猿が撮影した写真、著作権は誰に? 92
スターバックスのスラウェシのラベルの猿かな 部門より
capra 曰く、
受賞歴もある英国の野生動植物写真家、David Slater氏がインドネシア・スラウェシ島北部の国立公園で撮影中、ちょっと目を離したすきに国立公園に生息するクロザルがカメラを奪って写真を撮影したという (Mail Onlineの記事、 The Telegraphの記事、 本家/.)。
クロザルの撮影した写真はCaters News AgencyがSlater氏から買い取ったようで、各メディアの報道ではCatersとSlater氏の著作権表記がされている。 これについてTechdirtが、「著作権は写真を撮影したクロザルに帰属するもので、Slater氏がCatersに著作権を委譲することはできないはずだ」といった趣旨の記事を写真とともに掲載したところ、Catersから写真の削除を要請するメールが送られてきたそうだ(Catersによる写真情報、 Techdirtの記事)。
TechdirtのMichael Masnick氏は、著作権者はクロザルであるという点をあらためて主張した上で、記事は写真の著作権に関して述べたものであり、写真の使用はフェアユースにあたると返信した。しかしCatersは、「少なくともMasnick氏が著作権者でないのは明らかで、写真も他のWebサイト(おそらくMail Online)に掲載されたものを盗用している」として、再度写真の削除を要請してきたとのこと(Techdirtの記事(2))。
このニュース、なにより猿の撮影した写真が秀逸なのである。なお、猿はカメラをいじってるうちに偶然電源を入れてしまったそうで、シャッター音が面白かったらしく大量の写真を撮っていたとのことだ。
写真はピントの合っていないものが多かったとのことだが、シャッター音に驚いて逃げ出した仲間たちも次第に近寄って来たようで、絶滅危惧種に指定されている野生のクロザルを至近距離で撮影した貴重な写真となっている。
昔、fj界隈でそんな議論をマジメにしてた人達がいなかったっけ (スコア:4, 参考になる)
確か、PDS は日本の法律上存在し得るかとか何とかそういう題目で、延々と不毛(?)な議論をしていたような記憶がうっすらほんのり微かにあります。
で、そのうちに「どこかの動物が偶然創った著作物は誰のものなのか」「それは飼い主に帰属する」とか何とかやっていたような。
# 結論は忘れた。
# というか、結論なんかなかったような気がする。
Re:昔、fj界隈でそんな議論をマジメにしてた人達がいなかったっけ (スコア:2)
そうなると、この場合飼い主はだれになるんでしょうか?
公共物として国が責任者になるとか?
新人。プログラマレベルをポケモンで言うと、コラッタぐらい
それはワタシだ。 (スコア:3, 興味深い)
それも含めて一切合財放棄できないか、ということを考えていて
到達したひとつの結論です。
で、飼い主の意図と関係なくペットの猿のもんたが書きました、
ということにして配布しちゃえばどうかと。
<br>
「もんたウェア」という名前まで考えたのにちっともウケなかったので
その話題は自然消滅しました。
でもうっすら覚えていてくれた人がいたからいいや。:-)
Re:それはワタシだ。 (スコア:2)
>著作者人格権はどうしても残るので
だから、サルだってば。
Re:それはワタシだ。 (スコア:2)
>
> だから、サルだってば。
そう。
人間が書いたら著作権を放棄しても著作者人格権は残る、
だから、いっそサルが書いたことにしちゃえ、
そしたらサルには著作権も著作者人格権もないだろうから
うまいことパブリックドメインにできるんじゃないの?
という話。
著作物とは (スコア:3, 興味深い)
著作権法 第2条1項1号
というわけで、「思想又は感情を創作的に表現したもの」ではないから、そもそも著作権など発生しないのでは?
#あくまで日本では、の話だけど。
Re:著作物とは (スコア:3, 興味深い)
本人の意図しないところで偶発的に発生した物だから、って事ですよね。 「偶発事象に意味を見いだした点が、我が創作である」と後付けで主張すればどうでしょう?
例えば、街そのものは著作物ではなくても、街の風景写真が著作物として成立するのは、 「この角度からこの画角で撮ると街の衰勢が浮き彫りになる」とかそんな感じの写真家の「思想又は感情」が埋め込まれてるからであって。
適当に、私は「猿にも操作出来る機械を生み出した文明と、猿にも劣る写真しか取れない人間も居ることの対比がどうのこうの・・・」と言う思想・感情を猿に奪われた後、奪い返したカメラに記録されていた写真で表現出来ることを見いだした、 とか言い張ってみたらOKじゃないかと。
# この理屈で行けば、変な形の大根を「『この角度から見たらエロい』という見立て」を含めて
# 彫刻としての著作物にできる。流木アートの応用。
Re:著作物とは (スコア:2, 興味深い)
この場合、「ネットで拾った」画像を一冊にまとめて出版、波紋を呼ぶ [srad.jp]の件との違いは何でしょう?
