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JAXA

JAXA、「ひとみ」の異常事象調査報告書を公開 27

ストーリー by hylom
並ぶ文言に親近感 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、

JAXAは24日、異常事象により通信途絶その後復旧を断念したX線天文衛星「ひとみ(ASTRO-H)」について、詳細な調査報告書を公開した(プレスリリースひとみ特設サイト)。

今回の報告書では、発生した事象についての記述もさることながら、特に直接の原因となった不適切なパラメータが設定された理由について詳細が記載されている。それによると「パラメータ変更作業はJAXAから運用支援業者に依頼する形で行われたが、運用計画を規定する文書に明確に記述されておらず詳細が共有されていなかった」「パラメータを入力するツールが設計を熟知した開発者用のもので手順書なども準備されていなかった」「計画にない作業を追加したことで業務が輻輳し、指示が曖昧になった」「検証の結果確認プロセスが明確化されておらず、パラメータの検証が行われなかった」といった多くの運用上の問題が重なり、今回の事象が発生したことが伺える。

報告書ではまた、問題が起こった設計/運用上の背景についての分析もなされている。なお、本調査報告を受けての対策とまとめは次回提示とされている。

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JAXA

JAXA、X線天文衛星「ひとみ」の復旧を断念 132

ストーリー by hylom
さすがにこれは難しいか 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、

JAXAは28日、先日より通信途絶が続いているX線天文衛星「ひとみ(ASTRO-H)」について、今後衛星が機能回復することは期待できないとして復旧を断念することを発表した(プレスリリースひとみ特設サイト)。

JAXAではひとみの状態について、これまでの調査により「構造的に弱い部位である太陽電池パドルが両翼とも根元から分離した可能性が高い」「異常後に受信した電波はASTRO-Hのものではなかったと判断される」との結論に達し、復旧は期待できないとの判断に至ったとしている。今後は、設計/製造/検証/運用の各段階において今回の事態に至った要因を調査し、背後要因も含めた原因を徹底的に究明するとのこと。

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JAXA

JAXA、「ひとみ」トラブル発生の推定メカニズムを公表 21

ストーリー by headless
回転 部門より
JAXAは15日、X線天文衛星「ひとみ(ASTRO-H)」の状況に関する記者説明会を開催し、現在有力と考えられるトラブル発生の推定メカニズムを明らかにした(記者説明会資料: PDFJAXA TVファン!ファン!JAXA! — トピックス)。

3月26日に通信異常が発生したASTRO-Hでは、姿勢異常や物体の分離が発生していることも確認されている。通常、ASTRO-Hは慣性基準装置(IRU)とスタートラッカ(STT)の情報を用いて姿勢制御を行う。STTは捕捉モードで星の位置から姿勢情報を計測し、追尾モードで姿勢情報を出力する。姿勢変更を実施した後にはIRU誤差推定値を一時的に増加させ、STTが出力した姿勢情報により補正を行うのだが、IRUとSTTの姿勢決定値の差が1度以上となった場合はSTTのデータを取り込まない設計になっているという。

ASTRO-Hは3月26日に姿勢変更運用を実施したが、補正が開始されてすぐにSTIが捕捉モードへ移行してしまい、IRU誤差推定値が大きな値のまま保持されたと推定されている。その後STTは再び追尾モードに移行したが、姿勢決定値の差が大きくなっていたため出力データは取り込まれなかった。その結果、実際には回転していない衛星が回転していると判断され、回転を止めようとしたリアクションホイール(RW)の作動が衛星を回転させるという姿勢異常が発生したと推定されるとのこと。ただし、この時点での回転は17時間で1回転する程度のゆっくりとしたものだった。

(続く...)
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国際宇宙ステーション

民間宇宙ステーションBA330、2020年に打ち上げへ 13

ストーリー by hylom
次の世代へ 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、

民間宇宙ステーションの開発を進める米宇宙ベンチャーのBigelow Aerospaceは11日、同社の膨張式宇宙モジュール「BA330」を2019年末から2020年にかけ、ULAのAtlas Vロケットで2機打ち上げる計画であることを発表した(nasaspaceflight.comspaceflight101.com)。

