Oliver (4) の日記

2004 年 07 月 21 日
午後 03:47

編集記録2004-07-21:ボツタレコミ、フリル付きだがコアが抜けてる例

ボツにするタレコミには主ネタの選択はいいが、ほかにもいろいろくっつけすぎて要点が絞れてないものが少なくない。たとえば、今日ボツにした例:

タレコミニスト曰く、 "セキュリティホールmemoより。月刊WindowsUpdateにて提供されたMS04-022についてexploitが出現した模様です。この脆弱性で注意しないといけないのはNT4.0は問題無いということになっていますが、NT4.0にインストールしたIE6SP1にはこの脆弱性のあるコンポーネントがインストールされると言う点で、これはかなり見落としがありそうな気がします。一方で、不具合情報としてMS04-022適用でタスク・スケジューラが開始されなくなる不具合があるようで、パッチ適応を見送っているマシンがあるかもしれません。しかし、今回Exploitが出現してしまったので放置するとセキュリティ穴を突かれてしまう事になります。レジストリを変更すると言う対策もあるみたいですので、パッチ適用を見送っていたマシンも今すぐ対策を検討することをお勧めします。"

つい最近パッチがでたばかりのセキュリティホールを突くexploitが表れた、というタレコミ。「今月の月刊...」、「もうexploitが」とするだけでも、わかりやすくなるのだが、ここはどのコンポーネントにどのような穴があって、exploitはワームなのか、トロイの木馬なのか、IEで閲覧するだけで発動するのか、メール経由なのか、などを含めるべきだ。コメントする人には「リンク先を読め」を要求することができるが、読者の大半がリンク先もコメントも読まず、/.-jのトップページしか読まない事を考えると、タレコミ単体でも独立して存在できるほどの情報量がなければいけない。このタレコミの場合、核となるべき部分が短く、さらには抜けてる情報を知っている事を前提とした_追加_情報ばかり、ということでタレコミニストが伝えたいことはなんなのか、タレコミの焦点はなんなのか、がわかり辛く、読みにくい。

ネタ自体は掲載に値するので、exploitそのものに的を絞った別タレコミをお待ちしております。

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「毎々お世話になっております。仕様書を頂きたく。」「拝承」 -- ある会社の日常

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