武雄市が公式ウェブサイトを刷新、Facebookへの完全移行をやめる 62
どうしてこうなった 部門より
2011年より市の公式WebページをFacebook上に移行する試みを行っていた佐賀県武雄市だが、Facebookへの完全移行を止め、今月より独自Webサイトでの運用を再開したという(読売新聞)。
市民からは「一覧性に欠け、検索しにくい」などの不満の声が出ていたことからの再開だという。
アナウンス:スラドとOSDNは受け入れ先を募集中です。
2011年より市の公式WebページをFacebook上に移行する試みを行っていた佐賀県武雄市だが、Facebookへの完全移行を止め、今月より独自Webサイトでの運用を再開したという(読売新聞)。
市民からは「一覧性に欠け、検索しにくい」などの不満の声が出ていたことからの再開だという。
有料で販売されている写真素材がいわゆる「無料素材サイト」で配布されており、それを著作権者に無断で使用していた法人が訴えられていた裁判で、著作権侵害による損害賠償を認める判決が確定した(ITmedia、プレスリリース)。
有料で写真素材などを提供しているアマナイメージズが、同社が権利を持つ写真素材を無断で利用している法律事務所を訴えたもの。法律事務所側はいわゆる「無料素材サイト」からこの素材をダウンロードしたため無断使用とは知らなかったと主張していた。
判決では、「無料ダウンロードサイトから入手する場合であっても、著作物を利用する際は利用者側が権利関係について調査・確認する義務がある」などとし、アマナ側の主張を認め法律事務所側に約30万円の支払いを命じる判決を下していた。
今年行われる国勢調査では、PCやタブレット、スマートフォンでの回答も可能になるとのこと(NHK、国勢調査の公式サイト)。
今まで国勢調査は調査員が各世帯を訪問して調査票を回収する形で行われていたが、今年からは配布されたIDやパスワードを利用してインターネット経由での回答が行えるようになる。オンラインでの回答期間は9月20日までで、回答がなかった世帯には調査員が紙の調査票を配布するという。
毎年の優れたSF・ファンタジー作品を選ぶヒューゴー賞だが、今年の長編小説部門の受賞作品が劉慈欣(Cixin Liu)の「三体」(The Three Body Problem)に決定した(ヒューゴー賞公式サイトでの発表)。中国の作家による作品が長編小説部門を受賞するのは初めて。
なお、「三体」はネビュラ賞にもノミネートされていたが、受賞は逃していた(新華網)。
米Amazon.comが、Flashを使用した広告の掲載を9月1日より拒否することを決めたそうだ(ITmedia)。
Flashについてはたびたび脆弱性が発見され問題となっているほか、最近では消費電力削減のためFlashコンテンツの実行を停止させる例もある。また、GoogleはFlashを使った広告を自動的にHTML5ベースのものに変換して表示するシステムを提供するなど、脱Flashの動きが徐々にではあるが進んでいる。
スマートフォンの高性能化に伴い、搭載されるCPUやSoCなどの発熱も増加している。そのため多くのスマートフォンでは動作クロックや有効にするコア数を制限するといった方法でこれらを抑えている。それなら、スマートフォン本体を冷やしてやればCPUやSoCの性能を寄り引き出せるのではないだろうか。この疑問に答えるべく、週刊アスキーがさまざまな実験を行っている。
防水スマホを冷水に漬けた状態での検証を行ったところベンチマークテストのスコアが向上したとのことで、スマートフォンを冷却することで性能が向上するのは確かなようだ。しかし、冷水での冷却は現実的ではない。そのため、スマートフォン本体にヒートシンクを付けたところ、この方法でもベンチマークテストのスコアが向上することが確認できたという。
皆様も試して見てはいかがだろうか。
プライバシー問題がたびたび話題になるWindows 10だが、Microsoftによる海賊版ゲームの削除を可能にする条項がWindows 10のEULAに記載されているという誤解が8月上旬から広がっていた。これにユーザーのプライバシーを重視する一部のTorrentサイトが過剰反応し、Windows 10ユーザーをブロックする事態になっているそうだ(BetaNews、Softpedia、TorrentFreak)。
