ブラックホールには形があるのか 50
一度は生で見てみたい 部門より
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5月28日、インド当局がハト1羽をスパイ容疑で拘束したそうだ(GIGAZINE)。
国境付近の村で14歳の少年がハトを捕まえたところ、羽にウルドゥー語で文字が書かれていることが判明した。このため、ハトはレントゲンまで撮られて身元調査が行われたが、不自然な点は見つかっていないという。なお、ハトは「スパイの疑いがある」として地域警察で保護観察状態であるそうだ。ハトがスパイとして拘束されるのはよくあることらしい。
6月1日午前0時(日本時間午後1時)、米政府が情報収集活動の根拠としてきた愛国者法の規定が失効した。スノーデン事件を受け、オバマ米大統領は収集活動の改革案を発表。通話履歴をNSAではなく通信会社が保管、移行期間の6カ月は収集継続を認める内容に変更されていた(The Daily Beast、CNN、AFP、産経新聞、Slashdot)。
米議会上院は5月31日、関連規定の延長をめぐる審議を再開したが、次期大統領選挙に出馬する共和党のランド・ポール上院議員が改革案に反対、合意には至らなかった。その結果、米国民の通話記録収集のほか、テロ容疑者の通信傍受や追跡を認める規定が31日いっぱいで一時停止に追い込まれるという。規定の停止は一時的なものという楽観的なものと、長期化するかもしれないという2つの見通しがあるようだ。
GitHubの日本法人「ギットハブ・ジャパン」が設立されるそうだ(TechCrunch、GitHubのアナウンス)。
日本は歴史的にもGitHub上で最も活動的な国の1つである、というのがギットハブ・ジャパン設立の理由の1つのようだが、商用サービスであるGitHub Enterpriseを日本でもっと売るため、というのがメインの目的のような気もする。
また、GitHubがマクニカネットワークスと国内総代理店契約を結んだことも発表された(マクニカの発表)。マクニカがGitHub Enterpriseの日本での総代理店になり、サポートを提供するという。
経営不振が伝えられるシャープが、45~59歳の社員を対象に3500人の希望退職を募集するという(毎日新聞)。
シャープは2012年にも希望退職を募集していたが、「ここ数年は40歳以下の若手・中堅社員が相次ぎ他社へ流出」していたとのことで、希望退職者の対象年齢を45歳からに引き上げたそうだ。シャープは賞与の削減だけでなく、一般社員2%、管理職5%の基本給カットや残業代、各種手当ての削減も行うとのことで、人材の流出は続きそうだ。
なお、シャープが2015年3月期に取締役13人に支払った役員報酬は3億1300万円で、計16人で2億2500万円だった14年3月期より増えていたことが先に報じられている(朝日新聞)。「一時は業績が回復して減額幅を抑えたため」とのことだが、業績が回復したらすぐに報酬が上がる取締役と比べ、社員のカットされた基本給は簡単には上がらないことが多い。社員の不満が上昇しそうだ。
日本でシネマコンプレックスを営業していたワーナー・マイカル・シネマズは、2013年に「イオンシネマ」に改称されたのだが、そのワーナー・マイカル・シネマズが使っていた「warnermycal.com」というドメインが第三者に取得され、詐欺サイトへの誘導に使われている模様(イオンシネマの告知)。
現在www.warnermycal.comにアクセスすると、数度のリダイレクトが行われる。最終的なリダイレクト先は1つではないようで、試してみたところ毎回異なるサイトに飛ばされた。
なお、Whois情報によると、warnermycal.comは現在Neo Wangという人物が所有している模様。
Wikileaksが環太平洋経済連携協定(TPP)の全草案リークに対し、10万ドルの「賞金」を支払うことを発表した(WSJ)。
米国のTPP反対派はその草案の公開を主張しているが、政府側はそういった反対の声を封じ込めるために非公開としている。なお、TPPの草案の一部はすでにWikileaksで公表されているらしい。
「Android Developer」サイトで公開されているプラットフォームバージョンごとのデータによると、Android 5.0/5.1(Lollipop)のシェアがようやく10%を超えたようだ(VentureBeat、Neowin)。
Android 5.0のシェアは前月から2.6ポイント増加して11.6%、Android 5.1は0.1ポイント増加して0.8%。このデータはPlayストアアプリが6月1日までの1週間で収集したもので、シェア0.1%未満のプラットフォームはリストアップされない。Android 5.0の提供が開始されたのは昨年11月だが、今年1月までリストアップされていなかった。2月に初登場したときのシェアは1.6%で、4月までは毎月2ポイント以下の増加にとどまっていた。5月には4ポイント増加して9%になっており、Android 5.1も5月には0.3ポイント増加して0.7%となっていた。そのため、すでに伸びが鈍化しているのではないかという見方もあるようだ。
Lollipop以外のプラットフォームは減少しているものの、いずれも1ポイント未満の減少にとどまっている。Googleは次期Android「M」のDeveloper Previewを公開しているが、今後はどうなっていくのだろうか。
米Intelは6月2日、開発コード「Broadwell」で呼ばれているデスクトップPC向けの第5世代Coreプロセッサを発表した(ITmedia、Slashdot)。
BroadwellはCPU一体型の省電力マザーやモバイル機などで採用されているが、CPU交換が可能なマザーボード向けの製品は初。LGA1150ソケットに対応するのは「i7-5775C(4コア/8スレッド、クロック周波数3.3GHz、ターボブースト時3.7GHz」「i5-5675C(4コア/4スレッド、クロック周波数3.1GHz、ターボブースト時3.3GHz」の型番末尾に「C」がついた2製品となる。
統合グラフィックスにIris Pro graphics 6200を採用したのが特徴。第4世代の「Core i7-4790S」(Intel HD Graphics 4600)と比較して、動画変換処理で最大35%、グラフィックス性能(3DMark 11)で最大2倍高速化したという。実際にTom's HardwareやANANDTECHのレビューでもグラフィックス性能がかなり向上していることが明らかになっており、先日発表されたAMDのAシリーズAPU「A10-7870K」(Radeon R7)を上回る性能となっている。
PCやNASに搭載されているHDDの種類で音質が向上するのか否かはたびたび議論を集めているが、6月6日14時より、秋葉原のPCショップオリオスペックで7種類のHDDを集めて比較検証を行うイベントが開催されるそうだ(AKIBA PC Hotline!)。
同一のNAS(QNAPのTS-119」を7台用意し、それぞれ異なるHDDをセットしたうえで音源を格納してネットワーク経由で再生し、音質の違いを確かめるという。
米有名学術誌「Cell」に掲載された論文上でプロポーズが行われたそうだ(Retraction Watch)。
掲載論文の謝辞には、確かに「will you marry me?」の文字が見える。記事によるとプロポーズは成功したようだが、Cellに掲載するための難易度を考えると何とも労力のかかるプロポーズである。
Stay hungry, Stay foolish. -- Steven Paul Jobs