イギリスで多数の「携帯電話盗聴設備」が見つかる 14
日本ではどうなのだろうか 部門より
ドイツのセキュリティ会社GSMKとスカイニュースが調査を行ったところ、イギリス国内で20以上の偽携帯電話基地局があり、かつそれらがアクティブな状態であることが判明したという。この偽基地局は携帯電話からのデータ収集や会話の傍受が可能だとしている(THE INDEPENDENT、Slashdot)。
この偽基地局でIMSI(加入者識別番号)キャッチャーを運用しているのは誰だ、というメディア側の質問に対しロンドン警視庁は回答を拒否したという。しかし、ロンドン警視庁のBernard Hogan-Howe警視総監は警察機関が盗聴していたことを遠回しに示唆する発言をしているそうだ。
IMSIキャッチャーは米国の警察でよく使われている盗聴システム。ロンドン警視庁は2009年にIMSI関連のシステムを購入したとされている。元記事によれば昨年の11月頃から運用が行われていたようだ。