MS、Yahoo!買収を断念 94
ストーリー by mhatta
500億ドルがリミットだったのかな 部門より
500億ドルがリミットだったのかな 部門より
毎日新聞の記事によると、MicrosoftはYahoo!の買収を最終的に断念したようだ。MSは今年2月、Yahoo!に446億ドル(約4兆7500億円)を提示して正式に買収/経営統合を提案したが、Yahoo!は更なる買収額の上積みを求めて交渉は難航。MSは先月初頭、4月末までに合意に至らなかった場合敵対的買収に移ると通告したが、買収を強行した際の人材流出等を懸念してか期限を過ぎてもすぐには行動を起こさず、最近では買収額の上積みを提示して最後の交渉に当たっていた。Microsoftのプレスリリースによれば、MSは買収額を更に約50億ドル引き上げたものの、Yahoo!は同意しなかったと言う。
つい先ほど本家/.の記事にもなりました。
しまった (スコア:4, おもしろおかしい)
あくまで、予想でフィクションでソースはありません。
5兆ウン千億円か0円かなら、冗談ではなく、こういう意見があってもよかったかと。資産として、yahoo.comのドメインっていくらくらいなんだろ・・・
-- gonta --
"May Macintosh be with you"
Re:しまった (スコア:3, 興味深い)
アナリスト予測では40$くらいまでは可能性があるという話もあったので、
まずは37$で要求だしてみたが、MSが「33$までだ」と拒否して終了・・・
思うに、MS経営陣とYahoo! Inc.経営陣の交渉がヘタクソだったということでしょう
それにしてもYahoo! Inc.の経営陣は今後が大変でしょうね
33$は安いといって拒否した以上、現経営陣の手腕で33$以上の株価を実現できなければ
株主から訴訟を起こされかねない・・・
Re:しまった (スコア:1, すばらしい洞察)
まったく売る気がなかったってことでもないわけだから、そういう思惑の人もいて不思議ではないね。
Re:しまった (スコア:2, おもしろおかしい)
・「売るつもりは無い」と拒否⇒株主「その値段で売れば我々にも○○の利益が生じたはずだ!けしからん!訴えてやる!」
・「安すぎる」と拒否⇒Yahoo幹部「株主さんはもっと利益を受け取る権利があるのにMSが出し渋ったんです。悪いのはMSですよ。」
株主「そうか、それなら仕方ない」
Re: (スコア:0)
売れなかった、という結果に対してアクションを起こすだろうよ
Re:しまった (スコア:1, おもしろおかしい)
「このままだと向こうの言い値で買わされる羽目になる。一度手を引くフリをしてY側の出方を見よう。」(MS関係者談)
#もちろんフィクションです。
Re: (スコア:0)
0円ってどういうこっちゃ。
MSなんぞ関係なく、Yahooの時価総額はずっと前から何兆円もあるんだけど...
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
何を言いたいのかもう少し詳しくお願いします。
まさか誰もYahoo株を売り買いしていないと思っているわけじゃないですよね...?
バルマーCEO、Yahoo!買収提案を後悔? - ITmedia News (スコア:3, 興味深い)
Re:バルマーCEO、Yahoo!買収提案を後悔? - ITmedia News (スコア:3, 興味深い)
「もちろん、こうしたレトリックは提示額を維持したい企業の交渉戦術として珍しいものではない。だが一部のMicrosoft内部関係者は、Yahoo!買収に対する社内の反対が、Microsoftの提示額引き上げ意欲を抑えている可能性があると指摘している。」
Re:バルマーCEO、Yahoo!買収提案を後悔? - ITmedia News (スコア:3, おもしろおかしい)
Re:バルマーCEO、Yahoo!買収提案を後悔? - ITmedia News (スコア:2, すばらしい洞察)
Re:バルマーCEO、Yahoo!買収提案を後悔? - ITmedia News (スコア:1, すばらしい洞察)
話も聞きますね。断念して正解だったのではないかと個人的には思います。
本当に欲しかったものは (スコア:2, すばらしい洞察)
Re: (スコア:0)
Re:本当に欲しかったものは (スコア:4, おもしろおかしい)
Re:本当に欲しかったものは (スコア:1, おもしろおかしい)
帝国の攻防 (スコア:2, 興味深い)
マクロに見て、顧客ベース、広告のエコシステム、といった観点が今回の買収劇の表の焦点だとすれば、裏の焦点はGoogle帝国との長期的な覇権問題。覇を競うもう一つの焦点はクラウドコンピューティングであろうと、そこを上述の記事が指摘してるようで。
なんといっても、MicrosoftはOSとOfficeというローカルを基盤に成立している帝国。しかしクラウドの領域ではGoogleに圧倒的な存在感がある。どうやら技術も凄い。 やはり次の焦点は、クラウドの観点で、どこかの、技術を持った企業をMicrosoftが買収するという話かな。Microsoftだけでもやれそうな気はするんだけど。
すでに買収してみました (スコア:5, 参考になる)
FAST search and transferという会社です。提案は本年1月、買収完了は4月25日、とのこと。
Yahooの件で影が薄くなっているのが不思議なほどです。
この会社、ノルウェーが本社で、元々はFTP Searchを提供していたり(30代以上はげふんげふんな用途に使った経験があるとご存知では..)その後、Allthewebという検索サービスを提供していたりしました。Allthewebはオーバーチュアにサービス丸ごと買収され、その後オーバーチュアがヤフーに買収されたため、現在ではヤフーのサブブランドとなっています。
なお、オーバーチュアへのAllthewebサービスの売却にともない、FAST自身は過去数年間、企業向けの検索エンジン事業のみを行っていました。
有名な事例として、日本ではヨドバシカメラや楽天の検索サービスに使われていますね。
掲げた採用事例はいずれも気の利いた検索結果を示してくれない気もしますが、indexの作りこみが不味い(&クライアントの意向)だけではないか?という噂です。
FASTのサービスごとオーバーチュアが欲しがった程ですので、MSFTとしては是非とも押さえておきたい会社だったのでしょう。一時はYahooがFASTの買収に興味を持っているという話もあった程ですしね。
(現在の米国Yahooの検索エンジンはinktomiベースのようですが、一部にFASTの技術も利用されています。)
このFASTの買収を目立たなくするためのYahoo買収提案だったとしたら笑えますね。
(ゲイツが表舞台から居なくなってMSFTの軸がブレているだけ、という気もしますが....)
