第3回将棋電王トーナメント、Ponanzaが優勝 30
ストーリー by hylom
返り咲き 部門より
返り咲き 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、
11月23日、コンピュータ将棋ソフトの大会である第3回将棋電王トーナメントの決勝戦が行われ、Ponanzaがnozomiを2勝1敗で下し優勝した(対戦結果)。これにより、Ponanzaは2016年春に開催される「第1回電王戦」に出場、プロ棋士と対戦することになる(ITmedia)。
Ponanzaは将棋ソフト大会で常に上位入賞する強豪だが、昨年の第2回電王トーナメントではAWAKEに負けて2位となっていた。なお、電王戦での対戦相手はプロ棋士のエントリー制大会第1期叡王戦の優勝者ととなる。
人工知能? (スコア:0)
Ponanzaのことはよく知らないけど、これは人工知能なのでしょうか?
「対戦するほど学習して強くなってきた」というよりは、
「人間が色んなパターンを想定した条件式を追加した結果強くなった」と思うんですが。
Re:人工知能? (スコア:1)
自分の定義としては、「創造主の想定外の入力にも適応できる機械」としたい。
その点では将棋ソフトはかなりいい線をいってると思う。
Re: (スコア:0)
人間にはコンピュータにはない神秘的な "何か" があるとお思いですか?
Re: (スコア:0)
あると思います。計算機はまだ人間を完全にシミュレートできていないので。
Re: (スコア:0)
人間を完全にシミュレートできないのは、"神秘的な何か" があるから、という理屈がわからない
というか、神秘的、である必要性がわからない
まあ、これは#2922903の問いに問題があるのだと思うけれど
Re:人工知能? (スコア:1)
>>という理屈がわからない
な、神秘的だろ?
Re: (スコア:0)
神秘=人間に理屈が解明できていないもの。
脳と思考のすべてが解明できれば脳の完全なシミュレートもできるでしょう。でも、解明できていないからできない。
生命(動物、植物になぜ命があるか、命の実態とは何か)も解明できていない。
解明できているならばそれこそ死体を生き返らせることも、不老不死も可能になるが、解明できていないからできない。
人間の科学的組成はわかってるが、科学的組成は生体も死体も変わらない。
生命活動は生体電気によるのかも知れないが、そもそも生体電気がなぜできるかどうすれば発生するのか。
さて、神秘的でないとこはありますか?
#実際、色々な事を「非科学的」で調べずに否定するバカが一番非科学的だと思ってる。
#現状の科学は実存の現象のすべてを解明していないのだから。
Re: (スコア:0)
>神秘=人間に理屈が解明できていないもの。
おれは理屈が解明できないもの、だと思うけどな。
将来解明できるのであれば「神秘」(神のみに秘されたもの)ではない。
Re: (スコア:0)
細かいところのツッコミだけど・・・
「解明された」と「実現できる」は別物ですね
Re: (スコア:0)
もし仮にこの宇宙が完全に計算機によってシミュレートされた存在であるならば、
計算機が人間をシミュレートできていないんじゃなくて、単に人間がこの世界、
あるいは計算機を理解できていないだけということにもなりうるのだがね。
そうであれば、コンピューターには人間にはない神秘的な”何か”があるということになるわけだ。
Re: (スコア:0)
Ponanzaに限らず、コンピュータ将棋プログラムが人工知能とよばれている由縁は、
「人間が色んなパターンを想定した条件式を追加した結果強くなった」のではなくて、
「機械自体が色んなパターンを自動的に学習する、というアルゴリズムがあり、それを使ったら強くなった」
からです。"コンピュータ将棋 機械学習"とかでググってください。
Ponanzaに関しては、もう人間の定石をあんまり参考にせず、自分の計算で序盤の定石を編み出すレベルに達していますが。
Re: (スコア:0)
あなたの仰る”人工知能”の定義によりますね。
