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VMware Workstation 5.5 Beta released 16

ストーリー by yoosee
新テクノロジー対応 部門より

Mc.N曰く、"VMware 社は VMware Workstation 5.5 Beta を公開しました。注目すべき機能としては以下の通り。

  • Guest OS の 64-bit OS サポート
  • 2 つまでの Virtual SMP サポート
特に 64-bit サポートは待ちに待った機能だけにかなり嬉しいのですが、現段階ではかなり狭きサポート範囲となっています。64-bit Guest OS をサポートするには「Host OS が 64-bit OS」である必要があり、更に CPU が「Athlon 64 rev.D以降」「Opteron rev.E以降」「Intel EM64T with VT(まだ発売されていない?)」である必要があります。分かりにくい CPU サポートであるためか、 64-bit Guest OS をサポートできるか確認するためのツール(VMware 64-bit Guest Checker)も別途公開されています。
また、2-way Virtual SMP 機能も Host PC 側で 2 processor として見えている必要があります。Single processor 上の Host OS ではサポートしていないようです。

最後に、名前の通りあくまでβ版ですので取扱いには注意してください。念のため。"

この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。
  • SMP機能 (スコア:2, 興味深い)

    by nakasee (15908) on 2005年09月20日 7時32分 (#801700)
    そもそもシングルCPUなマシンをSMPに見せる意味は無いと思うのですが、Hyper-Threadingなマシンを仮想的にSMP構成に見せるのは意味があるような気がします。

    Ver.5.0からテスト的にDirectXがサポートされたものもあったと思いますので、DirectXを使っているエロゲー(^_^;など、速度に拘らないソフトはVMWare上でも動かせるかも、と考えていたりします。

    3Dなゲームにはちょっと性能に問題ありでしょうが。
    • by ribbon (11750) on 2005年09月20日 8時35分 (#801705) 日記
      が、まだVMware5互換じゃないんですよね。
      VMware4ベースのファイルは扱えますが、5形式だと駄目。
      Workstationで試しておいて、GSXとかにもってくのにちょっと不便。

      そのうちバージョンアップするんでしょうが、Workstationと
      違ってお値段が高めなのが....
      親コメント
  • by Anonymous Coward on 2005年09月20日 12時09分 (#801765)
    >>64-bit Guest OS をサポートするには「Host OS が 64-bit
    >>OS」である必要があり
    リンク先をちら見しただけだけど、こういう趣旨のことは書い
    て無いように思います。
    ウチでは32bit版Win XP Pro環境でWin XP Pro x64版(MSDNで提
    供されてるヤツ)動きましたよ。性能面のメリットはないにせ
    よ、32bit Host OS環境で64bit版の実験ができる?!と喜んで
    るのですが。
    ##CPUに関しては、動作対象となってるx64プロセッサが
    ##必須でしょうけどね。
  • ついに「IntelのCPUじゃ動かない」ソフトが出てきたんだ。

    # Socket754のAthlon64じゃ動かないんですね。
    # "64"の名前が泣いてるぞ
    --
    まぐろたべたい
    • Re:すごいなぁ (スコア:2, 参考になる)

      by Anonymous Coward on 2005年09月20日 11時09分 (#801741)
      >IntelのCPUじゃ動かない
      ではなく、仮想化の為の支援ハードウェアが組み込まれているかどうか。ということです。

      AMD はこっそり組み込んだ CPU をすでに市場に流していた。
      Intel は(今日の時点では)まだ。
      ということですね。

      「こっそり」と書いたけど、それぞれ技術発表は行われていたわけで、VMWare が最初にその機能を使う製品になった。ということですね。

      実は Intel もごにょごにょ....
      年末までは CPU の細かいリビジョン/ステップを確認する必要がありますなぁ
      親コメント
      • by Anonymous Coward on 2005年09月20日 12時21分 (#801773)
        >AMD はこっそり組み込んだ CPU をすでに市場に流していた。
        >Intel は(今日の時点では)まだ。
        IntelのVTですが、Disable(無効可)されているだけで、実装はされてると思われます。
        つか、実装自体はAMDよりも早かった様な気もするし……
        実装されてるって事は組み込まれてはいる訳で、上記の表現は正しくないかと。
        #ま、使えないんだからエンドユーザ的には大して変わらないんだけど。
        親コメント
        • そうですね。Hyper Thread の時と同じく、実装して Disable にしています。
          とはいうものの、Disable で、かつ Enable にする方法を公開していない以上、存在しないと同じですよね?

          HT の時は Enable にする方法を最後まで公開しませんでしたが、今回はどうなるでしょうか。もう少し待つと楽しいことが起きるかも。

          やはり競争があると違いますね。
          • by Anonymous Coward on 2005年09月20日 14時05分 (#801845)
            > とはいうものの、Disable で、かつ Enable にする方法を公開していない以上、存在しないと同じですよね?

            存在するが disable というのは、いつでも市場に供給できる、という点で、そもそも存在しないこととはちょっと違う。

            # その前のコメントにあるように、エンドユーザには同じことだけど

            > やはり競争があると違いますね。

            同意だけど、Hyper-Threading が disabled だった理由が、AMD との競争がなかったから、というだけとは思わない。事実、enable にすると Windows に問題が生じたりもしたし、ソフトウェア側の対応が十分でないという判断があったから enable にしなかった、という当時の Intel の主張はさほどおかしくない。

            仮想化技術にしても似たような話で、ソフトウェアの対応という問題で慎重になっている部分はあると思う。競争していようがいまいが、そのあたりで Intel がコンサバティブなのはいつものことだし、そのコンサバぶりが(エンドユーザにとって)いいことなのか悪いことなのかは、ちょっと判断がつきかねる。
            親コメント
      • by Mc.N (3705) on 2005年09月21日 1時29分 (#802215) 日記
        AMD はこっそり組み込んだ CPU をすでに市場に流していた。
        Intel は(今日の時点では)まだ。
        ということですね。
        VMTN の Topic: VMware guest64 checker [vmware.com]で CPU を選ぶ理由として Athlon 64 Rev.D 以降からサポートした「とある」命令が必要だったから、と読めるコメントがありました。

        上記の話の流れなら LAHF/SAHF の 64-bit 対応辺りがキーポイントのような気がするのですが、この命令が本当に仮想化に必要不可欠だったのかイマイチしっくりしていません。私自身 LAHF/SAHF の必要性がイマイチ理解出来ていませんし。

        なにかヒントがあれば是非教えて頂きたい。
        --
        Mc.N
        親コメント
    • リビジョンDやEといえば、ソケット754ではAMD64命令有効のSempron [mycom.co.jp]あたりに使われているコアですがこれでは動かないのでしょうかね?
      --
      RYZEN始めました
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