BA330は先日国際宇宙ステーション(ISS)に届けられたBEAMの発展型となる大型の膨張式モジュール。重量20t以上とそのままでもJAXAの「きぼう」並みに大きなモジュールであるが、空気を入れて膨らませることで、全長9.5m、直径6.7m、定員6名で、内部の広さが1機でISSの3分の1以上の330m3にも達する巨大なモジュールへと変貌する。BA330は単体で独立した宇宙ステーションとして活動可能であり、宇宙ホテルや研究施設として用いられる模様である。

発表ではまた、打ち上げられる2機のうち1機についてはNASAとの間でISSにドッキングすることを協議しているとも語られている。実現すればISSの将来像に大きな影響を与えることは間違いないだろう。

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JAXA

X線天文衛星「ひとみ」で通信異常が発生、1日以上状態が確認できない状況が続く 89

ストーリー by hylom
さてどうなる 部門より
headless 曰く、

JAXAは27日、X線天文衛星「ひとみ(ASTRO-H)」からの電波を26日の運用開始時正常に受信できず、その後も状態を確認できない状況にあることを発表した(プレスリリースNHKニュース毎日新聞)。

通信不良の原因は不明だが、短時間だが電波を受信できた時間帯もあるという。太陽電池パネルの発電量が本来より少なくなっていることから、衛星の姿勢に問題があって太陽光を十分に受けられていない可能性もあるとのこと。JAXAでは対策本部を設置し、通信の復旧と原因調査に努めているとのことだ。

2月17日に種子島宇宙センターからH-IIAロケット30号機で打ち上げられた「ひとみ」は、2月29日までにクリティカル運用期間を終了し、約1か月半の予定で初期機能確認を実施中だった。

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交通

NASA、低騒音・低ソニックブーム旅客機の試作をロッキード・マーチンに発注 12

ストーリー by hylom
超音速飛行機復活なるか 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、

NASAは29日、ソニックブームを低減して低騒音にする超音速旅客機の初期設計をロッキード・マーチンに発注したことを明らかにした(NETWORKWORLDguardianCNNSlashdot)。

発注されたのは有人試験飛行モデルで、いわゆるXプレーン扱いとなる。NASAは開発費用として2017年予算で2000万ドル(約22億6000万円)を計上した。2020年までに飛行試験を行いたいとしている。実用化の目標時期は2030年代になるという。目標として現在の連邦航空局の騒音基準である71dB以下の達成、窒素酸化物の排出量を75%低減、燃料燃焼性能を70%低減させるとしている。低騒音エンジンのほか、フラップや着陸脚の扉などから出るノイズを低減されることも課題だとしている。

NASAのボールデン長官はバージニア州のロナルド・レーガン・ワシントン・ナショナル空港で、このプロジェクトを正式に発表、「より環境に優しく安全で静かな飛行と同時に、より速く飛ぶ機体の開発、より効率的な航空システムの構築を目指す」と述べている。

近年、コンコルド以来開発されなかった超音速旅客機の開発が再検討されるようになってきている。日本でもJAXAが低ソニックブーム型の航空機開発を進めている(過去記事)。

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JAXA

H2Aロケット、2023年度で運用終了へ 23

ストーリー by hylom
まだ先ですが 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、

三菱重工業は「H2A」ロケットを2023年度の打ち上げを最後に退役させる方針だという。すでに文部科学省の審議会には報告済み(日経新聞)。

三菱重工はJAXAとともに「H3」ロケットを開発中で、こちらが2020年度に完成する予定であることから、2023年度の運用終了を決めたようだ。また、H2Bについても2019年度に運用を打ち切る計画だという。

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JAXA

JAXA、疑似宇宙空間体験者を再募集 40

ストーリー by hylom
高給 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、

JAXAと筑波大などが昨年末、宇宙船を模した閉鎖環境に一般人を滞在させる実験を始めるとしてその参加者を募集していたが(朝日新聞)、これに対し5日間で2000人を超える応募があったという。(読売新聞

