アカウント名:
パスワード:
ジャーナリストは権力の目付け役であるという理想化された定義からすれば、優秀で危険なジャーナリストは、権力者に対してまさに恐怖=テロ(terror)を行うものであるはずです。その上で多少の汚い手口は、ジャーナリズムの観点からは許容されるべきだと思います。法と規範に則った公明正大なやり方で大事件の糸口なんかつかめっこないでしょ。
その上で武田氏の記事は(前半しか読んでないけど)、ジャーナリズムが本来行うべきテロリズムを、コンピュータウイルスが半自動的にやっちゃってることの指摘って意味で面白いと思いました。
法治国家である以上、手段が正しいことが最前提だと考えます。
(公)権力の悪を公的=公衆的(public)な議論の場に引っ張り出すというのは抵抗権の行使の一形態であり得るので、手段の法的正当性は究極的には無視され得ると思います。
個人的には非常に危険な考えだと思っています。
まーそうですよね。だからバランス&チェックとかいう月並みなアレが報道についても機能しなきゃいけないわけで。
「ジャーナリズムだから、少年の実名報道してもいい。」「社会の不正が正すためにジャーナリズムとして個人を攻撃する」
報道機関が取材目的で公務員に対し国家機密を聞き出す行為が、正当業務行為と言えるかに付き「それが真に報道の目的から出たものであり、その手段や方法が法秩序全体の精神に照らし相当なものとして社会観念上是認されるものである限りは、正当な業務行為というべきであるが、その方法が刑罰法令に触れる行為や、取材対象者の個人としての人格の尊厳を著しく蹂躙する等、法秩序全体の精神に照らし社会観念上是認することのできない態様のものである場合には、正当な取材活動の範囲を逸脱し違法性を帯びる。」
ぜんぜん違う話(しかもすばらしく極論)を持ち出しても、何の意味もねぇよ。
(#1168617)は、「法治国家である以上」って書いてあるじゃん。
遵法であることと正しいことは必ずしも一致しません。
より多くのコメントがこの議論にあるかもしれませんが、JavaScriptが有効ではない環境を使用している場合、クラシックなコメントシステム(D1)に設定を変更する必要があります。
犯人は巨人ファンでA型で眼鏡をかけている -- あるハッカー
それはジャーナリズムじゃなくて (スコア:5, すばらしい洞察)
#ジャーナリストを名乗る情報テロリストなんて珍しくもないが
Re:それはジャーナリズムじゃなくて (スコア:2, 興味深い)
ジャーナリストは権力の目付け役であるという理想化された定義からすれば、優秀で危険なジャーナリストは、権力者に対してまさに恐怖=テロ(terror)を行うものであるはずです。その上で多少の汚い手口は、ジャーナリズムの観点からは許容されるべきだと思います。法と規範に則った公明正大なやり方で大事件の糸口なんかつかめっこないでしょ。
その上で武田氏の記事は(前半しか読んでないけど)、ジャーナリズムが本来行うべきテロリズムを、コンピュータウイルスが半自動的にやっちゃってることの指摘って意味で面白いと思いました。
あまりにも危険な発想だと… (スコア:5, すばらしい洞察)
法治国家である以上、手段が正しいことが最前提だと考えます。
たとえ話は、理解を妨げるだけかもしれませんが
「ジャーナリズムだから、少年の実名報道してもいい。」
「社会の不正が正すためにジャーナリズムとして個人を攻撃する」
と同様、個人的には非常に危険な考えだと思っています。
もちろん大本営発表だけを報道していろ、という意味ではないですよ。
# Open? Yes,open! By con.
Re:あまりにも危険な発想だと…(何となく、オフトピック) (スコア:5, すばらしい洞察)
「表現・報道の自由」の名の下なら、何をやってもよいというのは倫理に反する行為だと思いませんか?
そして、報道したものにはたとえその情報が間違っていたとしても責任をとらず、むしろ偽装工作をするような報道機関は果たして「正義のための報道」と言えるのでしょうか?
