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12681662 story
医療

加齢によって毛が薄くなる仕組みが明らかに 50

ストーリー by hylom
抑制はできてもなくなってしまったものはもう復元できないのだろうか 部門より

加齢とともに頭髪が薄くなる仕組みが解明されたという(NHKプレスリリース)。

頭髪が薄くなるのは毛の元となる「毛包」の再生に重要な働きをする「毛包幹細胞」が減少していくのが原因だという。毛包幹細胞は加齢に伴って自己複製しなくなり、表皮の角化細胞となって皮膚表面から剥がれ落ちてしまうという。これによって毛包が小さくなり、生えてくる毛も細くなっていくという。

また毛包幹細胞の減少は、毛包幹細胞の分裂の際に発生するDNAの損傷を修復する反応が年齢を重ねると遅くなり、毛包幹細胞の維持に重要な役割を果たすXVII型コラーゲンが分解されてしまうことが原因だそうだ。さらに、マウスの毛包幹細胞においてXVII型コラーゲンの枯渇を抑制することで加齢変化を抑制できることも分かったという。

12681653 story
マイクロソフト

Microsoft、iOS/Android向けキーボードアプリメーカー「Swiftkey」を買収 13

ストーリー by hylom
MS傘下に 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、

米MicrosoftがAndroid/iOS向けキーボードアプリを開発・販売している英SwiftKeyを買収することを発表した。買収価格は2億5000万ドルと推定されている(ITmediaHOTHARDWARESlashdot)。

SwiftKeyは変換履歴を元にした予測変換や高度な自動訂正機能などを持つキーボードアプリ。日本語にも対応している。Microsoftの買収後もAndroidやiOS向けアプリの提供は続けていくという。

12681636 story
IT

オフィスのトイレ個室空き状況をWebブラウザ経由で確認できるサービス 48

ストーリー by hylom
安価に量産できれば需要はありそう 部門より

リクルートマーケティングパートナーズで、オフィスビル内のトイレの個室空き状況をオンラインで確認できる仕組みが導入されたそうだ(NET BIZ DEV. TECH BLOGINTERNET Watch)。

トイレに扉の開閉を感知するセンサーを設置し、それらをRaspberryPiに接続して開閉情報をサーバーに送信して記録するとともに、API経由でその情報をクライアントから取得できるという仕組み。蓄積したデータを使用してトイレ使用状況や個室滞在時間の可視化も行える。現在は検証中なので1つフロアのトイレ情報しか取得できないが、今後需要があればほかのフロアへの導入も行いたいという。

12681627 story
原子力

チェルノブイリ原発周辺地域、一部開放へ 17

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原発から太陽光発電所へ? 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、

ウクライナのチェルノブイリ原子力発電所周辺は、1986年に発生した原発事故の影響で立ち入りや経済活動が制限されている。しかし、ウクライナ政府は放射線量の下がった地域について、制限を見直す方針を固めているという(読売新聞)。

チェルノブイリ原発中心部は立ち入りが制限されているため、森林と化しているという。2011年のWIREDの記事によると、10年ほど前より立ち入り制限区域では多くの絶滅危惧種や希少種を含むさまざまな動物が住みついているそうだ。また、制限区域内で働いている人間も少なくない。最近では放射線濃度が低いエリアは観光客向けに制限付きで開放されるようにもなっている。

このような状況を受けて、ウクライナ政府は放射線量が下がった地域における経済活動を認める方針だという。

12681551 story
Firefox

Mozilla、スマートフォン向けFirefox OSの開発をバージョン2.6で終了 37

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Firefox-OS自体が死んだわけではない 部門より
headless 曰く、

Mozillaは4日、5月にリリースが予定されているFirefox OS 2.6をもってスマートフォン向けFirefox OSの開発を終了すると発表した。MozillaはFirefox OSの戦略をIoT向けに変更し、Firefox OS搭載スマートフォンの提供を中止することを昨年12月に表明していた(Mozillaブログ — Future Releasesの記事[1][2]Mozilla DiscourseでのアナウンスEngadget Japanese)。

スマートフォン向けFirefox OSのサポートはバージョン2.6で終了し、6月以降はスタッフが関与しなくなる。ただし、オープンソースOSのBoot to Gecko(b2g)については、今後もプロジェクトが続けられるという。また、Firefox Marketplaceでは3月29日をもってAndroid版/デスクトップ版Firefox向けアプリの受付を終了し、Firefox OSをサポートしないアプリは削除していく。ただし、Firefox OSアプリについては、終了時期は未定だが2017年まで受付を続けるとのこと。

