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太陽光発電や風力発電による発電コスト、火力発電の発電コストを下回る?」記事へのコメント

  • 「相対的にどちらが安い」だけで選ぶ利用者を誘導したいなら、誘導したい方の発電量を増やしていけば自ずとそうなる、と。
    誘導したい方向に利用者を啓蒙する必要がないってのは良いですね。

    • Re: (スコア:5, 参考になる)

      by Anonymous Coward

      火力発電だって、一定出力で運転したほうが燃料効率がいいのだ、自然エネルギーの発電量の乱高下の調整で燃料が無駄になっている分、火力発電のコストが高くなっているのだ。確かに維持コストは発電量で変わらないだろうが、燃料はそうではないから、調整コストを火力発電側がコストとして支払っているわけで、そこも考慮する必要がある。

      ちなみに日本国内で大規模自然エネルギー発電のネックになっている問題の一つに、自然エネルギーの発電量の乱高下の調整のために数時間分程度の蓄電を義務付けている場合があるそうだ。もっとも、太陽光なら、宅地数軒分ぐらいの規模ならそん

      • by Anonymous Coward

        逆でしょう。
        火力燃料の無駄は火力で補うべき消費分の上限ピークが小さいほどに少なくなる。
        消費量の上限ピークは日照量のもっとも多い昼あたりにくるのだから、太陽光が増えれば増えるほど昼間の消費ピークを相殺し、火力で補うべきピークを抑えることができる。
        もちろん年間ピークが小さくなれば設備そのものも減らすことができる。

        太陽光憎しの方々は昼夜の変動を強く問題にするが、需要自体が昼夜で大きく変動するのだから、発電設備は発電量一定なことが重要という主張は的外れに近い。
        蓄電義務付けは見掛け上、太陽光の"発電コスト”を下げたくない姑息な政策にしか見え

        • 屋根太陽光のオーナーですが、確実な予測が可能な昼夜の変動より予測困難な天候による変動のほうが始末に負えない感じです。

          風力発電所の近くにもよく行きますが、日本メーカーも頑張ってますよ。ただ、風況が温和な太平洋側はいいんですが、エネルギーのある風が吹き続ける冬の日本海側は地獄過ぎて大変みたいです。一過性で確度の高い予報が出る台風ならフェザリングして退避できても、強風+着雪+雷が連続して襲うというのはなかなか。

          地熱発電の開発が進まないのが経産省のせいだと思っているようでは、そしてその理由が分からないようでは、勉強して出直してきた方がいいのではないかと思います。環境省は「他」に含まれるなんて見苦しい言い逃れはせずに。

          地熱発電を阻んでいるのは、国立公園と温泉です。

          --
          Jubilee
          親コメント
          • by Anonymous Coward
            違います。
            一度エネルギー源を失った地熱発電所は新築移転しないと能力を回復できない、そしていつ失われるかは予想できないが(比較的短期間に)確実に熱源は失なわれるという、地熱発電の根本的な欠陥によるものです。
            水力含む自然エネルギーは無尽蔵ですし、火力は燃料を補給し続ければ永久に稼動できます。原子力でさえ、困難ですが同じ場所で建て直すことも可能でしょう(今の法規制ではできないかな)。あらゆる発電方法の中で地熱だけは出力落ちた発電所を復活させる手段がありません。

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