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テクノロジー

SME、高音質CD「Blu-spec CD」を開発 98

ストーリー by hylom
そんなに細かい違いを聞き分けられる耳がありません、 部門より
maiaの日記 曰く

日経の記事によれば、SME(ソニーミュージック)が「ブルーレイ・ディスク」の技術を応用して、通常のCDと互換性のある「Blu-spec CD」を開発し、他社にも採用を働きかけるという。

AV Watchの記事によると、これは単に「Blu-ray Disc向けの製造技術や素材を利用することで高音質化を図ったCD」とのことで、以前話題になったビクターの「SHM-CD」などと似たようなもののようだ。

この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。
  • by t_mrc-ct (5292) on 2008年11月05日 19時26分 (#1450183) 日記
    オーディオ評論家やアーティストで「高音質CD(自称)の音が、通常版CDと違う」という人がちらほら居られますが、果たして彼らの感想はすべてプラシボー効果によるものなのだろうか。一応日頃から音楽を聴きまくっている人間が「違う」というからには、実際に音質に差があるのではないだろうか。

    しかし高品質な材料でディスクを作成したからといって、デジタルデータに「明らかな」音質の差が出るとは考えにくい。
    これはむしろ、高音質CD(自称)に記録されているデータが、通常版CDとは異なるのではないだろうか。
    もしそうなら、これはトンデモの域を越えて詐欺の臭いが漂ってくる。
    一度、Blu-spec CDやSHM-CDと、通常版CDのMD5の値を見比べてみたいものです。

    あるいは、「ジッタの差が、音質の差として現れる」とのことなので、「高音質CD(自称)」と「通常版CD」と「高音質CD(自称)のデータをCD-Rに焼いたもの」を聴き較べてみるのも良いかもしれません。
    • by Anonymous Coward on 2008年11月05日 23時34分 (#1450345)
      既にSHM-CDと通常CDとで音質の聴き比べができるサンプラーCD(2枚組)が発売されています。

      http://www.hmv.co.jp/product/detail.asp?sku=2750735 [hmv.co.jp]

      購入してビットコンペアをかけてみましたが、完全に一致しました。
      でも、レビューを見るところっとやられている方が多数派のようで…。
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      • by Anonymous Coward on 2008年11月06日 1時26分 (#1450404)
        だから「リッピングじゃ関係ない」ってあちこちに書いてあるだろうが
        理解してから試せよ
        親コメント
        • 寡聞にして この手のガジェットがちゃんと効果があることを
          統計的に有意な人数×回数で二重盲険テストをしたりして科学的に
          確認したっていう記事を見たことがないのですが、何かご存知
          でしょうか?
          親コメント
          • by Anonymous Coward on 2008年11月06日 10時36分 (#1450530)
            人間の感性に頼るものを引き合いに出してどうするよ?
            そもそも二重盲険テスト自体がこの手の議論で意味を成さないことが多いのにさ。
            出すなら人間の感性が入らない技術的な検査を引き合いに出しなさいな。

            例えば、mp3でビットレートが低いのは高音が出ないとか言う話で二重盲険テストなんて
            引き合いに出さないでしょうが。普通は周波数分析グラフをベースに話を進めるって。
            それと同じことをしなさいな、科学的な意味を持たせたいなら。
            親コメント
      • by Anonymous Coward on 2008年11月06日 1時38分 (#1450411)
        サンプラーCDを買ったきり放置していたので、SA-15S1+K701で聞いてみました。
        感想は、まあ差があるけど、ABXテストで有意な差があるほどではないですね。

        実は、SHMCDの方が、C1エラーが増えているというレポート [rakuten.co.jp]もあり、オーディオでありがちな、ひずんだ音の方が音がよく聞こえるという類の可能性があります。

        親コメント
      • CD Walkman(D-NE20)で聴くとまるっきり別物です。

        自分でもだまされているのではないか、と思うほど違います。

        親コメント
  • by isi (4853) on 2008年11月05日 19時45分 (#1450198) 日記
    音がどうとかは、ぶっちゃけアリエナイ。
    要はディスクを全てblu系統で統一したいってことじゃないの?

