ホリエモンのロケット会社、実験中のエンジンが異常燃焼。8月の打ち上げは延期か 34
まだまだ道のりは長い 部門より
国内の新興ロケット開発会社「インターステラテクノロジズ」で開発中のエンジンが燃焼実験中に異常燃焼し、建屋の一部が焼けていたことが分かった。同社によると、22日午後1時半ごろ、燃料の供給開始と同時にエンジンの異常燃焼が起きて破損。消火設備を遠隔操作し、すぐに自力で消火したという。燃焼実験は動画配信サイトで生中継していた(共同通信、北海道新聞)。
2013年、元ライブドア社長の堀江貴文氏が創業したことでも知られている企業。2016年の8月に超小型国産ロケット「モモ」を打ち上げる計画を立てていた。高度100km以上の宇宙空間まで打ち上げることを目標としていた。これに合わせてJAXAと約3か月間のコンサルティング契約も結んでいる。今回の事故で稲川社長は「実験再開までは1~2週間かかる。8月の打ち上げは難しいかもしれない」と話しているという。この打ち上げに関連して立ち上げられたクラウドファンディングは今のところ継続中となっている。夏の打ち上げを楽しみにしていただけに残念。