答えは、"NO!"です。
もし、「表現の自由の下ではいかなる手段における情報の獲得も自由で、情報の発信に責任を取る必要はない。」と言う理論がまかり通ってしまう世の中になるならば、それは民主主義国家の崩壊を招いてしまうのではないでしょうか。
// 我が国では、「表現の自由」は憲法に明記されているけれども、「責任」については明記されていない。憲法改正時には是非明確に表現の自由における情報の責任を明記してほしいものだ。 //
Li-ion DC 1.2V(定格:3.7V) 500mA 乾電池はリサイクルへ
Re:あまりにも危険な発想だと…(何となく、オフトピック) (スコア:0)
デマっぽいニュースをネタに特定アジアを叩いて喜んでる奴ってうざいもんな。
Re:あまりにも危険な発想だと…(何となく、オフトピック) (スコア:0)
でっち上げた歴史を使って日本を叩いて喜んでる奴ってうざいもんな。
Re:あまりにも危険な発想だと…(何となく、オフトピック) (スコア:0)
>でっち上げた歴史を使って日本を叩いて喜んでる奴ってうざいもんな。
うざいとかいう言葉が表現力の限界な奴ってうざいもんな。
Re:あまりにも危険な発想だと…(何となく、オフトピック) (スコア:0)
正しいかどうかはこのTREEでは別件(オフトピならぬオフTREE)でしょ?
偽装工作をするのは別種の悪事です。
それに、ケースによりますしね。巨悪(^^;を暴くためには洒落ぬきに偽装しないと不味い場合も一杯有るでしょう。
問題は偽装を使った対象が巨悪だったか逆に弱者イジメだったかという点であって、偽装そのものじゃないと思うよ。
Re:あまりにも危険な発想だと…(何となく、オフトピック) (スコア:0)
店内の座席を陣取ったり、
ハニカミ王子の肉声を録るために同じグループの出場者に盗聴マイクを
仕掛けようとしたり、
メンタルな要因が強いゴルフのプレイ中に上空をヘリで旋回して
轟音をたてて邪魔したり、
そういうジャーナリズムって正義なんですかね。
ジャーナリスト宣言 (スコア:1)
ヨルダンに行って空港職員を爆破しても許されるのです。
#そんなわけねぇ。節度ってもんがあるだろうが。
#でも本気で何でもありだと思ってる業界人がいそうだなぁ。
屍体メモ [windy.cx]
Re:あまりにも危険な発想だと…(何となく、オフトピック) (スコア:0)
憲法はあくまでも公権力を縛るもの
>憲法改正時には是非明確に表現の自由における情報の責任を明記してほしい
表現の自由を「国家が保障する」ことだで、情報の「責任を明確化」するなら法律でやるべき
「国民の責務」が書かれている近代憲法があるならお教え願いたい
#マスコミに踊らされてる人が多すぎて萎える
Re:あまりにも危険な発想だと…(何となく、オフトピック) (スコア:0)
Re:あまりにも危険な発想だと…(何となく、オフトピック) (スコア:0)
歴史に縛られているのではなく、長い歴史の中で辿り着いた結論
「歴史に縛られすぎ」と考えるなら、憲法学と法律学を一度きちんと学んだ方がいいと思う
国民が国家を制約するのが「憲法」
国家が国民を制約するのが「法律」
この関係は不変であり、万が一「憲法」に「国民の制約」が書き込まれれば、それは近代憲法とはかけ離れた存在になる
日本も近代国家を自認するならば、憲法に「国民の権利」は書き込んでも、「国民の責務」なんて書き込むべきではない
#読売と産経に毒されすぎの輩が多くて萎える
Re:あまりにも危険な発想だと…(何となく、オフトピック) (スコア:1, すばらしい洞察)
Re:あまりにも危険な発想だと…(何となく、オフトピック) (スコア:0)
#もしかすると「義務」と「責務」は違うものかもしれないのでAC
Re:あまりにも危険な発想だと…(何となく、オフトピック) (スコア:0)
