Blenderの開発者らが古いOpenGLへの対応終了を表明 21
まあしょうが無いのでは 部門より
オープンソースの3DCGソフトウェアであるBlenderの開発者らは、Blender 2.8の開発に向けて、古いOpenGLへの対応終了を表明している (Blenderのメーリングリスト、ミーティングノート)。
具体的には、Blenderの最小要件を次のBlender 2.77でOpenGL 2.1に引き上げ、最終的にBlender 2.8のリリースでOpenGL 3.2 Coreプロファイルにまで引き上げることを計画している。これによって新しいOpenGLに依存した機能の実装が容易になり、ビューポートの開発が進むことが期待される。
OpenGL 2.1対応が必要になることによって、次のBlender 2.77では、2003年より前のNVIDIA GPU、2006年より前のAMD GPU (Linuxでは2003年以後ならOpenGL 2.1対応)、2010年より前のIntel GPU (Macでは2006年以後、Linuxでは2003年以後ならOpenGL 2.1対応) 上で動かなくなるとのこと。
なお、MesaのソフトウェアOpenGL実装はOpenGL 3.3まで対応している(Mesaの対応表)ため、それを使えば未対応のハードウェアでも動かすだけならできそうだ。