patagon (1453) の日記

常用のメーラーEdMaxはSSL非対応。しかしThunderbirdは慣れてないのでやはり今ひとつ。

そこでStunnelを使ってEdMaxでもSSLを使えるようにした。といってもとっかかかりってことでGUIなソフトwstunnelで逃げた。しかしGUIなやつはタスクバーにアプリケーション表示されてかったるい。後日Stunnelでサービスとしてあげるか(追記 あげました)。

ポイント
クライアントとして使う限りは証明書を取得しておく必要はない。

最低限ここ見れば分かる
Drive Network | wstunne Becky!(SSL実装化前のバージョン)の設定だが参考になる。
イサカ・インフォ - メールソフトの「SSL化」

読んでおくべき
メーラーのSSL化
何でもSSL! wstunnel(stunnelをGUI化したもの)
S/Goma V2: 参考資料
2003. 1月号 「SSLを使って電子メールをセキュアにする」pdf:249KB
@IT > Security&Trust > Security Tips Index >SSL非対応メーラのSSL化

本家
Stunnel.org

参考
@IT > Master of IP Network > 公開と隠ぺいのジレンマ「SMTP~後編」
*****
(1)wstunnelの取得と準備
オレンジソフトのサイトからwstunnelを取得し、任意のディレクトリで解凍する。

以下は自分の例
c:\home\hoge\wstunnel 以下でwstl100b4.exeを解凍。

***
(2)wstunnel(.exe)の設定

wstunnelを起動する。

動作設定
動作モード クライアント にチェック
証明要求に応える チェック不要
検証のレベル 任意(とりあえず中にしている)

プロトコル
IMAP4は使ってないのでチェックを外す(外さなくてもいいけど)

SMTP
SMTP にチェックを入れる。
ホスト名 smtp.gmail.com
ローカルのポート 25(10025とかでも可。メーラーの設定と合わせること)
ポート 465

POP3
POP3 にチェックを入れる。
ローカルのポート 110(10110とかでも可。メーラーの設定と合わせること)
ポート 995

起動時に自動的に実行する にチェックを入れる。

以上で設定終了。

wstunnelの実行を押して、実行する。

***
(3)メーラーの設定
EdMax Version 2.85.5F

設定 - アカウント設定 -基本タブ

必須
アカウント名 任意(例 Gmail)
SMTPサーバー名 localhost
POP3サーバ名 localhost
POP3ユーザー名 Gmailでとったアカウント(hogehoge@gmail.comの「hogehoge」部分)
POP3パスワード Gmailアカウントのパスワード(POP3、ログイン共通)
名前 任意
メールアドレス Gmailでとったメールアドレス(hogehoge@gmail.com)

オプション
SMTPポート 25(wstunnelまたはstunnelで指定するポート。10025とかでも可)
POP3ポート 110(wstunnelまたはstunnelで指定するポート。10110とかでも可)

SMTPサーバーは認証が必要 にチェックを入れる
      CRMA-MD5で認証 はチェックを入れない(入れると通信が出来なかった。Becky!の設定とは異なる)
      ユーザーID Gmailでとったメールアドレス(hogehoge@gmail.com)
      パスワード Gmailアカウントのパスワード(POP3、ログインと同じもの)

OKを押して、設定終了。

EdMaxでGmailのPOPとSMTPが使える。

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長期的な見通しやビジョンはあえて持たないようにしてる -- Linus Torvalds

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