「金色のガッシュ!!」作者、小学館を提訴 142
ストーリー by mhatta
そもそも無くすものなのか 部門より
そもそも無くすものなのか 部門より
今回の紛失の件はある意味きっかけに過ぎず、小学館の漫画家に対する対応の悪さに長年憤懣が蓄積し、「あまりにも編集者、出版社と言う物が漫画家を馬鹿にし始めた。」と堪忍袋の緒を切ったのが訴訟に至った動機のようだ。MSN産経ニュースの記事やまんたんウェブの記事に依ると、週刊少年サンデーで連載されアニメ化もされた人気マンガ「金色のガッシュ!!」の作者、雷句誠氏が、発行元の小学館にカラー原画を紛失されたとして、損害賠償を求め提訴しました。
氏が「小学館との縁を切る」発言をした事がニュースになったのはしばらく前の話でしたが、今回の提訴に至る経緯も含めて、裁判所に提出した陳述書の全文をブログに掲載しています。
編集部の問題か社全体の問題か (スコア:4, 参考になる)
Re:編集部の問題か社全体の問題か (スコア:1)
# 小学館の対応がひどいってのはどう見ても普通の反応なので、あえて別視点で。
本当に世間知らずだよね。
原稿がしっかり返却される必要はありますが、絶版なら他出版社からの再発行が可能になるのだから、本当に絶版にしてもらえるなら喜んで絶版にしてもらう方が正解だろうに。
「御社では描きません。でも、今まで通り御社で出してた作品の単行本等は出し続けて、印税もしっかりちょうだいね」ってやるのはさすがにムシがいいのではないかと。
Re:編集部の問題か社全体の問題か (スコア:2, すばらしい洞察)
いやま、出版に関わる人なら知っておくべきだろう、というのは良しとしても、それって「世間知らず」か?
むしろそれは、出版界の特殊な事情であって、「世間知らず」と責めるのはどうかと思うが。
Re:編集部の問題か社全体の問題か (スコア:2, 参考になる)
なりません。絶版しても版権は出版社が押さえています。
小学館とケンカ別れした場合、原稿は戻ってきても他社から出版できないのです。
小学館は漫画家が世間知らずであること悪用して騙す会社
だと新條さんは、言ってるんですよ。
Re:編集部の問題か社全体の問題か (スコア:1)
出版社は版権を簡単に手放したりしないため、
新條さんの言うところの絶版は品切重版未定 [wikipedia.org]を指すと推測しました。
要するに版権を人質にした脅しです。
じゃあ、『ゴーマニズム宣言』は? (スコア:1)
「小林は『SPA!』連載分の単行本版権を扶桑社から引き上げ、双葉社に移した」
ってWikipediaに書いてるよ。
# Wikipediaがどれだけ信頼出来るかは難しいところだけど、
# 文庫版が幻冬舎から出版されているのは事実。
Re:編集部の問題か社全体の問題か (スコア:1)
どう見ても粗利 14 億にしか見えませんね。
今までも販売管理費がかかっている上に、旬を過ぎた作品はこれから生み出す利益の量はたかが知れています。この営業や管理を任せた上で「でも今後新作は御社で出す気はありません」ってのは、十分にムシがいいんじゃないでしょうか。
「その綺麗な顔を……」 (スコア:2, おもしろおかしい)
#我慢できなかっただけで他意はありません。
Re:編集部の問題か社全体の問題か (スコア:1, すばらしい洞察)
# オフトピ
んー傲慢な発注側ってのはどこの世界にも… (スコア:3, 興味深い)
小学館では評価されるのか許しがたいものを感じたりする訳だが、ふと気がつくとIT業界でも
元請けから下請けの丸投げラインでは似たような光景が繰り広げられていたような。
逆に、某富樫先生に対して寛容な集英社は、集英社だから優しい訳じゃない。
コーチングの資質があるとか、堪忍袋の尾が長いとか編集それぞれの資質に加えて、
その作家がもたらす金で尻尾振り具合が変わるんだよねえ。
とは知人の漫画アシの弁。
アシの体験ってあまり長くないのかな、アシ時代に色々見てると、
「今回の事件」以前に「こういう体質」ってのは窺い知れていたと思うんだよね。
自分の元アシの酒井ようへい先生のエピソードが具体的に出てるわりには、
より年長者の先生の話に関して自分が見た具体的な話が出てこないのでそう思っただけ。
(まあ暴露話を聞きたいと言う下衆な根性からだけど)
Re: (スコア:0)
小学館で"しか"仕事してないならそれが普通と思ってるのかもしれないけど、他でもたまに描いてる以上は他の待遇を知らないわけではないので、小学館だけの問題でもないんじゃないか?
