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医療

FDA、3Dプリンターで製造した医薬品を初めて認可 22

ストーリー by hylom
製造コスト的にはどうなのだろう 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、

米食品医薬品局(FDA)は8月4日、3Dプリント技術により製造した医薬品を世界で初めて承認した(BBCAFPBusinessNewslineSlashdot)。

承認されたのは、Apreciaが開発した抗てんかん薬「レベチラセタム」(商品名「Spritam」)。同社の3Dプリンターでは1錠最大1000ミリグラムまでの薬を製造できるという。「浸透性が高い製剤」で、わずかな量の液体で溶けるため、錠剤を飲み込むのに苦労している人や子どもでも服薬しやすいそうだ。

こうした3Dプリンターを使った医薬品の製造が本格化した場合、患者の性別、年齢、体重などに合わせてテーラーメイドの医薬品を製造することなども可能となるという。

この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。
  • ということは湿気を吸ってしまい長期保存が難しいため、服用直前に3Dプリンタで飲む分だけ作るということなんですかね?

    --
    うじゃうじゃ
    • タブレットシートというのかどうかわからないけど
      一個ずつきっちり個別にパッキングしてたら大丈夫じゃないのかな。

      「1錠最大1000ミリグラム」って「1g」だよね。
      「タウリン2000mg配合!」とか言うCM見る度に「2gでしょ」と突っ込みたくなってしまう。

      mg単位の量で効能がある薬の世界だからそう表現するんでしょうけど。

      親コメント
  • by Anonymous Coward on 2015年08月07日 13時22分 (#2860523)

    >「浸透性が高い製剤」で、わずかな量の液体で溶けるため、錠剤を飲み込むのに苦労している人や子どもでも服薬しやすいそうだ。
    これってジェネリック薬対策で最近流行のOD錠とか口腔内崩壊錠とか言われている錠剤のことですよね。
    わざわざ3Dプリンタ使わなくても作れますので3Dプリンタを使う理由にはならないかと。

    >患者の性別、年齢、体重などに合わせてテーラーメイドの医薬品を製造することなども可能となる
    日本の薬局でやっている一包化みたいなものですか

    • by tamago915 (19926) on 2015年08月08日 2時00分 (#2860839) 日記

      >>患者の性別、年齢、体重などに合わせてテーラーメイドの医薬品を製造することなども可能となる
      >日本の薬局でやっている一包化みたいなものですか

      ゴルフ用品メーカーのステマみたいなものです。
      #typomだから仕方ないが、「オーダーメイド」と言いたかったはず。

      親コメント
      • by Anonymous Coward

        テーラーメイドで別に間違っちゃいない気が。

    • by Anonymous Coward

      このストーリーと関係あるのかはわかりませんが薬を3Dプリントで作るメリットは
      調合が簡単になるってのがあるそうです。
      http://www.tel.co.jp/museum/magazine/medical/121012_topics_01/02.html [tel.co.jp]
      まあ禁止薬物も簡単に作れるようになるデメリットも有りますが。

  • by Anonymous Coward on 2015年08月07日 14時51分 (#2860583)

    オブラートに包まずに済むだけか。

    • オンデマンドで医薬品を作れるってのは安易に考えるべきではないと思う。
      製造工程の管理責任を個々に委譲する事になりかねないので。

      >患者の性別、年齢、体重などに合わせて
      ってのは今の仕組みで十分うまくいっているので、安易に「利便性」を追うべきではないと思う。

      人間用医薬品だとリスクが大きすぎるから、医薬品じゃないけど、薬品に準ずるもので、
      製造工程の管理責任を委譲する事をかろうじて認めてもいいような分野で考えるべきなんじゃないかな。
      #獣医......うーん。ありのようななしのような。
      #業務用洗剤?
      #調味料は多分、個人レベルでやらせると、危険物製造される可能性がある。

      人間用医薬品でも、製造工程の管理が担保されていて、利便性が優先される状況に限ればありか?
      #長期航海中の船舶とか、ISS?(それはそれで面倒な話か)
      ##つーか、軍事用?

      --
      #存在自体がホラー
      親コメント
    • by Anonymous Coward

      「人間が量らなくても済む」こともあるのかも。
      粉ならともかく、薬局で打錠するのは簡単ではないでしょうから、「含有量が可変な錠剤を薬局で作れる」のは利点かもしれない。
      似たようなことはカプセル剤でもできるけど、それだと他コメントのOD錠/口腔内崩壊錠みたいな特性は持たせられない、のかも。

      • by Anonymous Coward

        どこででも薬剤を安全に正確に扱えるなら、意外と用途は広いような気がする。
        ペット用のカリカリ(お薬入り)を自宅で3Dプリント!
        薬剤を調味料にすれば料理にも使えそう。

  • by Anonymous Coward on 2015年08月08日 11時48分 (#2860944)

    「3Dプリンターで調合・形成した医薬品」といったほうが誤解が少ないような気がするが、どうなんだろう。
    3Dプリンターで薬効成分を作るなんて誰も思わないよっていわれれば、まあそりゃそうだけど。

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