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オープンソースマガジンも休刊に」記事へのコメント

  • by Anonymous Coward on 2006年10月05日 23時11分 (#1032488)
    Web等の何等かのメディアに置換されるならわかるのだけど
    決定的な代替メディアって無いように思うんですよね。
    LinuxやOSS関連を時々扱うようなWebはあっても
    恒常的に扱うものってありましたっけ?

    そういう代替メディアが表れないままに消え行くのは
    経営的には止むを得ないとはいえ
    技術の伝播という意味ではマイナスですよね。
    このままでは技術力の衰退を招くのではと心配です。

    これで学研の科学とか誠文堂の子供の科学まで廃刊になったら
    科学の芽が生えてこないようで本当に怖いかと。
    まぁ、子供の科学は比較的安価なんで心配ないと思いますが。

    #子供の科学についてきたペーパープレーンが大好きでした。
    • by Kachi (6876) on 2006年10月06日 12時33分 (#1032766)
      SFマガジンに、プログラミングコーナーを掲載してもらおう。
      親コメント
      • by Anonymous Coward
        >SFマガジンに、プログラミングコーナーを掲載してもらおう。
        SFマガジンには三和銀行やUFJ銀行が何故か毎号広告がだしてました。
        ってことで銀行関連のプログラミングコーナーを出した方がいいのかなと思いました。
    • by Anonymous Coward on 2006年10月06日 8時14分 (#1032623)
      正直、"科学の芽"は大学で養うものなので、子供の頃は科学オタクになるのではなくて、
      対人関係のスキルを磨いた方が有意義だと思います。子供の頃の科学の芽が育つことは
      ほとんどありません。早熟なものは消えていくだけです。

      ともあれ、Linux や OSS 関連を扱う雑誌を読んでいた人は、全盛期でさえ、明らかに
      マイノリティーなので、パソコン関連がこれだけ一般化すると、消えてしかるべきだと
      も思います。

      趣味でハンダこてで電子回路を自作するような人がほとんどいなくなっても、日本の技術は
      消えてないのと同じで、行くところに行けば、そういった教育は適切に行われて、適切に
      育ってます。仕事と趣味は異ります。

      市民の趣味のレベルで、廃れただけです。

      趣味の中から育つ時期も、育つ人材もいると思うし、えてしてごくたまに凄い人が
      そういうなかから、登場するのは分かるので、消えてしまうのは確かに問題があるとは
      思いますが、科学や技術の継承という点に関してはオタク的な要素はほとんどないと
      思います。突発的な凄い人のスキルに頼らなくても、継承できるというのが、科学だと
      思いますし、それが成熟していく技術だと思います。一部の飛び抜けた職人に頼っている
      うちはダメです。

      とにかく、最後まで耐え抜いた雑誌が、細々と生きていけばいいと思います。シェアを
      奪い合うより早々と淘汰された方が密度が高いまま生き残る可能性がある。

      まぁ、その時代に育った人間としては、哀愁は感じますがね。
      今の世代は今の世代で、違ったもので育ってますよ。
      親コメント
      • >正直、"科学の芽"は大学で養うものなので、子供の頃は科学オタクになるのではなくて、

        子供のころに科学への興味を持たずに、どうして大学で科学への興味が持てようか。

        >趣味でハンダこてで電子回路を自作するような人がほとんどいなくなっても、日本の技術は
        消えてないのと同じで、行くところに行けば、そういった教育は適切に行われて、適切に
        育ってます。

        ホントかな?
        後発の中韓に遅れをとってる分野もあるんじゃない?

        >仕事と趣味は異ります。

        そう思ったら、より稼げる文系に走るのが合理的だと思うわけですが。
        それとも、技術者が儲かるとでも?

