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日本

無意味な文字を羅列した高額書が国立国会図書館に大量に納本される 112

ストーリー by hylom
出版ハック 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、

「亞書」という謎の高額書籍シリーズがAmazonで販売されていることが先日話題になったが、この書籍78巻が国立国会図書館に納本され、規定に従い定価の一部等が支払われたと報じられている(朝日新聞)。

問題となっている本は、「亞書(あしょ)」(りすの書房)という書名で、A5サイズ480ページの中にギリシャ文字やローマ字などを無作為に打ち込んだだけのものだという。1冊当たり定価6万4800円(税込)で、全132巻(予定)の内112巻が発行済み、78巻までが納本された。同館では、規定に従い、定価の半分と送料を「代償金」として支払ったが、適正性を現在調査しているそうだ。

同社は2013年設立に設立され、男性(26)が1人で運営しているという。 取材に対しては、「パソコンでギリシャ文字を即興的に打ち込んだものなので意味はないです」「美術作品や工芸品という感じ」などと答えている。

なお、これに対し納本義務を悪用した詐欺行為ではないかという指摘も出ている。

この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。
  • by Anonymous Coward on 2015年11月02日 19時24分 (#2910794)

    『本日演奏される『モテトゥス第1番〈アヴェ・マリア〉』の現行の出版譜は三種類ある。
    ファクシミリ版は、たった28ページで八千円という、なかば詐欺まがいの代物で、
    公立図書館の馬鹿どもをだまくらかすために出した版であるから、
    個人が手を出すべきものではない。演奏用のA4判も、たった8ページで二千円もする。
    そんなわけで、どうしても楽譜が欲しい物好きがいたら、手のひらサイズのポケットスコアがおすすめである。 』
    作者のブログにこんな事が書いてあった(今は削除)そうなので、今更なにを言っても言い訳にしかならなそうです

    http://kininarujiken.blog.jp/archives/cat_1153398.html [kininarujiken.blog.jp]
    このブログで詳しく調査されました
    ・元々は、一人何役もやってる自費出版的な人(著者名義もダミー会社も複数)
    ・一応、作品らしきものも出版してた
    ・1冊も売れない本が、金になる国会図書館の納本に味をしめた
    ・宗教がらみは突っ込まれ難い事をねらって、聖書(数万×約100冊)で国会図書館に納本できるボーダーをテスト
    ・亞書で本気出したら燃えた
    みたいな流れじゃないかと考察されています

    • ・亞書で本気出したら燃えた

      そこが問題で、「亜書」でやり過ぎたから見つけられたけど、そこのブログにある、
      「言語別聖書集成 ギリシア語聖書4 (申命記、ヨシュア記)」みたいなのを続けてたら
      まだ、見つかって無かったし今後も見逃される可能性があるってことだな。
      聖書なら一応は「内容がある」ものがただで手に入るし、青空文庫やグーテンベルグ
      プロジェクトのテキストをクレジット外して印刷されたら、内容はあるといえば有るし。

      親コメント
  • 朝日新聞デジタルの続き
    「各巻20部を自らレーザープリンターで印刷し、装丁。「1冊の作成に3万円強かかっているため、1冊あたりの利益はアマゾンへの支払いを差し引くと6千円」で、価格は妥当だとし、「まだ1冊も売れていないが、代償金目当てではない」と語った。」とは作者の主張。
    「今回は、ネット書店で売られていたことや装丁がハードカバーで簡易でないことなどから、納本すべき出版物としての要件を満たすと判断したと説明する。
     ただ、ネットでの炎上を受け、同館は10月28日、男性に連絡。返却に向け協議したいと伝えたという。」とは国会図書館の説明。

    • by Anonymous Coward

      詐欺かどうか別として、第一刷として何冊発行しているのでしょう?
      それとも受注出版なのでしょうか。

      一冊6千円の利益なら、それはそれで十分だと思いますね。

    • by Anonymous Coward

      >1冊の作成に3万円強かかっている

      なににいくらかかったのか知りたいもんだ。
      レーザープリンターで印刷するくらいならほとんどコストかからないだろう。
      ほぼ全て装丁にかかったと考えていいのか。
      もしくは、プリンター機器代を上乗せしてるのか。それだと、もし100万円の機器だったとして、1冊しか作らない場合は100万円越えの書籍価格になるのか。
      プリンタメーカーが錬金術に使えそうだな。

  • by matlay (32743) on 2015年11月02日 16時44分 (#2910662) 日記

    今のところ、250万程度 (6万4800円 * 78巻 / 2) なんだけど、
    割に合わないと思うんだけどなあ。会社作るのもタダじゃない。
    Amazonに出品してたのは、出版をオンデマンドにするため?
    「美術作品や工芸品という感じ」なら、それは「書籍」ではないとつっぱねられそう。

    #ローマ字という表記は誤解を招くので、ラテン文字とした方がいいと思う

    --
    #存在自体がホラー
    • Re:一発芸で250万 (スコア:4, 参考になる)

      by Anonymous Coward on 2015年11月02日 17時00分 (#2910677)

      >割に合わないと思うんだけどなあ。会社作るのもタダじゃない。

      出版社は数万で買えます。というか買いました。
      新規で作るのはやってられないです。

      >Amazonに出品してたのは、出版をオンデマンドにするため?
      実際に販売されてるという証明のためでは?

