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三菱電機米国研究所の崩解は研究者と経営者のズレから 120

ストーリー by GetSet
そういう時代だとはいえ… 部門より

非常に掲載が遅くなって申し訳ないが、ultrageek 曰く、

本家の記事となっているが、 Mitsubishi Electric Research Laboratories (MERL:三菱電機米国研究所)において リストラと大量の離職者により多くの研究チームが解散するような状況になっているそうだ。 詳細については、 Xconomyの取材記事が経緯から詳しいのだが、 かつてはコンピュータグラフィック、人工知能、ユーザインタフェース、音声認識といった分野での最高の研究者と 科学者を揃えていたMERLが、今では多くが離散してしまったらしい。 これを証明するようにMERLのWebサイトは非常に閑散としており、 DiamondTouch tableもキャッシュでしか見ることができない。

Xconomyの記事を読むと、どうやら90年代は日本側の経営陣とも良好な関係だったようだが、 2000年代になってから三菱電機の製品開発に直接的な貢献を求められるという圧力が 強まっていたようだ。それによって、先進的な研究を行う環境を維持することが難しくなり、研究者が離散ということのようであるが、 日本では集めるのが難しい優秀な研究者らが在籍する組織を崩解させてしまうというのは何とももったいない気がします。

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未知のハックに一心不乱に取り組んだ結果、私は自然の法則を変えてしまった -- あるハッカー

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