ポット出版、新刊書籍を電子ブックでも同時発売 5
ストーリー by reo
積極的に拒否する動きってあるのかね 部門より
積極的に拒否する動きってあるのかね 部門より
hylom 曰く、
書籍を非再販商品として刊行したり、版元ドットコムの立ち上げ、Google ブック検索への賛同など、先進的な取り組みに挑戦していることで知られるポット出版が、今後、基本的に新刊を書籍版と電子本で発売すると発表している (ポット出版のお知らせより) 。
まず 1 月 15 日に「本の現場──本はどう生まれ、だれに読まれているか」 (永江朗・著) と「デジタルコンテンツをめぐる現状報告」 (出版コンテンツ研究会ほか・著) の 2 冊を発売し、続いて 1 月 22 日に「日本の公文書」(松岡資明・著) を発売するという。電子書籍のフォーマットは .book 形式 (PC および iPhone で閲覧可能) で、オンラインストア「理想書店」での購入が可能。販売経路や対応フォーマットは今後拡大していくとのこと。
なお、希望小売価格は税込み 998 円と、書籍版の 1800 円よりも安くなっている。同社はこの取り組みを通じて、著作権契約や印税率、フォーマット、希望小売価格の適正な額、読者に喜ばれるコンテンツの量の確保などの課題を解決していきたいとしている。
これは重要だ (スコア:2, 興味深い)
この出版社が「出版事業」自体でどの程度儲けられるか、
という点を他出版社は様子見できます。
あー、またポットさんね、で終わりですよ。 (スコア:1, すばらしい洞察)
タレコミに最近のポット出版の活動が書かれていますが
出版というより「現在の出版界に異を唱える」ことが主業務になってるところなので、
他出版社はあー、またですかと生暖かく見守ってるだけだと思います、はい。
主力の出版物が、元々出版業界向けの書籍ばかりで、電子書籍でここの書籍が
いくら売れたところで「業界内消費」でしかないので、一般消費者層に対する
電子書籍の売り上げの指標にはならんのですな。
つーわけで、タレコミに書かれてる活動と同じような感じで
賛同者だけが集って細く長く続けるような結果になると思います。
Re: (スコア:0)
「ポット出の連中になにが」とか言われてるに違いない
デジタルコンテンツをめぐる現状報告 (スコア:1, 参考になる)
Re:デジタルコンテンツをめぐる現状報告 (スコア:1, 参考になる)