      親コメント
      • by matlay (32743) on 2015年11月02日 17時13分 (#2910699) 日記

        >出版社は数万で買えます。

        安っ!!。会社を買うってのは頭になかったけど。安すぎる。
        余計な債務とか引っ付いてきそうで怖い。

        出版は自らレーザープリンターらしいので、Amazonのオンデマンドではないようですね。
        販売実績がAmazonだったら、定価いくらでも変えられるんじゃなかろうか。

        --
        #存在自体がホラー
        親コメント
      • by Anonymous Coward

        買えば数万で済むものを新規で作るのがやってられないってどれだけ既得権益まみれなんだ

        • Re:一発芸で250万 (スコア:3, 参考になる)

          by Anonymous Coward on 2015年11月02日 19時44分 (#2910807)

          版元で一番面倒なのが、取次に口座作って貰うことなんですよ。
          新規だとまず無理なんで、既存の出版社を買う。

          親コメント
          • by Anonymous Coward on 2015年11月03日 15時20分 (#2911137)

            オフトピですが、会社立ち上げても取引口座作ってもらえないから
            カネ払って大手の傘下に入るしか手が無いなんて状況を放置しておいて
            出版不況とかよく言ってられるなと思う。

            親コメント
    • by matlay (32743) on 2015年11月02日 17時06分 (#2910686) 日記

      どうでもいい追伸:

      >なお、これに対し納本義務を悪用した詐欺行為ではないかという指摘も出ている。

      リンク先見たら、ガルエージェンシー何してるんですか!と思った。
      探偵社ってこういう事もするんかなあ。
      #いや、しないだろう

      --
      #存在自体がホラー
      親コメント
    • by Anonymous Coward

      この一発芸って、電子媒体では表現できないものだったんでしょうかね?
      売るためであればそれで十分では。

      電子媒体では納本で金は取れませんけどね。

      • by Anonymous Coward

        今は有償の電子書籍は納本対象じゃないからな

  • by Anonymous Coward on 2015年11月02日 18時07分 (#2910748)

    海老名の図書館には、カバーだけのダミー本が大量に飾られているそうだから、
    この「亞書」を置いて貰えばいいんじゃないかな
    意味不明でも"意識高い系"は絶賛してくれると思うよ

    そういえば、少し前には中国の図書館でニセモノの本が置かれているというニュースがあったが
    ダミー本より、まともだなと思った

  • by Anonymous Coward on 2015年11月02日 19時49分 (#2910813)

    タレコミには「無作為に打ち込んだ」とあるが、本当は乱数で生成したんじゃないのか?
    人間がデタラメなつもりで打ち込んでもそれなりに偏りが出るはずなので、OCRに通して乱数検定にかければ分かる気がする。

  • by Anonymous Coward on 2015年11月02日 20時04分 (#2910820)

    出版し続けると、何冊目かがウィリアム・シェイクスピアの作品集になるのが狙い、というのは無理かな……

  • 「亞書」って文字は、強引に解釈すると、「書以下」とか「書のようで書にあらず」とか、そんな風な意味にならなかったっけ。
  • by Anonymous Coward on 2015年11月02日 21時44分 (#2910868)

    どうせ印刷するならLinuxカーネルのソースコードプリントアウトしろよ
    製本して納品しても改良加えてなければGPLには引っかからないだろ?

  • by Anonymous Coward on 2015年11月02日 16時53分 (#2910669)

    亞書の件はともかく、気になるのが”納本を受け付けるべき書籍”かどうかを何によってどのように判断しているのか、です。
    基準とかあるんでしょうかね。

    • by Anonymous Coward

      エロ本とかだめなんだよね?
      個別に規定してるとは思えんけど、あれをどうやって除外対象に指定しているのかちょっと分からん。

      • by Anonymous Coward

        出版社のほうが義務をブッチしてるだけです。罰則とかないし

      • by Anonymous Coward

        いや、エロ本は文句なく納入図書の要件を満たします。
        むしろ納入しないのは違法行為で、罰則すらありますよ。

        • by Anonymous Coward

          罰則あったの? 最近追加された?

      • by Anonymous Coward

        全然ダメじゃないでしょ
        入館自体18禁だし

      • by Anonymous Coward

        エロ本も納本対象ですよ。閲覧制限のかかっているものもありますが。
        エロ本の納本が充分じゃないのは納本義務を果たしていない出版社がエロ本界隈で多いためです。

    • by Anonymous Coward

      原則として、頒布を目的として発行された全ての出版物です
      罰則はないので無視しても問題ありません

    • by Anonymous Coward

      ちゃんとした本(これもあいまいですが)だとしても、
      異様に定価を高くしたバージョンを作っての詐欺とか考えられますからねえ。

      エロ本をもってっても受け付けてくれるとのこと。
      詐欺が横行したせいで「不適切な書籍は受け付けない」と言う方向に行ったら悲しい。
      詐欺だけ取り締まることは出来ないものか。

  • by Anonymous Coward on 2015年11月02日 17時09分 (#2910690)

    ふーん、あっしょ

    • by Anonymous Coward

      こりゃあしょうもない

  • by Anonymous Coward on 2015年11月02日 17時12分 (#2910698)

    第二のヴォイニッチ手稿と呼ばれるのである

    • by Anonymous Coward on 2015年11月02日 17時19分 (#2910705)

      日本語文化が喪失し、
      何かの手違いでこの本が「ヒエログリフ」として残ってしまい、後世の歴史家が日本語研究で精神崩壊するとか。

      親コメント
    • by Anonymous Coward

      ラテン文字とギリシャ文字じゃ面白くない

    • by Anonymous Coward

      そうそう、ヴォイニッチ手稿の完全再現出版とかと比べると、区別つかんのだよね。
      創作物ではなく、どこかから発掘してきたと言い張れば。

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アレゲはアレゲ以上のなにものでもなさげ -- アレゲ研究家

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