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日々是ハック也 -- あるハードコアバイナリアン
会議の素性 (スコア:3, 興味深い)
私のところにも、(情報科学研究者でもないのに)この国際会議でセッションを組織しないか、というProf. Nagib Callaos なる人物からのメールがSPAMのように何度も来ました。金儲けが目的で組織される、学問的には権威のない学会ではないかと推測していたのですが、件の自動生成ページにも、あからさまにそう書いてありますね。その「化けの皮を剥がす」のが、このいたずらの大きな目的のようです。
主催者は金を儲ける、出席者は国際会議のセッションを組織した、ということで業績に箔をつけられる、ということで、共存共栄の仕組みになっているのかも知れません。
この組織委員に入っている日本人もずいぶんいるようですが、きちんとした方々なのでしょうか?
以下、プログラム委員の方のうち、Japan の方のリスト。
Abe, Akinori (Japan)
Akira, Tanaka (Japan)
Ebisuzaki, Toshikazu (Japan)
Fujita, Hamido (Japan)
Fukumi, Minoru (Japan)
Guo, Qinglian (Japan)
Hamid, Issam A. (Japan)
Hideo, Fujimoto (Japan)
Kamijo, Shunsuke (Japan)
Kawai, Shigeru (Japan)
Koide, Seiji (Japan)
Masaki, Murakami (Japan)
Murai, Tetsuya (Japan)
Nakashima, Hideyuki (Japan)
Ninomija, Satoki (Japan)
Nishio, Satoru (Japan)
Nobesawa, Shiho (Japan)
Ohsawa, Yukio (Japan)
Ohta, Toshizumi (Japan)
Ohyama, Yasuhiro (Japan)
Oka, Ryuichi (Japan)
Sakata, Toshio (Japan)
Shinonaga, Hideyuki (Japan)
Sommerer, Christa (Japan)
Suzuki, Naoki (Japan)
Tetsuya, Murai (Japan)
Ueda, Toshihisa (Japan)
Ueda, Mitsuyoshi (Japan)
Watanabe, Tomio (Japan)
Yamaguchi, Yoko (Japan)
Kato, Shuichi (Japan)
Venkataramanan (Japan)
以下は、招待セッションを組織されている方々。
Kato, Shuichi (Japan)
Venkataramanan (Japan)
Terasawa, Mituo (Japan)
Matsushima, Norio (Japan)
Horimoto, Katsuhisa (Japan)
Habib, Zulfiqar (Japan)
Kato, Takashi (Japan)
Matsushima, Norio (Japan)
Re:会議の素性 (スコア:2, 参考になる)
ラム委員に名前のある者ですが..(放置しておくといつまでも名前が残るようです。
多分私が死んでも、言わなきゃ名前は載り続けると思う。)
参加した当時は、大きな学会が適当に依頼をしてくるのは無い事ではないので、
面識のある内外の立派な研究グループに声をかけ、それなりのセッションを組織
できる論文を集めました。
10数人のセッションで、そのなかではまともな討論ができ、結果的にそのセッショ
ンでの発表は、自分のも含めて多くが後日査読付き欧文誌に採録されているちゃん
とした論文です。
実際に行ってみたところ、国際会議らしいレベルのセッションは少数らしく(騙さ
れた人のグループ以外は皆無?)、一般の投稿セッションでもせいぜい日本でいう
ところの修論の中間発表みたいな発表が並ぶ学会の(誰でも発表できる)全国大会
のような程度みたいに認識しまして、2回行ってやめました。
査読は形式的にはあります。一般のサブミッションは2ページのアブストラクトを
主催者があまり考えずに(それこそランダムに?)査読者に送りつけてるようです
ので、実質的には機能しません。回収率も低いと思う。無査読の大会と同等です。
招待セッションの場合は、どの程度の査読をするかはセッションを組織した人に
まかされます。主催者は何もしません。どんな電波な発表でも通そうと思えば通り
ますし、フルペーパの複数査読をして程度の高い論文だけ通そうと思えばそれも
可能です。
そんなレベルの高いセッションをここでやる意味がないので、やる人がいなくなっ
て、どんどん程度が落ちて、よけいspam勧誘がひどくなっているのでは。
それから、ちょっとオフトピですけど、国内の社団法人指定のある学会の
大会の場合は、電波な発表でも「落とせない」と言われています。
というか、社団法人の学会は査読をしないで会員なら誰でも発表できる
場を年に一回持つ義務があると聴いています。(少なくとも以前はそうだった)
大会の組織委員とかを引き受けると、たまにこれで悩まされることもありますし、
これで楽しめることもあります。
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Re:会議の素性 (スコア:1)
最初うけとったときは、本気で相手が勘違いしたと思って、「思いっきり分野違いですよ」メールを返したのに...