ほかの漫画家のコメント (スコア:3, 興味深い)
もちろん、これが100%真実かどうかは分かりませんが。
Re:ほかの漫画家のコメント (スコア:1)
以前BSマンガ夜話で取り上げられた際、もう勘弁してけろ…で有名な
小泊君のエピソードについて、パネリスト達は「実際にはこんなこと
ないよwww」的なツッコミを入れていたけど、現実は…。
まあ、いしかわじゅんは小学館で連載するようなタイプじゃないしなw
Re:ほかの漫画家のコメント (スコア:1)
デビューした年の初連載で「うる星やつら」がメガヒット。
Re:原稿料の仕組み (スコア:1)
それだけならまだしも、「だったら絶版にしてやる」と脅されたり、「あいつは金の亡者だ」と変な噂を流されたりしたらたまったもんじゃないでしょう。
交渉のあり方としては正論だけど、立場の違いがあるし、一緒に仕事をすることの意識がまるで違うというのは(書いてあることが本当だとして)キツいことだと思います。この件については、金の話だけど、金だけの話ではないというのは、なんとなく感じられます。
LIVE-GON(リベゴン)
交渉代理人 (スコア:3, すばらしい洞察)
プロ野球みたいに。
法律とか契約とか相場とか、わかってる専門家に任せればいい。
Re:交渉代理人 (スコア:3, 興味深い)
ミュージシャンが事務所に所属しているように、漫画家もマネージメントをプロにまかせるというのはアリだと思います。
きっと既存出版社からの反発は凄まじいだろうけど。苦笑
あれ?でも実績のある漫画家の中には法人化してる人もいますよね。○○プロダクションみたいな感じで。
そこに新人漫画家も所属できればいいんだな、きっと。
過去の原稿流出事件 (スコア:3, 興味深い)
似たような事例で、マンガではないですが村上春樹氏の自筆原稿を編集が無断で売り払っていたことが、当の編集が亡くなって何年も過ぎてから判明したという事件もありました。
いずれの場合も古本屋などで原稿が売られているのが発見されて始めて発覚しています。
今回のケースでは原稿の紛失なので事情は違いますが、管理がずさんだと誰かがこっそり売り払っていてもわからないわけで、損害賠償だけの問題ではすせたくないというのが本音なんじゃないですかね。
#昔ならいざ知らず、今だったら取り込んでデジタル化して、物理原稿はさっさと作者に返却してしまえばよいのではないかという気もしますが……。
しもべは投稿を求める →スッポン放送局がくいつく →バンブラの新作が発売される
Re:過去の原稿流出事件 (スコア:1)
編集者がガメて売り飛ばしたのかもしれませんよ?
バレなきゃ紛失扱いにするしかないですけどね。
#なんでそんな大事な物を紛失するのかと不思議でなりません。
#あ、大事だとおもっていないから紛失するのか
ψアレゲな事を真面目にやることこそアレゲだと思う。
現場にはたしかにいろんな方がいますが... (スコア:2, 参考になる)
いったい小学館の法務,契約担当(と弁護士)はいったいどうなっているのかと思っていまします。
ですから、サンデーだけでなく小学館という会社と仕事をしないという判断をしたのは賢明ですね。
Re:現場にはたしかにいろんな方がいますが... (スコア:2, 興味深い)
Re:現場にはたしかにいろんな方がいますが... (スコア:2, 興味深い)
いまどき「業界の商習慣だから」で済ましていいことではないと思うので、もし本当ならこういうのを契機に出版業界には仕事の仕方を改めてもらいたいものです。
あと、お役所もそういう業界にこそびしばし監査を入れて、ルーズなところを叩いて欲しいな。
Re:現場にはたしかにいろんな方がいますが... (スコア:2, 参考になる)
書籍かつ印税支払いの場合、出版契約書は交わされている場合が多いように思えます。
書面に残しておかないと、たとえば10年後に著作権使用料(いわゆる印税)を「誰に払うのか」「いくら払うのか」わからないという事態が起きることがある。
あと、別媒体への展開も最初の契約で合意しておかないと、『太陽風交点』事件 [jali.or.jp]のようにもめ事の原因になるので、契約書が必要とされている気がする。
逆に雑誌原稿の場合は、契約書を作ることはまずない(少なくとも身近で聞いたことがない)。
週刊誌なんかだと契約書の交換前に雑誌が出てしまうことになるし、1回コッキリのことだし、契約を交わさなければならない関係者の数が膨大でその作業を考えるだけでウンザリするから、かな? (実際書籍の出版契約書でも、こちらが二度三度催促しても返送してくれない著作権者は多い)
Re:現場にはたしかにいろんな方がいますが... (スコア:1, 興味深い)
