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バイオテック

Excelの自動書式により、遺伝子のリストを使用する論文の約20%に誤った遺伝子シンボルが掲載されているとの調査結果 96

ストーリー by headless
確認 部門より
Microsoft Excelの自動書式機能により、遺伝子のリストを使用する論文の約20%で、遺伝子シンボルが日付や浮動小数点値に変換されたまま掲載されていることがわかったそうだ(論文Softpediaの記事WinBetaの記事)。

たとえば「Septin 2」の遺伝子シンボルは「SEPT2」だが、デフォルトの状態でExcelに入力すると「2-Sep」に変換される。また、「Membrane-Associated Ring Finger (C3HC4) 1, E3 Ubiquitin Protein Ligase」の遺伝子シンボル「MARCH1」は「1-Mar」に変換されるほか、理研の「2310009E13」のようなクローンIDは「2.31E+19」に変換されてしまう。保持されるデータ自体が変換されてしまうため、後で書式を変更しても復元することはできない。

同様の変換はExcelだけでなく、LibreOffice CalcやApache OpenOffice Calcでも発生する。Googleスプレッドシートでは発生しないとのことだが、試してみたところクローンIDは変換されてしまった。

こういった問題と回避方法は10年以上前から注目されている。しかし、事前にセルの書式設定で「文字列」を選ぶか、先頭に「'」を付加して文字列として 入力する方法ぐらいで、完全に無効化する方法はないこともあり、簡単にはなくならないようだ。
12873076 story
バイオテック

米FDA、遺伝子操作したネッタイシマカの放出実験による環境への重大な影響はないとの最終判断 30

ストーリー by hylom
ある意味バイオテロ 部門より
headless曰く、

米食品医薬品局(FDA)は5日、フロリダ州で計画されている遺伝子操作されたネッタイシマカの放出実験について、環境への重大な影響はないとの最終判断を示した(FDAの発表OxitecのプレスリリースThe VergeMashable)。

実験が計画されているのはフロリダ州キーウエストのキーヘイブンで、英Oxitecにより遺伝子操作されたネッタイシマカ(OX513A)のオスを放出するというもの。オスのOX513Aとメスのネッタイシマカが交尾した場合、産まれた卵は成虫になる前に死滅する。オスのOX513Aは吸血せず、2日ほどで死ぬために環境への影響は少ないと考えられている。FDAでは3月に放出実験による環境への重大な影響はないとの事前判断を示しており、数千件のパブリックコメントの内容などを考慮して最終的な判断を行ったとのこと。

ネッタイシマカはデングウイルスやジカウイルス、チクングニアウイルス、黄熱ウイルスなどを媒介する。実験は2009年と2010年にキーヘイブンでデング熱が感染拡大しことこから計画されたが、現在フロリダ州では蚊が媒介したとみられるジカウイルス感染が少なくとも16件確認されるなど、ジカウイルスの感染拡大が大きな注目を集めている。

FDAの最終判断で計画は大きく前に進むことになるが、実験の実施が決定したわけではない。Oxitecは実験を開始する前に地元や州、米政府が必要とする条件を満たす必要があり、フロリダキーズ諸島で蚊の対策を行うFlorida Keys Mosquito Control Districtとともに実験を実施するかどうかを決定することになる。

12871925 story
バイオテック

ヒトと動物の「キメラ」研究、米国立衛生研究所が助成を検討 65

ストーリー by hylom
人間の遺伝子を含む人間でないものはなんなのか 部門より
あるAnonymous Coward曰く、

米国立衛生研究所が、受精卵を操作して動物の体内で人間の臓器や組織を作製する研究を認め、資金援助の検討も行う方針であることを明らかにした(ScienceヨミドクターAFPSlashdot)。また、これに対しては30日間にわたってパブリックコメント(意見募集)を行うという。

このような研究の結果、たとえば人間の遺伝子に由来する「人間のために臓器を取り出すための動物」などが実現する可能性があり、それについての懸念も紹介されている。

12870453 story
バイオテック

老化細胞を除去したら肺組織が若返った 22

ストーリー by hylom
人間への応用のハードルは高そう 部門より

国立長寿医療研究センターなどがマウスを用いた実験で肺の老化した細胞を遺伝子操作で取り除いたところ、肺の弾力性が回復し若返った状態になったことを確認できたという(朝日新聞日経新聞西日本新聞JCI Insight掲載論文)。

研究では遺伝子を操作し、肺の細胞が老化したときに毒素を取り込んで除去できるようにしたマウスを使用。遺伝子操作を行った生後12か月のマウスに毒素を投与して老化した細胞を取り込んだところ、肺の弾力性が回復したという。

