米移民制度改革法案、現行法は「多国籍の人材派遣企業」 18
ストーリー by reo
こじらせた結果がこれだよ 部門より
こじらせた結果がこれだよ 部門より
eggy 曰く、
「Gang of Eight」と呼ばれる米議員グループが、包括的移民制度現代化法案の内容を明らかにした。同法案は、H-1B ビザの年間発行上限を 65,000 から 180,000 に引き上げるとしながらも、条件を厳しくすることで米国人の仕事を海外へアウトソーシングする動きを「締め付ける」目的があるようだ (Computerworld の記事、本家 /. 記事より) 。
同法案が求めるものの一つが、H-1B 求人情報を雇用者が投稿するための web サイトを労働省に制作させるというものである。雇用者は、少なくとも H-1B ビザ申請者を採用する 30 日前までには同 web サイト上に求人情報を投稿しなければならないとしている。また、同法案は H-1B 労働者への給料を現行法より著しく引き上げることを求めている。H-1B 労働者が低賃金であるが故に、米国人の給料が引き下げられるのを防ぐのが目的のようだ。さらに、H-1B 労働者を採用する前に、まずは米国人労働者に対してこの割高な賃金を提示する求人情報を公開するべきとしている。
Gang of Eight の一人である Chuck Schumer 議員は元より、ビザは「多国籍の人材派遣企業」を造り出しており米国人の給料を引き下げていると批判していた。過去にも、H-1B 及び L-1 労働者が米国企業の従業員に占める割合の上限を 50 % に設定するよう求めていたが、今回の法案にもこの要求が盛り込まれているとのこと。
対岸の火事ではないような気がする (スコア:0)
日本にあてはめれば、現在研修生の資格で来日、就労している外国人の賃金と、同じ程度で外国人労働者を雇えるようになる、ということ?
アメリカで成立すれば、いずれTPPで日本にも入ってくるんだろうか?
Re:対岸の火事ではないような気がする (スコア:3)
外国人技術系労働者にビザを与える際の最低賃金を,
例えば今まで時給1000円だったのを時給4000円に設定する。
それ以下の労働条件の職に応募しようとするのなら、ビザがもらえないので働けない。
そうすれば、たとえば日本人の技術系労働者が時給2000円で行う職業については、
(時給4000円以下なので)外国人が入ってくることがないため日本人が職を得やすくなる。
あるいは、
外国人が同じ職を1000円などの低賃金で請け負うことで日本人が職を奪われる、ということがなくなる。
端的に言えば国内産業保護。
日本も米国も同じ立場(労働資源輸入国)と考えれば、日本に入ってくるのは良いことでは。
反対するのはインドとかだろうか。
日本が輸入国で米国が輸出国である農産物とは訳が違う。
新人。プログラマレベルをポケモンで言うと、コラッタぐらい
Re: (スコア:0)
その説明を聞くと、ぜひ日本にも適用してくださいって気がしてくる。
親コメの研修生の件といい、日本は外国人労働者を低賃金の奴隷かなんかと勘違いしてる経営者が多い気がする。
日本の場合、国内労働者の雇用状況を改善するとともに、こういう外国人労働者の待遇改善にも繋がるんじゃないだろうか?