Re:すでに買収してみました (スコア:1, 参考になる)
>indexの作りこみが不味い(&クライアントの意向)だけではないか?という噂です。
MS買収以前の日本のファストは、人員リソースが不足しているというのが一員だと思われます。
作りこみが不味いのは、専門的な部分でのチューニングを出来る人間が足りていないために、
テクニカルサポートに制約が多くなるのですが、そこは顧客が手を出しにくい部分でもあります。
そもそも資料の公開が厳しく、比較検討やチューニングがしづらいんですね。
ただでさえ日本の会社の製品では無いので、余程の大口顧客でないと導入にしり込みします。
エンタープライズ検索の製品は、そういう点は似たり寄ったりですけど。
あとは単純にビジネス要件、クライアントの意向でそうしているという点もあるでしょう。
ですが、日本におけるこれまでのファストの導入例は、ひとえに人的な量の問題と思います。
そういう製品を扱うだけあって、導入部隊の人材自体はレベルが高い人たちで構成されてますが。
顧客の立場で書くとこんな感じ。
>FASTの買収を目立たなくするためのYahoo買収提案
それは考えにくいですね。一つは企業内検索に統合する製品として位置付けているらしい事、
もう一つはFASTのブランド名を消して統合する訳ではない事、ここから考えると別に目立たせ
なくするような必要性があまりない。部外者ですから、ゼロとは言い切れませんが。
FASTのために、はじめから失敗を念頭に入れて仕掛けるにしては、もし成功したらGoogleに
対抗できる駒が集まるという予測のほうが真実味がある気がします。
近頃のドル安・円高がこの結果を事前に暗示? (スコア:2, おもしろおかしい)
# 年齢とともにデジャブから縁遠くなった今日この頃。
代わりに (スコア:1, オフトピック)
参考:
http://shikariki.com/history/index.html [shikariki.com]
Re: (スコア:0)
浮いた金で何をするか (スコア:1)
Re:浮いた金で何をするか (スコア:1)