12866380 story
宇宙

チェルノブイリで発見された放射線耐性を持つ菌、国際宇宙ステーションへ持ち込まれる 57

ストーリー by hylom
細菌ではない 部門より

チェルノブイリで発見された、「放射線に耐えられる菌類」が国際宇宙ステーション(ISS)に持ち込まれたそうだ(ギズモード・ジャパンNASAMOTHERBOARD)。

この菌類はチェルノブイリ原発事故の発生後にチェルノブイリ周辺で発見されたもので、強い放射線に晒されている環境でも生き延びられるという。さらにそれだけでなく、放射線のほうに向かっていくように成長していくという特徴があるそうだ。

なぜ放射線に耐えられるのか、なぜこのような挙動をするのかは解明されていないとのことだが、国際宇宙ステーションにこの菌を持ち込むことで、放射線や低重力による影響を調査する模様。

12862510 story
バイオテック

「ドリー」と同じ細胞から作られたクローン羊4匹は今でも健康に生きている 11

ストーリー by hylom
クローン羊が見る夢は何か 部門より

世界初のほ乳類のクローンとして知られる羊の「ドリー」は、6歳で死亡した。このため、クローンで作られたほ乳類には何らかの身体的問題があるのではないかと言われていたが、ドリーと同じ細胞を使って生まれた別のクローン羊4匹は9歳を超えても健康に生きているという(WIREDGIGAZINENature Communications掲載論文)。

このクローン羊たちは、2007年に生まれ2016年現在で9歳。羊の寿命は10~12年と言われているが、この羊たちは「1~2カ所の関節に軽い変形性関節炎の徴候が見られる」以外は健康だという。そのため、クローンだからといって寿命が短いとは言い切れないようだ。

12844985 story
バイオテック

光に反応する筋細胞で動き回るエイ型ロボット 12

ストーリー by hylom
人工筋肉は実現できるか 部門より
nakka-man 曰く、

米5セント硬貨サイズの「エイ型ロボット」が開発されたそうだ。このロボットはラットの筋肉細胞に由来する動力源を持ち、光に従って水中を泳ぐことができるという(カラパイアGIGAZINEScience)。

このロボットを開発したのはハーバード大学のケビン・キット・パーカー教授。

  1. 細胞外タンパク質を持ったシリコン層2枚で金(Gold)の骨格を挟む
  2. ラットの胚から採取した心臓の細胞を改造したものをシリコン層の上に置く(細胞は骨格に沿ってジグザグに配置されている)
  3. その細胞に光を当てると収縮し、シリコンのヒレを動かす。
  4. 金の骨格のバネ作用によって、細胞が元に戻る。

という作用によって、塩と糖の溶液の中で泳ぐそうだ。動画を見ると、かなり強い光を連続では無く断続的に当てているようだ。これによって3.と4.の力が均衡しないのだと思われる。

教授によると人造クリーチャーを作ることが目的ではなく、生体人工心臓を開発するのが目的だそうだ。

12827633 story
バイオテック

米国で人間の遺伝子を改変する臨床試験が認可される 24

ストーリー by hylom
実はこっそりどこかでもう行われてたりして 部門より
あるAnonymous Coward曰く、

CRISPR/Cas9(DNAの二本鎖を切断して遺伝子編集を行う技術)を使って人間の遺伝子を改変する研究に対し、米連邦生物安全倫理委員会が認可を行ったという(TechCrunch)。

すでに中国ではCRISPR技術を使った遺伝子改変実験が行われている。今回米国で認可が行われた研究は、遺伝子改変によって遺伝性のがん細胞を攻撃する能力を付与するというものだそうだ。これによって、遺伝的な要因で健康を害することを防ぐことができる可能性があるという。いっぽう、遺伝子操作による副作用を危惧する声も多い。

なお、実際に研究を行うには実験を行う大学内や米食品医薬品局の承認も必要になるとのこと。

12804978 story
バイオテック

「ヒトゲノム合成計画」、スタート 30

ストーリー by hylom
何ができるか 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、

人間や動物のDNAを人工的に合成することを目指すプロジェクトがスタートした(AFPScience誌掲載論文).