    素材や生産ラインをまとめてしまえばコストダウンになるし。
    価格に転嫁しなければ利益上がってウハウハ。

    企業としては当然の動きかなぁと思いますた。
  • 元の デジタルデータのマスタリング品質のほうが 違いにかかわる

    PS3 のダウンロード配信のほうが 高品質
    Audio Engineer Claims that Metallica's Latest Album Sounds Better on Guitar Hero III
    http://gizmodo.com/5051435/audio-engineer-claims-that-metallicas-lates... [gizmodo.com]

    アナログ盤のほうが リミッタ少ない
    Audio Engineer: Metallica's Latest Album Sounds Better on Vinyl
    http://gizmodo.com/5065298/audio-engineer-metallicas-latest-album-soun... [gizmodo.com]

    皆さん 圧縮音源で 聴いてるのに、 CDのエラーレートで 値段が変わるなんて 筋違い。
  • AV watch [impress.co.jp]を見る限り、Blu-rayディスク製造に使う素材を使ってCDを作っただけのようです。ビクターが出している、SHM-CD(透明度の高いポリカーボネイトを使用したCD)なんかと同じたぐいですね。

    個人的にはこのような技術による音質向上は少ないと思っているのですが、どうなんでしょうか。
    • by Anonymous Coward on 2008年11月05日 18時33分 (#1450143)
      いまでもオーディオCDからの読み取りでビットエラーなんてほとんど起きてないんじゃない?
      ピットのエッジが立った程度の変化、表面に汚れが付けば無意味になるほどの差だと思うけど。

      >高分子ポリカーボネートの採用

      ポリカーボネートって今でも普通のCDに使われているが、それとも高分子ポリカーボネートというのは
      普通に言われるポリカーボネートと何か違った物なのか?

      オーディオ雑誌の評論家(きどり)がオカルト談義をするのはまぁ勝手にやってくれという感じだが、メーカーの技術者まで
      一緒になって詐欺まがのことをやるのはどうかと思うねぇ。技術者としてのモラルはどこへ行ったの?
      ねぇ、マイナスイオン商品を出してるどっかの人もさ?
      親コメント
      • by TarZ (28055) on 2008年11月05日 19時01分 (#1450166) 日記

        それとも高分子ポリカーボネートというのは普通に言われるポリカーボネートと何か違った物なのか?

        「高分子ポリカーボネート」という呼び方が、なんだかポリポリしちゃって落ち着かない感じがしますね。

        # 今こそ、この顔文字を使う時。→ f(^^;) ポリポリ
        親コメント
      • 高分子 (スコア:2, 興味深い)

        by Anonymous Coward on 2008年11月05日 22時55分 (#1450323)
        CD等の光学ディスクに使われているポリカーボネートは,凝固させる手順や透明度の関係上,重合の度合いが低い(分子量が小さい)らしい.
        なので,CDを手で曲げて行くと「ぱきっ」と折れてしまう.(破片が飛び散って危険なので,良い子は真似しないように)

        屋根やヘルメットのシールド等の,強度が重要な部材に使うポリカーボネートは,重合に時間をかけて分子量を大きくしているので,CDのような割れ方はしないそうな.

        # このCDに使っているのが,後者のような高重合のポリカなのかどうかは知らん
        親コメント
    • http://srad.jp/comments.pl?sid=383634&cid=1266917 [srad.jp]
      これに尽きると思う

      アナログな部分云々は光デジタルなり何なりを通して
      光学ドライブを積んだ機器と別の機器で再生すれば関係ないし
      親コメント
    • by Anonymous Coward on 2008年11月05日 18時36分 (#1450147)

      高分子ポリカーボネートの採用により、ジッタノイズを低減。スタンパ(金型原盤)に刻まれたピットをポリカーボネートにより正確に転写することにより、ジッタを排除し、マスターテープ品質を実現するという
      まともなCDをまともなドライブで読めばジッタなんか出ねぇよ。こういうことばっかやってるから、良識のある客から順に逃げていくんだろうに。
      #ドライブがエラー訂正で忙しくなったときに出音が変わるようなプレイヤーは捨てた方がいい
      親コメント
      • by Anonymous Coward on 2008年11月06日 1時26分 (#1450405)
        >なんでメーカー自らこういう馬鹿げたことをやるのか

        ピュアオーディオの分野が、まともなメーカの一線級の技術者が関わるものじゃなくなったからでしょう。
        今時、DC~数十kHzの回路で精度の差別化は難しいです。
        1万円以上のCDプレーヤ、アンプで違いが出るとしたら、不良品か、無理やり変な味付けをするかぐらい。
        本当に差が出るのは、スピーカと部屋だけです。
        なので、こういう馬鹿げたことでもやらないと、差別化のポイントがないのですよ。

