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61534 story
地球

北極・南極に同一種とみられる235種の生物を発見 56

ストーリー by soara
太平洋から大西洋へ、またはその逆、とか 部門より

1513504 曰く、

asahi.comの記事によると、長距離の移動が難しいクリオネ(裸亀貝)のような生物も含めて、北極と南極に同一とみられる235種の生物が生息していたと海洋生物のセンサス(Census of Marine Life: CoML)が報告した。CoMLは、海洋資源の減少もしくは世界規模での変化の現実を明らかにすることを目的とした70カ国が参加した海洋生物の国際調査プロジェクトで、2010年の最終報告にむけて海洋生物地理学情報システム(OBIS: Ocean Biogeographic Information System)などの整備を行っている。その一環で今回の発見につながったと言う。ホッキョクグマは北極に、ペンギンは南極に偏在する(とは言ってもペンギンの語源のオオウミガラス(絶滅)は北半球に生息していたが)一方、長距離移動できるクジラや鳥に加え、同一種と見られる節足動物や軟体動物も両極に存在していたと言う。今後DNA分析で同一種かどうかを確認するそうだ。

神の間違い・きまぐれ、インテリジェントデザイン、場所が異なっても淘汰圧に対して同じ進化をする可能性、スノーボールアースのときに全球で存在したんだよ!(ぉ、など自由な想像をたくましくしてコメントをどうぞ。

なお、BBCの記事では「赤道直下でも海洋の深層は冷たいんだから、距離的には遠い両極といっても繋がっているんじゃないの」との説が紹介されている。

この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。
  • ようするに (スコア:5, おもしろおかしい)

    by Anonymous Coward on 2009年02月16日 23時00分 (#1514923)
    北極と南極を直線で繋ぐ地底トンネルがあるという決定的証拠になりますね!!!!
  • てことは、 (スコア:4, すばらしい洞察)

    by max-papa (18793) on 2009年02月16日 23時34分 (#1514948) ホームページ
    きれいなお姉さん異星人がいる確率もゼロではないってこと?
  • バラスト水だな (スコア:3, おもしろおかしい)

    by multiplex (33585) on 2009年02月17日 2時09分 (#1515044)
    実は北極・南極に謎の組織の秘密基地があって、そこに資材搬入する貨物船の排出したバラスト水に混入した生物が繁殖したに違いない。
  • 漢字?(オフトピック) (スコア:3, すばらしい洞察)

    by Landie(GRG) (6950) on 2009年02月17日 7時39分 (#1515093) ホームページ
    激しくオフトピだが、タレコミの「裸亀貝」って表記に激しく違和感。
    リンク先ではカタカナだしね。
    一般的に、生物の分類名称は、その語源がなんであれカタカナで表記するってルールじゃなかった?
  • by muraken (2830) on 2009年02月16日 23時32分 (#1514946)

    - 長距離移動生物が運んだ
    - 北極と南極を結ぶ空間の歪みが存在する
    - 実は世界中に分布している種なんだが、北極と南極以外から発見されてないだけ
    - 過去に人為的に運ばれたものである
    - たまたま同じのがいただけ

    面白い説なんて、そうそう思い付きませんね >

    --
    Kenta MURATA
    • Re:考えられる原因 (スコア:2, おもしろおかしい)

      by sameshima (10060) on 2009年02月16日 23時40分 (#1514951) 日記
      氷河期な頃には地球全体にいて、暖かくなってきて住み分けのためにさらに寒いところに移動した
      親コメント
      • by Anonymous Coward on 2009年02月17日 8時03分 (#1515097)

        氷河期な頃には地球全体にいて、暖かくなってきて住み分けのためにさらに寒いところに移動した

        今も氷河期(極に氷河がある状態)なんですけど、と茶々はさておき。

        何かすば洞ついてますけどつけるなら「おもおか」では。

        全球が凍結していた状態ってタレコミのスーノーボールアース期 [wikipedia.org]くらいで、
        かつその時期は先カンブリア期なので殻をもった生物の発生以前なので
        「スノーボールアース期に全球に遍在(×偏在)していた後分かれた」ってのは
        少なくとも節足動物に関しての説明としては無理でしょう。

        親コメント
    • Re:考えられる原因 (スコア:2, すばらしい洞察)

      by TomBu (11289) on 2009年02月17日 12時28分 (#1515293) 日記
      > - 北極と南極を結ぶ空間の歪みが存在する

