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人生の大半の問題はスルー力で解決する -- スルー力研究専門家
会議の素性 (スコア:3, 興味深い)
私のところにも、(情報科学研究者でもないのに)この国際会議でセッションを組織しないか、というProf. Nagib Callaos なる人物からのメールがSPAMのように何度も来ました。金儲けが目的で組織される、学問的には権威のない学会ではないかと推測していたのですが、件の自動生成ページにも、あからさまにそう書いてありますね。その「化けの皮を剥がす」のが、このいたずらの大きな目的のようです。
主催者は金を儲ける、出席者は国際会
Re:会議の素性 (スコア:2, 参考になる)
ラム委員に名前のある者ですが..(放置しておくといつまでも名前が残るようです。
多分私が死んでも、言わなきゃ名前は載り続けると思う。)
参加した当時は、大きな学会が適当に依頼をしてくるのは無い事ではないので、
面識のある内外の立派な研究グループに声をかけ、それなりのセッションを組織
できる論文を集めました。
10数人のセッションで、そのなかではまともな討論ができ、結果的にそのセッショ
ンでの発表は、自分のも含めて多くが後日査読付き欧文誌に採録されているちゃん
とした論文です。
実際に行ってみたところ、国際会議らしいレベルのセッションは少数らしく(騙さ
れた人のグループ以外は皆無?)、一般の投稿セッションでもせいぜい日本でいう
ところの修論の中間発表みたいな発表が並ぶ学会の(誰でも発表できる)全国大会
のような程度みたいに認識しまして、2回行ってやめました。
査読は形式的にはあります。一般のサブミッションは2ページのアブストラクトを
主催者があまり考えずに(それこそランダムに?)査読者に送りつけてるようです
ので、実質的には機能しません。回収率も低いと思う。無査読の大会と同等です。
招待セッションの場合は、どの程度の査読をするかはセッションを組織した人に
まかされます。主催者は何もしません。どんな電波な発表でも通そうと思えば通り
ますし、フルペーパの複数査読をして程度の高い論文だけ通そうと思えばそれも
可能です。
そんなレベルの高いセッションをここでやる意味がないので、やる人がいなくなっ
て、どんどん程度が落ちて、よけいspam勧誘がひどくなっているのでは。
それから、ちょっとオフトピですけど、国内の社団法人指定のある学会の
大会の場合は、電波な発表でも「落とせない」と言われています。
というか、社団法人の学会は査読をしないで会員なら誰でも発表できる
場を年に一回持つ義務があると聴いています。(少なくとも以前はそうだった)
大会の組織委員とかを引き受けると、たまにこれで悩まされることもありますし、
これで楽しめることもあります。
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