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2015年9月10日の記事一覧(全12件)
12508615 story
セキュリティ

Debianの「どんな環境でビルドしても同一のバイナリを生成できる」試み 38

ストーリー by hylom
検証可能性の担保 部門より
insiderman 曰く、

Debianがバイナリファイルの信頼性向上のため、「どんな環境でビルドしても同じバイナリが生成される」ような仕組み(Reproducible builds)の普及に取り組んでいるそうだ(SlashdotMotherboard)。

Debianではソースパッケージを利用することでソースコードからのビルドは簡単に行えるが、ビルドに使用した環境の違いなどによって生成されるバイナリは異なるものになる可能性がある。Debianはこの問題を解決し、どのような環境でも常に同一のバイナリを生成できるような仕組みを導入することで、改変されたバイナリを簡単に判別できるようにすることを目指しているという。

Debianが今これに注力する理由として、諜報機関などがソフトウェアにバックドアを仕込む、という問題が挙げられている。Reproducible buildsを導入することで、こういった問題への対策になるということのようだ。なお、現在、Debianの全パッケージのうち83%がReproducible buildsに対応しており、この割合は徐々に増加し続けているという。

近年ではLinuxの世界でも第三者がビルドしたソフトウェアをダウンロードして使うことが普通になっており、最近では第三者がビルドした仮想マシンをダウンロードして使う、という例も増えている。そのバイナリが本当に安全なのか、バックドアは仕込まれていないか、利用者はその点を注意・確認してから利用するべきだろう。

12508616 story
オーストラリア

オニヒトデを駆除する自律海中巡回キラードローン、グレートバリアリーフに投入 50

ストーリー by hylom
殺ヒトデ自律機械 部門より

オーストラリア・グレートバリアリーフで、珊瑚を破壊するオニヒトデを「狩る」海洋ドローンが導入されたそうだ(ASCII.jp)。

このドローンは海中を自立航行し、カメラでオニヒトデを認識。さらにアームでオニヒトデに薬液を打ち込んで駆除するという。

12508617 story
アメリカ合衆国

散弾銃の弾薬に磁気を帯びさせた対ドローン専用弾が登場 39

ストーリー by hylom
普通に撃てば墜落しそうなものだが 部門より

Snake River Shooting Productsという銃弾メーカーが、対ドローン専用弾「DRONE MUNITION」を開発したそうだ(DailyDotおたぽる)。

この弾薬は散弾銃用のもので、電子系統にダメージを与えられるよう散弾が強い磁気を帯びているという。

12509166 story
国際宇宙ステーション

国際宇宙ステーションで熟成したウイスキーは地上のものと味が違う 57

ストーリー by hylom
宇宙で熟成させるビジネスができたりして 部門より
taraiok 曰く、

国際宇宙ステーションで熟成されたウイスキーは、地上で熟成されたものとは味が異なるものになるという(examiner.comSlashdot)。

ウイスキーの産地として知られるスコットランド・アイラ島のアードベッグ蒸留所は、2011年10月に国際宇宙ステーションにウイスキーの小瓶を送り込んだ。目的は微小重力がウイスキーの味に影響するかを調査すること。とくに食物と酒の構成要素であるテルペンの振る舞いを調べることが主目的であるという。同じ条件の小瓶を地上でも用意し品質の差を調査した。結果として宇宙に送られたウイスキーには大きな違いが表れたそうだ。具体的には、地上のものに比べ香りが強く、また後を引く味であったという。

なお、サントリーもJAXAの協力により、宇宙空間でウイスキーがまろやかになるメカニズムを解明するための実験を行うという(J-CASTニュース)。

12509170 story
セキュリティ

Seagateのワイヤレス接続HDDに隠しアカウント、root/rootでログイン可能 19

ストーリー by hylom
ザル 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、

Seagateのワイヤレス接続HDD「Wireless Plus Mobile Storage」「Wireless Mobile Storage」「LaCie FUEL」3機種で、マニュアルに記載されていないTelnetサービスが提供されており、かつ「root」ユーザーに「root」というパスワードでログインできるという問題が確認された模様(ZDNet Japan)。

root権限でリモートから全データにアクセス可能、とは豪快な問題である。しかも無線接続なので、物理的に接触する必要も無い。一応最新ファームウェアでは修正されているようだ。日本ではあまり見かけない製品だが、利用中の方はご確認を。