#ちゃんとそれに対するお返事メールもやってきました
その後送信者のアドレスを次々変えてやってきたメールが計3通(+最初の1通)。
全部差出人の名前はProf. Nagibでした。
こんなことなら、最初に返事なんて出すんじゃなかった...
Re:会議の素性 (スコア:1)
みんな同じところからかと思って読み返してみたら一応違った。
参加を呼びかけてるようなんだけど、一体どのセッションで話せと?
って感じ。(情報工学とかそーゆーのは関係ないんですが、
なぜかそんな感じの国際会議ばっかり。)
最近、多かったのは、
International Conference on Information Systems
Analysis and Synthesis
とかゆーやつです。
何かしら儲かる仕組みがあるんですかねぇ?
Kiyotan
Re:会議の素性 (スコア:1)
また、ホテルからのリベートもあるかも知れません。
SPAMにうまうまと乗せられて、"Invited Session" を主催すれば、さらに特別料金が必要かもしれません。
まあ、国際会議を運営する業者が存在するのだから、儲かるのは間違いないと思います。
Re:会議の素性 (スコア:1)
各招待セッションで査読し,審査結果と採択論文を会議のプログラム委員長に送るシステムなので,質の低いセッションと高いセッションがあるのが当然です.
これを皆さんはレベルが高いとか低いとかという基準でものを言いますが,私は,SCIのシステムは学術上の貢献が極めて高いと思います.その貢献のために,その玉石混交を敢えて狙って作られた会議だと理解しています.
いわゆる採択されにくい会議というのは従来の評価尺度に固定して点数の高い論文を通してきました.そのため,新しい発想の研究の発表がされにくくなるのは以前から問題になっていたことです.
そこで普通は,始動したばかりの研究はワークショップで採択を甘くして自由な発想の論文で発表してもらうようにしていたわけですが,あえてカンファレンスという形にし,査読も分散化させ各セッションに任せるようにした会議の一つがここで話題になっているSCIです.これによって,少なくとも下記のメリットは出ていると思います.
・各セッションが自由な査読基準で選んだ発表を受け入れることができるので,トピックによっては非常に建設的な議論になっている.
・ワークショップではなくフル日程で自由なセッションを続けられる上,ワークショップという名では渡航の難しい中国などからも参加できる.
私としては,皆さんがこの会議のレベルを低いと言っているという事実が,この会議の成功を意味しているように思います.要は「思考はもっと自由だから,既成の物差しで弾かれた人もここに集まれ!」という趣旨だと思っていますので.
Re:会議の素性 (スコア:0)
ぜんぜんちゃんとしてないでしょ。
そこそこの国際会議ならほとんどをカバーしてるDBLP [uni-trier.de]にも出てないし、CiteSeerのEstimated Impact Ratings [psu.edu](ちょっと古いけど)にも載ってない。
Re:会議の素性 (スコア:0)
坂田師匠がいるんだから、大丈夫でしょう。
Re:会議の素性 (スコア:0)
明らかに日本人じゃない名前"Hamid, Issam", "Sommerer, Christa", "Venkataramanan" はあるし,
PCもランダム生成なんじゃないの?