        #そもそも、元コメントはオタク向け雑誌と子供を対象とした雑誌を混同して議論しようとしてるのが間違ってるような。
        #だからオタク向け雑誌が一つや二つなくなったところで技術が廃れるとは思わない点には同意。
        親コメント
        • by gedo (7079) on 2006年10月06日 11時18分 (#1032716) 日記
          後発の中韓に遅れをとってる分野もあるんじゃない?
          そうですね。この頃組み込みソフトにまつわる事故などを見るにつけ、最近は見てくれの派手な所ばかり注目されて、より底辺というか物理的な部分に近いというか、そういう部分からロストテクノロジーになりつつある雰囲気を感じます。
          この傾向が進むと、社会全体に対して、いずれ手痛いしっぺ返しが来るのではないかと。

          #元元コメントは、なんと言うか文系の視点でしか物を見ていないような気がします。
          親コメント
          • >この頃組み込みソフトにまつわる事故などを見るにつけ、
            >最近は見てくれの派手な所ばかり注目されて、より底辺というか
            「最近」どころか、「ずっと昔から」なんじゃないかという
            気がする。年々品質が低下し、それがどうしようもないほど
            酷くなって製品の不具合やら爆発炎上事故として表に出てきた
            のが最近だというだけ。

            >物理的な部分に近いというか、そういう部分からロストテクノロジーに
            >なりつつある雰囲気を感じます。
            だってそういう技術が必要だって口を酸っぱくして言ってるのに、
            上の人は技術が失われて、品質が低下して、実際に事故が発生して、
            手遅れになるまで理解できないんだもの。そりゃ失われてしまう
            のも当然だわね。

            #元中の人なので絶対AC。
      • by Anonymous Coward on 2006年10月06日 10時57分 (#1032707)
        > 正直、"科学の芽"は大学で養うものなので、

        高校時代、そっちに興味が無い人間がそんな学部、学科に進学するわけがない。
        親コメント
        • 興味のあるなしではなくて、二者択一で、どちらが得意か否かで選択するのがほとんどだと思いますけど。でないと、日本の大学生の半分は科学好きになっちゃうよ。実際、小学校・中学校・高校で、理科好き、科学好きがその分野で優秀かというとはっきり言って異る。残念ながら興味と適正は異る。中学くらいまでならば好きなやつは好きな分野は強いけど、大学に入るころになるとはっきり言ってそれではどうにもできない領域に突入する。

          適正がある人が、興味を覚え、突き進む場所。それが大学だというスタンスがたぶん正しい。科学オタクを産み出すのではなく専門
          • オタク的な人がその分野に進んだからと行って必ず大成しないのは分かるけど
            「オタク」の印象の強烈さに引きずられて極端な物の見方してない?
            親コメント
          • 確かに、大学で本格的に学び始めると興味を失ってしまう科学少年は多い、というかほとんどがそう。それは多くの場合、興味の方向がずれてたから。物理学科でタイムマシンは作らない。一方で大学以降で興味を持った人は、本当の意味でその分野に興味があるわけで。

            ただ個人的には、研究者として優秀な人は科学少年だった人が多いと思う。

            小学生のときからプログラミングしてた、って人が研究者として優秀とは限らないけど、優秀な(計算機関連の)研究者の多くは大学に入る前からプログラミングに親しんでる、とか。

      • 技術の伝承をする技術が確立しているのなら教えてほしいまじで。

        雑誌に頼るかどうかは別にして、その技術を「好きな」人じゃないと
        なかなかマスターできない技術というものもあるので、
        単に会社内でオタク的要素を発揮してるだけでは?

        #オタク的要素ってのが、技術萌えとかそのへんを指すならばですが
        親コメント
      • by Anonymous Coward on 2006年10月06日 12時15分 (#1032747)
        いや、子供の頃から電子回路に親しんでおく事はとても重要な事だと思います。
        経験で知っている事を工業高校や大学の工学科の授業などで理論付けて学ぶと理解が早いですし、応用も利かせやすくなります。
        経験がなくて知識だけで知っているという状態だとそれを即座に応用できない事が多いです。
        例えば電子工学の基礎として集中定数と分布定数という考え方がありますが、分布定数的な考え方ってなかなかなじめない人が多いです。大学の授業で理論は学んでも実際にそれを回路設計(パターン設計)に活かせないというのはよく目にします。
        ところが、子供の頃から電子工作やアマチュア無線などで回路設計や高周波の取り扱いに慣れ親しんでいたりすると分布定数的な考え方が自然に身についていたりして、実際に回路設計にも応用が利いたりします。
        また、最近はハードウェアの設計を志す新入社員でもはんだ付けの経験がなく、会社に入ってからはんだ付けを初めて経験したなんていうことも多々あります。
        ハードウェアのデバッグの時にははんだ作業が必須ですし、最近は1005サイズやもっと小さな極小部品を扱う事も多く、IC類のリードピッチもどんどん狭くなっており、はんだ付けにもそれなりのスキルが必要になっていますので経験の有無は大きく効いてきます。
        #年取ると技術はあっても目が見えなくなるし…。細かい部品は目の見える若い連中に任せたい。
        学術的な内容の継承には個人のスキルに依存する部分はないでしょうが、実際にモノを作っている現場で必要な技術にはまだまだ個人の経験やスキルに依存せざるをえない部分が多々あります。
        そして、そういう技術に関しては年々下降気味というのが現場での実感です。
        #できるやつはいるけどできるやつの絶対数が減っているんですよね。
        ##初ラやラ製なんていった子供向け電子工作その他ごった煮雑誌が無くなってひさしいですが、
        ##日本の将来の為にも復活を強く希望します。
        親コメント
        • >最近はハードウェアの設計を志す新入社員でもはんだ付けの経験がなく、