Re:著作物とは (スコア:1)
ただ、元になった画像の著作者らに無断でその本を出版する行為は、元の権利者らの著作権を侵害するからやっちゃ駄目でしょう。 他国のTV番組の場合は、元の著作者らからのそのようにして放映してもOK、という承諾が有るから放映できるだけで。
ちなみに、特に断りが無い場合、法律の条文は人間だけを対象にしているような気がしたので、猿が著作権を持つことはないだろうと言う前提で論を進めてました。
猿が著作権を持っているなら、公開した人も、それを転載した人も著作権侵害ですね。ちゃんと猿に承諾を得ないと。 その場合、「意思の疎通が図れない著作者との交渉」の事例は、多分、意識不明の重篤などで前例がありそうに思いますから、それが参考になるかと。
Re:著作物とは (スコア:1)
もともと争点は完全に「猿に著作権があるかどうか」に絞られてましたか。
Re:著作物とは (スコア:1)
>そうじゃなくて、猿に「思想又は感情を創作的に表現」できるのかって話じゃないのか?
表現ってのは、それを評価されることによって表現となるといった
側面がありますよね。つまり、評価によって「思想または感情」が
創作的であるかすらも、評価されることによって成立する側面がある。
誰も見ていない絵画、誰も読んでいない文芸、誰も聞いていない音楽は、
その時点では「表現」ではないという面がある。
で、逆に、何かしら表現しようとしたものでなくても、評価によって
表現されていると「思索」されることもある。自然現象とかそこらへんを
描写しただけであっても、評価によって表現とみなされる場合もあったり
するわけです。
つまり、猿に表現力があろうがなかろうが、そこで作られたモノに対して
「思想又は感情を創作的に表現」という評価が与えられたら、それは、
「思想又は感情を創作的に表現」されたものであるとみなせるわけです。
孤高の誰もしらない芸術はありえるか?という思索を学生時代にやってみて
そういったモノはありえない、やはり評価者が居ないと表現たりえないと
いう考え方も出来ると考えています。
写真を撮るの定義 (スコア:3, すばらしい洞察)
一般的にはシャッターを押す行為を言うのはわかりますが、必ずしもそうではなく
撮影機材の選定から場所への設置、そして取得した情報の選別など撮影行為全体を指すものだと思います。
タイマー撮影や定点観測、センサー駆動の撮影など、シャッターを切ったのは機械であると言える場合も多々あります。
今回の場合、シャッターを押すという部分だけ猿の行動をトリガとしていますが、
撮影行為全体の行動や決定を行ったのは猿ではなくやはり人間なのだと言えると思います。
Re:写真を撮るの定義 (スコア:1)
「ちょっと目を離したすきに国立公園に生息するクロザルがカメラを奪って写真を撮影したという」ということですが、それでも人間主体の行動と言えますか?
#「ちょっと目を離して、わざと獲られたんだ」ということでしょうか。
Re:写真を撮るの定義 (スコア:2)
まぁでも、野生動物写真家が野生動物の生息する場所へ撮影機材を運んで、様々な撮影をしているうちに、アクシデント的に撮影できてしまった野生動物写真が含まれていたと、
撮影を計画して遠出をして戻ってきたというスケールで考えれば、やはり人間主体の撮影行動だったという方が自然な気がします。
Re:写真を撮るの定義 (スコア:1)
ではもう一つ。
猿がカメラを奪って近くの温泉の女湯を撮影してしまいました。
この場合も撮影の主体はカメラの所有者なので、カメラの所有者に盗撮の罪があるということで良いのでしょうか?
Re:写真を撮るの定義 (スコア:1)
猿が盗んだというか、勝手に持っていって撮影したらしいよね。
>撮影行為全体の行動や決定を行ったのは猿
という一面もありそうなんだな。
なんで著作権の話だけなの? (スコア:3, 興味深い)
撮られた方のサルの肖像権を議論する必要はないの?
# :-p
Re:なんで著作権の話だけなの? (スコア:2, おもしろおかしい)
その場合、気にするべきは
「エビ連続殺人(?)事件」
の犯人の方ではないかと。
「警部っ、奴に余罪がっ」
「なにっ!!」
「奴が白状しただけでも、白魚数百匹連続殺害の犯人でもあるようです」
「ぬぅ、なんという凶悪な。
手を抜かず、余罪を徹底して洗うんだっ。
このような残忍な犯罪を犯す奴だ。「こしひかり」幼体炊き上げ事件の犯人の一人である公算は高いっ」
fjの教祖様
Re:なんで著作権の話だけなの? (スコア:1)
犯人は鯛ですよね?
