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2015年9月27日の記事一覧(全6件)
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著作権

PETA、猿が撮影した写真の著作権者は猿自身であるとして写真家らを提訴 39

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黒白 部門より
野生のクロザルが撮影した写真について、著作権者はカメラを操作したクロザルの「Naruto」であるとして、動物愛護団体のPETAが写真家と出版社を相手取った訴訟を提起した(訴状: PDFArs Technicaの記事Dallas Morning Newsの記事The Registerの記事)。

写真は英国の野生動植物写真家David Slater氏がインドネシア・スラウェシ島で撮影を行っていたところ、野生のクロザルがカメラを奪って撮影したもの。絶滅危惧種のクロザルを至近距離からとらえた貴重な写真となっているが、Slater氏の著作権が認められるかどうかについて議論を呼ぶことになる。2014年にはWikimedia財団が写真はパブリックドメインであるとして、Slater氏に無断で公開。米著作権局も動物が創作した作品に著作権は認められないとの見解を示していた。

しかし、PETAでは著作権局の見解はあくまで見解に過ぎないとし、米国の著作権法に著作権者を人間に限るとの文言はないと主張。これらの写真を使用した出版物でSlater氏およびSlater氏の会社Wildlife Personalitiesが著作権者として記載されているなどと述べ、Narutoの著作権を侵害したとしてSlater氏とWildlife Personalitiesおよび写真集を出版したBlurb社を訴えている。

なお、英国ではWildlife Personalitiesが写真の著作権を取得しているとのことだ。
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ハードウェアハック

iFixitの分解リポート、iPhone 6s/6s Plusのバッテリー容量は噂通り減少していた 46

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中身 部門より
25日に発売されたばかりのiPhone 6s/6s Plusだが、iFixitが早速分解リポートを公開している(iPhone 6s TeardowniPhone 6s Plus TeardownMacRumorsの記事9to5Macの記事Ars Technicaの記事)。

ディスプレイアセンブリはiPhone 6/6 Plusのものと外見上はあまり違わないが、iPhone 6sではiPhone 6よりも15グラム重い60グラム、iPhone 6s PlusではiPhone 6 Plusよりも20グラム重い80グラムとなっている。3D Touch機能の追加により、重量が増加しているようだ。

バッテリーは噂されていた通りiPhone 6/6 Plusと比べて容量が減少しており、iPhone 6sは95mAh減の1,715mAh、iPhone 6 Plusは165mAh減の2,750mAh。容量減少にもかかわらずバッテリー持続時間が前モデルと変わらないことから、チップ等の消費電力が減少しているものとみられる。

新たに搭載されたTaptic EngineはiPhone 6sが35×6×3.2mmの細長いタイプを使用しているのに対し、iPhone 6s Plusでは15×8×4.9mmのコンパクトなタイプを使用。分解リポートの記事にはX線撮影によるTaptic Engineが動作する様子の動画も掲載されている。また、A9チップはA8チップよりもダイサイズが15%減少したともいわれるが、M9モーションコプロセッサ―が組み込まれたためか、パッケージサイズはA8よりもわずかに大きくなっているとのこと。

トータルの修理しやすさスコアはiPhone 6s/6s Plusともに10点満点中7点。大きくマイナス評価されているのは、筐体外側でペンタローブネジが使われている点のみ。また、Touch IDケーブルはディスプレイアセンブリの中を通るように処理されており、筐体を開ける際に切ってしまうことはないものの、損傷時に修理が複雑になる点も問題としている。ただし、ペンタローブネジはiPhone 4から使われており、重要なマイナス評価ポイントではないとのコメントも多い。
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電力

石狩データセンターで超電導直流送電開始 55

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産直 部門より
maia 曰く、

石狩超電導・直流送電システム技術研究組合などは24日、さくらインターネットの石狩太陽光発電所から石狩データセンターへの超電導直流送電を開始したことを発表した(プレスリリース石狩超電導直流送電プロジェクトASCII.jpの記事スマートジャパンの記事)。

送電距離は500m。超電導直流送電では世界最長級の送電距離になるという。送電試験の成功は8月6日に発表されており、今後はデータセンターへの送電を通じて超電導送電システムの通電安定性の検証や将来の実用化のための様々な課題を抽出する。

送電は直流380Vで行われ、石狩データセンターが2013年から本格稼働させているHVDC(高電圧直流) 12V方式の給電システムで直流12Vに降圧してサーバーラックなどに直接供給する。超電導ケーブルは公道の下に埋設されており、新たな配管構造の採用で送電路の熱損失を従来の約半分、液体窒素循環の損失を従来の約4分の1に削減しているとのことだ。