問題なのはその内容が双方対等であるか、きちんと順守されているかでしょう。
その契約内容が出版社側に一方的に有利になっている場合があるわけで。
作家として独り立ちした時期は業界事情も良く分らずサインしてしまうこともあるでしよう。
法学部出やビジネスマンからの転身者ならともかく普通の人なら契約書の文面の行間を読んだり裏読みするのは困難かと。
新人作家の頃は編集の方が権力もってますから優越的地位をもとに契約強要されたら拒否できないはずです。
新人の場合は連載に専念するために退職するなど自ら退路を絶っている場合も多く、不利を承知で契約せざるを得ないこともあるでしょう。
メジャーデビューできるせっかくのチャンスをみすみす見逃すのと、多少の不利は忍んでチャンスにかけるのとどちらを選ぶか、なら大抵は後者だと思います。
そのために努力してきたならなおさら。
雑誌投稿の場合には定型の契約書式があり形式的に同意させられることが多いようです。
写真投稿や原稿執筆でも単価が決まっていて、法的にはスーパーで買い物をするのと同じように処理されます。
支払いさえきちんと行われればトラブルにはなりません。
Re:現場にはたしかにいろんな方がいますが... (スコア:2, すばらしい洞察)
とうぜん編集長や編集者など現場は法務部門から指摘されることもないから、社会通念上ありえない条件で仕事をさせたり示談をしようとするわけで。
音楽産業は監査が頻繁に入るようになってから、契約無しで仕事することはまれになったときいています。
出版業界もそろそろタタかれてしかるべきでしょ。
堪忍袋の緒を切った? (スコア:1, 参考になる)
堪忍袋の緒は意図せず「切れる」ものであって、自発的に「切る」ものではありません。
小学館は漫画家からどれだけ搾取しているんだろう (スコア:1, 興味深い)
Re:小学館は漫画家からどれだけ搾取しているんだろう (スコア:1, 参考になる)
原稿料だけだと赤字になるというのは、サンデーに限らず一般的なことです。
短期で打ち切られると作家に残るのは借金だけというのも珍しいことではありません。
その代わりヒットすれば印税収入が大きい (大きなヒットが出やすいし、
刊行ペースも速い) というハイリスク・ハイリターンな商売。
ジャンプのように9週や19週の打ち切りをせず、打ち切りでも大抵4、5巻は
単行本が出るサンデーは、駆け出し作家にはむしろ優しい方かもしれませんよ。
あと、原稿料って一般的にどういう基準で決まってるのか知りませんが、
上京してからの年数よりは、連載を持っている期間や単行本の販売実績で
決まるもんじゃないかと思うので、初連載が1年で打ち切られてる
若木先生が上がってないのは別に不思議じゃないのではと思いました。
Re:小学館は漫画家からどれだけ搾取しているんだろう (スコア:2, すばらしい洞察)
>刊行ペースも速い) というハイリスク・ハイリターンな商売。
リスクを全て請負である漫画家(つまり個人)に負わせて
発注側はリスクを負わないのが当然と言わんばかりの
現在のシステムがおかしいことくらい分かりませんかね?
第一ヒットが出たら出版社はより多くもうけてるんですよ。
漫画家に恩着せたり厭味言う前に適性原稿料払えよ、と言われて当然でしょう。
マガジンに移って良かったね、 (スコア:1)
# 『かってに改蔵』も好きだったけど、『さよなら絶望先生』はもっと好き。
Re:マガジンに移って良かったね、 (スコア:2, 興味深い)
そんな久米田先生に新條まゆからこんなキラーパス [mayutan.com]が。
# ここで振られるとはやっぱ同じ境遇だったってことだよな…
Re:小学館は漫画家からどれだけ搾取しているんだろう (スコア:2, おもしろおかしい)
ところで僕は直接は読んでいないのですが、『大学漫画』vol.7に四大少年誌編集長インタビューという記事が載っていて、
これがなかなか秀逸な模様。
http://pantarhei.cocolog-nifty.com/blog/2007/06/post_ba1e.html [cocolog-nifty.com]
サンデーの林編集長。
この方の話が、一番つまらなかった。
編集と作家の関係作りとか、読者のニーズとかについて語られている内容が、なんとも牧歌的で。
いや、まあ、単純に私の好みではなかったと言うレベルの話ですが。
だから、サンデーのマンガって、あんまり性に合わないのかなあ。
それは措いても、今回の四氏の中で、自分の雑誌の状況を一番理解出来てないのがこの人のような気がする。
アニメ化作品は常に複数あり、発行部数以上に誌面は元気に見えるけど、サンデーって、実はかなり危機的状況なんではないか?