#小女子殺人(?)予告で捕まるんだから、まあそういうこともあるわな。
Re:なんで著作権の話だけなの? (スコア:1)
あいや、またれぃっ
確かにエビに対するカニバリズムを行ったのは鯛であろう。
しかし、エビを殺したのは果たして鯛であろうか?! そう、実は鯛が食べたとき、エビはすでに死んでいたと思われるのだ。
そう、真犯人はエビが鯛に食われたときに鉄壁のアリバイがある奴…真犯人は…貴様だァっ (ビシィ) 漁師の 山田雄平っ!!
エビが死亡したのは海の中と思わせ、
「その時俺は海中にいませんでした」
と鉄壁のアリバイを示してみせたのは見事だ。しかしっ!! エビの死亡時刻をアイマイにするためにとったカニバリズムという手法が、あだとなったようだなっ!!
鯛の腹から出てきたエビの死体が告げてくれたよ、「エビが死んだのは、エビに食われる15分以上前」となっ!!!
#-------
という所からストーリーが始まる可能性について。
fjの教祖様
R・田中一郎が撮影した写真、著作権は誰に? (スコア:2)
写真を撮れと命令した鳥坂先輩か、それを的確に判断するような
AI(?)作成者の成原博士か…
見たような聞いたような・・・
itinoe
Re:R・田中一郎が撮影した写真、著作権は誰に? (スコア:1)
インターバルタイマーを起動した鳥坂先輩なのでは。
なにしろ本人(?)も「インターバルタイマーの人」と認めているくらいだから。
#カメラやケータイで撮影した場合も、カメラメーカーやケータイメーカーが
#著作権者になるわけではないのです。
Re:R・田中一郎が撮影した写真、著作権は誰に? (スコア:1)
カメラを作ったのではなくカメラを操作する思考ロジックを
成原博士が作っているのでだいぶ例が違うのでは?
(だからといって成原博士に著作権説を支持するわけではありませんが)
そういえば,撮影者の意図が云々と言われると,
スマイル検知によるシャッター機能を搭載したかめらの場合,
所有者というか操作者も厳密には「意図の通り」とは限らない写真を
生成しますがあれの扱いは? とか
観光地で通行人に「ちょっと撮って頂けないでしょうか」とお願いして
撮影してもらった写真の扱いは? とか
無限ループ議論を楽しみたい方はネタは沢山ありそうですね
Re:R・田中一郎が撮影した写真、著作権は誰に? (スコア:1)
撮影時に映像を綺麗にするなんとかチップ搭載!とかもありますね。
光学ズームに限らず鮮明化処理しているものもありますし、機材のロジックまで問題にすると近年のデジカメはみんな困ったことになりそうですw
ψアレゲな事を真面目にやることこそアレゲだと思う。
Re:R・田中一郎が撮影した写真、著作権は誰に? (スコア:1, すばらしい洞察)
どうして同じコメントの中でこんなに矛盾できるのかわかりませんが、どちらも普通に考えて「道具を選択して動かした人」の著作物になるでしょう。
名工が作った筆をつかって書かれた掛け軸が名工の物になるわけではありません。
撮影した結果を他者に渡すことに暗黙のうちに同意しているとみなされるだけでしょう。
明白なのに馬鹿な事を言い出す貴方のような人がいればそうなるでしょうね。
Re:R・田中一郎が撮影した写真、著作権は誰に? (スコア:1)
>「道具を選択して動かした人」の著作物になるでしょう。
アンドロイドさんがカメラを選択して動かしたというのが、混乱の元ではないかな?
>撮影した結果を他者に渡すことに暗黙のうちに同意しているとみなされるだけでしょう。
他者にわたしたけど、その写真の著作権とかはどうなるんだろうね。
>明白なのに馬鹿な事を言い出す貴方のような人がいればそうなるでしょうね。
さて、明白なのでしょうかね?
著作権とか法律って、もっぱら人間相手。
人間以外の挙動については、あまり相手にしていないからね。
法律として、何が明確か?について考え直してみるとよいかもしれなよ。
Re:R・田中一郎が撮影した写真、著作権は誰に? (スコア:1)
>工具自動交換式の工作機器が自分で工具を選択して動かして作成しても、工作機器の著作物にはなりません。
はて、彼、R・田中一郎は、工作機器だったのか?