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インターネット

Microsoft、Edgeのバージョン番号について解説 10

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数字 部門より
最新版のWindows 10 Insider Previewビルド10547では、Microsoft Edgeアプリ本体およびEdgeHTMLレンダリングエンジンのメジャーバージョン番号が初めて増えている(Microsoft Edge Dev Blogの記事Microsoft Edgeの変更ログVentureBeatの記事)。

現在一般提供されているWindows 10(ビルド10240)では、Edgeのメジャーバージョンが「20」、EdgeHTMLのバージョンが「12」だが、ビルド10547ではそれぞれ「21」、「13」となっている。ただし、Windows as a Serviceの一部として継続的にアップデートが提供されるEdgeでは、バージョン番号の重要性が以前よりも低くなっているという。

EdgeHTMLのバージョンは「Edge/<メジャーバージョン>.<Windowsのビルド>」のような形式でUser-agent文字列に含まれる。将来のバージョンではEdgeの設定ペインにもEdgeHTMLのバージョンが表示されることになるという。メジャーバージョンは大幅な更新があった場合にのみ増加するもので、基本的にはCurrent Branchの更新時に一度だけ変更されるとのこと。ただし、MicrosoftではEdgeに他のモダンブラウザーと同じコンテンツを送るように推奨しており、バージョン番号は特定のバグを対象とする場合のみ、「Edge」トークンは相互運用性とは無関係な拡張機能や分析といった処理でのみ使用するべきであるとしている。

Edgeのバージョンは、Webページの表示とは関係ないアプリ本体の機能変更が反映される。そのため、Web開発者がこのバージョンを必要とする場面は少ないとみられる。なお、EdgeのバージョンとEdgeHTMLのバージョンは一致しないが、今後もアプリ本体とレンダリングエンジンを個別に更新していくため、あえて一致させることはないとのことだ。
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地球

38年間ペンキを塗り重ね続けた野球のボール、円周は4メートル以上 31

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巨大 部門より
米国・インディアナ州アレクサンドリアには、38年にわたって1日1回以上ペンキを塗り重ねられた野球のボールがあるそうだ(RoadsideAmerica.comの記事The Registerの記事Reutersの記事)。

塗装業を営むMike Carmichaelさんは、1977年に当時3歳だった息子と一緒にボールにペンキを塗ってから毎日、多いときは数回ずつ新たなペンキを塗り重ねているという。2004年にはボールの円周は2.77メートルに到達。サンプルによる推計ではおよそ17,994層となり、「最も塗り重ねられたペンキの層」としてギネス世界記録に認定されている。

現在、ボールはCarmichaelさんの自宅隣に設けられた専用の展示室で天井から吊り下げて展示されており、年間およそ1,200人が見学に訪れる。Carmichaelさんは毎日少なくとも1回はペンキを塗り重ねているが、希望する見学者もボールにペンキを塗ることができる。その結果、ボールの円周は4.2メートル以上、重さは2.5トンに達するという。天井は5トン以上の重量に耐えるということだが、数年後にはボールが大きくなって収まらなくなるとみられる。その折には天井を上げるか地面を掘るかして展示を続けるとのこと。

CarmichaelさんはTシャツなどの土産物を販売しているが、見学自体は無料。ペンキを塗った見学者には記念として認定証とボールから削り取ったペンキのチップが贈られる。ペンキの層は25,000層に近づいているが、ギネス世界記録の更新手続きはしていないようだ。なお、見学には事前の連絡が必要とのこと。
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iOS

MicrosoftのモバイルOfficeアプリ、iPad Proでは無償利用できない 55

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巨大 部門より
Microsoftはモバイルデバイス向けに無料のOfficeアプリを提供しているが、iPad Proでは編集機能を無償で利用できず、Office 365のサブスクリプションが必要になるようだ( Ars Technicaの記事9to5Macの記事The Vergeの記事)。

Microsoftの無料Officeアプリでは、ドキュメントの閲覧と基本的な編集機能を無償で利用できる。ただし、画面サイズが10.1インチを超えるデバイスでは無償利用できるのは閲覧機能のみで、編集機能を利用するにはOffice 365サブスクリプションを購入する必要がある。そのため、12.9インチディスプレイを搭載するiPad Proの場合、無償で利用できるのはドキュメントの閲覧のみとなる。

なお、現在のところダウンロードページや使用許諾契約書に画面サイズの制限が明記されているのはAndroid版とWindows版のみで、iOS版に同様の記載はない。Microsoftではどのような形でiPad Proに対する制限を行うのかは未定としながら、サブスクリプションが必要となるのは間違いないと説明しているとのことだ。
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