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2014年11月15日の記事一覧(全8件)
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テレビ

猛毒リシンを製造した大学生が逮捕される。TVドラマの影響か 29

ストーリー by hylom
テレビとインターネットの影響力は絶大である 部門より
masakun 曰く、

今年3月ジョージタウン大学の学生ダニエル・ミルツマンが学生寮で猛毒のリシンを所持していたとして逮捕された(CNN.co.jp)。つい先日FBIが発表したところによれば、この学生に禁錮1年の刑と400時間の社会奉仕の判決が下ったそうだ(アメリカ連邦捜査局産経ニュース)。

この学生はもリシンを扱うTVドラマに触発されて、密造・所持にいたった可能性があるという。捜査当局によると、2月13日から19日の間にインターネットでリシンに関するキーワードを入力していたことが明らかになった。さらに今年1月から逮捕された3月18日までの間に、人を殺すためのリシンが登場する人気テレビドラマ Breaking Bad の様々なエピソードを視聴していたことが確認されたという。

この学生はホームセンターで材料を買い集めると、4日かけて自室でリシンを抽出。ポリ袋にいれて保管していたが、3月17日夜この袋を見せられた寮監が大学当局に通報したことで御用となった。なお捜査官には「自分で使うつもりだった」と主張したという。いったい何がしたかったのだろう。

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検閲

カナダ警察はインターネットの匿名性を終了させたいと考えている 26

ストーリー by hylom
監視したいだけですよね 部門より
taraiok 曰く、

カナダ最大の警察力を持つオンタリオ州警察は、インターネット上の匿名性を廃することを主張しているという(Michael Geistmgeistカナダ最高裁判決Slashdot)。

保守党Tom McInnis上院議員がネットいじめに関する質問をオンタリオ州警察のScott Naylor氏に行った。そこでScott Naylor氏は、匿名性の高いインターネットの後ろに隠れて、サイバー犯罪、詐欺、性的搾取などすべての犯罪を行う人間への対策が必要だと述べたという。氏は免許証の取得や結婚、家を購入するときにローンを組むためには署名して個人を認識することが必要だとし、同様にインターネットアカウントにサインオンするためのデジタル指紋のような何らかのメカニズムが必要になると主張した。

Michael Geistmgeist氏のブログによれば、今年の6月にカナダの最高裁判所もこうした主張に沿う判決を行っていることから、オンタリオ州警察とカナダの上院議員たちが、このインターネット規制のチャンスに飛びつく可能性は十分にあるとしている。

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プログラミング

GNU Emacs、プロジェクトのソースコード管理ツールをBazaarからGitへ移行させる 34

ストーリー by hylom
世はGitの天下か 部門より

GNU Emacsが、プロジェクトで使用するソースコード管理ツールをBazzarからGitに移行させた(Phoronix)。

以前、「オープンソース」という言葉を広めた人物としても知られるEric S. Raymond氏がEmacs開発者向けメーリングリストに「Bazaarは死につつある」としてBazzarからの移行を提案していた(スラッシュドットの過去記事)ことも移行のきっかけになったようだ。

Emacsのソースコードを公開するGitリポジトリ自体は以前から存在したが、Emacsは非常に長い歴史のあるソフトウェアということで、その過去の履歴までを含めてGitに移行させるのは大変な作業だったようだ。

なお、リポジトリの情報やGitを使ったEmacsの開発手順についてはEmacs Wikiにまとめられている。

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ゲーム

バンダイナムコゲームス、「スターウォーズ」を球面スクリーンでゲーム化 28

ストーリー by headless
体験 部門より
simon 曰く、

バンダイナムコゲームスは映画「スターウォーズ」シリーズをモチーフにしたアーケード用シューティングゲーム「STAR WARS: BATTLE POD(スター・ウォーズ: バトル ポッド)を横浜・みなとみらいのランドマークプラザ1Fフェスティバルスクエアで24日まで展示中だ(プレスリリース: PDFイベント情報4Gamer.netの記事GAME Watchの記事)。

「スター・ウォーズ: バトル ポッド」は、現在「機動戦士ガンダム戦場の絆」「マッハストーム」などで使用されているプレイヤーの視界を広範囲にカバーするドームスクリーンを装備した「パノラミック・オプティカル・ディスプレイ(P.O.D)」筐体で供給される。ゲーム内容はスター・ウォーズ エピソード4~6をテーマにしており、X-WINGに乗りデス・スターを攻撃したり、スピーダーバイクに乗り惑星エンドアの森林を駆け抜けたりというスター・ウォーズファンならば誰もが体験してみたい戦闘を実際に遊ぶことができる。

2015年1月の北米を皮切りにワールドワイドで順次稼働するとのことで、現在のところ日本・アジア・ヨーロッパでの稼働時期は未定だが、23日と24日にはランドマークプラザで展示中の筐体で試遊体験イベントが実施される。マスター・ヨーダに「ルークよ。フォースを使うのだ」と言われてみたい諸兄諸姉はランドマークプラザへGO!