"Ninomija, Satoki" はやはり二宮なのだろうな.
少しは調べてから投稿したら? (スコア:1)
国内の研究者がすべて日本人だとでも?
挙げられている三件は、すべて国内の研究者と合致する名前のようですよ。(検索したらすぐ出てきた)
わしの面識のある研究者の名前もあります。どういう経緯で名前が出ているのかは知りませんが。
Re:少しは調べてから投稿したら? (スコア:1)
その方は、査読つき欧文学術誌に研究論文を発表していらっしゃる方でしょうか?
その会議に関わる理由はなぜなのでしょうね。
ふつうはどういう理由で関わるものですか? (スコア:1)
はい、たとえばNatureでも発表しておられます。
どうして関わっておられるのかは知りません。
というか、わしは学術の世界にいないのでよく知らないのですが、
ふつうはどういう経緯で名前を連ねるものなんですか?
Re:ふつうはどういう理由で関わるものですか? (スコア:1)
Re:少しは調べてから投稿したら? (スコア:0)
推測だけど、過去にこの会議で発表して評価された人に声かけてるとか。
この会議ってセッション毎にBest Paper Awardとか乱発してるみたいだし(w
Re:少しは調べてから投稿したら? (スコア:1)
だけど、賞を乱発するということは、やはり、業績をでっち上げたい二流研究者がお得意様ということですかね。
Re:少しは調べてから投稿したら? (スコア:0)
過去に参加したことあるけど、プロジェクターが足りてないんだよね(w
今回に関しても査読者が足りないから査読者やってくれとメールが来たし。学生の俺に(w
参加者!!! (スコア:0, フレームのもと)
- そもそも、この会議を選んで最初に参加した理由は?
- 発表する人しか来ない、というのは本当でしょうか?
- 各セッション何人ずつぐらい参加しているのでしょう?
- "Invited Session"を自分で組織するときは、余計に費用がかかりますか?
- 各セッションに、オーガナイザー近辺の内輪の人以外も参加しているのでしょうか?(たとえば、日本人が組織したセッション
Re:参加者!!! (スコア:1, 参考になる)
- そもそも、この会議を選んで最初に参加した理由は?
SARSが発生して他の会議がキャンセルになった。時期が適当な会議なので選んだ。悪気は無かった。今では反省している。
- 発表する人しか来ない、というのは本当でしょうか?
おそらく。
- 各セッション何人ずつぐらい参加しているのでしょう?
5~7人位だったかな?
- "Invited Session"を自分で組織するときは、余計に費用がかかりますか?
知らない。
- 各セッションに、オーガナイザー近辺の内輪の人以外も参加しているのでしょうか?(たとえば、日本人が組織したセッションに、外国の一流研究者が参加しているか)
それは当然。
- 発表の水準は高いのでしょうか?
まだ学生だからそういった評価はできない。けど低そう。
- 賞は、納得のいく方法で選出されているのでしょうか?
たぶんセッションオーガナイザが個人的に選んでる。
- 中心人物の Nagib Callos教授ってどんな人?
しらない。
- 会議そのものは、プロフェッショナルに運営されているのですか?
わからない。
- それで、査読は引き受けたのですか?(自動生成された論文だったので、結果を返さなかったとか)
無理なんで断りました。
Re:会議の素性 (スコア:0)
国籍じゃなくて所属なので日本の大学に勤めていれば(Japan)になります.ググればそれぽい人見つかります.
Re:会議の素性 (スコア:0)
Re:会議の素性 (スコア:0)
国際会議に参加した経験が少ないので比較対象が
あまりないのですが、どこといって変わったところのない
普通の国際会議だと思います。
日本国内でも出せば通る会議がザラにありますね。
それのアメリカ国内版だと言えば察しはつくのでは
ないでしょうか。
毎年夏にフロリダ州オーランドで開催し