12509175 story
Android

iOS/Android向けAdblockが登場 21

ストーリー by hylom
ついに登場 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、

Webブラウザに広告ブロック機能を提供するプラグインとして知られる「Adblock」だが、このAdblockを搭載するiOS/Android向けブラウザアプリ「Adblock Brower」がリリースされた(AppleInsiderITmediaiOS版Android版)。

Adblock Plusの開発者であるEyeo氏がリリースしたもの。Appleが近くリリースするとみられているiOS 9のSafariには広告ブロック機能が提供されるとの話もあるが、どれだけ有効なのかはまだ分からない。個人的にはiOS 9はまだしばらく様子見したいので、Adblockのほうを試して見るつもりだ。

12509177 story
犯罪

「新型iPhoneのテストユーザーに選ばれた」として個人情報を盗むサイバー犯罪が急増 33

ストーリー by hylom
ある意味オレオレ詐欺 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、

「新型iPhoneのテストユーザーに選ばれた」としてクレジットカード番号等の個人情報を盗むサイバー犯罪が急増しているそうだ(朝日新聞)。

Webブラウジング中に「新型iPhoneのテストユーザーに選ばれた」という趣旨のメッセージを表示させ、そこから不正サイトに導くという手口。不正サイトはAppleのサイトやレビューサイトを装っており、最新端末や未発表端末を送るための送料1ドルが必要として住所、氏名、クレジットカード番号を入力させるそうだ。

しばらく前からネット上でも話題になっているため、ご存じの方もいると思う。知っている人にとっては、秘密主義のアップルが未発表機種を一般人にテストさせるなどあり得ないので見破れるが、販売中の機種となればだまされる可能性もあるだろう。自分だけでなく家族や友人が被害に遭わないよう気を付けねばならない。

12509597 story
ハードウェアハック

金づちで叩いても、自動車でひいても壊れないスマートフォン 52

ストーリー by hylom
Blenderに入れるとどうなるか 部門より
headless 曰く、

中国の携帯電話メーカーOukitelは6月、大容量バッテリーと省電力モードを組み合わせて長時間使用が可能な「Black Bull」シリーズのAndroidスマートフォン6モデルを発表している。発表時点ではバッテリー容量と使用可能時間、本体写真だけが公表されていたが、その後情報が少しずつ出てきているようだ。中でもK4000(Black Bull P2)は非常に強度が高いことがセールスポイントとなっている(ニュースリリースOukitelのFacebook投稿YouTubeNeowin)。

K4000は4,000mAhのバッテリーを搭載。基準ははっきりしないが、通常の使用で7日間、激しく使用しても3日間はバッテリーが持つという。USB経由で他の機器を充電することも可能だ。硬度が最大9H、応力値が800MPa以上とされるK4000は、画面を傷付けずにクルミを600個以上割ることができるとのこと。

YouTubeには金づちで叩いたり、自動車でひいたりしても壊れない様子を撮影した動画が投稿されている。ただし、K4000の下には平らな板が置かれており、車はゆっくりと乗り越えていくだけなので、実際に道を走る車にひかれた場合にどうなるかは不明だ。金づちでの叩き方もあまり強くないように見える。なお、Facebookには画面を打ち付けてクルミを割る写真が投稿されている。

K4000の詳細なスペックや価格などは発表されていないが、Oukitel製品を扱う複数のオンラインショップには既に製品情報が掲載されている。CooliCoolに掲載されている情報によれば、画面サイズは5インチ(720p)、プロセッサーはクアッドコアのMTK6745(1.3GHz)、RAM2GB、内蔵ストレージ16GB、カメラが13MP/5MP(リア/フロント)といったスペック。OSはAndroid 5.1、対応ネットワークはGSM/WCDMA/LTEでデュアルSIMでの同時待ち受けが可能だ。価格帯は100~150ドルとみられ、CooliCoolでの価格は139.99ドルとなっている。

ちなみに、バッテリー容量が世界最大というK10000は10,000mAhのバッテリーを搭載し、画面は5.5インチ(720p)、プロセッサーはクアッドコアのMTK6735(1.5GHz)。他のスペックはほぼK4000と同じだが、GSM/WCDMAの対応バンドやSIMカードスロットサイズが異なる。バッテリーの持ち時間は公表されていない。CooliCoolでの価格は169.99ドル。

