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シェール革命:銀の弾丸は無い」記事へのコメント

  • 100年先の核融合発電のつなぎとして。

    • by Anonymous Coward

      制御された核融合が可能としても、電磁気核融合や慣性核融合では出力に対する投入エネルギーが高過ぎて、それが採算に乗るとは思えない。
      現行の軽水炉の使い捨ての先は、まだトリウム原子炉を使い捨てたり、高速増殖炉辺りの方が実現性が高そうな気がする。

      •  見込みではそこまで悪くですよ。ITERでは確か入:出が 1:10 とかそんな値だったと記憶していますが(この程度ではほぼペイしない)、次に作られる原型炉ではもっと改善する予定だったかと。原型炉では実際に発電を行うので、当然といえば当然でしょうけど(改善されていなければそもそも原型炉の要件を満たしていない)。
         ただ、技術的に色々と難しいので、技術開発がうまく進んだとしてもエネルギー収支以外の面でかなりのコスト高にはなるのではないか、と個人的には予想してます。また、技術開発がうまくいかない可能性もゼロではないと思いますね。

         まあ、この日記で phasonさんも言及していますけど、関係者や支持者の「できる」「これでないと未来はない」的な発言はある程度差っ引いておく必要はあるかと思います。
         (磁気閉じ込め)核融合研究者は「核融合こそ究極のエネルギー。これが実現しないと未来はない」と言いますし、慣性核融合研究者も「磁気閉じ込めは成功するか分からない。保険で慣性核融合も研究すべき!」と言いますし、高速増殖炉でも太陽電池でも似たようなことは言われてます。

        親コメント

長期的な見通しやビジョンはあえて持たないようにしてる -- Linus Torvalds

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