今後、Firefox OSはPanasonicのスマートTVに搭載されるなど、IoT向けOSとして開発が続けられていくとのことだ。

12681544 story
宇宙

北朝鮮、飛翔体を打ち上げる 114

ストーリー by hylom
ミサイル的なやつ 部門より
masakun 曰く、

北朝鮮が2月7日午前9時31分頃、「人工衛星」の打ち上げと称する事実上の長距離弾道ミサイル1発を北朝鮮西岸から南方向に向けて発射した、と日本政府が発表した(首相官邸:北朝鮮による「人工衛星」と称するミサイルの発射について読売新聞)。

日本政府によると、最初の落下物が同9時37分頃に朝鮮半島の西約150kmの黄海上に、9時39分頃に二つ目と三つ目が朝鮮半島の南西約250kmの東シナ海上に、9時41分に飛翔体が沖縄上空を通過したあと、四つ目が9時45分頃日本の南約2000kmの太平洋上にそれぞれ落下した。太平洋上に落下したものは北朝鮮が通告した落下区域の外だった。ミサイル本体は、分離後も飛行を続けている。

北朝鮮から人工衛星打ち上げ期間に関する通告を受けて、日本政府は自衛隊に破壊措置命令を出していたが、落下の恐れはないとして破壊は見送られた。

北朝鮮が人工衛星の打ち上げ成功を宣伝するのはそろそろだろうか。

12680783 story
Android

Android Marshmallowのシェアが1%を超える 43

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微増 部門より
GoogleがAndroid Developersサイトで公開しているAndroidプラットフォームバージョンごとのデータによると、Android 6.0 Marshmallowのシェアが0.5ポイント増加して1.2%となっている(VentureBeatの記事Neowinの記事)。

今回のデータはGoogle Playストアアプリが2月1日までの7日間に集計したもの。Android 5.0/5.1 Lollipopは引き続きシェアを伸ばしており、Android 5.0が0.1ポイント増の17%、Android 5.1が1.4ポイント増の17.1%。Android 5.1が初めてAndroid 5.0を上回った。Lollipop合計では1.5ポイント増の34.1%となり、0.6ポイント減で35.5%のAndroid 4.4 KitKatに1.4ポイント差となっている。現在のペースが続けば、来月にはLollipopがKitKatを逆転する可能性もある。

この他のバージョンはすべてシェアを減らしており、Android 4.1.x~4.3 Jelly Beanは合計で0.8ポイント減の23.9%。Android 4.0.x Ice Cream Sandwichは0.2ポイント減の2.5%、Android 2.3.x Gingerbreadは0.3ポイント減の2.7%、Android 2.2 Froyoは0.1ポイント減の0.1%となっている。

このデータではシェア0.1%以下のプラットフォームは集計されないが、Froyoのシェアは0.2%から0.1%になるまで5か月かかっているため、すぐに集計対象外にはならないかもしれない。Marshmallowは提供開始直後の11月に0.3%のシェアを獲得したが、12月と1月は0.2ポイントの増加にとどまっていた。今回は0.5ポイント増加しているが、引き続きKitKatやLollipopのリリース当初よりも遅いペースとなっている。
12680779 story
EFF

EFF、社内のソーシャルネットワークを活用して文書のハードコピーを共有するXeroxの特許を酷評 16

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酷評 部門より
Xeroxは1月、プリントアウトした文書を社内のソーシャルネットワークで共有するシステムの特許を取得した。しかし、この特許は図書館の貸出カードシステムを電子化したレベルのものだとして、EFFが毎月最もバカバカしい特許に贈る「Stupid Patent of the Month」に選定した(EFF — Deeplinks Blogの記事Ars Technicaの記事米国特許 9,240,000)。

2011年に出願されたこの特許では、企業が紙の使用量削減を進めているにもかかわらず、人々はコンピューターの画面に表示される文書よりもプリンターで印刷した紙の文書を好む傾向にあると指摘。ソーシャルネットワークを用いて近くのユーザーが印刷した文書を共有することで、同じ文書が何度も印刷されることを避けるシステムを提案している。