ただ、もう一部のネットサービスはブランド化してしまっててGoogleの社員を引き抜いて検索エンジンや
広告プラットフォームを作っても勝てないでしょう。Google自体が使い物にならないぐらいグダグダに
ならないと。
もういっそのこと4兆円捨てた気で、MSNで検索した人の中かな毎月1名1億円プレゼントとか。
# 毎月10名1億円でも300年以上は続けれる・・・。この額の企業価値って・・・?
連休明けから (スコア:1, すばらしい洞察)
Re:連休明けから (スコア:1, 参考になる)
ついでにMSは約2%上昇
Re:連休明けから (スコア:1, 参考になる)
Re: (スコア:0)
買収後の計画など何にも無しの買収提案、進まない交渉、敵対的買収をする
ぞと脅したくせに相手が乗らなければすんなり撤退など、これでMSの経営手
腕の評価も地に落ちたんじゃないかと。
やっぱりゲイツがいなくなるとダメなんだね、と受け取られそう。
加えて、ここまで内容の無い買収騒ぎを起こしたことで、本当の目的は株価
操作だったんじゃないかなどというネタで裁判を起こされて、後々まで尾を
引きそうな気がするよ。
Re: (スコア:0)
高値で買収提案したあとに下落していたくらいでして。
本気で手を引くなら若干上げるんじゃないかな。
Yahooにそこまでの価値はないって事なんでしょうね。
そうでなければ白馬の王子様が登場している。
言い値で買わなければいけない理由はないし、買えなかった理由はYahoo経営陣にあるわけで。
Re:連休明けから (スコア:3, 興味深い)
MS株が暴落する要素って、今は結構スゴイよね。
保有している現金が多いのと、OS、Office市場を独占していることが
強みなので暴落とは行かないだろうけど、急落はいつあってもおかし
くない。
急落の要素としては、ゲイツが退陣するという点、退陣したゲイツは
いつかMS株を手放したいだろうという強力な売り圧力が見込まれる点、
今回のYahoo買収失敗でも明らかになったバルマーの経営手腕の無さ、
Vista等に見られる開発力の無さ、2000年以降MS株を塩漬けにしてい
る、利益を出していない大量の株主、昨年後半のMSの好決算に伴い
一時的に$35までハネ上がった株価が世界同時株安とYahoo買収ネタであ
っさり元の水準に戻ったことで、もはやMS株の上昇力に失望感が広ま
っているという現実。
ついでに、今6〜7%までシェアを伸ばしているMacが万一10%程度の水準
にでもなったら、Windowsの独占に対する信頼感も揺らいで、荒れた展
開になるかもね。
Re:連休明けから (スコア:1, 興味深い)
投資家にとってMSはWindows2000/Office2000以降企業価値を高める
ことのできなかった、何のうま味も無い企業だったわけだが、それでも
一応「成功しているGoogleをコピーする」ことで企業価値を拡大する
チャンスはあると見られていたわけだ。MSもコピーすると言っていたしね。
しかし、実際に出してきた手がYahooの買収という、大して効果の無さ
そうな手だったわけで、こりゃあアカンわと失望した株主がまず売った。
そして今、その買収にも失敗し、MSには当面はGoogleをコピーする手
段が無いという手の内が明らかになった。
資金を無駄に寝かせるより効率的に運用したい、と考えるのが当然の投
資家が今MS株を買い進める理由って何かある?
普通は(暴落は無いしても)失望売りしか考えられないよなあ。
既に結構下げているから多少の自律反発の可能性はあるにしても、その
後はしばらく低迷するんだろうね。
Re: (スコア:0)
上手くいってるのは検索と広告配信だけ。
検索技術ならMSもYahooも問題がない。
広告配信だってGoogleにしかないものではないし。
先行するGoogleがシェア独占していることが問題で、これは今に始まったことではないですし。
今更これを理由に売るというのはあまりにも遅すぎやしませんか。
ネットサービスでMSに期待していた人がいるのかどうか。
Re: (スコア:0)
MSは一体どうしてこんな間抜けなことを…
十分ニュースになるネタですけど。
これは買収に大した価値がなくてもニュースになり得るという話であって、
実際に買収に価値があったのかなかったのかは私にはなんとも判断がつきませんです。
Re: (スコア:0)
には無いんでしょうね。
買収はカネの力で実行するだけ、交渉は無理だ、と。
交渉が出来ないなら小さな買収でも割高な買い物しか出来ないし、MSの企業
価値を数%〜数十%も拡大できるような大きな買い物は無理ということになる。
そして最近出している製品はVista、Zune、Xboxなど、独自の製品も得意の
コピー商品も含め全て不発という現状も合わせて考えると、MSがこれ以上企
業価値を拡大する見込みは無い、ということでマジでMS売りが加速する可能
性は考えられますね。
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
壊滅的な日本では実感がないかもしれないが、先行し欧米で受けるゲームを出せたため。
Re: (スコア:0)
ソフトの販売本数に対して異常な額のダウンロードコンテンツが売れているようで。
残念 (スコア:0, オフトピック)
Re:残念 (スコア:3, 興味深い)
Re:残念 (スコア:1)
「あなたと合体」して対google本格的な対戦しましょ..が打ち切られてショボンでは?
二番手が三番手を食って、サイズだけあげて一番に対抗しようとして失敗した..という図に見えるんだ。
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
「オレはようやくのぼりはじめたばかりだからな
この果てしなく遠い**坂をよ・・・
未完」
往生際が悪いとかそういうことを言いたいんじゃないですよ、いやほんとに。
バルマーさんっ! (スコア:0)
# 書いている最中に無駄であることが判明。。。。。
Re:バルマーさんっ! (スコア:1, おもしろおかしい)
Re:バルマーさんっ! (スコア:1, すばらしい洞察)
海外だと会社が何かヘマをやらかした場合管理職は如何にしてリカバリーするかを重視し
引責辞任はリカバリーする能力が無いものが事態の悪化を避けるためか
責任を忌避し逃避しているイメージなように感じます
Re:バルマーさんっ! (スコア:1, 興味深い)
過去を振り返るとAppleやIBMやHP、Adobe等々多数の会社では、何らかの大失敗をした
CEOは辞任に追い込まれています。
Re:バルマーさんっ! (スコア:1, 興味深い)
日本:とりあえず責任とって辞任
海外:発生した事態をどう収集するのか(いきなり辞任を求める声は殆ど無い)
海外で辞任が求められるというのは無能の烙印が押され実質の解任と大差がない状況で
日本みたいにのらりくらりと続投するのは、ほぼ不可能といって良い状況だと思います
仮に無理矢理続投したとしても解任されるか訴訟になると思いますが・・・
海外でいきなり辞任なんかすると責任をとるどころか責任から逃げたと評価されるほうが
多いんじゃないでしょうか
ここら辺は単純な文化の違いだと思います