          俺は中学の技術科で男子全員ハンダを使った。
          学習指導要綱 [nicer.go.jp]を見る限り、俺のころも現在も、必須なのは「設計・配線・製作」だけであって、確かにハンダ付けは必須ではない。たまたま俺の学校の先生がそういう方針だっただけで、一般的には配線・製作にハンダ不要の差込式キットが教材に使われてるんだろうか。
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          • >俺は中学の技術科で男子全員ハンダを使った。

            自分も授業では中学の時ですね。
            もっとも、その前にハンダゴテを作るという実習がありました。
            こちらはハンダ不要の組み立てキットでしたが。

            #たまに使ってたりするのでAC
      • 科学と技術と技能は(重なる部分はあるにせよ)異なるものだというのは,とりあえず横に置いて。

        > パソコン関連がこれだけ一般化すると、消えてしかるべきだと

        「一般化」すれば,普通はパイが大きくなるわけで,「マイノリティー」に特化しても生き残れるようになるものではないですかね?

        > 行くところに行けば、そういった教育は適切に行われて、適切に育ってます。

        「行くところに行」かないと無い,ということは,ニッチでしかないということでは?
        社会の中で知識や技能(職域?)が階級・階層的にでも分担されているのでなければ,底辺が広くなければピラミッドは高くならないでしょう。

        まぁ,極端なオタクがいても,「市民の趣味」にしても「職業」にしても,役立つことは少ないだろうとは,わたしも思いますが。

        --
        "Patriotism is the last refuge of a scoundrel." - Samuel Johnson
        親コメント
      • >>正直、"科学の芽"は大学で養うものなので

        こういう固定観念が、科学の芽を潰してしまうことにならないでしょうか?
        何かに興味を持つのに、早いも遅いも無いと思います。
        色々な芽を子どもの頃から芽生えさせるのは良いことで
        いずれかの芽を大学で若木にするほうがベターだと個人的には考えます。
        これは、入学してから研究室が決定するまでの短期間に、
        目的の芽を生やして苗にするのは困難だと思うからです。

        #ってーか、学生にもなって無趣味とか無気力とか
        #勘弁してくれよ、と愚痴りたくもなります。
    • 技術系と言うほどじゃないかもしれませんが。
      ベーマガ [ty.land.to]のような復活があるのでしょうか。
      でも、収益になりそうにない手段での復活だと、いつ消えてもおかしくない状態ですね。

      親コメント
    • それはbit休刊の時に思いました。そして、
      未だに代替メディアは登場してないと思う。

      近頃は「最近の若い者は」と言いたくなることも
      多いけれど、この環境じゃ仕方ないのかも知れない。
      • かつてbitが占めていたニッチには、現在、情報処理学会 [ipsj.or.jp]会誌がいます。 会員でなくても、一般書店で購入できます。

        bitがなくなるちょっと前から情報処理学会会誌が今の路線に舵をきった感じでしたが、bitがなくなってからしばらくして、その傾向が一気に顕著になりました。 ただ、全盛期のbitと比べると連載が弱くて、特集に頼りがちな感はあります。

        親コメント
    • 専門化するから潰れていくんです。
      もっと一般誌にプログラム記事を載せないと。

未知のハックに一心不乱に取り組んだ結果、私は自然の法則を変えてしまった -- あるハッカー

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