Re:あまりにも危険な発想だと…(オフトピ) (スコア:1, 興味深い)
少年法では起訴された少年の実名報道は禁じていますが、
起訴以前での実名報道は禁じられていません。
そのため「法治国家である以上」という理由で
>「ジャーナリズムだから、少年の実名報道してもいい。」
はダメだというのは例としては不適切かもしれません。
(一概に法律で禁じられているとは言えない。)
おっしゃりたいことはかなりの部分で同意できます。
ただ、私は報道が目的ならOK/NGの基準が「甘く」なるのは可だとは思います。
Re:あまりにも危険な発想だと… (スコア:1)
(公)権力の悪を公的=公衆的(public)な議論の場に引っ張り出すというのは抵抗権の行使の一形態であり得るので、手段の法的正当性は究極的には無視され得ると思います。
まーそうですよね。だからバランス&チェックとかいう月並みなアレが報道についても機能しなきゃいけないわけで。
Re:あまりにも危険な発想だと… (スコア:0)
>抵抗権の行使の一形態であり得るので、手段の法的正当性は究極的には無視され
>得ると思います。
「抵抗権」などという「自然法」を持ち出したら、何がなんだか分からなくなりますね。
実質的に機能しないんじゃないかと・・・。
たとえば、貴方は「良心」や「道徳」と具体的な行動として定義できますか?
出来なければ「何でもかんでも抵抗権」で通じてしまいますよ。
Re:あまりにも危険な発想だと… (スコア:0)
> 出来なければ「何でもかんでも抵抗権」で通じてしまいますよ。
その論理を逆に用いると違法でなければ何をしてもいいということになってしまいますよ。#1168617で挙げられている例は(ケースバイケースですが)違法ではありません。それでもプラスモデや賛同するコメントがついているということは、「良心」や「道徳」と具体的な行動を結びつけているということです。ここはやはり「良心」や「道徳」は具体的な行動に対して何らかの強制力を持つものと考えるべきではないでしょうか。そうすると「何でもかんでも抵抗権」ということにはならないですよね。
Re:あまりにも危険な発想だと… (スコア:1)
そりゃー権力に対する縛りだよ。ジャーナリストに対する縛りはどっちかと言うと結果が正しい事じゃないかな?
ジャーナリストが「手段が正しい事」を守ると結局大本営発表しかできなくなる。この点は「個人情報保護法」とやらが例になるんでは?
問題はそこではなく自称ジャーナリストのうちジャーナリストとして行動しているのがそんなに多くはない事だと思う。
目的と手段はそれなりの制限は受ける (スコア:1, 参考になる)
法治国家でも社会に対し事件の感情を和らげる意味を持っているので、判決文に社会的制裁を受けているから情状酌量するとの言葉が出てくる。つまりマスコミが騒げば、重大事件は無理だけどそれ以外の罪はある程度軽くなるのはそれなりの意味がある。(刑期が短くなって刑務所の費用が安くなる)
ただし個々の事例では行き過ぎのものが多々あるのでそれなりの制限がかかることはやむ得ないと思いますが。
西山事件 [wikipedia.org]で最高裁が出した
目的が正しくても手段はそれなりの制限を受けると言ってるのはそれなりの意味があると思う。
私は情を通じて沖縄返還協定の密約をとる事は有りだと考えているが、情を通じることが目的を上回って逸脱してると考える人もいるでしょう。
厳密に解釈したら国の情報で国家公務員法に違反してないスクープなんて少ないでしょうし。そのほとんどが官僚の意図的リークだとしても。
つまり目的と手段を個人個人で判断して行くのが正しい民主主義国家の姿なんじゃないかな。
情報漏えいでは「公共の利益になるものであれば罪に問わない」と明文化してくれれば満足だけどね。
Re:あまりにも危険な発想だと… (スコア:1, 参考になる)