      じゃあアヒルちゃん [srad.jp]も南極にいるかもしれないわけですね!
      親コメント
    • by anonymous ennui (18897) on 2009年02月16日 23時59分 (#1514962)
      - 大昔、南極大陸と北極亜大陸が地続きだった頃の名残 - 氷河期には世界中に分布していた種が、極地にのみ残った - 極地の特殊な磁場と宇宙線の影響で次元に裂け目が・・・ もう無理です.
      親コメント
      • 現在は、南極大陸の周りを一周する海流があるため南極周辺の海は孤立してます。
        ですが、南極大陸と南アメリカが繋がっていた時代は、海流が南極の周囲を一周できず、南極から南アメリカに沿って北上する海流があったはずです。
        その海流に乗って生物が移動したのかも。

        親コメント
    • - その235種をよく調べてみたまえ。テレポートが使えるエスパーだと言うことがわかる。

      いや、実態としては回遊生物に張り付いて移動しただけでしょ。外に張り付いたのか、腹の中にいたのかはともかく。

      --
      fjの教祖様
      親コメント
    • by Anonymous Coward

      - 過去に人為的に運ばれたものである

      各国(北半球の国)の南極観測船がバラスト水ごとせっせと運んでたんじゃね?

    • by Anonymous Coward
      もちろん、北極と南極は裏側で繋がっている [wikipedia.org]に決まってるじゃありませんか。
  • 収斂進化 (スコア:2, 参考になる)

    by Anonymous Coward on 2009年02月17日 0時37分 (#1514989)
    って、言葉ぐらい覚えとけよ。>タレコミぬし
    • by Anonymous Coward

      同じ鳥類だし、平行進化のほうが良くないか?

  • by Anonymous Coward on 2009年02月16日 23時26分 (#1514944)
    くじらさんが運んでくれたんですよぉ
    • 先日のNHKの「ダーウィンがきた!」で
      鳥に食われた小型のかたつむりが1割くらいだったか生きたまま排泄されるという事例を紹介し、
      離島間で同種のかたつむりがいる理由ではないかという仮説を紹介していた。

      …ってなこともあるみたいだから。ありえなくはないかもね。
      見つかったのはミジンコ類似の小型の甲殻類ばかりだしクジラに食われて運よく生延びた者の子孫なのかも。
      (もっともクジラの胃は強力そうな上に距離が長いが…。)

      親コメント
      • by Anonymous Coward
        胃酸の中で耐え抜いたカタツムリも凄いけど
        なんですか、その…出す時もアレじゃないですかね
        • by Anonymous Coward
          奴らは総排出腔から出すからあんまりアレじゃないかもしれん
          それともカタツムリのほう?
  • 残りの21種はどこに行ったんだろうか?

  • by Anonymous Coward on 2009年02月16日 22時59分 (#1514922)
    別に移動したとかじゃなく、もともと地球全体に居た生物なんでは?
    気候変動などで赤道近辺は生息し難くなったからそう見えないだけで。
    • 別に移動したとかじゃなく、もともと地球全体に居た生物なんでは?

      でも節足動物みたいな世代交代のサイクルが早い動物が超遠距離に隔離されてるのにずっと同一種のままってのも変なのでは。普通は違う方向に進化していってしまうと思う。

      それともそれは陸上の常識で、海中では環境がほとんど同じだから進化の速度も遅いとかそう言う事情があるんですかね。

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      • by Gockie (33276) on 2009年02月17日 9時36分 (#1515130)

        光の届かない深海に生息する種では、変化の速度が非常に遅いという話はあるみたいです。
        例えばダイオウグソクムシは一億年以上前に別れたはずの太平洋と大西洋の種で外見上の差違が殆ど無いとか。

        #でもどっちかっつーと探査船なんかのバラスト水のせいじゃねぇのかと思ったり。

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        • by saitoh (10803) on 2009年02月18日 12時21分 (#1516101)
          低温で栄養不足のため成長が遅く、世代交代もゆっくり、ということでは?
          親コメント
          • Re:満遍なく生息 (スコア:2, 参考になる)

            by Anonymous Coward on 2009年02月18日 13時05分 (#1516147)

            低温で栄養不足のため成長が遅く、世代交代もゆっくり、ということでは?

