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『JAXAシンポジウム 2006』参加者募集中 20

ストーリー by yoosee
宇宙開発現場の声が聞ける珍しいチャンス 部門より

KAMUI曰く、"宇宙航空研究開発機構(JAXA)が「宇宙航空最前線レポート」と題して『JAXAシンポジウム 2006』を開催するに辺り、シンポジウムへの参加者を募集している。

「フロンティアの現場、ちょっとのぞいてみませんか?」をテーマに、陸域観測技術衛星「だいち」(ALOS)や、小惑星探査機「はやぶさ(MUSES-C)」のプロジェクトに携わっている JAXAのプロジェクトマネージャや研究者などが現場について語ると共に、そこから見えてくる将来を展望すると言うもの。 ノンフィクション作家の山根一眞氏が聞き手を務める。また特別セッションとして「宇宙活動におけるロボットの可能性」が行なわれるとの事。

日時は 7月4日の 17:00〜20:30で、会場は東京・有楽町駅前のよみうりホール。募集数は 1000名(先着順)、参加費は無料となっている。"

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  • by Anonymous Coward on 2006年06月17日 17時48分 (#962102)
    JAXAのイベントは、ささやかながらも記念品や関連グッズが
    よく貰えますので良く通っています。
    地球観測センター一般公開の時はALOSグッズで、私は
    トートバッグを貰いました。
    「はやぶさ」の挑戦、「だいち」のタイムリーな天災被害観測。
    「短期間で三連続打ち上げ成功」そして「あかり」デビューで
    近頃、意気盛んなJAXAの今後のイベントに注目しています。
    しかし今回のイベント、平日なのが私には辛いです・・・。

    一般向けに施設一般公開やそれに伴う講演会以外で、
    このようなイベントを開くのは、今まで無かったような。
    相変わらず宇宙開発にリテラシーのない日本のマスコミに
    広報を委ねるより、己自身を知って貰うには人々に直接語りかける方が、
    遠回りのように見えて、実は近道だという事に気がついたのでしょう。

    そうなると一般向け講演会の開催も重要ですが、公式HPの
    更なる充実、どこかの番記者のブログに負けないミッション
    ・会見の詳細速報など手を付けなければならないところ
    はいくらでもあります。
    とにかく今後ともJAXAには頑張って貰わないと。

    おそらく、3億㎞の虚空で苦闘する「はやぶさ」が地上にいる
    人々に自信を与え、変わるきっかけを与えましたね。
    長期的に見たらサンプルリターンや科学・技術的成果よりも、
    JAXAに自信を与えたという功績が大きいと思います。
    • 「はやぶさ」の挑戦、「だいち」のタイムリーな天災被害観測。 「短期間で三連続打ち上げ成功」そして「あかり」デビューで
      こんな風に、思いつくままに成果を列挙すると、ISASの活躍が目に付きますよね。(上に上げた中では半分より多い)
      なぜ上層部はもっと重点的に予算を回さないのかねぇ…やっぱり政治力だけで決めてる?
      • by Anonymous Coward on 2006年06月17日 21時56分 (#962269)
        すぐには金に結びつかない宇宙科学への評価は、
        この国は恐ろしく低いですよね。あの宇宙研の規模から
        見ると無謀とも思える「はやぶさ」ミッションは、今思うと
        万年予算不足でガタガタになっている宇宙科学に携わる
        現場の方々の現状打破をしたい魂の叫びでしょう。

        特に予算不足は深刻で、かつては普通に行われていた年間一回
        の軌道上への大型ロケット打ち上げと月ごとの定期的な高層
        大気観測・工学実験用小型ロケット打ち上げすら、今では
        まともに行えなくなっています。

        そんな中「はやぶさ」ミッション立案時にISASを訪れたNASAの
        偉い方が、「この計画が失敗すれば組織が崩壊する。止めた方がいい」
        などと言われたほどです。

        それを言うと宇宙開発事業団の流れをくむ方も、日米貿易摩擦
        の標的にされ、国内向け商業衛星開発は厳しい状況となり、
        自慢のH2Aロケットも射場の制約と商業化したいのか技術試験
        に留めたいのか、一体何をしたいのか軸足がハッキリしない
        中途半端な方針と予算に押さえられ、今日に至ります。

        今ここで、一般の方々に注目してもらい、華々しい成果の裏に
        ある厳しい現実にも注意を払ってくれる事を願っているのは
        JAXAの中の人々全てに共通していると思います。

        他の宇宙機関の約十分の一の費用で同等の成果を
        出している彼らは何らかの形で報われても良いはずです・・・。
        親コメント
      • by Anonymous Coward on 2006年06月18日 0時57分 (#962389)
        > (上に上げた中では半分より多い)

        ・はやぶさ 宇宙科学研究本部⇒旧ISAS
        ・だいち 宇宙利用推進本部⇒旧NASDA
        ・1-2月の3連続打ち上げ
         ・H-IIA F8 基幹システム本部⇒旧NASDA
         ・H-IIA F9 基幹システム本部⇒旧NASDA
         ・M-V F8 宇宙科学研究本部⇒旧ISAS
        ・あかり 宇宙科学研究本部⇒旧ISAS

        別にISAS/JAXAにもっと予算を回すこと自体にはそれほど反対しないけどさぁ。
        きらり [srad.jp](宇宙利用推進本部⇒旧NASDA)は除かれてるのね…。
        親コメント
      • > こんな風に、思いつくままに成果を列挙すると、ISASの活躍が目に付きますよね。

