パスワードを忘れた? アカウント作成
この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。

IAEA、福島の原発事故による明確ながん増加はない見通し」記事へのコメント

  • by CowardDuck (25674) on 2015年09月04日 6時33分 (#2876363)

    > 増加を識別できる可能性が低い

    増加を識別できないのは統計学的な手法での差異の識別精度に
    限界があるから。

    これは差異がないということも識別できないということを
    意味している。

    • by Anonymous Coward on 2015年09月04日 9時50分 (#2876468)

      統計に限界があるのは当然ですが,
      この話は統計の限界というより統計の価値にフォーカスする話

      識別できる可能性は低い == 「有意な(意味のある・誤差ではない)増加はない」

      という結論が気に食わないのであれば,
      それはデータ自体を客観的に見ていなくて
      「増加があるはず(もしくは,ないはず)」,という
      予断を持ってみているということでしょう

      親コメント
    • IAEAの報告は集団レベルのことであって,個人レベルの事象は別のレベル。

      今回の報告は,福島事故によってガン発生率の統計学的な差違が生じない可能性を指摘しただけで,
      事故の影響でガンが発生しないとは言っていないことに留意すべきだと思う。

      # 研究室の実験に比べて,コントロールが効かないから疫学的な因果関係を統計から導くのは難しいんだよな。
      # 公害問題の時ですら,数10年かかったし,責任者が死んでいなくなる頃には実態が明らかになるかもしれません。
      # 史料は捨てられてしまうかな。

      • by Anonymous Coward

        公害問題の時は、当時の通産省が公害関連規制は企業をコントロールする新たな手段に使えるという発見をした事によって解決に向かったという面もある。

        原発の方も当事者達にその手の利益がないのであれば、原発なくならないかぎり実態は明らかにならないんじゃないかな。

Stay hungry, Stay foolish. -- Steven Paul Jobs

処理中...