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犯人はmoriwaka -- Anonymous Coward
会議の素性 (スコア:3, 興味深い)
私のところにも、(情報科学研究者でもないのに)この国際会議でセッションを組織しないか、というProf. Nagib Callaos なる人物からのメールがSPAMのように何度も来ました。金儲けが目的で組織される、学問的には権威のない学会ではないかと推測していたのですが、件の自動生成ページにも、あからさまにそう書いてありますね。その「化けの皮を剥がす」のが、このいたずらの大きな目的のようです。
主催者は金を儲ける、出席者は国際会
Re:会議の素性 (スコア:1)
各招待セッションで査読し,審査結果と採択論文を会議のプログラム委員長に送るシステムなので,質の低いセッションと高いセッションがあるのが当然です.
これを皆さんはレベルが高いとか低いとかという基準でものを言いますが,私は,SCIのシステムは学術上の貢献が極めて高いと思います.その貢献のために,その玉石混交を敢えて狙って作られた会議だと理解しています.
いわゆる採択されにくい会議というのは従来の評価尺度に固定して点数の高い論文を通してきました.そのため,新しい発想の研究の発表がされにくくなるのは以前から問題になっていたことです.
そこで普通は,始動したばかりの研究はワークショップで採択を甘くして自由な発想の論文で発表してもらうようにしていたわけですが,あえてカンファレンスという形にし,査読も分散化させ各セッションに任せるようにした会議の一つがここで話題になっているSCIです.これによって,少なくとも下記のメリットは出ていると思います.
・各セッションが自由な査読基準で選んだ発表を受け入れることができるので,トピックによっては非常に建設的な議論になっている.
・ワークショップではなくフル日程で自由なセッションを続けられる上,ワークショップという名では渡航の難しい中国などからも参加できる.
私としては,皆さんがこの会議のレベルを低いと言っているという事実が,この会議の成功を意味しているように思います.要は「思考はもっと自由だから,既成の物差しで弾かれた人もここに集まれ!」という趣旨だと思っていますので.