        ISASは100億オーダーで出来ることをやって、NASDAは1000億オーダーないと出来ないことをやってますから。数だけ比べても意味はありません。
  • by Takeshima (20459) on 2006年06月17日 20時25分 (#962219)
    日本の月探査ミッション「SELENE」も07/31(月)にシンポジウムを開きます [jsfws.info]。
    ・日時:07/31(月) 10:00〜17:00
    ・場所:経団連会館14階、経団連ホール(東京都千代田区大手町)
    ・定員:不明
    ・申込締切:07/24(月)

    午前の部の「我が国の将来の月探査計画」では月・惑星探査推進チーム事務局長の川口淳一郎氏(「はやぶさ」ミッションPM、と言ったほうが通じますね)、午後の部のパネルディスカッションではSF作家の小川 一水 [wikipedia.org]氏らが参加される予定。
    こちらも平日開催ですね。
    --
    Someday, somehow, gonna make it alright but not right now.
    • by Artane. (1042) on 2006年06月17日 22時25分 (#962288) ホームページ 日記
      経団連でシンポジウムを開くということは、
      結局、政官はもう、予算配分から企画に至るまで当てにできそうにないから財界に対してやろうとしていることや過去の成果を売り込んで支援を頼むしかなくなって来ている状況があるのでしょうね。

      せっかく優れたノウハウや野心が現場にあっても、企業のパトロンを付けなきゃ基礎科学研究一つ満足に出来ないお国柄って一体どういう事なんだろうと悲しく思います…

      親コメント
      • …経団連は後援にも何もなっていないですよ。
        単に場所を借りただけでは?
        • by Takeshima (20459) on 2006年06月18日 15時24分 (#962654)
          後援(予定)に挙がっているのは

          ・文部科学省
          ・(社)日本航空宇宙学会、
          ・日本惑星科学会
          ・(社)日本天文学会
          ・地球電磁気・地球惑星圏学会

          ですね。
          明記していなかった私の不備かもです。
          --
          Someday, somehow, gonna make it alright but not right now.
          親コメント
    • LUNAR-Aは今 (スコア:1, 興味深い)

      by Anonymous Coward on 2006年06月18日 12時38分 (#962575)
      LUNAR-Aは結局なかったことにされているんでしょうか。 …と,SELENEのシンポジウムで聞いたら怒られるんだろうな。 #怖くて聞けないんでAC
      親コメント
      • by KENN (3839) on 2006年06月18日 13時54分 (#962601) 日記

        仕切り直し [srad.jp]のネタがストーリーになってからもう2年ですか…この間の追加情報というと松浦氏の記事 [nikkeibp.co.jp]くらい。

        親コメント
      • ほとんど死に体状態のミッションの行方を聞くのは、
        宇宙開発のスポンサーたる納税者の権利です。
        一般人であっても積極的に講演会へ出向く方は少なくとも、
        日本のマスコミより遙かにまともで鋭い質問をします。

        いわば、JAXAは我々の税金を預かって
        それを宇宙開発に投資して運用しているようなものです。
        当然、説明責任が伴うはずです。

        今後の見通しと運用、頓挫したのなら、その理由と原因。
        今後、同じ失敗を防ぐ為の対策。
        今後の宇宙開発の為に最低でもこれらは聞きたいですね。
        都合の悪い事も良い事も含めて包み隠さず話す事が
        信頼と支持を得る上で重要なんです。
        まともな答えを返さないなら、税金を使う資格はありません。
  • AJAXシンポジウム 2006 (スコア:2, おもしろおかしい)

    by Anonymous Coward on 2006年06月17日 14時29分 (#961969)
    と空目した。
    ああ、シンポジウムって偉くなったなぁ、AJAXって・・・
    いやでも、JAXAでも十分興味そそられるけど。

    # イトカワ(星人)の話もするんなら聞きにいきたいなぁ
    • by Anonymous Coward on 2006年06月17日 23時36分 (#962335)
      ># イトカワ(星人)の話もするんなら聞きにいきたいなぁ

      4月に行われたJAXAiの川口教授の講演会の時、当時非公開
      だったイトカワの高分解能写真をカメラ撮影禁止を条件に
      マスコミよりも先に惜しげもなく参加者に公開。その画像には
      来場の方々は息を呑みました・・・。
      まだ何か、とんでもない隠し球を用意している可能性があるかも。

      一般向けであっても何が出てくるのか、
      参加しなければわからないJAXAの講演会。
      行ける余裕があるなら是非どうぞ。

      ひょっとすると衝撃的すぎて学会にすら発表出来ない
      データや画像が出てくるかも。?!
      親コメント
    • 私はよくJAVAとJAXAを見間違えます。
  • いきたいなぁ (スコア:2, おもしろおかしい)

    by Anonymous Coward on 2006年06月17日 20時30分 (#962222)
    持病の仮病が再発しそうなんで、帰らせてください。
  • ここはぜひ (スコア:1, おもしろおかしい)

    by Anonymous Coward on 2006年06月17日 14時48分 (#961982)
    NHK鹿児島の人に、リレーについてアツく質問していただきたく
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UNIXはシンプルである。必要なのはそのシンプルさを理解する素質だけである -- Dennis Ritchie

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