法治国家って、法律だけが唯一無二の正義である国家という意味だと思っている人がそんなに多いのか。
念のために、法治国家ってのは、法をもって治める国家という意味で、権力者(政権)の行動が
法によって縛られた国家ということ。つまり、いかなるときにも国民が法に従わなきゃいけないと
いう文脈で法治国家という言葉を使うのは愚の骨頂。
Re:あまりにも危険な発想だと… (スコア:0)
すばらしい洞察のプラスモデレーションが沢山つく方によっぽど愕然。
Re:あまりにも危険な発想だと… (スコア:0)
意見が分かれている原因はそこですね。傍若無人なジャーナリストがいるのも事実。彼らを見て「俺様の」と思うのは仕方のないところがあります。
でも本来ジャーナリズムはみんなのためのもの。「俺様の正義」ではなく「みんなの正義」なのです。だからジャーナリズムを縛ることは、自分を縛ることです。
本来の姿から考えると、悪徳ジャーナリストがいる状況はみんなの望まないことですから、彼らを追い出してジャーナリズムをみんなの望むものに近づけることが進むべき道ですよね。
Re:あまりにも危険な発想だと… (スコア:0)
それに常に遵法のみを求めるのであれば
内部文書流出によって談合その他の疑惑が噴出した際には
その内部文書を持ち出した人は守秘義務違反を構成する危険もある、ということについて無知。
Re:あまりにも危険な発想だと… (スコア:0)
これは個別のケース毎に相対的に判断するべき問題でしょう。
Re:あまりにも危険な発想だと… (スコア:1, すばらしい洞察)
ぜんぜん違う話(しかもすばらしく極論)を持ち出しても、何の意味もねぇよ。
Re:あまりにも危険な発想だと… (スコア:0)
本当に意味が無い?昨今の日本を見ていると私にはぜんぜん違う話でも極論だとも思えません。
法治国家であるから法が正しいとは限りません。法治国家であるから現行の法は正しいという前提では法改正(これも必ずしも正しい改正とは限らない)は不要になります。
まあ、元コメの言いたいことも私が言いたいことも論旨は
につきると思います。
# まあ、あくどいヤツほど法を潜り抜けてさらに法を武器にしたりしますよねって話。
Re:あまりにも危険な発想だと… (スコア:0)
誰もそんな話をしてませんが。
(#1168678)と(#1168846)と、全然違う話をへーぜんとできる人が
二人もコメントするとは思えないのですが、まー、別人だと言ってるんだから違うのでしょうね。
>まあ、元コメの言いたいことも私が言いたいことも論旨は
>>>遵法であることと正しいことは必ずしも一致しません。
>につきると思います。
全然違う話をしたがる原因のひとつは、「論理的な理解が出来ない」ということがあるようですね。
「手段が正しいことが最前提だと考えます」と「遵法であることと正しいことは必ずしも一致しません」の
違いくらいは理解できるようになりましょうや。
Re:それはジャーナリズムじゃなくて (スコア:0)
一般人の個人情報もろともなので、ちょっと厳しいかと。
かく言うNBonlineがやってること(オフトピ) (スコア:0)
日経ビジネスオンラインに登録しないと後半が読めないという意味ですよね。
登録時に必須の情報は、
・メールアドレス:
・名前:
・フリガナ:
・生年月日:
・性別:
・業種:
・部門:
・役職:
・従業者数:
・年収:
・興味分野:
尚かつログインするたびに、以下のアンケートを毎回聞いてきます。
自宅住所:
自宅TEL:
勤務先住所:
勤務先名:
部課名:
勤務先TEL:
お知らせメールの配信:
日経BPグループ各社からの各種ご案内:
日経BPグループ各社からのアンケート:
日経BPグループ各社以外の製品やサービス情報:
情報漏洩がジャーナリズムだなんて記事が載るニュースサイトで
収集された個人情報はどうなるかなんて・・・・ねぇ。