方法としては、印刷設定画面に出力した文書を共有するかどうかのオプションを用意し、このオプションが選択された場合にはユーザーのプロフィールページに文書が共有可能であることを表示する。プロフィールページには貸し出し状況や、おすすめの文書なども表示されるようだ。また、同じ文書が既に印刷されている場合には、共有可能であることを印刷前に通知することも可能となっている。

EFFでは昔からある当然のアイディアをコンピューター上に焼き直し、わかりにくい文言で記述した多数の特許の一つだと指摘し、このような特許を認めてしまう米国の特許システムを批判している。

ただし、実際には貸し出しの管理よりも、同一の文書が繰り返し印刷されないよう管理するところがポイントのようにも思われるが、スラドの皆さんのご意見はいかがだろう。
12680776 story
アメリカ合衆国

米MVNOがXiaomiとMeizuの端末を発売、米国で正式発売との報道をXiaomiに否定されて販売休止に 19

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旧型 部門より
2月1日、米MVNOキャリア、US MobileがXiaomiとMeizuのスマートフォンを米国で正式に発売したと報じられた。しかしXiaomiが報道を否定し、US MobileのWebストアからは製品ページが削除されてしまった(Softpediaの記事The Vergeの記事Phone Arenaの記事Neowinの記事)。

現在のところXiaomiは米国向けの製品としてヘッドフォンやモバイルバッテリーなどをWebストアで販売しているが、スマートフォンは販売していない。Xiaomiによれば、米国の正規代理店を通じてスマートフォンを販売する予定はなく、US Mobileは正規代理店でもないという。

これに対してUS Mobileはブログ記事で、AmazonやeBayのマーケットプレースで販売されているものと同様で、同社のマーケットプレースでXiaomiやMeizuのスマートフォンを販売しても問題ないと主張。US Mobileと提携するサードパーティーの代理店が製品を販売・出荷し、US Mobileが保証とサポートを行うことで、他のマーケットプレースで購入するよりも優れたサービスを提供できるとしている。さらに、US MobileもPCMag(この件を最初に報じた)も、US Mobileが正規代理店だなどとは主張していないとも述べている。

PCMagの記事には、「XiaomiやMeizuの代理店との関係を継続していく」といった記述が確かにみられるものの、「Exclusive: US Mobile Is the First Legit Xiaomi, Meizu Carrier in U.S.」という記事タイトルは、US Mobileが正規代理店として端末を提供すると受け取れるものだ。US MobileのWebストアではXiaomiおよびMeizuの製品ページにはOmni Electronics HKという会社が販売する旨が記載されていたが、米国での正式発売と報じたメディアも多い。

なお、US MobileのWebストアでは、Xiaomi Mi 4i、Xiaomi Mi 3、Xiaomi Redmi 2、Meizu M2 Noteの4モデルが販売されていた。
12680772 story
ワーム

脳も腸もない謎の深海生物「珍渦虫」、生物の進化の初期に位置する生物だった 70

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初期 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、

脳も腸もなく、生殖器や肛門もないという「珍渦虫(ちんうずむし)」を系統発生的に分析した結果、旧口動物の系統基部か初期の左右相称動物として位置付けられたそうだ(Natureハイライト論文アブストラクト[1][2][3])。

CNN.co.jpの記事に掲載された写真を見ると、確かに生物というより袋状の何かにしか見えない。過去には筑波大などのチームが卵や幼生の姿を確認しているが、正体についてはさまざまがあったという。

12680744 story
Ximian

米地裁、猿の撮影した写真の著作権侵害をめぐる訴訟を棄却 18

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棄却 部門より
米国・サンフランシスコの連邦地裁は1月28日、インドネシア・スラウェシ島で野生のクロザルが撮影した写真の著作権侵害をめぐる訴訟を棄却した(裁判所文書: PDFVentureBeatの記事PCMag.comの記事Courthouse News Serviceの記事)。

写真は英国の野生動植物写真家 David Slater氏のカメラを奪ったクロザルが撮影したもの。この写真について動物愛護団体のPETAはオスのクロザル「Naruto」が撮影したもので、Narutoが著作権者だと主張。写真集で著作権者としてSlater氏およびSlater氏の会社 Wildlife Personalitiesを著作権者として記載したことでNarutoの著作権を侵害したとして、PETAなどがNarutoの訴訟後見人としてSlater氏側を訴えていた。なお、英国ではWildlife Personalitiesが著作権を取得しているという。