実験は筑波宇宙センター内に用意されたバス2台程度のサイズの閉鎖空間に2週間滞在するというもの。宇宙食を想定した保存食を食べ、血液や尿、表情や声などを医師が調べるという。公募対象は「20~55歳の健康な男性8人」で、報酬は38万円だそうだ。

応募は12月28日に締め切られたものの、問い合わせが多いことから1月12日まで再募集をするそうだ。

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宇宙

ロシア、宇宙庁と宇宙産業を国営ロスコスモス社に統合 5

ストーリー by hylom
統一統一宇宙企業 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、

近年ロケットの打ち上げ失敗や人工衛星の故障などが相次いだロシアでは、宇宙産業の立て直しのため2016年1月1日付でこれまで同国の宇宙開発を取り仕切ってきた「ロシア連邦宇宙庁」(通称ロスコスモス)と2014年にロシアの宇宙企業を統合して発足した国営の「統一ロケット宇宙会社」 (ORKK) を統合、新たに国営「ロスコスモス」社が設立されたとのこと(sorae.jp)。

ロシアでは2012年頃から宇宙産業の再編が議論されており、2014年3月にRKKエネルギヤやクルニチェフといった宇宙企業各社が国営の統一ロケット宇宙会社に統合されたが(ORKK統合の解説)、今回それがさらに発展する形となったようだ。ロシアの省庁の国営企業化の事例としては、過去に原子力分野におけるロスアトム社があり、また宇宙関係では2015年に空軍と航空宇宙防衛軍が航空宇宙軍に改組されている。

日本の宇宙開発機関のJAXAへの統合を思いだすが、こちらはどう転ぶのだろうか?

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国際宇宙ステーション

国際宇宙ステーションで栽培中の植物、花が咲く前に枯れそうになる 28

ストーリー by headless
花咲爺が黙ってない 部門より
国際宇宙ステーション(ISS)で栽培中の植物が枯れそうになっているそうだ(Ars Technicaの記事Popular Scienceの記事ケリー宇宙飛行士のツイートケリー宇宙飛行士のInstagram投稿)。

NASAは2014年から植物栽培装置「Veggie」を使用してISSで植物栽培実験を行っており、8月には収穫したレッドロメインレタスをNASAのスコット・ケリー宇宙飛行士とチェル・リングレン宇宙飛行士、JAXAの油井亀美也宇宙飛行士が試食している。

現在Veggieで栽培しているのはヒャクニチソウの1種(Zinnia hybrida)で、11月16日に実験を開始。新年には花が咲く予定だった。しかし、27日にケリー宇宙飛行士が投稿した写真では、十分に成長せず、枯れ始めている様子がうかがえる。

自分の中のマーク・ワトニー(「The Martian」: 邦題『火星の人』、映画の邦題は『オデッセイ』の主人公)と交信しなければというケリー宇宙飛行士のツイートに、作者のアンディ・ウィアー氏はワトニーの場合たくさん毒づいたり、火を燃やしたりしたのが役に立ったとアドバイス。ケリー宇宙飛行士の別のツイートに対しては、ワトニーが使った肥料の話をした上で、自分はあまり良い質問相手ではないかもしれないと返信している。

花を咲かせるには、レタスのように葉を収穫する野菜よりも光やその他の環境要素の調整が難しくなる。ヒャクニチソウの栽培は、2017年に計画しているトマトの栽培に向けた重要な一歩と位置づけられているとのことだ。
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JAXA

金星探査機「あかつき」の軌道投入に成功 24

ストーリー by hylom
5年越し 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、

2010年に金星への周回軌道投入に失敗した金星探査機「あかつき」が今年12月7日に軌道修正のためのエンジン噴射に失敗したことは先に報じられているが、9日、金星周回軌道への投入に成功したことが明らかになった(日経新聞NHKJAXAの発表)。

JAXAによると本来は1秒以下しか吹かない姿勢制御用の小型エンジンを使用し、20分28秒にわたって噴射を行ったとのことで、今回の軌道投入は大きな不安があったようだ。また、軌道投入失敗からの5年間で機器の劣化が生じている可能性もある。今後も課題は多そうだが、ひとまずはお疲れ様でした。