だとか。
でもって
チャンピオンの沢編集長。
いや、恐れ入った。
俺、この人、大好きだ!
だってね、
「ペンとインクと紙があって、漫画家と編集がいるだけで世の中が変わる、少なくともゴキゲンでワアワア世界を渡っていけるなんて夢のようですよ。たとえは悪いですが、偽札づくりを共謀しているような、ある種の痛快さがこの商売にはあります」
わはははは
やっぱチャンピオンはフリーダム杉w
なんと愚かな (スコア:1)
活字離れとか言われてもっと危機感持ってるもんだと思ってましたが。
まぁ殿様商売が好きならやってればいいのではないでしょうか。
今回のようなことが続けば、いくら漫画化が世間知らずったってどっかこっかから耳に入るでしょうし。
売れ筋作家が流出して涙目になるのは自分たちなので。
編集者が漫画の製作に口を挟めるのは、読者というクライアントの声を代弁できるからだと思います。
実際にアンケートを紙面に反映させて成功した(過去形)ジャンプなんかもありましたし。
ただそれを、『自分(達)が売れる漫画を描かせている』なんて思い出したらおかしくなるのは当たり前ではないでしょうか?
別に漫画に限らず、音楽業界なんかでも似たような構図があったりしませんかね。
読者は『読みたい漫画が載ってるから』サンデーを買ってるのであって、『小学館が出してるから』買ってるわけじゃないと思うのですがね。
# 「金色のガッシュ!!」が好きな先輩がいるのだけど、がっかりしてるだろうなぁ。
Re:なんと愚かな (スコア:1)
要は『読者が読みたい漫画は作家ではなく出版社が創り出してる』ってことでいいのでしょうか?(略しすぎ
私はそんな時代は終わったと思いますけどね。一時期は確かにあったと思いますが。
音楽業界とかTV業界とかでも同じような構図がありましたし。
まぁ、いいんじゃないですか?
私も別に自分の言ってることが100%正しいなんて思いませんし。
ただ危機感足りないんじゃないかな~と思ってるだけなので。
所詮外部の人間ですし。
今回のことがあったからといって小学館の本は買わないなんてこたしないでしょうね。
相変わらず好きな作家の好きな作品を買い続けるでしょう。元々サンデー本誌なんて買ってないし。
小学館に『読みたい作品』があり続ける限りは買いますよ。ええ。
# そういえばもう何年もジャンプ読んでないなぁ。チャンピオンも。
# 昔は毎週楽しみだったのに。読む漫画の総数や作家はそんなに変わらないんですけどねぇ。
Re:陳述書チラ見 (スコア:3, 興味深い)
1 甲1 フリー百科事典「ウィキペディア」より
Re:陳述書チラ見 (スコア:1, 参考になる)
別にそんなところが争点にはならないでしょう。
Re:陳述書チラ見 (スコア:1)
腹が立ったんで燃やしてしまったんじゃない?
燃やしたかどうかはともかく、もう手元にはなさそうな感じ。
推敲しないところに意味があるのだろう (スコア:1)
最低限の書式や構成は弁護士の指導が入っているとは思いますが、
文章そのものは、あえて自分の言葉で思いをぶつけているのでしょう。
提訴そのものは紛失原稿の損害賠償ですが、
実際に白日の下に晒したかったのは、
「2 少年サンデー編集部の実態」から、
「9 漫画家が望む編集者との関係について」
までに渡って書かれた、現状なのだと思います。
ここを弁護士などプロの言葉で綺麗に整えてしまう事は
避けたかったのではないでしょうか。
後に行くほど、日記や blog のように
ただただ思いをぶつけた文章になってるのはご愛嬌。
法廷での取り扱いは別にして、
素人の私には、借りてきた専門用語を羅列される以上に
雷句誠氏の訴えたい事が伝わりました。
Re:推敲しないところに意味があるのだろう (スコア:2, 参考になる)
これは「隠されず公になる」場で言いたい事を、なんでしょうね。
> 紛失されて困る原稿なら、すぐに引き取って自分で保管すればいいだけだが、
> それができない理由には全く触れられていないし...
