いま、1日は厳密な86400秒に比べて1~2ミリ秒長い。そこで、これを1ミリ秒だけ変化させることを考える。 地球は、半径は r = 6.4e6 m、質量は M = 6.0e24 kgなので、本当は均質じゃないけど均質と考えて、慣性モーメントは I = (2/5) a^2 M = 9.8e47 kg m2。 自転周期が1ミリ秒変化するときの角速度の変化は、Δω = 8.4e-13 rad/s。 なので、地球の角運動量が ΔL = I Δω = 8.3e35 kg m2 s-1 だけ変化すれば良い。
もういっそのこと (スコア:3, おもしろおかしい)
月と地球にロケット備え付けて速度調節して、厳密に一月=30日、1年=360日にしちまおうぜ。
以後暦関係で悩んだりバグったりが無くなるんだから、経済効果すごいだろ。
Re: (スコア:1)
ついでに1日を厳密に86400秒にするのも。
Re: (スコア:5, 参考になる)
こういったネタ、ときどき出てくるので計算してみた。
いま、1日は厳密な86400秒に比べて1~2ミリ秒長い。そこで、これを1ミリ秒だけ変化させることを考える。
地球は、半径は r = 6.4e6 m、質量は M = 6.0e24 kgなので、本当は均質じゃないけど均質と考えて、慣性モーメントは I = (2/5) a^2 M = 9.8e47 kg m2。
自転周期が1ミリ秒変化するときの角速度の変化は、Δω = 8.4e-13 rad/s。
なので、地球の角運動量が ΔL = I Δω = 8.3e35 kg m2 s-1 だけ変化すれば良い。
これを、赤道上にロケットをとりつけて実現することを考える。仮に、H2Aロケット100機を使うとする。
H2Aロケットの打ち上げ時の推力は、固体ブースターロケット2本のとき、
Re:もういっそのこと (スコア:0)
世界中の人が「せーの!」で一斉に西へ向かって走り出すんだよ。自転が速まるはず。
Re:もういっそのこと (スコア:2, おもしろおかしい)
全人類の人口を70億人、体重を平均60kgと仮定すると全人類の質量は4.2e11 kg。
全人類が赤道上で時速10km(秒速2.8m)で走ったとき、その角運動量は7.5e18 kg m2 s-1。
同じ量で逆符号の角運動量が反作用(角運動量保存則で考えても良い)で地球に与えられる。
いま、地球に与える角運動量変化の目標値は 8.3e35 kg m2 s-1。なので、これだと17桁ほど足りない。
そこでどうするか?
・世界人口をいまの1e17倍、つまり7e26人に増やす
または
・走る速さを時速10kmの1e17倍、つまり時速1e18km(2.8e14m/s)に上げる
ことで、1日の長さを1ms程度変化させることが可能になると思われるが、
光速は3.0e8m/sなので2.8e14m/sは物理的に実現不可能。
また、地球の陸地の面積は147,244,000km2であり、世界人口が7e26人となると
その人口密度は4.8e18人/km2となる。これは1平方メートルあたり4.8兆人に
相当し、きわめて不快な環境になると思われる。
光速に近い速度で走れば、相対論的効果によって質量が増大し、
目標を達成できるかもしれない。それについては、エロい人教えて~。
Re: (スコア:0)
じゃあ象も加えて。海ではクジラにも協力してもらう。
Re: (スコア:0)
全人類の質量の1e17倍というと、象やクジラに協力してもらっても全然到達しません。
地球全体の質量をはるかに超えて、木星よりもさらに大質量です。
Re: (スコア:0)
桁の計算間違えてるよ。