1990年には人間の全遺伝子を解析する「Human Genome Project (HGP-read、ヒトゲノム計画)」がスタート、2004年に完了しているが、今回新たに立ち上げられたプロジェクトはこれに続くもので、今度は遺伝子の「書き込み」を行うことを目指すことから「Human Genome Project–Write)HGP-write)」と名付けられている。

いっぽうで遺伝子を人工的に合成することについての批判もある。また、このプロジェクトに関する非公開カンファレンスが5月12日に行われていたそうだが(ギズモード・ジャパン)、これについても「秘密主義だ」などとの批判が出ているようだ。

12796668 story
バイオテック

エンドウ豆から作る牛乳代替品 22

ストーリー by hylom
飲んでみたい 部門より

米シリコンバレーのRipple Foodsという新興メーカーが、エンドウ豆から作った牛乳代替品「Ripple」を開発したそうだ(TechCrunch)。

Rippleは牛乳と同量の蛋白質を含み、脂肪は9分の1以下、カルシウムやビタミンDは牛乳より多く含まれているという。さらに製造に使用する水も少なく、環境に優しいという。

牛乳の代替品としては大豆から作った豆乳があるものの、牛乳とは味がだいぶ異なっていた。Rippleはエンドウ豆由来の蛋白質をベースにひまわり油、砂糖、ビタミン、ミネラルなどを配合しているとのことで、調製豆乳に近い感じだ。味の比較を行っているPOPSUGARの記事によると、豆乳とアーモンドミルクの中間という感じの味という雰囲気で、牛乳に近い味とのコメントもあるようだ。また、チョコレート味やバニラ味のものも提供されている。

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バイオテック

独バイエル、米モンサントに買収提案 4

ストーリー by hylom
悪魔合体感 部門より

ドイツの化学工業・製薬会社バイエルが、遺伝子組み換え作物で知られる米モンサントに対し買収提案を行ったとのこと(ブルームバーグ)。

モンサント側は買収提案を拒否すると発表している(日経新聞)。この買収については、モンサント側にメリットがあるとの報道もある。

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バイオテック

研究用の遺伝子組み換え植物、研究施設の外となる大学の敷地で見つかる 39

ストーリー by hylom
管理できていなかった 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、

適切な管理が義務付けられている実験用の遺伝子組み換え植物が屋外に生えているのが見つかったそうだ(NHK)。

発見された場所は奈良先端科学技術大学院大学の敷地で、実験用に遺伝子が組み換えられたアブラナ科の植物「シロイヌナズナ」が見つかったという。このシロイヌナズナは、普段は研究用の温室で管理されているが、先月20日に学生が温室の外の敷地で生えているのを見つけたとのこと。

大学は生えていたおよそ290株を除草剤で取り除き、周りの土も回収したとしている。大学では研究用の温室に入った人に種が付着し、外に運ばれた可能性があるとしている。大学は「すべて取り除き、生態系などへの影響はない」と説明している。

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バイオテック

Microsoft、DNAを使ったデータ保存に挑戦 31

ストーリー by hylom
動物の体がストレージになるわけではなさそうですが 部門より

Microsoftはバイオ企業Twist Bioscienceから大量のDNAを購入しているという。目的は、遺伝物質を使ったデータ保存の研究だそうだ(WIRED)。

1gのDNAには10億テラバイト(1ゼタバイト)近くのデータを保存でき、さらに非常に頑丈という特徴があるという。すでにDNA鎖をカスタマイズするための装置は実用化されているそうだが、そのためのコストは現在塩基1つ当たり約10セントと安くはない模様。

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バイオテック

ヒトの受精卵、13日間の体外培養に初めて成功 36

ストーリー by hylom
倫理規制についての議論が続く 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、

米英などの2研究グループが、ヒトの胚(受精卵)を実験室内で2週間近く培養することに成功したそうだ(AFPNatureNHKSlashdot)。

今回の研究では、新たに形成されたヒト胚が母体の子宮外部で数日以上成熟できることが初めて示された。不妊治療や再生医療の研究に役立つ可能性があるという。

なお、ヒトの胚には実験室内で2週間を超えて培養することを禁止する「14日ルール」がある。これは世界12か国で法律化されているほか、米国や中国を含む5か国で慣行化している。今回はこの制限のため意図的に13日で胚を破棄したというが、この研究結果を受けて今後はこの「14日ルール」をどうするかも検討する必要がある。

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バイオテック

紫外線に反応して緑色に発行するサル、遺伝子操作によって作られる 46

ストーリー by hylom
サイバーパンク感 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、

滋賀医科大と実験動物中央研究所(川崎市)のチームがカニクイザルに緑色蛍光タンパク質(GFP)を組み込むことで、紫外線に反応して緑色に発光するサルを生み出すことに成功したという(共同通信Scientific Reports掲載論文)。

サルの卵子にGFPの遺伝子を組み込んだ後、精子と受精させるという手法で作り出したとのこと。

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アレゲは一日にしてならず -- アレゲ見習い

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