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このストーリーを見ている人の多くは管楽器を使っていないので大丈夫だと考えているかもしれませんが、エアコンの内部も似たような雑菌・カビだらけの状態になっているかもしれません。汚染空気を部屋中に巻き散らかし、肺に取り込むことになるので、管楽器同様肺炎のリスクがあります。
知人・親戚の家に行ったときの経験からすると、エアコンについている内部クリーン機能(冷房後の自動送風もしくは暖房)を無効にしていたり、就寝時に切タイマーで冷房を切っていたりと(大半の機種で切タイマー時は内部クリーン機能が動作しない)、危険な使い方をしている人が割と多い気がします。そのうえ、分解掃除(フィルター掃除ではなく、アルミフィンやドレンパンを含めた洗浄)をやったことがないとかで、カビくさいエアコンを使 い続けている人までいます。
エアコンは冷房機能使用時に内部の熱交換器(アルミフィン)が結露してびしょ濡れになっており、そのまま電源を切ると長時間濡れっぱなしでなかなか乾きません。エアコンの冷房機能使用後は、送風を3時間程度してから電源を切るか、暖房を1時間程度(こっちの方が熱で多少殺菌できるのでより効果的)してから電源を切るのが望ましいです。
個人的な検証結果によると、冷房終了時に毎回暖房を1時間程度していれば、内部洗浄後3~4年間はかび臭いエアコン(体感)になりません。
一方、就寝時にタイマーで切って結露したまま放置するような使い方をしていると、内部洗浄後に1~2年でかび臭い状態になりました。
就寝時にはつけっぱなしにしておいて、外出時などに暖房1~2時間切タイマーセット(もしくは内部クリーン機能)を動作させるような使い方にすると良いでしょう。
エアコンの内部清掃を業者に頼むコストをケチって、カビだらけの汚染された空気を肺に取り込むことは、将来の医療コストを高める結果につながるので、余計に不経済だと思います。
この類のもので, 大規模かつ有名なものとしては在郷軍人病(レジオネラ) [wikipedia.org]が挙げられますね.
在郷軍人病の場合はビルの冷却塔で増殖した細菌が, エアロゾルの形で噴霧・感染したわけですが.
>暖房を1時間程度(こっちの方が熱で多少殺菌できるのでより効果的)本当?100℃以上になるならともかく、40℃程度とかだとかえって雑菌繁殖しそう。
100℃以上になるならともかく、40℃程度とかだとかえって雑菌繁殖しそう。
ご指摘ありがとうございます。
冷媒の温度を調べてみたところ、ダイキンのサイト [daikin.co.jp] では、冷媒の温度の一例として、冷房時10℃・暖房時80℃を挙げています(勿論、温度は条件によって異なります)。
カビの生えやすい熱交換器(アルミフィン)の部分の温度については、アルミは熱伝導率が高いので、熱交換器の温度はシロッコファンが回転していない状態ならば冷媒の温度に比較的近くなると思いますが、実際にはシロッコファンの回転により冷媒の温度より低い空気(部屋の空気)が流れるので、80℃よりだいぶ低くなるはずです。
実際に、暖房にして室内機の熱交換器に触れてみたところ(寒冷地仕様ではない一般的なダイキンのルームエアコン)、一瞬触っただけで火傷するような温度ではなかったですが、長く触っていると火傷しそうな温度だったので、40℃までは低くなく、50℃ぐらいはありそうです。
この温度は「かえって雑菌繁殖」するほど低いわけではありませんが、カビや雑菌の繁殖を抑えられる程度の効果しかなく、「熱で多少殺菌できる」というのは言い過ぎでした、すみません。#3070661 さんの「湿気を乾かす目的」という表現の方が適切でした。
熱で殺菌、というよりも本体にのこった湿気を乾かす目的で温風を掛けているのかも知れません。富士通なんかはそういう機能 [fujitsu-general.com]が付いてるみたいですね
いまだ簡単に洗える構造になっていないエアコンに、メーカーと清掃業者との癒着の構造ががが。# 私の心も要洗浄
新品購入時、標準装備のフィルタだけでなく、100円ショップにあるフィルタを上から掛け、1ヶ月毎に交換、OFF時はかならすクリーン運転を心がけたところ、2年はカビの気配がありませんでした。が、3年目、一旦カビが生え始めると残念な状況に。
カビの繁殖には湿度・温度・栄養が必要で、フィルタを強化すれば栄養が絶たれると思ったのですがカビ強い。
# 風呂場のカビには50℃のお湯で90秒# http://www9.nhk.or.jp/gatten/articles/20160615/ [nhk.or.jp]
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皆さんもソースを読むときに、行と行の間を読むような気持ちで見てほしい -- あるハッカー
