「「取材」なら不正アクセスも許される？ PC遠隔操作事件絡みで不正アクセスした複数の記者、書類送検へ」記事へのコメント

これって、書類送検したことにのみ意味があったりして

[Anonymous Coward]

「当該メールサーバにアクセスしたのは容疑者だけです。あとは一部報道機関がアクセスしましたが、取材行為だという裏はとってあります。不正アクセスにあたるので、適切に処置済みです。それ以外、アクセスした人はいません」

Re:これって、書類送検したことにのみ意味があったりして

[Anonymous Coward]

つい最近知りましたが、
「送検」には、「警察が捜査したものが(ある程度)終わった」、ということ以上の意味はありません。
捜査したら、必ず送致しなければいけないのです。

http://bylines.news.yahoo.co.jp/yanaihitofumi/20130623-00025898/ [yahoo.co.jp]
>（引用中、「佐藤」は佐藤博史弁護士、「木谷」は木谷明弁護士。敬称略）。

佐藤「捜査を遂げた場合は、警察はかならず検察官に送致しなければならないんですよ」
記者「あ…」
佐藤「それで検察官が起訴・不起訴を決めるので。一般的には書類送検っていうのは逮捕・勾留ができない事件ですよ。だからメッセージとしては、その事件については検察官が不起訴処分で終わってもらっても構いませんっていうメッセージだと、我々理解しているわけです。…（略）…」

Re:

[Anonymous Coward]

一番の問題は、「警察は彼等に対してマトモな取調をしたか？」だと思う。

全PC、関連しそうな全ての書類を押収したり、
記者たちの身柄を拘束し自白強要したり、

そういったことを一切やってないんじゃねと。
＃特権階級っすなあ。

Re:

[Anonymous Coward]

重要な事実が捜査されていない、というようなことが判決で批判されることもあるので、本件だけで事件の評価をしているのではなく、K被告の裁判も睨んだものである可能性はありそうですね。

通常の不正アクセス事件で考えると、利用者か事業者が警察に申し出るものですが、本件は利用者（遠隔操作真犯人）が申し出るはずはなく、事業者も、利用者が許可したのかどうか判断できず、不正アクセスだと判断できないはず。
そうなると、警察が事件化を主導したとしか考えられない。

とはいえ、これまでの報道の限りでは、メールサーバーへのアクセス記録は、K被告の犯人性を示すものにはならなそう。