ワニは片目を開けて眠る 19
人間もこの技を使うという説 部門より
オーストラリアのラ・トローブ大学の研究チームによると「ワニは外敵の脅威がある環境では片目だけを閉じて眠る」ことが明らかになったそうだ。研究結果はイギリスの科学誌『Journal of Experimental Biology』Vol.218で発表された(AFP、論文概要)。
研究は3頭のイリエワニを個別に水槽に入れて12か月に渡って観察したもので、通常は両目を閉じて眠るワニだが、外敵の存在を認知した環境ではそちら側の目を開けて眠るという。なお、これは鳥類全般でも見られるそうで、これが脳の睡眠と連動しているか(脳が片方ずつ寝ているか)は今後の研究で眠っているワニの脳波を測定する必要があるとしている。