連邦地裁のWilliam Orrick判事は1月6日にクロザルが著作権を持つとの主張を却下しており、被告側の棄却要請も妥当と判断した。クロザルの著作権を認めないことは動物の芸術に関する公共の利益に反すると訴訟後見人は主張しているが、これに対して判事は「そうかもしれないが、そのような主張は議員や大統領にするべきであり、私にではない」と述べている。

Slater氏はFacebookにプレスリリースを投稿し、PETAが自然保護や動物の権利向上に努める野生動植物写真家を攻撃したと批判。写真を撮影したクロザルはメスだと判明しているのにもかかわらず、PETAが架空のNaruto像を作り上げてまで宣伝や収入源に使おうとしているなどと述べている。判決文によると、PETAはNarutoが人里近くに住み、旅行者や写真家が写真を撮影する様子を見てカメラの操作を覚えたなど主張しているようだ。

原告は20日以内に訴状を修正して再度提出することも可能だ。一方、Slater氏の弁護士は、原告に訴訟費用の補償を求めることも検討しているとのこと。
12680742 story
クリスマス

60万人以上が挑戦して誰も全問正解できなかったGCHQのクリスマスパズル、正解が公表される 15

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正解 部門より
英政府通信本部(GCHQ)は4日、昨年12月に出題していたクリスマスパズルの正解を公表した(正答集: PDFニュースリリースThe Registerの記事)。

クリスマスパズルはPart 1からPart 5まで5つのステージが用意され、最初のステージをクリアした人は60万人を超えるという。3万人以上が最終ステージまでたどり着いたが、最終ステージをクリアできた人はいなかったそうだ。ただし、クリアまであと一歩というところまで迫った挑戦者が3人おり、この3人が優勝者としてGCHQのペーパーウエイトおよびGCHQ局長のメッセージとサインが入ったアラン・チューリングのバイオグラフィー、優勝を自慢する権利が贈られるとのこと。

パズル自体は現在も公開されており、正答集には正解とともに説明も記載されている。数学や語学、通信、コンピューター、ロード・オブ・ザ・リングなど、さまざまな知識が要求されるが、興味のある方はあらためて挑戦してみるといいだろう。各ステージのリンク先は以下の通り。

Part 1
Part 2
Part 3
Part 4
Part 5
12680270 story
iOS

iOSのアップデートで発生するエラー53の原因は? 40

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ゴミ? 部門より
iPhone 6/6 PlusをiOS 9にアップデートする際に発生するエラー「53」の原因をAppleが説明している(The Guardianの記事9to5Macの記事)。

エラー53はハードウェア関係のエラーと説明されているが、iPhone 6/6 PlusのiOSアップグレードでエラー53が発生する場合、Appleの正規サービス以外でTouch IDボタンを交換したことが主な原因とみられている。Touch IDセンサーとiPhoneが1対1でペアリングされており、サードパーティーの修理業者でボタンを交換するとTouch IDの機能が使えなくなることが知られている。また、落下によるダメージを受けた端末や、タッチスクリーンまたはTouch IDの反応が悪くなった端末で発生したとの報告もみられる。

Appleによれば、不正なTouch IDセンサーによる指紋データへのアクセスを避けるため、ペアリングされてないことが検出されるとTouch IDが無効化されるのだという。正規の修理サービスでは新しいセンサーとのペアリングが行われるが、正規でない修理業者が修理した場合や、画面の故障、Touch IDセンサーに影響するコンポーネントに問題がある場合などはペアリングの確認に失敗する可能性がある。この状態で更新や復元を実行すると、さらなるチェックが行われてエラー53が表示されるとのことだ。

昨年4月のThe Daily Dotの記事では、iPhone 6 PlusをiOS 8.3にアップデートし、エラー53が発生した時の話をまとめている。このiPhone 6 Plusは数か月使用する間にタッチスクリーンやTouch IDの反応が悪くなっていたが、修理をしたことはなく、特に落下などのダメージも受けていないものだったという。Apple Storeに端末を持ち込んだところ、やはりエラー53が発生。原因不明だが壊れており修理不能だとして新しい端末への交換が行われている。Appleではエラー53が発生して復旧できない場合、Appleのサポートに連絡することを推奨しているが、問題の発生した端末を復旧できるのかどうかは不明だ。
12680264 story
セキュリティ