12509652 story
ハードウェア

東芝が低圧ナトリウムランプを値上げ、既存光源の大幅な生産数縮小のため 20

ストーリー by hylom
ほかの光源も今後値上げになるのだろうか 部門より

東芝ライテックが低圧ナトリウムランプの価格を値上げすることを発表した。

値上げの理由として、「LED照明器具およびLED電球への置換えが加速するなか、既存光源の大幅な生産数縮小に伴い、部材の高騰も重なり一部の機種におきましては従来価格での生産の継続が困難な状況」と説明されている。

12509706 story
情報漏洩

Excelの操作ミスで情報漏洩、ソート時に別の人の個人情報が混入 37

ストーリー by hylom
状況が想像できる 部門より

文化放送が運営するイベントの当選メール発送作業中、Excelでの操作ミスでメールアドレスと名前・住所が一致しない状態になり、別の当選者の名前・住所を記載した状態でメールが送信されるという情報漏洩事件が発生した(文化放送の発表)。

Excelでのソートの際に一部の列を対象外としてしまったために発生した模様。誤送信されたメールは360件で、送信後すぐに当選者から連絡があり発覚したという。

12509707 story
iOS

Appleが新製品を発表、iPhone 6s/6s Plus、iPad Pro、iPad mini 4、Apple TVなど 88

ストーリー by hylom
目新しさはない 部門より
maia 曰く、

AppleがiPhoneの新モデル「iPhone 6s」「iPhone 6s Plus」、iPadの大型モデル「iPad Pro」およびiPad miniの新モデル「iPad mini 4」、そしてApple TVの新モデルを発表した。

iPhone 6sおよびPhone 6s Plusでは新たにA9チップを搭載したほか、タッチの強さを検出して挙動を変える「3D Touch」、メインカメラの解像度は1200万画素になり、4K/30pでの動画撮影に対応。自撮り用カメラ解像度も500万画素にアップしている。指紋認証センサーも改良されているようだ。ディスプレイサイズは4.7インチ(1334×750ピクセル)および5.5インチ(1920×1080ピクセル)で変化なし。重量は6sが143g、6s Plusが192gと、若干重くなっている。

日本発売は9月25日で、携帯3社は、9月12日午後4時1分から予約受付を開始する。一部で「予約の事前登録」も行われるようだ(GIGAZINE)。また6sは今年後半に1億1500万台から1億3000万台生産される予定らしい(GIZMODO Japan)。

iPad Proは12.9インチ(2732×2048ピクセル)のディスプレイを搭載、SoCはA9X。本体サイズは305.7×220.6×6.9mmで、A4サイズ(297×210mm)より一回り大きい。重量は713g(Wi-Fiモデル)で、iPad Airシリーズの1.5倍以上となっている。発売は11月予定。

iPad mini 4はA8チップ搭載で、重量はやや軽くなり298.8g(Wi-Fiモデル)。厚さが6.1mmと若干薄くなっているが、それ以外のスペックはあまり変わっていないようだ。

Apple TVはSoCがA8になり、また、SiriやApp Storeにも対応するようになった。タッチパッド機能を搭載する新リモコン「Siri Remote」が付属し、またサードパーティ製のコントローラもサポートする。これにより、App Store経由でゲームをダウンロードしてプレイできる。Dolby Digital 7.1のオーディオ出力もサポートされた。

なお、OS X 10.11「El Capitan」が10月1日にリリースされることも発表された。また、「Watch OS2」および「iOS 9」は9月16日にリリースされる。

12509708 story
Twitter

Twitterは問題を抱えている 121

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どうしてこうなった 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、

Slashdotにて、「Twitterの抱えている問題点」が取り上げられている。

Dustin Curtisの指摘によると、そのいくつかは技術面にあり、彼は少なくとも五つの点を改善すべきだとしている。1つは一方通行でコミュニケーション性が低いこと。2つめはリアルタイム性を活かした対策をすること。大きな事件があっても、その内容に適したバナーなどが表示されない。

3つめはマルチメディアの統合の失敗。なぜ写真の全幅を表示せず切り取ったりするのか分からない。4つ目はサードパーティ対応の悲惨さ。そして、最後にプラットホームをだめにしたこと。

世界一強力なリアルタイムのコミュニケーションプラットホームになるはずが、現在は有名人と報道機関がテキストを垂れ流すだけの場所に変わってしまったことだとしている。

typodupeerror

人生の大半の問題はスルー力で解決する -- スルー力研究専門家

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