今のコンピュータ将棋ソフトは「人間が色んなパターンを想定した条件式を追加した結果強くなった」ではなく、「対戦するほど学習して強く」なるのです。
数千局~数万局といった膨大な対戦を重ねる中からより高度な戦術を見出し、それを次の対局で試すということを行っています。
Re:人工知能? (スコア:1)
強化学習による手法でトップクラスに入っているソフトは現在ありませんよ。
すべて教師あり学習で、ただ対戦を繰り返せばソフトが勝手に強くなるというものではありません。
Re:人工知能? (スコア:2)
端折って説明しただけですので、”ただ対戦を繰り返せば”という意味では書いていません。
語弊のある言い回しだったならごめんなさいね。
詳しいご説明はお任せしますのでどうぞよろしく。
Re:人工知能? (スコア:1)
失礼いたしました。
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
これも少し違うような。
自己対戦によって評価関数を調整しているものもあるので、すべて教師あり学習かというと微妙。
両方取り入れているという方が実態に近いのでは。
Re: (スコア:0)
直接ではないけど対戦結果が教師信号になっているから教師あり学習になると思うよ
「ルールに基づく勝敗判定関数」が自己対戦結果から教師信号を自動生成している。
教師信号は別に人間がその都度与えなきゃいけないわけじゃない。
Re: (スコア:0)
人工「知能」の厳密な定義・学術的な定義は無いはずです
工学の分野では過去の値から将来値を予測する計算・アルゴリズムに「学習」という言葉を当てたりします
一般的な言葉の意味と技術用語としての意味は全然異なるものだと考えて下さい
Re: (スコア:0)
開発者の一人の山本さんは"機械学習"と表現されていますね。
このお言葉通りなら人工知能のものだと思われます。
https://twitter.com/issei_y/status/639383667442237440 [twitter.com]
Re: (スコア:0)
現在存在する人工知能ってニューラルネットワーク使ってるの含めて皆そんな感じだよ。
計算式のパラメータを機械学習させても、適当な計算式の出力を最大(最小)化だったり、
ニューラルネットワークとか遺伝的アルゴリズムとかパーティクルナントカでも同じ事。
対戦することで強くなるパターンだって対戦経過を入力に突っ込んでるだけで同じだね。
会話向けで固定パラメータが多い奴は人工無能とか呼ばれるけど、本質はそう違わない。
問題領域を定めていると大概はそういう結果に落ち着くというかそんな感じかなぁ…
問題領域を限定しない人間的な人工知能ってのは今のところ夢物語でSFの
「第1回電王戦」 (スコア:0)
「第1期電王戦」かな?
http://www.shogi.or.jp/topics/news/2015/06/20156202016vs.html [shogi.or.jp]
Re:「第1回電王戦」 (スコア:1)
意図はよくわかりませんが、「将棋電王トーナメント」は今回が第3回であっています。
叡王戦の優勝者と、電王トーナメントの優勝者が対局するのが電王戦で、それは今回が第1回となります。
Re:「第1回電王戦」 (スコア:1)
親コメとリンク先をよく見比べればtypoの指摘だってことがわかると思う。
Re: (スコア:0)
これは「第1回電王戦」と「第1期電王戦」は全く別物だ、という指摘。
第1「回」電王戦とは2012年に米長邦雄永世棋聖とボンクラーズによって行われ、既に終わった棋戦を指す言葉です。これからやろうとしている新しいやつは第1「期」電王戦です。
ネットにつないで対戦するのはそもそも不公平だ (スコア:0)
部屋に入るだけのサーバーやコンピュータで戦うべき
Re:ネットにつないで対戦するのはそもそも不公平だ (スコア:2)
他方そういう限定の無い大会が世界コンピュータ将棋選手権です。
bonannzaばっかなんじゃね (スコア:0)
Re:bonannzaばっかなんじゃね (スコア:2)
Re: (スコア:0)
そうだね葡萄すっぱいね