また、姿勢制御用エンジンの噴射後にあかつきが撮影した金星画像も公開されている。

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JAXA

JAXA・宇宙科学研究所の管制室から学生が消えつつある 40

ストーリー by hylom
学生がなぜセキュリティ上の問題となるのだろうか 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、

日経ビジネス掲載の松浦晋也氏による記事によると、相模原市の宇宙航空研究開発機構(JAXA)・宇宙科学研究所の管制室から学生が消えつつあるという。

宇宙科学研究所はそもそもは東京大学を出自とする組織で、その後JAXAと統合してJAXA・宇宙科学研究所となった。そのため、当初から修士・博士課程の学生を受け入れる研究機関としての機能を持っていたという。しかし、セキュリティ向上を理由として昨年12月に打ち上げられた小惑星探査機「はやぶさ2」以降は相模原での衛星運用に学生が参加できなくなったそうだ。

今までは修士・博士課程の学生が衛星の開発や運用を体験でき、その結果過去30年以上にわたって宇宙研はこれらを体験した人材を輩出していたが、今後は学生からこの機会が奪われることになる。

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JAXA

「あかつき」の金星周回軌道投入、姿勢制御用エンジン噴射は成功 6

ストーリー by hylom
しばしお待ちを 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、

2010年に金星周回軌道への投入が失敗した金星探査機「あかつき」について、JAXAは12月7日8時51分、金星周回軌道への再投入を行うための姿勢制御用エンジン噴射を実施した(JAXAの発表)。

2010年の失敗後、そこから5年以降後の再チャレンジが決まっていたもの。噴射自体は計画通りに終了したが、目標とする周回軌道への投入に成功したかどうかは2日程度がかかるという。

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JAXA

金星探査機「あかつき」の金星周回軌道投入再挑戦は7日朝 53

ストーリー by headless
挑戦 部門より
KAMUI 曰く、

JAXAは7日、金星探査機「あかつき」の金星周回軌道投入に再挑戦する(プレスリリース「あかつき」特設ページ金星探査機「あかつき」の金星周回軌道投入及び観測計画について: PDF)。

「あかつき」はスーパーローテーション(毎秒100メートルの速度で大気の上層部に吹く風)など金星の特異な気象などを観測する目的で開発された「金星の気象衛星」ともいえる探査機で、2010年5月21日に打ち上げられた。金星周回軌道投入(VOI-1)は同年12月7日に行われたが、主エンジンの燃料計逆流防止バルブが正常に開かない故障により軌道投入は失敗した。

7日の8時51分(JST)以降に行われる金星周回軌道投入(VOI-R1)では主エンジンを使用せず、本来ならば秒単位で噴射を行なう姿勢制御用エンジンを20分間連続噴射する計画だ。なお、8時22分に金星の影に入るため、この時点では噴射結果しかわからない。そのため、金星周回軌道投入に成功したかどうかについては7日~9日に確認を実施し、12月9日の記者説明会で発表される。

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JAXA

H-IIAロケット29号機、商業衛星打ち上げに成功 26

ストーリー by hylom
安定 部門より
headless 曰く、

種子島宇宙センターで11月24日15時50分00秒、カナダ・Telesatの通信放送衛星「Telstar 12 VANTAGE」を搭載したH-IIAロケット29号機が打ち上げられた。約4時間27分後、Telstar 12 VANTAGEは正常に分離され、国産ロケット初の商業衛星打ち上げは成功した(プレスリリース三菱重工業のプレスリリース毎日新聞朝日新聞)。

H-IIAロケット29号機の第2段機体は、JAXAによる基幹ロケット高度化開発の成果を適用した高度化仕様。これにより従来よりも静止軌道により近い軌道に衛星を投入できたという。H-IIAおよびH-IIBロケットの打ち上げは今回で連続28回成功しており、成功率は96.6%となっている。三菱重工では同社初の商業衛星打ち上げ輸送サービスが成功したことで、今後の宇宙事業に大きな前進をもたらすとしている。

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日本発のオープンソースソフトウェアは42件 -- ある官僚

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