印刷おわったらハイ原稿返せってパターンはあまり無いでしょ。
特にカラー原稿は各種宣伝で使うだろうから
しばらくは編集部側が必要とするだろうし。
....と書いていて、雷句氏の blog を確認すると、
弁護士による訴状に以下の内容が。
Re:そういえば (スコア:2, 興味深い)
「ジャスティ」の後書きで書いておられましたね。
3巻までだけが自分の納得のいくものだとか。
確かにそれ以降、いきなりつま(ry
岡崎先生がサンデー(小学館?)で書かなくなったのも同じ理由のようです。
Re:そういえば (スコア:4, 参考になる)
私が知っている限りでも
・安永航一郎
劇中のバカ台詞こそが売り物なのに、国語辞典を送りつけ「コレに載ってない台詞を使うな」となり大モメになる。
・ながいのりあき(がんばれキッカーズなどの人)
「あんた売れてるときは偉そうにしてたね。いまどっちが偉いか知ってんの?」と、仕事を干される。(売れていたのはコロコロコミックであるため、同編集部であると思われる)
小学館が特にスゴイのは、これらの話を作家自身が隠そうとしないことです。
つまり、上記のエピソードは双方本人の漫画に出てきます。
Re:そういえば (スコア:2, 参考になる)
「14歳」連載時、新任編集者に、ゲンコツを描いた紙を持ってこられ「手はこう描くんですよ」と言われたことから始まる小学館との関係の悪化 [wikipedia.org]
Re:そういえば (スコア:2, 参考になる)
で、これ自体は「BURAIKEN」などでもネタにしているんだけど、唐沢氏はそれに止まらず、自画像をトマトにしてしまったという…。さすが。
これだけだと激しくオフトピなんで追記。唐沢なをき氏も原稿を紛失されて訴訟を起こしたはず。相手は徳間書店だったかな。
確かにジャスティは3巻まではおもしろかった (スコア:1)
3巻までだけが自分の納得のいくものだとか。
--------------------------------------------引用終わり
ううむ。確かにそうだ。あのアンドロメダ反乱軍との死闘のあたりが
クライマックスで、そのあとは単なる後日談という感じ。
地球編なんて、それ以前のハードな展開にくらべたら、本当に
どうでもいいエピソードだった。
「サルまん」に書いてあるように、無理やり編集側が引き延ばしたんでしょうね。
同種の突っ込み多数 (スコア:3, 参考になる)
- 芸術品と言っても様々で、一枚数億円の「高尚な」絵画や彫刻だけが芸術品ではない。
- 「単なる材料費や時給以上の価値がある」を訴状に書くとこうなる
- ヤフオクなら一枚30万くらいで取り引きされてる実態がある
などが結論みたいです。
Re:こんなことを言っては、ほんとにアレなんだけど (スコア:2, 興味深い)
誰しもが認めざるを得ない科学的業績ならいざしらず、芸術的業績って皆が皆同一の所感を持てないのは当然ですね。ベートーベンにしろ、ゴッホにしろ好きな人たちから賞賛を受けてるだけ。
だから本件も、請求金額としてヤフオクでの落札金額を参考に値付けをしてますから、そうむちゃくちゃな請求ともいえないんじゃないですか。
Re:こんなことを言っては、ほんとにアレなんだけど (スコア:1)
自分にはピカソの絵は落書きにしか見えませんが金銭的価値はと
言うとオークションにでも出せば落書きを買う値段では絶対買えないわけで
じゃあ、コピーならどうかというとこれまた買えるような値段でもない。
では漫画はどうかというと、原画を元にして大量のコピーを売りさばいて
いる状況をよく考えてみれば、それだけの金を生み出している原画という物の
金銭的価値は如何ほどの物か自明ではないでしょうか?
Re:こんなことを言っては、ほんとにアレなんだけど (スコア:1)
単行本が、版下が残っていればそれで問題ないというわけではないでしょう。
原画集でも出すときに、必要な原画(欲しい原画)が足りなくなることも
あるわけです。
また、絶版になったマンガが他社から発売されるのも良くあることです。
それこそ、雷句先生が単行本も小学館から引き上げて他に
移したときに、ページが足りないとか、そこだけ本からコピーでクォリティが下がるとか言うことになります。
それを金銭で評価するのは難しいですが。
本になった時点で金銭価値は消費してると考えるのも無理があります。
出版のごたごた (スコア:1)
当時でも大人の事情ってイヤだなと思ったね。
#こっちは雨降って地固まる、か
Re:原稿紛失はよくあることなのでしょうか (スコア:1)
ここまで読んで、誰も引き合いに出していないので飛人(ひと)―木城ゆきと初期作品集 [amazon.co.jp]のあとがきをちょっと書きますね。
木城ゆきと氏がややつっ走りやすい性格をしているということは一部の人は知っていると思いますが、訴えることにした動機や背景に氏の性格以外にも事情があったのではないかと想像してしまいます。
LIVE-GON(リベゴン)