてタダのPC部屋になっている、と。
            私の母校もそうでした。計算機センターの古参の技官に聞くといいですよ。
            親コメント

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