世界保健機関、抗生物質が多くの国々で効かなくなってきていると警告 84
ストーリー by hylom
STOP濫用 部門より
STOP濫用 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、
世界保健機関(WHO)が抗生物質が多くの国々で効かなくなってきていると発表したそうだ(朝日新聞)。肺炎や淋病等の原因となる7種類の主な細菌が抗生物質に対する耐性を得て、効かなくなってきていると報告している。淋病の治療に必要な抗生物質は、効かなくなっている事例が日本でも確認されたそうだ。
WHOは、「直ちに対策を打たなければ、ありふれた感染症やささいなけがで再び命を落とす時代に戻ってしまう」と警告している。
除菌・消臭・除菌・消臭 (スコア:2)
大した理由もなくシューこらシューこらやってりゃ
そりゃ耐性もつくわなー と思う今日この頃
皆様方におかれましては、いかがお過ごしでしょうか。
Re:除菌・消臭・除菌・消臭 (スコア:2, すばらしい洞察)
例えば、消毒用アルコール耐性菌とか、次亜塩素酸耐性菌、カテキン耐性菌、界面活性剤耐性菌、
だなんて言葉は今まで一度も聞いたことがありませんね。
この話題に出てくる抗生物質とは、医療用として経口投与・点滴されるものに限られるでしょうし、
そもそも「除菌・消臭・除菌・消臭」は定義として抗生物質の受け持つ分野ではありませんよ。
Re: (スコア:0)
稀なケースとは思いますが、塩化ベンザルコニウムとか相手だと積極的に汲み出すことで抵抗性を新たに獲得するケースがありませんでしたっけ。
Re: (スコア:0)
それ、抗生物質使ってんの?
消臭、消毒、殺菌、除菌、滅菌、抗菌、それぞれの違いとか方法とか知ってる?
Re: (スコア:0)
除菌や消臭では、「抗生物質」の耐性菌は生まれないのでは?
#日本ではこういう無理解が広まってるのも、耐性菌が生まれる原因の一つなんだろな。
#「風邪をひいたから抗生物質ください(きりっ)」
人間と自然は共存できない (スコア:2)
という当たり前のことだと思います。
栄養状態が良いので昔よりは死ぬ確率は下がるように思います。
Re: (スコア:0)
それは思いちがい
自然の一部であってかつ
生存競争下において人間は自然の支配下にあるというだけ
Re:人間と自然は共存できない (スコア:1)
ニホンオオカミを絶滅させたのも自然破壊で、鹿やらの
増えすぎに悩まされてる訳だしな
下水処理施設 (スコア:1, 参考になる)
下水処理施設では、働く人が耐性菌に冒されることがあるらしいです。
日本の医者は、いい加減な仕事をするので、風邪っぽい症状の人が来たらすぐに抗生剤を処方して帰します。
病原菌が何なのか調べることは滅多にありません。
その結果、不要な抗生剤を飲んだ人が出した尿に乗って抗生物質が下水に流れ、そこで生き残った耐性菌が繁殖するという。
そういうこともあるので、最近は抗生剤を処方することは減って来たようですが。
Re:下水処理施設 (スコア:4, 参考になる)
そもそも風邪に対し抗生剤は無効ですが?
風邪の原因のほとんどはウイルスです。抗生剤を処方するのは抵抗力が落ちたところに混合感染が発生するのを防ぐためです。
混合感染を起こした場合は入院コースですからね。万一高齢者に肺炎合併したりしたら最悪死にます。
まあ、個人病院だと抗生剤出し過ぎというのは確かにあります。しかし理由は恐らくあなたが考えているものとは全く違います。
(いくらなんでも風邪に対し抗生剤が有効だと考えてるアホな医者はまず存在しませんよ)
風邪だったら病原菌を調べることはしませんよ。当然(病原菌なんていないんだから)
混合感染予防目的なので、基本的には広域抗生剤を使用するだけです。クラビットとかね。
問題視するのなら、そういう予防投与の是非について行われるべきであって、あなたの論旨はピントがずれています。
また、抗生剤を処方する理由として尿により下水に流れるから、というのはナンセンスです。
そういう現象を否定するわけではありませんが、理由としてはほぼ考慮されていません。
適正使用の動きが大きいのは、あくまで処方された患者に関し耐性菌が出現することと、院内で耐性菌が発生し感染が問題化するのを防ぐためです。
コンプロマイズドホストに対しては耐性菌の感染は致命的な転機を辿ることがあり得ますので。
少々理解が浅いと思われます。
# これに「参考になる」モデが付くあたり、スラドも随分レベル下がったなあと思いますね……
Re: (スコア:0)
風邪だったら病原菌を調べないってのは分かるが、風邪には病原菌なんていないだと?