セキュリティ企業が開発したChromiumベースの「セキュアな」Webブラウザに脆弱性 14

ストーリー by headless
セキュリティ企業がChromiumをフォークして開発し、自社のセキュリティソフトとともにインストールする「セキュアな」Webブラウザの中には重大なセキュリティー上の欠陥を含むものがあるようだ。GoogleのProject Zeroでは、Comodoの「Chromodo Private Internet Browser」とAvastの「SafeZone」で発見した脆弱性をGoogle Security Researchで公表した。なお、これらの問題についてはComodoとAvastがそれぞれ修正版をリリースしている。

ChromodoはComodo Internet Securityと同時にインストールされ、既定のWebブラウザに設定される。ComodoはChromodoについて、最高レベルのスピードとセキュリティ、プライバシーと説明しているが、ChromodoはWebセキュリティを無視して同一生成元ポリシーを無効化しているのだという。Project ZeroのTavis Ormandy氏は、新しいウインドウで開いた別のWebサイトのCookieを読み取って表示する実証コードを作成している(Google Security Research — Issue 704The Registerの記事Neowinの記事)。

Comodoは修正版をリリースしたものの、実証コードが動作しなくなるようにしただけで根本的な修正は行われていないという。そのため、Ormandy氏はとりあえず修正済みとして公表し、正しく修正されていない点を新しいバグとして登録したとのことだ。

一方、SafeZoneは「Avastium」とも呼ばれ、Avastの有料版セキュリティ製品で利用できる機能のようだ。SafeZoneの問題は攻撃者がファイルシステム上のすべてのファイルを読み取り可能になる点だ。ファイルリストを取得できるため、パスやファイル名を知っている必要もない。また、認証された任意のHTTPリクエストを送信し、レスポンスを読み取ることが可能だという。これにより、攻撃者は電子メールを読んだり、ネットバンキングを操作したりといったことが可能になるという(Google Security Research — Issue 679Avastの更新情報The Registerの記事)。

これらの問題があるのはSafeZoneだが、AvastSvc.exeがlocalhostに作成するRPCエンドポイントがWebからアクセス可能となっており、攻撃者は任意のWebブラウザからSafeZoneを起動できる。そのため、ユーザーがSafeZoneを使用している必要はないとのこと。

この件はAvastが修正版をリリースしたため、修正済みの脆弱性として内容が公表された。
12680255 story
OS

Windows 10 Insider Previewビルド14251で用途不明なLinuxサブシステム関連ファイルが見つかる 37

ストーリー by headless
秘密 部門より
あるAnonymous Coward のタレこみより。Microsoftでは2016年からWindows 10 Insider PreviewのFastリング向けに最新ビルドの提供ペースを速めることを明らかにしており、1月13日のビルド11099をはじめとして、111021425114257と新ビルドが毎週リリースされている。このうち、1月27日にリリースされたビルド14251で用途の不明な2つのファイル「lxcore.sys」「lxss.sys」が見つかり、話題となった(WinBetaの記事WMPoweruserの記事Tech Timesの記事TechWormの記事)。

lxss.sysは以前Windows 10 Mobile Insider Previewに搭載されていたWindows Bridge for Android(Project Astoria)のランタイムファイル「adss.sys」と名前が似ていることから、adss.sysがAndroidサブシステムを示していたことからLinuxサブシステムのファイルではないかとWalkingCat氏がTwitterで指摘する。

これに対し、すべてのデバイス向けに同じリポジトリからビルドするOneCoreビルドになっているとAlex Ionescu氏が答えたため、adss.sysの名称が変更されてPC版にも搭載されるのではないかという話になった。一方 Ionescu氏は、以前からWindows NTにはUnixベースのサブシステムが搭載されていると述べるのみで、具体的な用途は明言しなかった。

Project AstoriaはWindowsストアアプリを増やすための「Windows Bridge」プロジェクトの1つで、AndroidアプリのWindowsユニバーサルアプリへの移植を可能にするというもの。Windows 10 Mobile Insider Previewでは昨年7月頃のビルドにProject Astoriaのランタイムが搭載されており、AndroidのAPKがそのままインストール可能となっていた。しかし、昨年10月にはランタイムが削除されており、プロジェクトは計画通りに進んでいないと伝えられた。現在も限られた開発者向けのプレビューが実施されているのみで、あまり情報は出てきていない。
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「毎々お世話になっております。仕様書を頂きたく。」「拝承」 -- ある会社の日常

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