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医療

アフリカで感染したエボラ出血熱感染者2名、米国に移送され治療へ 86

ストーリー by hylom
他人事ではない 部門より

アフリカでエボラ出血熱の感染が広がっているが、西アフリカのリベリアでエボラ出血熱に感染した米国人2名が米国に移送され、米国内で治療が行われることが明らかになった。米国内でエボラ出血熱感染者の治療が行われるのは初めてで、感染者の入国に対してはリスクがあるとして懸念も高まっているという(ウォール・ストリート・ジャーナル)。

エボラ出血熱は感染力が高く、致死率も高い感染症であるため、移送には厳重な大勢が取られるとのこと。感染者2名のうち1名はエボラ出血熱の治療に従事していた医師で、もう一名は治療センターで働いていたという。なお、2名とも容態は深刻であるとのことだが、「十分に高度な治療と支援」が提供されれば回復する見込みがあるという。

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  • 抗ウイルス薬 (スコア:4, おもしろおかしい)

    by Anonymous Coward on 2014年08月05日 7時28分 (#2650976)
    医学系が専門ではないですがどんなウイルスにも効果がある対抗薬を考えたことがあります。 副作用は強いですが原理的に効果があります。 そういう薬は実際にいろいろあるのでしょうか。 フィクションですがアンドロメダ病原体にも出てきました。 こういう感染症には使えると思うのですが。
    • by Anonymous Coward on 2014年08月05日 7時50分 (#2650981)

      夏休みか...

      親コメント
      • by Anonymous Coward

        夏休みだね

        • by Anonymous Coward

          だれか面白がって+1つけたやつまでいるw

    • by Anonymous Coward

      つ代表的な抗ウイルス薬
      http://www.onenationworkingtogether.org/6312 [onenationw...gether.org]

    • by Anonymous Coward

      > 実際にいろいろあるのでしょうか?

      考えたことがあるのでしょう?その考えた原理と効果を、はやく実験で実証して商品化して下さい。

    • by Anonymous Coward

      副作用(いや、主作用か)が「人が死ぬ」というやつですか。
      アンドロメダ病原体では核兵器でしたっけ。
      # 新型インフルエンザに罹ったら真っ先に自殺する覚悟がある人だけがしていい話だと思いますが。

      • by shesee (27226) on 2014年08月05日 10時08分 (#2651111) 日記
        たったひとつの冴えたやり方
        親コメント
      • by Anonymous Coward

        高熱にすればすべてのウイルスは原理的に無効化できる。但し患者も確実に死ぬという強い副作用がある。
        フィクションのアンドロメダ病原体でもこの方法を採用していた。この感染症でも使える。

        …というネタだったのかもしれないが、誇大妄想の病の人の実例を見たという方が可能性が高い

        • by Anonymous Coward on 2014年08月05日 10時41分 (#2651155)

          アンドロメダ病原体のものは「すべての単細胞生物を殺す」薬品だったかと。
          ウイルスまで殺せるかどうかについては書かれていた記憶がありません。たぶんなかったと思います。

          小説上で、この薬の治験で問題になったのは「投与を打ち切ったあとの常在菌の再感染」という現象ですね。
          普段だと他の常在菌とのバランスで悪さをしないのが、いったんすべての菌が殺されてバランスが崩れた後で再感染することにより経験したことのない症状に見舞われるという話でした。
          だからこの薬を一度でも服用すると再感染を防ぐために以後ずっと服用し続けなければならない、ということになっていました。

          親コメント
        • by Anonymous Coward

          > 誇大妄想の病の人の実例を見たという方が可能性が高い

          負け惜しみをわざわざ書くのも大変ですね。夏だな。

  • by poquitin (42421) on 2014年08月05日 11時15分 (#2651196)

    ちょっと前にエボラのニュースを見た後にこのゲーム買ってハマりました
    Plague Inc. -伝染病株式会社- [apple.com]

  • by lamvision (16580) on 2014年08月05日 6時53分 (#2650972)

    空気感染はしないらしいのですが、えらく感染しまくってますよね。
    なんか他に理由はあるんだろうか

    • by racco (37699) on 2014年08月05日 8時21分 (#2650999)

      ノロウイルスだって空気感染はしないが、流行るときは流行るだろ

      親コメント
    • by Anonymous Coward on 2014年08月05日 7時29分 (#2650977)

      葬儀の際に死体に触れる風習があって、それが感染を助長したかもしれない・・・とかもありますね。

      親コメント
    • by yatobi (7117) on 2014年08月05日 7時40分 (#2650979) 日記

      ロイターのコラム [reuters.com]では現地で医療制度への不信が根強く病院に搬送されるのは末期…という話もあるし。

      --
      # 爆言のち漏電中… :D
      親コメント
    • by Anonymous Coward

      潜伏期間が長くなったとか。

    • by Anonymous Coward
      インフルエンザも空気感染はしませんが、日本ではほぼ毎年猛威を振るっています。
      • by Anonymous Coward

        インフルエンザも空気感染はしませんが、日本ではほぼ毎年猛威を振るっています。

        エボラは飛まつ感染するの?