        まともな技術者向けの仕事だと、薄型TV向けとか、携帯機器向けでしょうか。
        容積とか、電力とか、EMCとか、音質以外の差別化要因が色々あるので、
        ちゃんと技術で差別化できています。

        自分の職場とおんなじ建物にオーディオ専門の部隊がいるけど、大体こんな感じ。
        親コメント
      • まともなドライブでなくてすみません。
        LITE-ONのドライブですが、音楽CDをリッピングしてもノイズが乗りまくってます。2倍速でリッピングすればノイズが乗ったり乗らなかったりです。ドライブというよりPC側の可能性もありますが。

        CDに書き込みをしたときはNero CD SPEEDでチェックしてますが、スリムドライブの場合大抵許容限界を超えるエラーが出ますので、デスクトップPCからしか書き込みをしなくなりました。

        また、素材によるノイズ軽減は昔から行われていて、高品質CD-Rというのがあります。
        一度そこら辺の1枚10円のCD-Rと1枚100円のCD-Rとで書き込みをしてみて、違いを見てはどうでしょう。
        プレスとレーザで比較するのも馬鹿らしいですけどね。

        #でもガラス素材のCDは眉唾だと思ってます。データで違いを見せてもらわないと納得はできませんし。
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        • by Anonymous Coward
          リッピングでノイズが乗る問題は、普通に再生しているときには関係ありません。

          オーディオCDは正確に読み継ぎできるようなフォーマットになっていないので、
          間欠的に読むと、同じ部分が重複したり、間が飛んだりします。
      • 音楽評論家の仕事を作り出すのも、メーカーの仕事です。

        #内容には完全に同意 :-)
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      • 一旦メモリに乗っけちまえば素材も糞もないですよね。
        700MB程度バッファリングするのはたいしたコストにもならん気がするんですがねぇ…
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      • by Anonymous Coward
        似たようなのたまに出るけど、こういう意見で締められるの。
        なんでこんなたれこみ出るんだろう・・・。
        • タレこんではいないです。事の真相にがっくりきて>日記 [srad.jp]
          #データが同じなら、プラシーボ効果なのか何なのか分からなくなっちゃいますわな。
          #あるいは、こういうアナログ的な方向性がある事は、CDの「熟成」の表れなのかも(意味不明
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        • by Anonymous Coward
          とりあえず、同じバイナリデータのはずのCDとCCCDとCD-Rを聞き比べて、
          同じ音にしか聞こえないならオカルトと一笑に付せばいいんじゃないですか。

          僕個人としては、同じ音ではないと感じたし、
          CD>CD-R>>>>>CCCD だと感じました。

          二重盲検したわけじゃないし、気のせいだと言われても反証できるわけではありませんが。
          • CCCDや状態の悪いCD-RのようにC2エラー(訂正不能エラー)がある場合は、そのセクターの正確なバイナリが分からないことになるので、そのセクターを無視して前後のセクターの音声から適当に補間してそれっぽいバイナリを作る(それっぽい音を作る)ことになる。
            この場合はCDを取り込んでもドライブごとにバイナリが一致しないことが十分考えられる。
            ただ、C2エラーが出ない以上はディスクの品質云々を議論してもオカルトの域を出ないかと。
            親コメント
          • by Anonymous Coward
            1枚の音楽CDを複数の別のPCで吸い出してコンペアしてみたら見事に一致しました。
            民生用音楽CDプレイヤだと一致しないのかしら?
            • 要はピックアップのサーボとかの駆動周波数がノイズとしてコイル・制御基盤から電源部、そして出力のアナログ段まで混じるのが原因で、大元で言ってるのはその程度の電源部しか持ってない物は捨てちまえとかトランスポーターとDACに分けちまえとかそういう話。

              イヤホンで安物CDプレイヤーで無音のCDを聴いてるときにちょっと外乱ノイズを加えれば「キュルキュル」や「ジッジッ」といった風の音が聞こえると思います。
              そういった音が実際の音楽再生時にも混入するのが主な原因でしょう。
              PCはある意味トランスポーターとDACに別れてるような再生環境なのでサウンドカードが良質だと差異が解りにくいか出ないかもしれません。
              逆に安いオンボードだとHDDやVGAの負荷(ブラウザのスクロールとか)でノイズが乗るのが聞こえますが、それがCDプレイヤーでも起きてると思えばよいかも。
              こちらも再生してるバイナリは一緒でも負荷によって出力されてるアナログ信号は違いますよね?

