川内原発1号機、営業運転に。来年10月の定期検査まで運転へ 147
収益改善へ 部門より
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遺伝子検査会社のひとつAncestry.comが「適切な広告を表示するため」として自社ユーザーの遺伝情報を利用している可能性があるという(GIGAZINE)。
同社のプライバシーポリシーには、ユーザーが検査のために提供した個人情報を「人口統計・ベンチマーク調査・広告・マーケティング・販売促進のために使用する可能性がある」とし、広告関連の項目には、「ユーザーの人口統計情報や匿名データなどを分析することにより、自社ウェブサイト上、または第三者のウェブサイトでユーザーに関連性の高い広告を表示できるように努める」とも記載されているとのこと。
なお、日本でもYahoo!が遺伝子情報を広告に使うことを個人情報保護方針に盛り込んでいる模様。
「汚染」された成長ホルモン剤の投与によって、アルツハイマー病の原因とされるAmyloid-βという物質が体内に蓄積される可能性が報告されたという(NHK、Nature掲載論文)。
1970年代ごろ、人間の遺体の脳下垂体から抽出した成長ホルモン剤が原因で、脳機能障害の一種であるクロイツフェルト・ヤコブ病を発症するという事件があった。ヤコブ病は「異常プリオン」と呼ばれる物質が脳内に侵入することで発症するが、この異常プリオンに汚染された脳を「原材料」として使用したために発症したとみられているが(WIRED)、死亡した患者の脳を調べたところ、脳内でAmyloid-βの蓄積が確認されたという。
つまりヤコブ病と同様、Amyloid-βについても外部から体内にその種が持ちこまれる可能性がある、ということらしい。
単純にアルツハイマーが人から人に伝染する、という話ではないことは強調しておきたいが、まだ明らかになっていないアルツハイマー発症のメカニズムを解き明かすきっかけになるのかもしれない。
10日にAppleが新型Apple TVを発表した。App Storeに対応し、ゲームアプリも楽しめるのが特徴の1つで、Siriやタッチ操作に対応し、加速度センサーとジャイロスコープを内蔵したリモコン「Siri Remote」が付属するなど、ゲームを意識した仕様となっている。Appleのゲーム機というとオッサンが思い出すのがピピンアットマークではないだろうか。連想することはみんな同じのようで、ギズモードも記事に取り上げている。
「ピピンアットマーク」は、アップルとバンダイが共同開発したマルチメディア機。Mac OSと互換性のあるpippinOSを搭載したCD-ROMドライブ搭載ゲーム機だったが結果は見事に失敗。スティーブ・ジョブズの復帰後、事業は完全終了した。
果たして新型Apple TVはピピンアットマークの果たせなかった夢を叶えられるのだろうか。
日立製作所は同社専用のドメイン(gTLD)「.hitachi」の運用を開始した。まずは自社の展示会専用サイトで使い、その後は本社サイトなどで利用する。数年後を目処に、グループ全体でこのドメインを利用するという。(朝日新聞)。
自社名ドメインを登録した企業は少なくないが、実際に使い始めた所は少なく、大半が様子見という状況のようだ。一方で都市名ドメインは広まってきているらしい。
Microsoft Edgeではパフォーマンスが向上したと言われているが、実際にはどんなものだろう。VentureBeatの記事では8種のWebブラウザーベンチマークを使い、EdgeとGoogle Chrome、Mozilla Firefoxのパフォーマンスを比較している。
テスト環境で使用したOSは64ビット版のWindows 10 Pro。ハードウェアはIntel Core i5 4400、DDR3 8GB、500GBのSATA HDD(7,200RPM)、NVIDIA GeForce GTX 460、解像度1920×1080の24インチLEDディスプレイとなっている。Edgeのバージョンは20.10240.16384.0、Chromeは45.0.2454.85、Firefoxは40.0.3を使用している。
ベンチマーク結果でEdgeが1位となったのは、SunSpider、Octane、JetStreamの3本。ChromeはKraken、Oort Online、HTML5Testの3本で1位となり、FirefoxはPeacekeeperとWebXPRTで1位となっている。VentureBeatでは、3ブラウザーで特に突出して優れたものはなく、それぞれ改善の余地は大きいものの、どれを使ってもパフォーマンス的には十分であると評価している。
特撮ドラマ「ウルトラマン」シリーズが、ギネス世界記録2016で「世界で最も派生テレビシリーズが作られたテレビ番組」として認定されたそうだ(円谷ステーション)。
ウルトラマンシリーズについては、2013年に「世界で最も派生テレビシリーズが作られたテレビ番組」としてすでに認定されていたが、その後も派生作品は増えており、記録更新が認定されたとのこと。