Re: (スコア:0)
5年前は今よりはマシだったような気がする
#近頃のスラドのもんは
レベルの高かった頃(オフトピ) (スコア:1)
いつとは言えませんが、ACが「中の人」をはじめ少数にとどまっていた頃は、だいぶ雰囲気が違っていたように思います。
Jubilee
Re:下水処理施設 (スコア:2, 興味深い)
環境中に排出される抗生物質は、人間に対する治療用由来よりも、家畜に日常的に使用されるもの由来のほうが遥かに大量とか聞いた覚えがありますが、そうでもないのでしょうか。
Re:下水処理施設 (スコア:1)
養殖の魚とかも聞くよね
Re:下水処理施設 (スコア:1)
「日本の医者は」と一括りにする態度には違和感を禁じ得ませんね。
そういう乱暴な言い方が医療不信、抗生剤不信を招いて適正治療までも困難にする場合が少なくないということも心に留めていただきたいものです。
抗生剤そのものは感染症から命を守るための極めて重要な薬剤です。
Re: (スコア:0)
日本の医者が短期的な「安全性」を重視してスペクトルが無駄に広い抗菌薬を投与しまくったのは事実ですよ。
よく投与の仕方に関しては後進国だと言われております。
Re:下水処理施設 (スコア:1)
その結果、不要な抗生剤を飲んだ人が出した尿に乗って抗生物質が下水に流れ、そこで生き残った耐性菌が繁殖するという。
その尿が下水に流れる段階で、大量の汚水で拡散されて、相当低濃度になると思うんですが、
それでも抗生物質は有効に働くのでしょうか?
人間が飲む抗生剤の濃度はどんだけ高いのかと。よく考えてよ。
Re: (スコア:0)
そこでホメオパシーですよ。
下水に抗生物質の記憶が残るんですw
怖い (スコア:0)
次のステージにきたわけか
それでどうするのか? (スコア:0)
単に警告だけということなのかもしれないが、ならばどうするべきなのかは無いのだろうか
必要だから使った結果避けようのない副作用だったりしないのか
Re:それでどうするのか? (スコア:2, 参考になる)
抗生剤の正しい使い方を徹底することは必要でしょうね。
同じ抗菌剤を使い続けない、投与期間を厳密にする、原因菌を見極める、低用量投与を避ける、だそうです。
耐性菌を増やさないための抗菌薬の使用方法のポイント[pdf] [kansensho.or.jp]
Re:それでどうするのか? (スコア:2)
国によっては、抗生物質を医師の処方箋(せん)なしに買えるため、抗生物質が過剰に使われている可能性もある。
WHOは、患者には処方箋通りの正しい服用をすることや他人からの譲り受けをしないように呼びかけている。
と元記事に書いてあった。
日本だと薬をもらえば安心するので、医者もひとまず抗生物質を処方するとか聞いたりするので、その辺の
意識改革が必要かもね。
Re:それでどうするのか? (スコア:1)
とりあえずで処方するのは今は解熱剤と胃薬と咳止めと諸々ですよ。
まあここら辺も腎機とか考慮するべきなのであまり安易に処方すべきでもないのですが(そうは言っても薬与えないと文句垂れる患者は多い)
今日日、安心を与える目的で抗生剤処方する医者がいたとしたらそれは藪です。
ただ、高齢で高熱が続くなどという場合は混合感染予防目的に抗生剤は処方します。これには議論もありますが必要な場合が多いです。
そもそも病院来るくらいなので、結構重い風邪になってる場合が少なくないんですけどね。
こういう話になると、風邪に対し抗生剤を処方することそのものに対し批判的になる人が出てくるのでそれだけは釘を刺しておきます。
# 何か耐性菌出現の機序に似てるな……
Re:それでどうするのか? (スコア:1)
>とりあえずで処方するのは今は解熱剤と胃薬と咳止めと諸々ですよ。
そうそう。とりあえず薬もらっておけば安心する層にはラックビーですね。
Re:それでどうするのか? (スコア:1)
まぁ対策なり方針を示すためにWHOがあるんじゃないのか?とは思った。
Re:それでどうするのか? (スコア:1)
WHO は示してる。
http://www.who.int/mediacentre/news/releases/2014/amr-report/en/ [who.int]
How to tackle resistance の章に概要がある。
まずは日本をなんとかしろ (スコア:0)
「日本が耐性菌生産国なので、まずは日本の医療現場をなんとかすべき」
と思ってても言えないセリフはあるわけで。
Re: (スコア:0)
WHO ってそいういうの言えないの? まじで??