彼の所行からすると、破壊工作といった方がよい面が多々あるよね。
>明白に現行法は「人間にしか権利を認めてない」んだがね。
そして、評価者として、これは表現となると判断して、それを最初に出せば、それなり著作物なんですよ。
たとえ、どういった作り方であろうがね。
作成した現象とそれを著作物とするか?は分離して考えないと、だめですよ。
Re:R・田中一郎が撮影した写真、著作権は誰に? (スコア:1)
>カメラを作ったのではなくカメラを操作する思考ロジックを
>成原博士が作っているのでだいぶ例が違うのでは?
いやそもそも「カメラマン」じゃなくて「インターバルタイマーの人」なんだってば。
カメラ本体じゃなくて、言われたとおりに一定時間ごとにシャッターを押すだけの、
誰にでもできる簡単なおしごとです。あれに比べればAEやAFの方がよほど高度
と言えるでしょう。そもそもR君には、あれが写真撮影をするためのものであるという
世界認識あるかさえ怪しいものです。あれでR君に著作権が認められるなら、
コニカKANPAI [fantastic-camera.com]にだって著作権が認められちゃいますよ。
しかし写真撮影そのものは単純作業であるものの、、
「一時間ごとにこのシャッターを押すのだぞ」
みたいなかなり曖昧な自然言語を理解して、その通りに実行できる
汎用性の高い人工知能は、たしかに驚異的な性能と言えます。
しかしどれだけ高度な人工知能といえど,現状では知的生命体としても認められませんし、
人権も有していないので、R君が著作権など各種の権利を主張することは不可能でしょう。
ところで、R君が偶然作った「れぇざあ光線付きAFカメラ」の
「携帯高出力れぇざあ砲」
の特許は一体誰に帰属するべきでしょうか?こっちの方がよほど問題な気も。
#あの特許が認められれば、中村修司も目じゃないぞ!
Re:R・田中一郎が撮影した写真、著作権は誰に? (スコア:1)
R・田中一郎の場合は,例の「インターバルタイマー」モード以外にも
いろいろ自主的な創作的撮影(?)はしていて,
焦げた被写体写真とか,作例は沢山ありますよね.
撮影会主催のとさか先輩に著作権があるというのは
感覚的に納得しかねるし成原博士というのもやはり納得しかねるし.
そんなものは「誰々の著作権に決まっている」と言いきっちゃう人も
いるようですが,そんなに自明ではないから議論になっているわけでして.
(#1987590 [srad.jp]とか「普通に考えて」とは笑止)
工作機械だのなんだのの例は
「完全に思い通りに制御できている道具を使う」のが話の前提であるように思います.
動物・ペット・ファジーな装置類などは,
所有者の意図どおりというよりは所有者・操作者(?)も
意外性を楽しんだりするシチュエーションなどパターンは結構多様です.
#1987498 [srad.jp]以下でも議論がありますが,議論が行われる程度には自明ではないわけです.
# 敢えていうなら著作権者に該当する人がいないから
# 自然に生成された「著作物ではないもの」という感じに分類されるのかな
盗んだカメラで撮影した画像は誰のもの? (スコア:2)
クロザルはカメラを盗んで撮影したわけだが、人が盗んだカメラで撮影した場合、
その画像の著作権は撮影者のものになるのだろうか?
//Sinraptor
関連リンク? (スコア:2)
海の生物にもデジタルカメラは大人気
http://srad.jp/it/article.pl?sid=10/06/21/064250 [srad.jp]
この構図はトリミングされていないか (スコア:1, おもしろおかしい)
しかも撮影者でない者によって
神のものは神に (スコア:1)
と、認めたとしたら、著作権名表示とか使用契約とか、どうしろってんでしょうねぇ。
猿がタイプライターで (スコア:1, おもしろおかしい)
Re:猿がタイプライターで (スコア:1)
例えばJPOPでよく使われる単語を紙片に書いておいて、
それを猿に並べさせることで歌詞を作るみたいな自動生成プログラムネタなら
来てもおかしくはないですね。
誰が撮ってもいいじゃない (スコア:1, おもしろおかしい)
Re:誰が撮ってもいいじゃない (スコア:1, おもしろおかしい)
ジャイアン「誰のものかなんて決まってるのにな」
おさるの盗撮 (スコア:1)
例えば、もし、猿がカメラ奪って、幼女のスカートの中を撮影したとしたら、カメラの所有者が盗撮したことになるの?
俺は、そうなることを意図したわけじゃなければ、ならないと思うけど。
1を聞いて0を知れ!
