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7063 story

Anaconda for Debian公開 22

ストーリー by Oliver
debian-installerとanacondaを好みで選ぶ 部門より

mumumu 曰く、 "Red Hat Linuxをはじめとする多くのディストリビューションで採用されているインストーラーanaconda。これがDebianでも利用できるようになりそうです。現在ProgenyanacondaをDebianにPortするプロジェクトを立ち上げており、すでにsargeベースのISOイメージがダウンロード可能になっています。まだまだ動作上の問題も数多く残されているので試すにはかなりの注意が必要ですが、Red Hat Linux(Fedora)ユーザーとして個人的には期待度大です。"

しばらく前にDebian強化計画として発表されていたものの開発が進み、一般公開された。

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  • by Anonymous Coward on 2003年12月14日 13時11分 (#454479)
    Debianは動くCPUの種類も多いし、『突然開発終了!』もなさそ
    うなので、是非に利用したいのですが、インストールが難解で
    一般的Windowsオンリーのユーザーにはなかなか推奨できないの
    が現実でした。ですからインストールの敷居さえ低くなってくれ
    れば大変助かります。

    でもまあ、現実的にはknoppixを利用させてもらっていますが、、。
    #でも自分自身はVine酢け生活なのでAC
  • by Anonymous Coward on 2003年12月14日 13時39分 (#454496)
    どーなんだろ・・・。
    今のままのインストールで不便だと感じたことないんだけどなぁ・・・。
    既存のも残しといて欲しいかも・・・。
    • by setu (6905) on 2003年12月14日 22時41分 (#454704) ホームページ 日記
      Debianプロジェクトの公式の物ではないようです。

      デビアンは、11のアーキテクチャをサポートするけど、Progeny がサポートするのは 数個のアーキテクチャだけで、現在のTesting、次期リリース向けに開発されている Debian-installer は、公式のデビアンでは、そのまま使われるそうです。

      ですから、アナコンダをインストーラに使って、デビアンのパッケージと、パッケージ・リポジトリ(ダウンロードサーバ)を使った x86向けのインストールCDを誰かが作ることが出来ますよね。

      また、Progeny は、Descover [progeny.com] っていうハードウェアの検出ソフトも作ってますね。これは、各ディストロがばらばらにハードウェア検出ソフト/データベースを作ってるので、それを統一したい目的で作ってるそうです。ハードウェアのデータはXMLで既述するようになっています。

      Progeny は、新しいディストロを一般にリリース/サポートするつもりはないようで、あくまで「フリーのツールを提供する」ことと、「注文に応じて既存のディストロをベースにしたり組み合わせたりして、特別仕様のディストロを作る」ことに専念するそうです。

      その辺を見ると、「APTベースのアナコンダ改」、「DEBとRPMを共存できるAPT改」、「統一ハートウェア検出ソフトをめざす Discover」、「各ディストロを LSBに変更するlsb」など上手い道具を用意しています。

      SUSE、カルデラ、ターバのベースになっている『ユナイテッド・リナックス(UnitedLinux)』を作るのに奔走した 元カルデラ創業者のLoveさんもProgenyの取締役に招待され参加しています。ユナイテッド・リナックスを作るときには、デビアンも参加させたかったけど諦めたっていう流れがあったそうです。Progenyの道具を使って SCO(カルデラ)の抜けたUnitedLinuxをDebianを含めたもの、あるいはDebianのパッケージ/リポジトリをベースにつかうものへと生まれ変わらせる可能性もあると思います。

      そうなると、「Fidora/Redhatをベースにしたもの」と「Debianをベースにしたもの」に統一(統二??)されることになり、Linuxの世界が少し住みやすくなるかもしれません。更に、Fedora が APT改(RPM+deb)を使って Debianと合体できると、リナックス界の統一が出来るかも知れません。ベースのカーネルが統一されサポートコミュニティも統一されているように、ディストロのベースも統一され、サポートコミュニティも統一される可能性が出て来るので嬉しいです。

      時を同じくして、ブルース・ペレンスが ユーザ・リナックス [userlinux.com]のプロジェクトを立ち上げています。これは、デビアンをベースに、デビアン・プロジェクトの中で作業して、最小限のディストロをエンタープライズ向けにリリースしようというものです。この最小のディストロをインストールしたあとに、リポジトリ(ダウンロードサーバ)をデビアンに向けたら、デビアンに含まれるパッケージをインストールできるという物です。

      ユーザ・リナックスをベースにして特長を持ったディストロを作ることもできるわけで、上の動きと非常にシンクロしていいると思います。SCOのユナイテッド・リナックス離脱で、SUSEがこの流れに乗って来る可能性もありますよね。

      SUSEがノベルに買収されて、ノベルにIBMがついたようです。カーネルの開発コミュニティに大きな企業が関わっている様に、今後、統一されたデストロ(パッケージ・リポジトリ)の開発/運営に大きな企業が参加してくる可能性もあるだろうなあと思います。

      ユナイテッド・リナックスとデビアンが合流して、SUSEがデビアンベースに生まれ変わる可能性もありますよね。

      SUNのJavaデスクトップが中国政府やイギリス政府で採用されるようですが、JAVAデスクトップはSUSEをベースにしています。

      デビアンを「インストールCDROM」と「パッケージのメンテナンス・コミュニティ」に別けて考えると良いと思います。

      「一つのパッケージのメンテナンス・コミュニティ」と「沢山のタイプのインストーラ/インストールCDROM」に分れても良いかも知れないよね。
      親コメント
    • なぜかRedHatとかの自動ハードウェア認識で固まってしまうマシンがあるので、
      デフォルトで絶対利用とかになっちゃうのはいやかなーとも。
      #だからDebianで運用という経緯なので。
      #Knoppixもダメでした。

      選択肢として増えるのは歓迎だけど。
      • by R-GRAY2 (3194) on 2003年12月14日 16時59分 (#454579)
        Knoppix ではGUIでもテキストでもインストーラが固まるけど、
        debian だと問題なかったってのはうちでもあった。

        実は windows2000 も windows2003 Beta (MSDN) も
        固まったので、どっかが壊れてるのかも。

        もともと入っていた Windows98 を消さなければよかったかなあ、
        とちょっと後悔。
        親コメント
      • RedHatもKnoppixもハードウェアの自動検出は無効にできた「はず」ですので、調べてみてはいかがでしょうか?

        # 私自身は自動検出でこけたことが無いので、うろ覚えですが。
        親コメント
      • OFFにする方法さえ用意されているなら、
        デフォルトは利用する方向でよいのでは?
        自動認識されるPCの方が多いと思うしね。
        • そうですね、実装しだいかとも思います。

          ということで、明示的に選べるようにしてほしいなぁ、と書いてみる。
          #そういう意味での「選択肢」
  • by Anonymous Coward on 2003年12月15日 18時48分 (#455172)
    試してみましたけど、まだα版という印象です。
    多言語対応しているわけでもないし、Xの設定もまだ出来ないし、
    取り敢えず動くだけという感じかな。
    でも、そこそこまともに動いているんで、
    仕上がるのは早いかもしれないな。

    一つ気になったのは、
    anacondaでのインストールが終わった後再起動すると、
    Debianオリジナルのインストーラ(? task-*のインストールとか)
    が立ち上がってくること。この辺の整合性は、どうするんだろう?
    anacondaに統合するのがスマートだとは思うけど、
    それなりに作り込みが必要になるな。

    #実はもう一つ気になったんだが、インストール後にlsmodすると、
    #何故にあんなぎょーさんモジュールがロードされてるの?
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