エアコン(冷房時)も内部を結露させたまま電源を切ると危険 (スコア:5, 参考になる)
このストーリーを見ている人の多くは管楽器を使っていないので大丈夫だと考えているかもしれませんが、エアコンの内部も似たような雑菌・カビだらけの状態になっているかもしれません。汚染空気を部屋中に巻き散らかし、肺に取り込むことになるので、管楽器同様肺炎のリスクがあります。
知人・親戚の家に行ったときの経験からすると、エアコンについている内部クリーン機能(冷房後の自動送風もしくは暖房)を無効にしていたり、就寝時に切タイマーで冷房を切っていたりと(大半の機種で切タイマー時は内部クリーン機能が動作しない)、危険な使い方をしている人が割と多い気がします。そのうえ、分解掃除(フィルター掃除ではなく、アルミフィンやドレンパンを含めた洗浄)をやったことがないとかで、カビくさいエアコンを使 い続けている人までいます。
エアコンは冷房機能使用時に内部の熱交換器(アルミフィン)が結露してびしょ濡れになっており、そのまま電源を切ると長時間濡れっぱなしでなかなか乾きません。エアコンの冷房機能使用後は、送風を3時間程度してから電源を切るか、暖房を1時間程度(こっちの方が熱で多少殺菌できるのでより効果的)してから電源を切るのが望ましいです。
個人的な検証結果によると、冷房終了時に毎回暖房を1時間程度していれば、内部洗浄後3~4年間はかび臭いエアコン(体感)になりません。
一方、就寝時にタイマーで切って結露したまま放置するような使い方をしていると、内部洗浄後に1~2年でかび臭い状態になりました。
就寝時にはつけっぱなしにしておいて、外出時などに暖房1~2時間切タイマーセット(もしくは内部クリーン機能)を動作させるような使い方にすると良いでしょう。
エアコンの内部清掃を業者に頼むコストをケチって、カビだらけの汚染された空気を肺に取り込むことは、将来の医療コストを高める結果につながるので、余計に不経済だと思います。
Re:エアコン(冷房時)も内部を結露させたまま電源を切ると危険 (スコア:2)
この類のもので, 大規模かつ有名なものとしては在郷軍人病(レジオネラ) [wikipedia.org]が挙げられますね.
在郷軍人病の場合はビルの冷却塔で増殖した細菌が, エアロゾルの形で噴霧・感染したわけですが.
Re: (スコア:0)
>暖房を1時間程度(こっちの方が熱で多少殺菌できるのでより効果的)
本当?
100℃以上になるならともかく、40℃程度とかだとかえって雑菌繁殖しそう。
Re:エアコン(冷房時)も内部を結露させたまま電源を切ると危険 (スコア:3)
ご指摘ありがとうございます。
冷媒の温度を調べてみたところ、ダイキンのサイト [daikin.co.jp] では、冷媒の温度の一例として、冷房時10℃・暖房時80℃を挙げています(勿論、温度は条件によって異なります)。
カビの生えやすい熱交換器(アルミフィン)の部分の温度については、アルミは熱伝導率が高いので、熱交換器の温度はシロッコファンが回転していない状態ならば冷媒の温度に比較的近くなると思いますが、実際にはシロッコファンの回転により冷媒の温度より低い空気(部屋の空気)が流れるので、80℃よりだいぶ低くなるはずです。
実際に、暖房にして室内機の熱交換器に触れてみたところ(寒冷地仕様ではない一般的なダイキンのルームエアコン)、一瞬触っただけで火傷するような温度ではなかったですが、長く触っていると火傷しそうな温度だったので、40℃までは低くなく、50℃ぐらいはありそうです。
この温度は「かえって雑菌繁殖」するほど低いわけではありませんが、カビや雑菌の繁殖を抑えられる程度の効果しかなく、「熱で多少殺菌できる」というのは言い過ぎでした、すみません。#3070661 さんの「湿気を乾かす目的」という表現の方が適切でした。
Re: (スコア:0)
熱で殺菌、というよりも本体にのこった湿気を乾かす目的で温風を掛けているのかも知れません。
富士通なんかはそういう機能 [fujitsu-general.com]が付いてるみたいですね
Re: (スコア:0)
いまだ簡単に洗える構造になっていないエアコンに、メーカーと清掃業者との癒着の構造ががが。
# 私の心も要洗浄
Re: (スコア:0)
新品購入時、標準装備のフィルタだけでなく、100円ショップにあるフィルタを上から掛け、
1ヶ月毎に交換、OFF時はかならすクリーン運転を心がけたところ、2年はカビの気配がありませんでした。
が、3年目、一旦カビが生え始めると残念な状況に。
カビの繁殖には湿度・温度・栄養が必要で、フィルタを強化すれば栄養が絶たれると思ったのですが
カビ強い。
# 風呂場のカビには50℃のお湯で90秒
# http://www9.nhk.or.jp/gatten/articles/20160615/ [nhk.or.jp]