Re: (スコア:0)
そりゃ自分の給料払ってくれる相手には気を使うでしょう。
WHOがそういう不満を持っているように見えても、蓋を開けて見れば、
国連に出向してる財務省の役人あたりから出た言葉かも知れませんよ。
Re: (スコア:0)
国連は世界政府じゃありませんよ?
耐性菌の進化に (スコア:0)
負けないよう人類も進化しよう(提案)
Re: (スコア:0)
抗生物質の乱用は耐性菌を生み出しますが、人類は進化によって生み出されたわけではないのです。
って最近聞いた。
http://science.srad.jp/story [science.srad.jp]
Re:ソースが朝日か (スコア:3)
抗生物質効かない耐性菌が世界で拡大、WHO「壊滅的被害も」
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPKBN0DH27Z20140501 [reuters.com]
WHOそのものが信用できないから問題ない (スコア:0)
中国に支配されててどうしようもない
Re:語順 (スコア:2)
生き返った!
Re: (スコア:0)
しかし トンヌラは いきかえらなかった!
Re:語順 (スコア:1)
もうネットメディア記事だけでなくて大手新聞も日本語メタメタですね。
英語教育強化とグローバル化推進の余波なのかな。
言葉は生き物で時代ともに変化するもんだからどっかで落ち着けばそれでいいけど。
Re:語順 (スコア:1)
そもそも「再び」がいらないのでは。
「命を落とす時代に戻ってしまう」でいいじゃない。
再びを使うんなら、「命を落とす時代が再び訪れる」とか。
Re: (スコア:0)
WHOのWebサイトにある原文 [who.int]をどうぞ。
Re: (スコア:0)
原文が読めるなら「再び命を落とす」なんて書いてないのは明らかだと思うんだが。
どういう意図で貼ったのかよくわからん。
Re: (スコア:0)
原文を読めば「decades can once again kill」と書いてあるのは明らかだと思うんだがw
どういう意図でコメントしたのかよくわからんw
Re:語順 (スコア:1)
「再び命を落とす」は翻訳ミスでしょう.
Re: (スコア:0)
「感染症や些細なけがが再び殺す」ってすごい日本語だねw
「ありふれた感染症やささいなけがで再び命を落とす」のほうが日本語としてしっくりくるな。
Re: (スコア:0)
「直ちに対策を打たなければ、再びありふれた感染症やささいなけがで命を落とす時代に戻ってしまう」
でしょう。「再び」が「時代」にかかっている。
Re: (スコア:0)
再び殺すってことは、【かつて殺した奴】がもう一回殺すってことになる。
「殺す」を避けるなら文章の構造変えずに「(治療可能になってたはずの)ありふれた感染症やささいなけがが再び人の命を奪う」でしょう。
Re:語順 (スコア:2)
いや、時代にゃ直接はかかってないでしょう。
which - decades 「対処できる期間があった」というか「対処できていた」
という修飾句であってこいつを取り除いても
些細な感染症や些細な怪我が
再び殺すようになる
#日本語だと「死ぬようになる」
って構造にゃかわりがない
Re: (スコア:0)
どっちでもいいよ。言いたい事はわかるし、ちゃんと伝わってる。
Re: (スコア:0)
#2593219はしっくりくるかどうかの話してるので…
伝わるどうこうならもう大元のコメの時点で終わりです。
Re: (スコア:0)
こいつが馬鹿丸出しなのはw関係無いから。