体験イベントは期間中毎日11:00~20:00に行われ、22日までは筐体に座ってデモ画面を視聴することが可能。ただし、混雑した場合は整理券を配布する可能性があるという。試遊体験イベントは完全整理券制となっており、23日と24日それぞれ8:00から整理券を配布するとのことだ。

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バグ

Microsoft、18年にわたってWindowsに存在した脆弱性を修正 50

ストーリー by headless
長寿 部門より
18年にわたってWindowsに存在していた脆弱性 CVE-2014-6332 (MS14-064) が、11月の定例更新で修正された( Security Intelligenceの記事TrendLabs Security Intelligence Blogの記事BBC Newsの記事ITmediaニュースの記事)。

この脆弱性はOleAut32ライブラリのバグが原因で、配列のサイズ変更が適切に処理されないためにリモートからコードが実行される可能性がある。バグ自体は少なくとも19年前から存在していたが、18年前にInternet Explorer 3.0がリリースされたことで、VBScriptの「ReDim Preserve」ステートメントを使用して悪用が可能になったという。IE11の拡張保護モードや、EMETやDEPといった保護機能も迂回できるということで、すでに実証コードも公開されているそうだ。MicrosoftではサポートされているすべてのWindowsについて深刻度が「緊急」と評価している。脆弱性はIBM X-Force Researchによって5月に発見されたが、Microsoftによる修正が完了するまで公表されなかったとのことだ。
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医療

アビガン錠、エボラ出血熱治療薬として年明けにも国際的に承認される可能性 27

ストーリー by headless
治療 部門より
富士フイルムホールディングスは11日、グループ企業の富山化学工業が開発した抗インフルエンザウイルス薬「アビガン錠(一般名: ファビピラビル)」が年明けにもエボラ出血熱治療薬として国際的に承認される可能性があるとの見方を明らかにしたそうだ(ロイターの記事産経ニュースの記事47NEWSの記事日本経済新聞の記事)。

11月中旬からフランス、ギニア両政府が共同でギニアの患者60名を対象に臨床試験を実施。12月末に出る結果に基づき、関係当局が1か月程度で審査を行う見込みだという。臨床試験には世界保健機構(WHO)も関与しており、国際的な承認薬として出荷する方向で調整しているとのこと。

アビガン錠はエボラウィルスに対する抗ウイルス効果を有するとのマウス実験の結果が公表されている(過去記事)。また、フランス、スペイン、ノルウェー、ドイツの4か国で4人の患者に投与され、全員の回復が報告されているという。

なお、国立国際医療研究センターでは患者に濃厚接触して感染の可能性がある医療従事者に対し、アビガン錠を予防薬として使用するそうだ(YOMIURI ONLINEの記事)。
11712358 story
電力

パナソニック、ノートパソコン用バッテリーパックのリコール対象を拡大 38

ストーリー by headless
拡大 部門より
パナソニックは13日、5月から実施しているバッテリーパックのリコール対象範囲を拡大することを発表した(ノートパソコン用バッテリーパック交換・回収のお知らせNHKニュースの記事PC Watchの記事時事ドットコムの記事)。

パナソニックでは2011年4月~10月に製造したノートパソコンのバッテリーパックの一部が発煙・発火に至る可能性があるとして、5月28日から無料交換を進めていた(過去記事)。しかし、リコール対象範囲外のバッテリーパックでも同様の事故が発生する可能性があることが判明し、対象範囲を2011年4月~2013年11月に製造したノートパソコンの一部機種及びオプションのバッテリーパックに拡大する。

国内で販売された機種では、5月にリコールが発表されたCF-S10シリーズおよびCF-N10シリーズのバッテリーパック3種の対象製造期間が追加されたほか、CF-SX1/SX2/SX3シリーズおよびCF-NX1/NX2/NX3シリーズ、CF-H2シリーズのバッテリーパック8種が対象に追加される。追加分の対象製造期間は2011年7月~2012年9月で、計164,736個。5月分も含め、国内販売分で対象となるバッテリーパックは計207,876個となる。このほか、海外で販売されたタブレット端末用の98,520個についても交換を行うとのこと。なお、対象バッテリーパックはパナソニックのWebサイトの「バッテリーパック交換・回収のお申込み」ページで確認できる。
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クラウド

クラウドの排熱を利用する無料暖房サービス 51

ストーリー by headless
暖房 部門より
本家/.「Germans Can Get Free Heating From the Cloud」より

サーバーの排熱利用は新しいアイディアではないが、ドイツの企業 Cloud&Heatが一歩進んだ利用法を開発したようだ。同社と契約するとラック入りのサーバーが設置され、排熱による暖房と温水が利用できるようになる。導入費用は一般的な暖房設備と同程度で、電気代とインターネット接続費用は同社が支払う。設置したサーバーを利用して、同社ではOpenStackベースのクラウドコンピューティングおよびストレージサービスを提供する。クラウド利用者のデータは暗号化され、暖房利用者のオフィスなどに設置されたサーバーに保存される。同社ではデータがドイツ国内に保存されることを保証しているとのこと。排熱を資産として活用することで、自前の設置場所を用意することなくデータセンターを構築することが可能な仕組みといえる。フランスの企業 Qarnotも同様のサービスを提案している。

クラウドの使用率が高い時間と暖房の需要が高い時間が一致するとは限らないため、Cloud&Heatのシステムでは温水タンクに排熱を蓄える仕組みになっているという。また、夏季には余分な排熱を外部に放出する仕組みも備わっているとのことだ。実際にうまくいくのだろうか。

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一つのことを行い、またそれをうまくやるプログラムを書け -- Malcolm Douglas McIlroy

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