政府の経済財政諮問会議で、携帯電話など情報通信に関わる家計負担が近年増加しているとして、負担軽減のための方策を検討していくことが決まったという(NHK)。
今後総務省を中心に総務省を中心に具体策を検討していくそうだ。また、携帯電話料金の引き下げの必要性についても述べたという。
単に携帯電話の使用頻度が増えただけのような気もするが……
AudoCADだけでなく、Mayaや3ds Max、Softimageといった3DCGツールを販売しているAutodeskが、今度はゲームエンジン分野に参入するようだ。「Autodesk Stingray」という名称で、8月19日より提供が開始されている。価格は月額5,000円から(Autodeskの発表)。発表自体は先月の話なのだが、徐々にこのエンジンについての細かい話が出始めているのでこれを気にタレコみたい(4Gamer)。
現在では多くのゲームデベロッパーが外部のゲームエンジンを使用してゲームを制作しており、UnityやUnrealなどが有名だ。これらのゲームエンジンを利用する場合でも、3DCGの制作にはAutodesk製品が使われることが多いため、Autodeskが自前のゲームエンジンをリリースするというのは自然な流れの様に見える。とはいえ、Game WatchによるとAutodeskが買収してきたさまざまな技術を合体させたものになっているとのことであり、またまだ実績も少ないので評価としては未知数となるが……。
なお、Mayaの廉価版であるMaya LT(月額4,000円)を利用している場合、無償でStingrayが利用可能になるとのこと。方向性としてはまずは中小規模デベロッパー向けに導入してもらいたいようだ。
先日、BS放送の地球局が広範囲に及ぶ集中豪雨に備え3局目を整備するという話題があったが、先日東日本を襲った豪雨でさっそくこの緊急局が役だったようだ(日経ITpro)。
「緊急局」は2015年6月より千葉県君津市で稼動していたもので、東京都渋谷区の「主局」と埼玉県久喜市の「副局」の両方が使えなくなった場合に備えて設置されたもの。2014年夏には主局と副局の両方で集中豪雨が発生してBSへのアップリンクができない状況になっており、今回の豪雨でも同様の状況になっていたが、今回は緊急局を利用することでアップリンクを継続できたという。
WordPress.comは3日、Subaru of America(以降、米スバル)がユーザーの作成したコンテンツに対し不当な削除要請を行ったとして、Hall of Shame (恥の殿堂)入りさせたことを発表した(Leave No Trace! | Transparency Report、TorrentFreak、Softpedia)。
ブログサービスを行うWordPress.comには、知的財産侵害を主張する企業などからの削除要請が数多く届くが、それらに対しては不当な知的財産権の行使が行われないよう厳格な審査を行うという。その結果、半数近くを不当な削除要請として却下しているとのこと。
米スバルは、ブログ記事が「Subaru」の名称や商標を使用しており、ドメイン名にも「subaru」が含まれるなどとして、商標権侵害だけでなく不正競争行為にあたると主張。しかし、このブログは米スバルが後援する「Subaru/Leave No Trace Traveling Trainers」プログラムの申請用に作られたものだったという。
米スバルでは行動に責任を持ったアウトドアアクティビティーの楽しみ方を広める非営利組織「Leave No Trace Center for Outdoor Ethics」の活動を支援しており、1月には「Subaru/Leave No Trace Traveling Trainers」プログラムで指導者を募集していた。採用者にはソーシャルメディアコンテンツの作成や、プログラムの宣伝などが求められているので、このブログでも活動の様子を紹介していたようだ。
WordPress.comではブロガーに対し、削除要請が届いたことと、商標権の侵害は認められないので特に何も対応はしないことを伝えたが、ブロガーが自主的に「Subaru」という表記の多くを削除したとのこと。現在、このブログは非公開になっている。
11日、改正労働者派遣法が衆院本会議で可決・成立した(NHK、時事通信、朝日新聞)。
従来の労働者派遣法では、ソフトウェア開発や広告デザイン、研究開発といった「専門性」が必要とされる業務については期間の制限無しに派遣社員を受け入れることができたが、今回の改正では業務に関係なく派遣期間を「原則3年」とし、また一定の手続きを踏めば同じ派遣先に別の派遣労働者を配置できる、というものに変更されている。
これにより、同一の派遣労働者を長期に渡って雇用することが不可能になり、派遣労働者を使用している業務では3年ごとに人が入れ替わることになることから、IT業界に大きな影響が出るとの議論もされている(過去記事)。
長期的な見通しやビジョンはあえて持たないようにしてる -- Linus Torvalds