            いや、低温はともかく、極域の海は陸上と違って全球でも栄養がもっとも豊富なところと言ってもいいです。
            日本の水産業で遠洋漁業に行くといったら太平洋亜寒帯域とか南極海です。つまり、それだけ産み、育つのが早いということ。
            世界の大きい漁場といったら極域の周辺になります。

            氷で海面が塞がれている海でもアイスアルジー [google.co.jp]といって
            海氷の底部に捕食から逃れられて植物プランクトンが群落を作りますので、非常に高い生産性をもった海です>極の海

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      • by firewheel (31280) on 2009年02月17日 9時59分 (#1515140)

        陸でも海でも外界と隔離された環境なら、古い種がほとんど変化せずにそのまま
        生き残ることはあると思います。シーラカンスとか。(ゴキブリは例外かな?)
        でも通常、それはむしろ他の進化した種との差が広がる方向に働くんではないかな。

        仮にの話だけど、
        「それらの種は、もともと地球全体にいた原始的な種だった
        その後、さまざまな種が進化して、それらは淘汰されてしまった。
        しかし南極と北極だけは進化する余地がなかったため、今でもそれら
        の古い種が、ほとんど変化せずに生き残っている。」
        という可能性ならあるかもしれません。

        もちろん、これはあやしげな仮説の一つでしかないけれど、今正に生物学者たちが
        そういう怪しげな仮説も含めて議論を戦わせている所ではないかいな。

        親コメント
      • by soltiox (25610) on 2009年02月17日 13時10分 (#1515347) 日記

        >違う方向に進化
        「カエルの子はカエル」っていうか、同じ種の生物が、似たような環境におかれたら、
        同じ様に変化していく、って事はあるんじゃないですかね?

        // 親戚同士でも、遠距離で暮らしてるだけで、違う方向に進化しちゃうんなら、
        // もっと生物種が多くてもいいじゃないか? って気がするんですが。

        親コメント
        • by firewheel (31280) on 2009年02月17日 15時56分 (#1515515)

          >「カエルの子はカエル」っていうか、同じ種の生物が、似たような環境におかれたら、
          >同じ様に変化していく、って事はあるんじゃないですかね?
          その場合は、
          オーストラリアの有袋類とその他の哺乳類とか、
          コウモリと鳥類とか、
          魚類と鯨類とかのように、

          「似たような」ではあっても、生物学的には「随分違う」だったりするのでは。

          > // 親戚同士でも、遠距離で暮らしてるだけで、違う方向に進化しちゃうんなら、
          逆じゃないかな。
          進化は距離に関係なく起こるけど、近距離/隔離されていない環境で起こった種にとって
          有利な変異は、時間と共にその種族全体に広まってしまい、差異が拡大しないだけ。

          隔離は多様な種が生まれる必要条件かもしれないけが、それ以上ではなく、
          最低でも多様な環境や敵となる生物種の存在が必要になるのだと思います。

          親コメント
  • by Anonymous Coward on 2009年02月16日 23時09分 (#1514932)
    同一種が235種ってどういうこと?
  • by Anonymous Coward on 2009年02月16日 23時21分 (#1514943)

    ダンチェッカー教授はまだか!

  • by Anonymous Coward on 2009年02月17日 0時54分 (#1515000)

    ペンギンはバットマンの敵...じゃなくて。

    ペンギンは南極だけにいるのではありません。
    Wikipediaからの引用で申し訳ありませんが、
    http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9A%E3%83%B3%E3%82%AE%E3%83%B3 [wikipedia.org]

    南極に生息するというイメージがあるが、実際には南半球の広い緯度範囲に分布する。むしろ、主に南極大陸で繁殖するのはコウテイペンギンとアデリーペンギンの2種のみである。

    • by Anonymous Coward

      むしろ、主に

      なんだこれは。直してくれ。明日まで保護されてて編集できない。Wikipediaの管理者は頭が悪いな。IPを3ヶ月ブロックすればいいものを。

  • by Anonymous Coward on 2009年02月17日 4時55分 (#1515079)

    先生怒らないから、こっそり南極から北極まで生き物を運んだ人、手を挙げなさい。

  • by Anonymous Coward on 2009年02月17日 8時04分 (#1515098)
    来月発売のMooの特集が決まりましたね!

    地底世界の謎 北極と南極をつなぐ地底トンネルがついに科学的立証!

    読んだことないんで、こんな感じで良いですか?(Y/N)

  • by Anonymous Coward on 2009年02月17日 10時13分 (#1515142)

    ライチョウ [wikipedia.org](thunderbird)なんかもユーラシア・北米大陸に
    広く分布してますしね。(ただし高度2400m以上に限る)

    昔は広く分布してたのが氷河期の終わりで閉じ込められたという
    ことかな。

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