        • by Anonymous Coward
          唾液等の体液にもウイルスが含まれている様で、飛沫感染の可能性は否定されて無いです。
        • by Anonymous Coward

          発病は突発的で、発熱、悪寒、頭痛、筋肉痛、食欲不振などから、嘔吐、下痢、腹痛などを呈する。進行すると口腔、歯肉、結膜、鼻腔、皮膚、消化管など全身に出血、吐血、下血がみられ、死亡する。

          飛沫感染はする可能性あるけど、インフルエンザと違って咳やくしゃみという症状はでないようだ
          インフルエンザのような感染拡大をするわけじゃない
          そもそも「えらく感染しまくってる」というほどの状況じゃない

    • by Anonymous Coward

      ギニアの首都コナクリに隣接する森林から発生した
      と言われていて短期間に拡散した。

      ギニアでは収束に向かっているが隣接する国では
      国境のいろんなところから感染者が入ってきたので
      感染経路が多様化していて抑えることが難しい。

    • by Anonymous Coward

      世の中には手洗いという習慣がない国もあるんだよ
      水道がなかったりするんだから

  • by Anonymous Coward on 2014年08月05日 8時15分 (#2650992)
    「治療薬・治療法はまだない」と言いつつ、アメリカは自国内に感染患者を受け入れました。
    患者が医師であることもあわせて考えると、これまでに検討されてきた各種の治療法や治療薬について、緊急的な臨床実験を進めるためと考えられます。
    アメリカは既に自国内に感染が広がる可能性を現実のものととらえた上で、リスクを負ってでも有効な対抗策を見つけるために尽くすという選択をしたわけです。

    翻って日本の状況はどうなのかな、と。
    • by Anonymous Coward on 2014年08月05日 9時13分 (#2651055)

      エボラ出血熱は空気感染しないため流行しにくく、先進国で感染が広がる可能性は低いと考えられています。
      「真面目にヤバい状況」になりそうな理由が見当たりません。

      http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%83%9C%E3%83%A9%E5%87%BA%E8%A... [wikipedia.org]

      エボラウイルスの感染力は強いが基本的に空気感染をしないため、感染者の体液や血液に触れなければ感染しない。現在までの感染拡大も、死亡した患者の会葬の際や医療器具の不足(注射器や手袋など)により、患者の血液や体液に触れたことによりもたらされたものが多く、空気感染は基本的にない。そのため患者に近づかなければ感染することはない[6]
      エンベロープを持つウイルスなので、アルコール消毒や石けんによる消毒が容易であり、大きな変異がない限り先進国での大きな流行の可能性は低いと考えられている

      病気の恐ろしさを単純で死者数で比較することはできないものの、そもそも死者数でみればマラリアやコレラのほうがはるかに多く、感染力もインフルエンザなどのほうがよほど強いと言えます。
      致死率90%といっても、アフリカでさえ蔓延しにくく患者数が相対的に少ないので、死者は意外に多くありません。

      「エボラ出血熱」の恐怖が知られるようになってから30年以上が経つが、これまでの死者数は1,590人(2012年12月現在)で、これは今日でも年間数十万人を超える死者を出しているマラリアやコレラと比較しても格段に少ない[2]。症状の激しさや致死率の高さの一方で、「他人に感染する前に感染者が死に至るため、蔓延しにくい」という側面もあり、その恐怖は映画や小説で描かれたイメージや、「致死率90%」という数字により誇張されているとの指摘もある[3]

      現在治療法はないといっても、動物実験レベルではすでに治療に成功しているそうです。
      近いうちにワクチンが実用化される可能性は十分あります。

      なお実験動物に対しては東京大学医科学研究所教授(ウイルス学)の河岡義裕は、エボラ出血熱ウイルスのワクチンをマウスに接種したところ、一定の効果を確認したことを米専門誌ジャーナル・オブ・バイロロジー電子版で発表した。

      2010年5月29日、ボストン大学のウイルス学者トーマス・ガイスバートをはじめとした研究チームが、エボラウイルスの中でヒトに対する病原性が最も強いザイール型のエボラウイルスに感染させた中国のアカゲザルの治療に成功したと「The Lancet」誌上で発表した。

      エボラ出血熱の実態についてはこちらも参考になります。

      実態を知ろう。元医師が語る「エボラ出血熱」が注目を集める理由 [lifehacker.jp]

      1970年台にウィルスが発見されてから、エボラ出血熱によって亡くなった人は1,700人未満です。感染した人に施されているのは、医学的な対処と隔離がほとんどです。エボラ出血熱とマラリアを比較すると、どちらも同じような地域で発生している感染症ですが、マラリアは去年だけでも約60万人が亡くなっています。(実際にマラリアの犠牲になった人はこの2倍に及ぶ可能性もあります)