              # CRTとかDAPの液晶リモコンのバックライトELの駆動音とか普通に聞こえてうんにょりする人間なので参考にならないかもしれませんが。
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              • by Anonymous Coward on 2008年11月05日 22時10分 (#1450294)
                まあデジタルだから差は無いというのは論外として、結局は親コメ(1450261)の
                言ってる様に、影響が回りまわって最終段に差となるってだけの話なんだよね、
                オカルトでも何でもなく。

                スピーカーはアナログなんだからどっかでD/A変換されてる訳で、
                アナログ回路の相互影響ってのは「分離すればいいじゃない」と言ってる人も居るけど、
                そう簡単には影響ゼロにできるものではないってのが難しいところ。

                昔は半田ごて使って回路を組み立てる人はそれなりに居たけど、
                最近はアナログ回路を組む人が少なくなってアナログ的な話が知識からすっぱり抜けてる人が
                多くなったのも、この手の話が頓珍漢に進んでいくパターンが多い原因かな?
                デジタルって言ったって、土台はアナログなんだから、もうちょっとアナログ回路の知識が
                増えた人が多くなって欲しいものだよね。

                #また、デジタルと言っても、リアルタイム系では時間軸の同期・非同期を抜きにして
                #語れない部分なのに、それを疎かにしているのもこの手の話ではよくあるし。(困)
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              • by kohzoh (34869) on 2008年11月06日 1時13分 (#1450401) 日記
                「オカルト」で片付ける意見は確かに「なんだかなぁ」ですねぇ。

                アレゲなものどもとしては「なに? そんな材質ごときで音質が変わって聴こえるだと?」という疑問に端を発して、
                ・材質が違うせいでなにが変わるんじゃ?
                ・その程度の違いがなんでヒトの耳でわかるんじゃ?
                ・俺にはわからんがなんでアンタらはわかるんじゃ?
                などなど探求心をくすぐられる方が先に来るもんじゃないのかと。
                親コメント
            • by Anonymous Coward
              違う違う、PCのドライブでも、音楽用のプレーヤでも、バイナリレベルのデータは一致する前提で、
              それでもCD(-R)の材質だの、焼き具合だので音が変わる、という説に対する議論。
          • by Anonymous Coward
            ただの思い込みですね。
      • by Anonymous Coward
        少々のジッタで音が悪くなるってことは、クロック復調するPLLの性能が恐ろしく低いということだな
        今のCDプレーヤの技術レベルはその程度のものなんだよ
      • by Anonymous Coward
        音楽CD市場自体が尻すぼみでDL販売に移りまくってますからねえ 音源自体をCDより高音質にすれば済みますが、それでは儲からないと
    • by Anonymous Coward
      つーかオカルトの類でしょ?
      ジッタがどうのこうのとか脊髄反射的に返ってきそうですが(つーかAV Watchの記事にもジッタノイズの低減とか書いてるけど)、一度iPodにでも転送すれば(そこではアナログ的な要素が介在する余地はまったくないので)その後は全く同じですよね。
    • by Anonymous Coward
      とりあえず、Blu-rayの製造資産が生かせて板の販売も出来るからSMEってかSony的には良い事尽くめでしょ。

      現実的に良いかどうかは二の次。

      単にグループ内内製率を上げろってだけの話に外部へのハッタリを付加しただけなんじゃないかと。

  • by Anonymous Coward on 2008年11月05日 21時23分 (#1450256)
    仮にBlu-spec CDの枠組みで音質向上が図れるなら、
    Blu-spec SACDならもっとよいってことですよね。
  • by Anonymous Coward on 2008年11月05日 13時00分 (#1449850)
    ‥を図ろうとするSONYの戦略かな?
    ファームの変更だけで出来そうな話だから、
    PS3とBlurayレコで対応する様にしてしまえば一気に普及台数が広がるし。

    #だからか、SACDを2代目PS3から外したのは。(可能性半分)
    • by Anonymous Coward
      ファームの変更?? 何の話ですか?
  • by Anonymous Coward on 2008年11月05日 21時18分 (#1450255)
    で最初から売ればいいんじゃね?
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犯人はmoriwaka -- Anonymous Coward

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