fslasht (3370) の日記

2001 年 08 月 28 日
午後 12:29

PICNIC(5) リモコン改造編

 昨晩は学習リモコンをPICNICにつなぐ実験をしました。
 最初は、リモコンのキーパッドの接点にリード線を半田付けしようと思いましたが、こんなところに半田がつくわけないですね。
 しかたがないので、キーバッドの配線を追って、LSIのピンに直接半田付けしました。
 ピッチが0.7mmくらいだったので、結構大変でした。でも、やってみればなんとかなるもんですね。
 リード線はホットボンドで固定しました。
 買ってきたばかりの学習リモコンは、いきなり改造されてワニグチクリップのリード線付きとなってしまいました。

 で、PICNICにつないでみました。PIOの出力ピンと電源をそれぞれリモコンから生やしたワニグチクリップにつなぎました。あとは、PCからPICNICのピンを操作すると見事クーラーの電源が入りました。

 ただクーラーのリモコンはトグル動作なので現在のON/OFF状態が判りません。そこで、クーラーの送風口にマイクロスイッチをつけました
(ガムテープで)。
 クーラーをONにするとフラップが開くので、そのときマイクロスイッチがOFFになるのを検出して電源ONを判定します。

 うちのクーラーは、調子が悪く一度電源をいれても冷えないことがあります。何度かON/OFFを繰り返すとやっと冷えた風がでてきます。センサーかなにかが故障しているようです。(修理呼ぼうよ)
 そのためただ電源ONにするだけでは、ちゃんと働いてないかもしれません。
 そこで送風口に温度センサを付けることにしました。
 PICNIC上のLM35をコードで延長しようかとも考えましたが、手を抜かずにLM35を買ってきて追加のセンサを付けることにしました。

 ついでに湿度センサーも付けてみようと、調べてみたのですが、Honeywell社の HIH-3602C が良さそうです。使い方もLM35と同じ様でした。

参考にしたURL
http://e-rescue.jipm.or.jp/keisoku/keisoku_04_02.html

 温度センサ機能も載っているようなので、LM35の代わりにもなりそうです。
 秋月で売っているといいですけど。
 それにしても湿度センサの校正ってどうやってやったらいいんだろう。

 以前秋月のキットで、焦電センサを使った人体センサーを組み立てました。これをつないでSECOMごっこをやりたいのですが、このキットからの出力は、パルスなのでPICNICでうまく拾えないかもしれません。
 PICNICはホストからの指示でセンサー状態を返すポーリング方式でしたので、思いっきり取りこぼしそうです。
 ラッチ回路とか付けるといいのかな。

参考予定URL
http://cmos.niigata-pc.ac.jp/~namikata/text/digital/10.html

弘法筆を選ばず、アレゲはキーボードを選ぶ -- アレゲ研究家

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