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アレゲは一日にしてならず -- アレゲ研究家
何この値段 (スコア:1, 興味深い)
安っ!! 特許は金になるんじゃないのかよ。まあ、もともとクロスライセンス契約を結んでいたというし、販売差し止めが裁判の目的なんだろうけど。
っていうか、同じ値段で、東芝が同様の製品を出してくれれば、影響は(ry
Re:何この値段 (スコア:4, すばらしい洞察)
判決から考えると、東芝は研究開発費をかけて製品を開発
したのに、Hynixはそれ相応の費用を出さずに製品化した
わけです。
そりゃ、Hynixのほうが安いのは当然で、東芝は輸入・販売を
差し止めたくなるのは当然なわけで、その東芝に
「同じ値段で出せ (特許侵害の製品に価格をあわせろ)」
というのは、あまりにも失礼というものだとおもうのですよ。
Re:何この値段 (スコア:1, すばらしい洞察)
この点については同意。
ただ、研究開発こそ美徳と信じてやっていくのであれば、
その企業はそれ相応の覚悟が必要かと。
マイケル・デルが、「研究費なんかに一銭もかけるつもりはない」と豪語して
十数年がたちましたが、未だデルは潰れてないし。
(当時、他のメーカは PC に「研究開発」が必要と本気で信じていた)
コモディティ化があっという間に進む今となっては、「研究開発」指向企業は、
全力疾走で新技術を開発し続けることができ、かつ小回りの効く少数精鋭組織
でないとやっていけないのでは。
その辺り実際のところどうなんでしょう>R&D の現場にいらっしゃる方々。
#ある意味、マイケル・デルこそ korean 経営手法を最初に具現化した
#ひとかもしれないね。
閾値は 0 で
Re:何この値段 (スコア:1)
> #ひとかもしれないね。
いくらなんでも、マイケル・デル氏にあまりに失礼な評価ではないかと思うのですが
Re:何この値段 (スコア:3, すばらしい洞察)
なるほど、言われてみればちょっと違うのかもしれません。
デルの成功は「PC メーカ = 単なる組み立て屋」の定式を早くから見抜いて、
さっさと(最初から?)技術から手を引き、SCM やら何やらその他諸々に
集中投資した成果だと思います。
一方かの国では、DRAM や FPD なんて材料と機械があれば出来るじゃん、
と割り切って設備投資に集中した、すなわちどちらかといえば素材産業を
目指したように見えます。
ただ、いずれにせよ、この辺の単純割り切り思考が、割り切れない企業との
利益率の差になって現れているのではないでしょうか。
(ちょっと飛躍しすぎかもしれませんが)
すなわち、研究開発は金にならん、将来のことなぞ考える暇があったら、
今日の日銭を稼ぐところにもっと金回せやゴルァという感じ。
閾値は 0 で
Re:何この値段 (スコア:2, 参考になる)
ところが、件の係争は研究の成果に金を払わないところから始まっている。
なんでこの二つが同一視できるのでしょう?
Re:何この値段 (スコア:1)
ごめんなさい、デルと、この件におけるハイニクスを比べたわけではなかったのです。
言葉足らずでした。
デルと韓国経営手法、どちらの割り切り方もある意味「見事」だなぁ、
と思ったのと、研究開発が本当に企業を救うのだろうかと、ふと感じたので、
ちょっと思うところを書いてみたのです。
まぁ、「見事」の意味は幅広いですから、そのへんはうまく解釈してくださいな。
閾値は 0 で
Re:惜しい (スコア:0)
「単に研究の成果」と言ってしまうと、下にあるような「日本だって基礎研究に金払ってない」という、
特許というシステムを無視した、学術一般の公開技術まで同一視する奴が出てきてしまうので、
単に「社会のルールが守れないアウトロー企業」と言うべき。
東芝が突然サブマリン特許を持ち出してきて、それを拒絶したなら心情はまだ理解できる。
だが、すでに公然と特許と認められている技術で、今までクロスライセンスしてきてる技術。
その存在を知らないはずがないものを、一方的に俺ルールで支払いを拒絶するというのは、
どう考えてもまともな企業のやる事じゃない。
2年間家賃払ったんだから、3年目は必要ないだろと踏み倒してるようなもの。
技術の評価が云々、技術のただ乗り云々とか持ち出すまでも無い話。
ハイニックスは無銭飲食を行いました、DELLは無銭飲食はしていません、それだけの話。
Re:何この値段 (スコア:1, 参考になる)
百歩譲って、割り切りの判断は一緒と考えても内容は全然別。
どんな意味でも「マイケル・デルこそ korean 経営手法を最初に具現化した」
事にはなりません。
>研究開発が本当に企業を救うのだろうかと
特許侵害が、企業にダメージを与えないという前提に立てば救いませんね。
先進国では通用しない考えです。
第一、DELLは量産技術や在庫管理、オンライン店舗の拡充の方向で研究開発を行っている [atmarkit.co.jp]企業であって、
技術というよりも流通に革新をもたらして市場を制した企業です。
技術系企業の研究開発が企業を救うのだろうか、という問いにDELLを持ち出すのは不適切。
>「見事」の意味は幅広いですから、そのへんはうまく解釈してくださいな。
「見事」の幅を広くとっても、DELLが特許侵害に基づく割り切りをしてない以上、
まったく共通点が無く比較するのがおかしい事には変わりありませんけどね。
Re:何この値段 (スコア:1)
黙殺されるのがオチかなと思っていましたが、
前向きに議論される方がいて安心しました。
>>研究開発が本当に企業を救うのだろうかと
>特許侵害が、企業にダメージを与えないという前提に立てば救いませんね。
>先進国では通用しない考えです。
同感です。特許を侵害してビジネスをしても企業は決して成長できません(むしろ逆)。
>第一、DELLは量産技術や在庫管理、オンライン店舗の拡充の方向で研究開発を行っている企業であって、
>技術というよりも流通に革新をもたらして市場を制した企業です。
すなわち SCM に経営資源を集中したということですよね。正しい指摘だと思います。
ご指摘のように得意分野に一極集中資源投下して切り捨てるところはばっさり割り切る
決断力というのはすごいなと感じます。
韓国企業も、その集中の方向はご指摘のとおりかなり違いますが、
大量経営資源投資+人海戦術で乗り切るパワーは手がつけられなくて、
当方はもはやあきらめ半分といったところです。
ここはあなたのような若いエンジニアに期待したいですね。ぜひかんばっていただきたい。
閾値は 0 で