こいつが全ての元凶 (スコア:0)
こいつの妄想が全ての元凶だろ。どんだけ脳みそないんだよ。何でも著作権に結びつける俺かっこいい、みたいな、あれかね。
つーか、それをいちいち取り上げるのも間抜けなんだよね。まあ、本家もここも見事につられて、マスコミを笑える立場じゃないと思うけどねえ。
人間の法律はサルにまで有効か? (スコア:1)
サルに人間が勝手に作ったのルールを適応するのかよ。
嫌なら自分がクロザルにカメラ渡して同じような写真が撮れるまで粘ればいい。
Re:人間の法律はサルにまで有効か? (スコア:1)
欧米では、動物は人間の従属物であるという意識が非常に強いように思います。
ペットや動物愛護関係の法律も、日本人から見ると馬鹿らしくなるようなことまで規定されていたりもしますし、
著作権などを野生動物に対して適用するのも当然だと考える人が居ても、あちらの文化圏としてはおかしくないのではないでしょうか?
#それが妥当であるかどうかは、またあちらの方々で議論していただくしかありません。
ψアレゲな事を真面目にやることこそアレゲだと思う。
Re:人間の法律はサルにまで有効か? (スコア:1)
>それはつまり、猿は人間と同等ということ?
いえ、あちらの法律を見ると、明確に人間の下だと思いますね。
たとえ野生動物であっても人間(人間社会)の管理下に置くのが当然という感じで。
そこに動物愛護とか自然保護とか本音とか立前とかいろいろな立場の違いがごちゃごちゃ絡んでいるようです。
ψアレゲな事を真面目にやることこそアレゲだと思う。
Re:人間の法律はサルにまで有効か? (スコア:2)
確かに、今回のって野生の猿だからまあまあ面白可笑しく議論されてますけど、ペットならたぶん議論にもならなかったような。
でもこれ猿だからその主体は誰だって話になってますけど、
例えば未開の原人(議論上の前提で特に思うところはないです)だったら、どういう展開になったんでしょうね?
カメラを知らないor著作権などの法律を知らない国の人が撮影し、カメラの持ち主がクレジット付けて売った場合。
卑近な例で言えば、例えば日本のスチルカメラマンが小学生にカメラを奪われて偶然傑作が撮れた場合、その著作権は小学生に帰属していると考えるのが自然だと思います。
猿は独自の社会形成を行う動物ですし、感情もあるでしょうし、人間と交流もするでしょう。
つまり、この猿に著作権を認めると、彼らに人格(?)を認めないといけなくなって、宗教的政治的にすごく面倒なのでは?
# ということまで考えた深い話では、たぶんないけど:-P
Re:人間の法律はサルにまで有効か? (スコア:1)
>猿は独自の社会形成を行う動物ですし、感情もあるでしょうし、人間と交流もするでしょう。
>つまり、この猿に著作権を認めると、彼らに人格(?)を認めないといけなくなって、宗教的政治的にすごく面倒なのでは?
向こうさん的には「言葉が分かれば人間レベル」なので、
仮にサルがそうだとみなされるなら、かなり面倒なことになりますね。
# クジラ食いを叩く大本はこのあたりにある
Re:人間の法律はサルにまで有効か? (スコア:2, 参考になる)
そりゃ、創世記の1-26 [e-lesson1.com]に
とあるぐらいですので、「人間が動物を管理する」という感覚なんでしょうね。
fjの教祖様
Re:こいつが全ての元凶 (スコア:1, すばらしい洞察)
Re:こいつが全ての元凶 (スコア:1)
一方日本では、動物には原告適格が認められていなかった
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%9E%E3%83%9F%E3%83%8E%E3%8... [wikipedia.org]
アマミノクロウサギ
Re:こいつが全ての元凶 (スコア:1)
「クロザルが勝手に撮った(撮ってくれた)写真をとった本人でもないのに著作権主張して金とんな」
という事を考えてるんじゃないのかな
# その奥には俺もその写真好き勝手使いたいみたいなのもあるかもしれませんが。
# yes, fly. no, fry.
見ざる・言わざる・撮らざる (スコア:0)
そこにたまたまジャニーズ事務所所属タレントがいて撮影されたり、なんとかネズミの画の入った
なにかをクロザルが偶然撮影してしまったらサルに肖像権や著作権侵害の疑いがかかるってこと?
こんなの小型CCDをサルの身体につけて撮ったのと意味は変わらないと思うのだが…
Re:動物は「モノ」ですから (スコア:1)
ここに付けます。
象が絵を描く [youtube.com]場合、著作権は描かせた人(象使い)に
あるのか、象の所有者にあるのか、どっちなんでしょう?
-- う~ん、バッドノウハウ?