# 同じ場所で同じ仕事するなら、国籍に関係なく同じ給料払えよと思う。空気悪い中一緒に働く身にもなれっての。
Re: (スコア:0)
でも、財界は反対するよ。
「財界にどう思われてもいいや」なんてのは、
政権とるつもりの無い万年野党にしか主張できないよ。
Re: (スコア:0)
日本でも適用したら、国内産業はもっと冷え込むだろうな。
外国人労働者に頼っている零細工場は潰れるし、体力があるところは海外に移転してしまう。
工場が海外に移転して国内産業が空洞化するより、外国人労働者をどんどん日本に呼び込んで、国内産業を再活性化する。
日本で働いて日本で税金を納めてもらうので、日本にとってもメリットがある。
少なくとも海外に流出してしまうよりははるかに良い。
少子高齢化で労働者人口が減っていくんだから、いずれは外国人を大量に日本に呼び込まないといけなくなる。
今のサトリ世代を見てると、東南アジアの優秀な学生を引き抜いてきた方がよっぽど企業にとっても良いような気もする。
Re: (スコア:0)
社会の助けがないと子育てもできないような貧乏人は無理して子供なんか作らなくていいよ。
労働者が不足したら海外から連れてくるからさ…
と言うのが現在の自民党の方針ですね。仰る通り、
Re: (スコア:0)
実際そうなったら、国内の職が増えるのではなく、企業の実質的な海外移転が増えるだけでしょうね。
労働者視点での国内産業保護にはならないと思います。
企業はあくまで質の良い労働力を安価で得たいのですから。
少しオフトピぎみですが、最近の円安政策で儲かるのも、主に生産拠点を海外に移してる企業ですよね。
国外から原料を輸入して生産している内需向けの企業はますます厳しくなってるとおもいます。
そしてそんな企業は少なくない。
Re:対岸の火事ではないような気がする (事実誤認?) (スコア:0)
実際そうなったら、国内の職が増えるのではなく、企業の実質的な海外移転が増えるだけでしょうね。
労働者視点での国内産業保護にはならないと思います。
企業はあくまで質の良い労働力を安価で得たいのですから。
少しオフトピぎみですが、最近の円安政策で儲かるのも、主に生産拠点を海外に移してる企業ですよね。
国外から原料を輸入して生産している内需向けの企業はますます厳しくなってるとおもいます。
そしてそんな企業は少なくない。
前半は理解できるが、後半の円安政策で儲かるのは~が意味不明。
生産拠点を海外に移していれば、為替
Re: (スコア:0)
>生産拠点を海外に移していれば、為替変動にあまり関係がない、
ので海外での原料調達費は変わらないですよね。
しかし、原材料を輸入し国内で生産している企業は原材料費が高くなる。
>国内向け需要の産業も円安で海外製品が高くなるので、海外製品との価格競争で有利になる
これは海外製品の競合製品がある、という前提においてのみ成り立ちますよね。
内需においてそういう製品分野の規模ってどの程度なんでしょうかね?
特に生活必需品である食料品など。
あと一点、内需で価格競争となると、おそらく中国製品などになるかと思いますが、有利になるほど
大きな人件費の差を吸収できるのですかね?
>そうなると円安で日本人の人件費が減るほうが製品価格を下げる方向に働く
これは原材料費高騰による価格上昇を抑えるために人件費をおさえるってことですか?
Re: (スコア:0)
話を聞けば聞くほどアベノミクスで景気回復とかマジで頭おかしいな。
どう転んでも企業は労働者の給料を上げないんだから物価だけが上がって苦しむばかりじゃん。
Re: (スコア:0)
>どう転んでも企業は労働者の給料を上げないんだから物価だけが上がって苦しむばかりじゃん。
なぜそう思うのかさっぱりわからない。
いきなり給料が上がるわけはない。
景気の回復で起こるのは最初は失業の減少、非正規の賃金上昇。
ひょっとしたら非正規の正規化もあるかもしれない。
正規の固定給が上がるのは一番最後、
「給料上げないと社員に逃げられる」という状況になってから。
言い換えればそこまでは景気を刺激し続ける必要がある。
Re: (スコア:0)
今も有るかはしらないけどアジアの某国で駐在する人員一人当たり現地雇用を数名必ずしないと駄目とかいう法律がもあった。
おかげでお茶くみ担当とか、お掃除担当とかが数名居る会社があったりしたが、今回のアメリカの法律は雇用と給料レベルを
守ろうとしているので多分成り立たない。
やっとインドのコストとアメリカのコストでバランスが成り立って、コールセンタの仕事とかが戻ってきたのに・・・
まぁH-1なコールセンタ要員はいないのでまぁ別問題なんだけどね。
Re: (スコア:0)
アメリカもブランケットビザ適用企業だと、現地の雇用人数に応じた定員が割り当てられていたと思います。
コルセンは最近は中国が多いようですね。
Re:対岸の火事ではないような気がする (スコア:1)
元 AC は知ってて皮肉ってると思いますが、知らない人もいるかもしれないので、念のため補足。
アメリカでは、自由貿易の推進に真っ向から反する「明確な自国産業の保護」が当たり前に行われています。
アメリカ製品の購入を義務付けるバイ・アメリカン法なんてのがあるくらいですから。
おまいらちょっと待て (スコア:0)
外国人労働者
って言葉に無条件反射みたいに書きこむのヤメれ。
的外れすぐる。
Re:おまいらちょっと待て (スコア:1)
そんなこと言わずに是非ここで、的を射た発言を書き込んでください
でもこの記事だと (スコア:0)
アメリカ「が」外国人労働者の規制と高賃金化しようとしてると見えるけど、
これ1法「案」であって、
前回類似の法案出して廃案になった議員の発案ですよね。
すんなり通るとは思えないのですが。