8月1日に発効したMicrosoftの新しいサービス規約は、これまでサービスごとに用意されていたサービス規約を一つにまとめたものになっている。ここで更新プログラムが海賊版ゲームの使用を防止することがあるといった記述がみられるのだが、Windows 10のリリース直後といったタイミングもあり、この記述がWindows 10のEULAに記載されているものといった誤解が広がったようだ。
サービス規約の該当部分は「7. 本サービスまたはソフトウェアの更新および本規約の変更」のbにあり、「ダウンロードされるソフトウェア更新プログラムまたは構成の変更には、お客様による本サービスへのアクセス、海賊版ゲームの使用、または無許可のハードウェア周辺機器の使用を防止するものがあります。」と記載されている。ただし、サービス規約の対象にはWindows 10にプリインストールされるソフトウェアも含まれるが、Windows 10そのものを対象にはしていない。
Microsoftによれば同様の記述は以前から存在しているとのことで、サービス規約が統合されたことで気付く人が出てきたようだ。Microsoftの担当者はGamesBeatに対し、海賊版ソフトウェアにはセキュリティーリスクの高いものや正常に動作しないものもあると述べ、非正規ソフトウェアのリスクから顧客を守り、開発者の知的財産を守る責務を引き続き負うと説明したとのことだ。この説明では海賊版を削除する可能性は否定できないが、GamesBeatでは実際に海賊版なのか、正規に取得して改造したソフトウェアなのかを区別するのは難しいとし、誤って削除するようなことがあればWindows 10自体がセキュリティーリスクとみなされる可能性を指摘している。
Windows 10からのアクセスをブロックしたのはPirate Bayのような大手サイトではなく、海賊版が最初に投稿されるような小規模でプライベートなTorrentサイト。こういったサイトでは海賊版を投稿するユーザーを守るため、プライバシーやセキュリティー、匿名性に敏感なのだという。iTSというTorrentサイトの告知はredditに転載されているが、Microsoftは収集した情報を海賊版対策を行うMarkMonitorなど外部企業にも送信すると述べ、さらにWindows 10ではローカルディスクの内容をMicrosoftのサーバーに送信すると主張。iTSのようなサイトにとっては重大な脅威となるため、Windows 10を8月13日からブロックし、Windows 10の危険性を伝えるYouTube動画ページにリダイレクトすると述べている。
なお、Windows 10のEULA(ライセンス条項)はサービス規約とは別に用意されている。こちらには非正規のWindows 10に関する記述はみられるが、海賊版ゲームに関する記述は存在しない。
海外フォーラムNeoGAFのユーザーが、任天堂の光学ディスクドライブ非搭載のゲームシステムの特許を発見したそうだ(AUTOMATON、POLYGON)。
ゲームシステムの出願資料によれば、現在主流のゲーム機のハードデザインとよく似ている。ディスプレイに接続して映像を出力し、無線接続式のコントローラーにて操作する。インターネット接続が可能なユニットや、メモリカードやHDDの接続も可能なようだ。ただし光学ディスクドライブがない。
任天堂はDeNAとの提携を発表したとき、NXと呼ばれる新型ゲーム機に取り組んでいることを明らかにしたが、はたしてNXはダウンロード専用機となるのだろうか。
あるAnonymous Coward 曰く、
8月24日、Windows 95が米国で発売されてから20周年を迎えた(Slashdot)。ちなみに日本での発売は1995年11月23日。
Windows 95はそれ以前のWindowsから使い勝手などが大きく向上し、PCの普及に大きく役立ったと思われるが、不安定さも残っており、さまざまなトラブルに見舞われた人も多いだろう。皆様のWindows 95の思い出はどんなものがあるだろうか。そして、まだWindows 95を稼動させているアレな人や場所は存在するのだろうか……?