      確かにいざ感染したら恐ろしい病気なので、現地を訪れる際や、患者に近づく可能性があるときは大いに気をつける必要があるでしょう。
      でも、我々が普通に日本やアメリカに滞在する間は、エボラ出血熱を恐れる要素は見当たりません。
      マスコミはニュースをよりドラマチックに仕立てるため、「治療法がない」「致死率90%」「全身から血が吹き出す」「宿主もはっきりしない」という恐ろしいイメージを強調しますが、
      その病気の実態を正しく知れば、その誇張されたイメージを真に受ける必要はないことがわかると思います。

      患者が医師であることもあわせて考えると、これまでに検討されてきた各種の治療法や治療薬について、緊急的な臨床実験を進めるためと考えられます。
      アメリカは既に自国内に感染が広がる可能性を現実のものととらえた上で、リスクを負ってでも有効な対抗策を見つけるために尽くすという選択をしたわけです。

      これ全部根拠の無い憶測ですよね?あなたはほとんどデマを流しているも同然ですが。

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      • by Anonymous Coward on 2014年08月05日 11時32分 (#2651218)

        元コメントはまあどうかと思うけど、今回のエボラ出血熱はちょっと性質が悪い。

        1970年台にウィルスが発見されてから、エボラ出血熱によって亡くなった人は1,700人未満です。

        これはその通りだろう。
        それを踏まえたうえで、今回の犠牲者数を見て欲しい。

        http://jp.reuters.com/article/wtInvesting/idJPL4N0QA4MV20140804 [reuters.com]
        8日4日時点で、感染あるいは感染の疑いで死亡したのは887人だ。感染者数も1603人にのぼる。
        過去40年かけて1,700人未満の死亡者数であったことを考えると、いかに特異な数字か分かってもらえるとおもう。

        事実、ギニア、リベリア、シエラレオネでは、非常事態宣言がなされ、国境周辺地域の封鎖を行っているほどだ。

        なお、引用されている Wikipedia には「潜伏期間は通常7日程度」と書かれているが、厚生労働省検疫所の情報では、

        潜伏期間(感染から発症するまでの期間)は2日から21日です。

        http://www.forth.go.jp/moreinfo/topics/2012/08221034.html [forth.go.jp]
        ともある。

        飛行機で移動した後に発症したケースもすでに存在する以上、飛行機による感染拡大を非現実と切り捨てるのは早計だと思う。

        # もちろん、デマや危険性の誇張は論題だとも思う。

        親コメント
    • なるほど、アメリカ軍の件の防衛プラン [excite.co.jp]はこれを想定していたんだな…

      --
      -------- tear straight across --------
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    • by Anonymous Coward

      夏ですな

      • by Anonymous Coward

        こういう、表面だけをなぞって「他国がやることは素晴しい、それに対して日本は・・・」っていう馬鹿は
        季節を問わず湧いてくるから。

      • by Anonymous Coward

        それは陰謀論とはいえ、エボラへの対抗策は考えては居るだろうねぇ。

        エボラでテロというと、マイクルクライトンの合衆国崩壊だよね。これは飛沫核感染するエボラウイルスの変異種を培養してばらまく話だったけど、そういう変異が起きないとは言い切れない。
        マイクルクライトンは、その前作の日米開戦の終幕で、ジェット旅客機での合衆国議事堂特攻という後に911テロで行われた手段を予言してます。
        フィクションの話だと笑ってられる状況じゃ無いかもしれないですねー。

        まぁ、テロ対策じゃないとしても、対抗手段は研究してるには違いないでしょうけど。

    • by Anonymous Coward

      エボラウィルスの無毒化( http://www.asahi.com/edu/nie/kiji/kiji/TKY200801280116.html [asahi.com] )とか、「エボラウイルス 研究」とかで検索するといくつか見つかるよ。
      ただ、利用可能なBSL4施設が日本国内にないから、海外の施設を使った研究も多そうだけど。

  • by shesee (27226) on 2014年08月05日 9時17分 (#2651059) 日記
    検疫で指定感染病が発見された時用の、隔離施設までの車用の移送カプセルをどっかのTVで見たけど、 飛行機載せる時はどうするんだろう。移送の際の除染作業も考えると思った以上に邪魔臭そう。
  • by Anonymous Coward on 2014年08月05日 10時40分 (#2651153)

    エボラ焼き肉のタレ♪

    • by Anonymous Coward

      「エボラ出血熱」と書く時に、「エバラ出血熱」と書き間違えてないかくらいは毎回確認してる。

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「科学者は100%安全だと保証できないものは動かしてはならない」、科学者「えっ」、プログラマ「えっ」

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