21日、ベルギーからフランス北部を走行中のアムステルダム発パリ行きの国際特急列車で、武装した男が乗客らを襲うという事件が発生した。男らは居合わせた米兵らに取り押さえられたという(CNN)。
お手柄は米空軍隊員と州兵と民間人。犯人はトイレから、AK-47を肩から下げて上半身裸で出てきたという。報道はやや錯綜しているが、直ちに気づいた友人どうしの男たちが連携して犯人を取り押さえたようだ(というか、気絶させた)。犯人のカッター攻撃で怪我を負ったが(乗客の重軽傷は計3名のようだ)、命に別状はないという。
犯人は複数の刃物や多くの弾薬を持っており、無差別殺傷が行われる可能性もあったという。大量殺人を未然に防いだ功績は称賛と感嘆に値する。
DNAの遺伝子以外の部分はジャンクDNAと呼ばれ、不要なものであると考えられてきた。 しかし、最近の研究では一定の役割があることが判明しつつある。過去40年間、多くの科学者は新しい遺伝子が生まれる原因は「遺伝子重複」にあると考えてきた。遺伝子重複は同じ機能を持つ二つの遺伝子が重複した場合、一方が突然変異を起こしても支障がないという仕組みを持つ。このことが人間の進化を促してきたという考え方だ(Quanta Magazine、Slashdot)。
ところが、遺伝子重複から発生する突然変異とは異なり、他の遺伝子とまったく類似点のないもの孤立した遺伝子が発生することがある。このことは何十年もの間、科学者を悩ませてきたという。しかし、ここ数年の研究の結果、こうした孤立した遺伝子はジャンクDNAからランダムに発生しているという仮説が出ているそうだ。
米大統領の共和党候補者指名争いにおいて、エキセントリックな発言をしつつも米国白人層の主張を代弁することにより人気を獲得しつつあるドナルド・トランプ候補は移民に関し、「仕事を取って福祉を乱用し、アメリカ人の賃金を下げる」とする立場を表明している。この移民問題について米Huffington Postは、過去のNiskanenレポートを引用して同氏の主張は不正確だと反論している。それによると、新しい移民の比率は1990年代以降では確かに最高になっているが、米国内の少子化の影響を無視しているという。また、賃金の下落は米国の競争力を高める効果があり、また低学歴の単純労働者は減っているという(Huffington Post、Niskanen、Slashdot)。
IT業界に影響の強い高度熟練労働者向け就労ビザ「H-1B」については、2003年以降のデータを見ると需要が高いときは失業率が減少しており、アメリカ人の雇用拡大に繋がっているなどとしている。しかし、Slashdotではこうした主張は実情と合っていないと見られているようだ。また、Huffington Postの指摘も数字上のレトリックでしかなく、労働者側の視点が足りていないとしている。また高度熟練労働者の多くが特定の国(インド・中国)に偏っているのはおかしいといった指摘もコメントで出ている。
Windows 10ではOS自体にはDVD再生機能が搭載されず、代わりに有料の「Windows DVD Player」というアプリケーションが提供される。しかし、15ドルのこのアプリケーションはあまりおすすめできないものになっているようだ。
Engadgetでは「Windows 10には買うべきでない15ドルのDVD Playerがある」という記事で、オープンソースのマルチメディアプレーヤーであるVLCの使用を薦めている。CNETの記事でも、$15のアプリはNo thanksであるとして、同じくVLCの使用を推奨している。大手ゲーム系ニュースサイトのIGNの記事では、Windows DVD PlayerはDVDを見ることができるだけとし、DVDのバックアップ(VOBファイル)の再生やBlu-rayの再生も必要になる場合に、VLCでの再生やMakeMKVを使ったリッピングを推奨している。
楽天がAndroid向けのアプリストア「楽天アプリ市場」を開始した(INTERNET Watch、ガジェット通信)。
楽天が提供する「楽天アプリ市場」アプリから個別のアプリを購入できるというもので、アプリの売り上げのうち75%を開発者に、15%を楽天に、10%を「楽天スーパーポイント」の形でユーザーに分配するという売り上げ分配システムが特徴だという。
ただし、利用の際はAndroid OSのセキュリティ設定で「提供元不明のアプリインストール」を許可する必要がある。これは端末のセキュリティレベルを下げることになるため、ガジェット通信の記事でもツッコミが入っている。
犯人は巨人ファンでA型で眼鏡をかけている -- あるハッカー